2017/5/23

広義の美容の見本市



先日「ビューティーワールドジャパン」という見本市を観に行きました。
狭義の美容業界ではなく、広い意味での美容関連産業の見本市ですから、エステやネイルといったものから、インナービューティーや医療系の美容まで、実に幅広い出展者が一堂に会していました。
ヘア関連のブースもあったのですが、ヘア以外のブースのほうが圧倒的に多い状況。
人のキレイをかなえるアプローチはこんなにあるのかと改めて感じた次第です。
水素水、ケイ素、FGFなど、話題のモノもたくさんありましたが、これってサロンメニューでも使えるんじゃない?というものも結構ありました。
仕事の都合上、私は水曜日に行ったのですが、火曜日に行った人によると、今までよりも多くの美容師さんが来場していたとのこと。
差別化を本気で進めていきたいという人が増えてきているのでしょうか?

2017/5/16

刺身の食べ方、
新発見!



齢をとると、食に関して新しい発見がなかなかありません。
これは、いろんなものを食べつくした結果ではなく、新たな食を試してみようという研究心の低下と、自分の好きな料理が既成概念の中でパターン化されていることが原因なのではないでしょうか。
先日、一人で沖縄料理屋に入った時のこと。
カツオの刺身を注文すると、店のオバーが刺身を出しながら「醤油にコーレーグース(島唐辛子を泡盛漬けした液体スパイス)を少し入れて食べると美味いよ」と言い放ちました。
「刺身にコーレーグース?」
そんな発想すら人生の中で思い付かなかった私。
オバーを信頼して試してみることに…。
美味い、美味すぎる〜。
こんな美味しい食べ方を知らなかったなんて、人生の大半を無駄に過ごしてきた気がいたしました。
お試しあれ、ただし入れ過ぎにご注意!

2017/5/9

リピーターが多い
老舗の悩み



GW中、ダイビングをしに海に出かけました。
お世話になるのは老舗のショップ。
いらっしゃるお客様は昔からのリピーターが多く、結果、50歳が若く見えるぐらい、お客が高年齢化しておりました。
もちろん私もその高年齢化に寄与しているわけですが、海を眺めながらの世間話が自分の病気や親の介護の話で、ボートの上がすっかり老人クラブ化。
リピーターが多いということはすごくいいサービスを提供してきたということですから、老舗にとっては誇りになるのですが、ここまで老人クラブ化すると、逆に若い新規客が入りづらくなるというのもまた事実かもしれません。
今までの顧客を大事にしながら、若い世代をどう取り込んでいくか。
どの業界も同じような悩みを抱えているなと、感じた次第。

2017/4/25

美容師自身への
パッチテスト



独立行政法人・労働者健康安全機構がまとめた「理・美容師の職業性接触皮膚炎」というレポートをネットで見つけました。
宮城県の理美容室を対象に、理美容師自身の皮膚炎について調査やパッチテストの実施を行い、その結果をまとめている資料です。
その中で興味深かったというか、ちょっと深刻になったのは、理美容師61人に対して31種類の成分で行ったパッチテストの報告です。
70%以上の人が陽性を示した(つまり皮膚炎を起こす可能性が高い)成分が2種類、10%以上の人が陽性を示した成分が10種類ありました。
理美容師ではない人との比較は示されていませんが、皮膚炎になる可能性が高い状況にあると思います。
可能な限り手袋して作業を行う、アレルゲンを突き止めてそれが配合されているものを使用しないなど、長く美容の仕事を続けていくためにも、このあたりの情報提供をしていかなればならないなと思った次第です。

2017/4/18

世活性酸素とは?
その問題と対応策とは?



水素水とか、水溶性ケイ素とか、ちょっと前から巷を賑わわせております。
老化を促進させる活性酸素を封じ込めばキレイが長く続くということで、その活性酸素を封じ込めるには前述の2つの成分がいいのではないか。そういうことが言われていて、巷が賑わっているわけですね。
○○が効くというと(化粧品の場合”効く”とは言えないわけですが…)、飛びつきたくなるのが世の常。
その前に、活性酸素とは何なのか、それが身体にどういう影響を与えるのか、その上でその影響を抑えるにはどういうことが大切になるのか、そこから勉強しようという人はいつも少数派のような気がいたします。
来週火曜日、新美容出版でそのあたりの基礎を学べるセミナーがあるとのこと。
私も勉強しに行こうかなと思っております。

2017/3/28

とある”菌”から
身を守るために



やり方の仕組みを作ると安心し、その仕組みに合わせて作業することが仕事だと思っている人がけっこう多いのではないか?
随分前から美容師のサラリーマン化ということが言われていますが、コトの本質は上記のような意識に冒されていることにあるのではないか、と最近思ったりしています。
そして、この意識は美容に限らず、日本の社会全体に蔓延しているのではないかと…。
油断をすると、私自身の中にもその考え方が忍び寄ってくるかもしれません。
いや、既にその菌に冒されているのかも…。
ヤ、ヤバーい。
この菌から自分を守るためにはどうしたらいいのか?
何故この仕事をやっているのか、時々はその原点に戻ることが菌の予防になるのではないかと思う、今日この頃です。

2017/3/21

ちなみに朝7時から
営業したとすると…



少し前、山梨のオーナー美容師さんと話をしている中で朝型営業の話が出てきました。
午前中の予約がすぐに埋まるので、さらに営業開始時間を実験的に前倒し(6時、7時の営業スタートを試す)したところ、それでも予約が埋まったのだそうです。
私ごとですが、ここ数年、齢をとったせいか、目覚ましがなくても早起きしてしまいます。
前日に深酒をしても、なぜか同じ時間に早起きしてしまいます。
高齢化が進むと、私のように早起き朝活動型の人間が増えてきて、美容室に行くのであれば午前中、という人が増えてくるのでしょうか?
その辺りのことは何の科学的根拠もない話なので、とても確信などないわけですが、皆さんのサロンでは、朝型のお客様、増えてませんか?
前述の朝型営業を試されているサロンさん、早朝から営業する日は、夕方早々に店を閉め、飲みに行くのだそうです。

2017/3/15

頭皮の安全とヘアカラー



「理容師及び美容師は、……酸化染毛剤やアレルギーの特性、対応策等について確実に知識として身につけること」
この文章は、平成27年10月に、各都道府県の衛生主管部長宛てに、厚生労働省の生活衛生・食品安全部生活衛生課長が出した通達の中に示されている一文です。
ヘアカラーを行う場合、頭皮への安全をしっかりと確保しなければならない。
このことが、必須のものとなってきているわけです。
求められている知識をどうやって身につけるのか、また、その知識をどうやって提供するのか、これらのことを現実的なものとして考えていかなければならない時代になってきているようです。

2017/3/7

台湾話@
台湾式シャンプーを体験したかった…



一泊二日で台湾に行ってきました。
とあるメーカーの社長さんの誘いで、サロン見学をしたり、現地の美容師さんと交流会を開いたりして、美容事情を体感しようということになった次第。
私としては、セット面で行う台湾式シャンプーをぜひ体験したいとオーダーしていたのですが、現地のコーディネーターが用意してくれたのは、きちんとしたヘッドスパを提供しているサロン。
なんで?とお聞きしたところ、台湾式シャンプーは料金が安く(日本円で1000円ぐらい)、主に低料金サロンが提供しているので、ちゃんと料金をいただいている、付加価値の高いスパを提供しているサロンのメニューを経験してもらいたかったとのこと。
なるほど、差別化をして、価値を高めていく流れは、台湾でも起きているのか…。
で、体験した付加価値型ヘッドスパですが、ひと言でいうと、気持ちがいい。
だけど、日本のスパ比率の高いサロンのほうが、もっとディテールまでこだわっているというか、そんな気がいたしました。

2017/2/28

オーガニック認証について



先日、薬事行政に詳しい方とお話する機会がありました。
で、単刀直入にお聞きました。
「厚生労働省はオーガニックコスメの認証の基準をつくる気があるのでしょうか?」
その方の答えはひと言。
「ない」
ということは、ちょっぴりだけオーガニック成分が入っているだけなのに、堂々とオーガニック化粧品だとうたえる現状が続くということか…。
でも、著しく誤認を与える表記は景品表示法で禁止されているので、そちらで規制をかけていくのか…。
いずれにしても使用する私たちは、海外のオーガニック認証機関の認証がついているのかどうかで、どの程度オーガニックなのかを判断するしかなさそうです。

2017/2/21

ドイツ話 番外編
映画「沈黙」



ドイツへは片道12時間のフライト。これは本当につらかったです。時差ボケにかなり苦しみましたし。
日本代表の試合に欧州から戻ってくる選手、本当に偉いなと感じた次第。
で、飛行機の中は超ヒマだったので、行きに3本、帰りに3本、映画を観ました。
どれも割と新しく、始めて観るモノだったのですが、映画っていつからこんなにつまらなくなっていたのか?
選んだのがたまたまそうだった? ジブリを超える興行成績を残した、男と女が入れ替わる、例のアニメも観た。
何を伝えたいの?
これは、私がオジサンになって感度が低下しているということなのか?
そのことがちょっとだけ心配になり、日本に帰ってから、スコセッシ監督の「沈黙-サイレンス-」を観に行きました。
すごくよかったです!
ということは、飛行機の中の映画は選択ミス?

2017/2/14

ドイツ話C
渡独の本当の目的



ドイツに行った、もう一つの目的。
これが実はメインだったのですが、100%植物性成分でできているヘアカラー製品の勉強です。
この詳細に関しては、大人の諸事情がありまして、今はこれ以上言えません。
でも、2〜3カ月後くらいには、BjHabの番組でご紹介できる見込みです。
もともと美容師だった、ドイツ人のインストラクターとたくさんお話をしたのですが(もちろん通訳を介して)、美容の施術や考え方というのはかなり通じ合います。
こうなると問題ですよね、こうなるといいですよね、という部分はほとんど共通しておりました。
ま、そんなやり取りをしながら学んできた情報がもう少しで公開されますので、しばしお待ちくださいませ。

2017/2/7

ドイツ話B
身体の外も内もオーガニック



さて、いよいよ本題。
今回、ドイツに行った目的は2つです。
その一つが、オーガニック事情の見聞。
オーガニック先進国の状況をこの目で確かめてこようということです。
オーガニックとは農薬や化学肥料を使わずに有機肥料によって生産された農産物。化粧品であれば、そういう植物から抽出した成分でほぼつくられている製品(化粧品の場合は認証機関により基準が異なるので定義が明確にはできない。また日本にはその基準がない)。
とある場所、そこにはオーガニック認証をとってある化粧品がずらりと並んでいました。
化粧品だけではありません。パスタや植物オイルなど、オーガニック食品もずらりと並んでいます。
その場所、郊外にあるのですが、物販だけでなく奥にエステを兼ね備えていました。
さらに、その人の肌に合った化粧品を”その場で”つくる設備もあったりして。
髪を扱う美容室はないのですが、う〜ん、お客様のキレイのためにやるべきことがもっとあるような気がいたしました。


販売されているワインももちろんオーガニック

2017/1/31

ドイツ話A
アミノ酸を欲する私



ドイツ滞在中の食事。これには参ってしまいました。
パン、ハム、チーズ、スモークサーモン、朝昼は毎日これの連続です。
外は最高気温マイナス4度の状況の中で、冷たいこれらの食事は私に渇望を引き起こします。
ラーメン、うどん、お蕎麦が食べたーい、いや、せめて味噌汁だけでもいい。
温かいダシと、そこに含まれるグルタミン酸やイノシン酸といったウマミ成分への欲求が抑えきれません。
もちろん、そういう日本食を食べさせてくれる店はありませんから、帰国するまでその欲求と闘い続けなければなりません。
帰国直後、立食い屋さんに飛び込み、きし麺を食べました。
そこで実感したのは、日本人はアミノ酸でできている、ということでした。


朝も昼もコレ、コレ、コレ!

2017/1/24

ドイツ話@
コンビニ一軒も発見できず



ドイツから戻ってきました。
新しい発見や気づきがいっぱいありました。
まず驚いたのは、コンビニがないということ。
行ったところは人口50万ほどの地方都市だったのですが、中心部にも郊外にもない。
しかも酒場以外の店は18時を過ぎるとほとんどが閉まってしまいます。
聞くところによると、家族との時間を大切にするから早く退社するのが普通なのだそうです。
早く退社して同僚と飲みに行くということも少ないとのこと。
コンビニが全国津々浦々にあるニッポン。
そのコンビニの量の違いは、働き方や時間の過ごし方の文化的な違いの象徴ではないかと思えてきました。
ちなみに美容室も数店舗まわったのですが、どこのお店も18時には最後のお客様を仕上げていました。

2017/1/16

グーテン モルゲン!



何の因果かわかりませんが、年明け早々ドイツに行くことになりました。
明日出発です。
遊びに行くわけではありません。
美容の勉強です。
何の勉強に行くのか?
それはおいおい、このコーナーでお話していこうと思っています。
ビールを飲みに行くだけなんじゃないの?
という声もありますが、それはそれで楽しみにしつつ、勉強もしっかりしてきたいと思います。
1月22日まで、連絡が取れにくくなるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

2017/1/12

年が明けても
飲んでいるのか!



奨学金で美容学校に通う人が以前より増えてきているように思います。
昨年学校を卒業した数名と話をした時も、約半数が借りていました。
学費を払える親が少なくなったのか、その背景の議論はさておき、現実としては数百万の借金を抱えてサロン現場に入った人が増えているわけです。
う〜ん…。
この現象、美容業界だけでなく、いろんなところで起きているようです。
若者が多額の借金をした状態で社会に出る。
そして一年目から返済が始まる。
う〜ん…。
そんな状況を、あるオーナー美容師と嘆きながら酒を飲み、2017年が始まりました。
今年もよろしくお願いいたします。

2016/12/27

今年もよく飲みました!



2016年、今年も多くの出会いと再会がありました。
人知れずもくもくと技術を磨いている人、
試行錯誤しながら新メニューを開発している人、
創造力を失わないカット教育法を模索している人、
目の前のお客様のために仕事の幅を拡げようとしている人、
今はまだ何も為していないけれどもいつかは何かを為そうと思っている人、
今は目標を見失い立ち止っている人、
課題と向き合いそれを克服しようとしている人、
仕事の中に豊さを見つけ出そうしている人、
などなど、いろんな想いを持った美容師と今年もお付き合いさせていただきました。
ただただ感謝するばかりです。
来年も、よろしくお願いいたします!

2016/12/20

入店1年目のM君に
脱帽です



先今年美容学校を卒業したばかりのM君と、彼の母校に授業をしに行ってきました。
来春美容室に就職する生徒にとってリアルで現実的な話が聞けて、覚悟を決める意味でも参考になるのではないかと思い、同行してもらった次第です。
若い世代を取り巻く状況は厳しい状況にあります。
高度化する技術、困難性を増す集客、多様化するニーズ、激化する生き残り競争がある中で、自分の仕事を確立していかなければなりません。
M君は入店1年目にもかかわらず、自分のファンづくりを進め、シャンプー指名や店販売上などの結果を出しています。
「まだカットにも入っていないのに、どうしてファンづくりができるの?」と彼に聞きました。
「お店に来るお客さんは先輩のお客さんだけど、全員が自分のお客さんだと思えばいいんです」
さらにこんなことも言ってました。
「ファンづくりは技術者になってから始めるのでは遅い。アシスタントのうちからやらないと…」
脱帽です!

2016/12/13

神々の国の美容



先日、島根県の2つの美容室にお邪魔しました。
一軒は出雲市、もう一軒は川本町というところにあります。
なぜ”そこ”に行ったのか?
自分自身よくわからないのですが、美容室のあり様が多様化し、美容や美容室に関する情報が溢れかえっている中で、助けを求めに行ったのかもしれません。
2つのサロンとも、技術も知識もよく勉強されています。
力んで何かを学ぶというのではなく、お客様のキレイのためにもっと何かをしてあげたいという感じ…。
新規客を獲得するために何か特別なことをするということは全くなく、目の前のお客様と真剣に接する、その延長に紹介客があるという感じ…。
お客様のキレイのため、髪以外のキレイにも取り組んでいる…。
何よりも、キレイを提供する側の美容師(皆さん女性でしたが…)が元気オーラいっぱいという感じ…。
美容の原点をいっぱい浴びることができた旅となりました!

2016/12/7

○○とハサミは使いよう?



カットのベーシックをこれまでと違う角度から考えてみようという集まりがありまして、そのワークショップに最近参加しております。
その中で感じたことなのですが、ハサミの使い方について、私は本当にまだ何も知らないのだと思います。
逆に言うと、使い方の可能性をもっと知っていくと、これまでにないカット教育ができるのではないかと感じました。
ハサミはどんなに切れ味が良いモノであっても、髪の毛を刃上で滑らせて切っているわけで、刃先に近い髪ほど逃げやすくなる。
その性質はウエットよりもドライで現れやすいけど、ウエットで切る場合は髪のクセを消して切っているわけで、乾かすと髪のクセが現れ、ウエットでつくったラインが乱れてくる。
カットを長年やっている人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、ハサミの使い方とリンクしたカタチでそのあたりのことを整理すると、もっと発想が自由になるカットのベーシックが生まれるかもしれないと感じている次第です。

2016/11/29

失敗を失敗と認識するところから
新しい挑戦は始まる



昨日(11月28日)、日帰りで京都に行ってきました。
目的は、SSAのイベント「未来への挑戦/プロの仕事で支持されるための大勉強会」を観に行くため。
ご存知の方も多いと思いますが、SSAはデザインのためのケミカルを勉強していく組織です。
イベント、ハッキリ言って、よかったです。
SSAを主宰する有本さんが、イベントの冒頭で、若い時に自分がお客様にしてしまったパーマやヘアカラーの失敗を話されました。
誰しも最初から知識とスキルが完成されているわけではないから、失敗を犯してしまう。
でも、失敗を失敗と認識し、その失敗を繰り返さないために自分が何をすべきかを考え、行動する。
結局これができるかどうかがその後の人生を左右するんだなと、改めて感じさせられました。
11月の京都に、同じ失敗を繰り返したくないし、お客様の満足度をもっと高めたいという美容師が全国から600人が集まりました。

2016/11/22

未来に配慮した
ヘアカラー施術



パッチテストの重要性と対応法のセミナーを展開しているEBA(この度NPO法人になったそうです)という団体の勉強会に、先日参加させていただきました。
その中で感じたのは、アレルギーを持つ人にどう対応するかも大事だけれども、まだアレルギーを発症していない人にどう対応するかも大切だということです。
アレルギーというのは、アレルゲン(アレルギーの素)の蓄積が進んだ段階で発症するのですから、蓄積をあまり進めないということが大切になります。
ということは、このお客様はアレルギーでもないし、頭皮に炎症もないからといって、頭皮を気にすることなくカラー剤を塗りたくっていくのはどうなのか?ということになります。
つまり、まだ発症していないからこそ、アレルゲンの蓄積を抑えるカラーテクニックが重要になるはずです。
お客様の未来にも配慮した施術が重要になってきている、と感じた勉強会でした。

2016/11/16

生き残る種とは
変化に最もよく適応したもの



活今週の月火は、多くのサロン経営者とお会いさせていただきました。
初めてお話させていただく方も多く、いろいろと勉強になりました。
今回の出会いを通じて改めて感じたことは、美容室の在り様が本当に変化してきているんだなということ。
料金が二極化しているとか、提供するデザインのテイストが多様化しているとか、トータルビューティーが伸びているとか、一般に言われている変化ではないんです。
お客様のキレイのために美容室として何を重要視するのか、その根本のところを見直して、新しい方向性を模索し始めているサロンが確実に増えてきているという変化です。
生き残りをかけた変化。
そういう変化を推し進めているサロンさんのお話を、折を見て、ここで紹介していきたいと思っております。

2016/11/8

飲んでキレイになる?



活性酸素が身体のあらゆるところに働きかけ老化を促進させているので、それをどう抑え込むのかというのが、美しさや健康を維持する方法の主戦場になっています。
活性酸素を抑え込む成分は、一般に抗酸化成分と言われています。
抗酸化作用を働かせる製品としては、抗酸化成分を外側に付けるという化粧品的なものと、身体の中に取り入れるというサプリメント的・食品的なものがあるわけですが、後者製品の売上が急速に伸びているそうです。
お客様のキレイに寄り添う美容として、この分野にどう取り組んでいくのか、今後いろんな展開があるかもしれません。
サプリメントというと、うたっている健康効果が???なものがあったり、科学的根拠のあるものがあったりしますから、選択する側が正しい知識が問われてくるとは思いますが…。

2016/11/1

電車で1時間半
一睡もできませんでした



ひと月ほど前、新宿発7時30分の「あずさ」号に乗って、とあるサロンで行う収録のために山梨に向かいました。
古い世代はここで”狩人”の歌を口ずさんでしまう?
そんな話はどうでもよくって、その電車、平日にも関わらず指定席は完売で、自由席には立ち客も出るほど混んでいました。
実は乗客のほとんどが登山目的の人たち(格好から判断して間違いなく)。
年代的には中高年がほとんどで、山ジー、山バーという感じ。
ネットで調べてみると、登山愛好家というのは1千万人ぐらいいるらしく、日本人の10人に1人が愛好家ということになります。
後ろの席に座っていた男性2人の会話をそれとなく聞くと、これから登山をするらしいのですが、どうやら初対面らしい。
にも関わらず、話は超マニアック。
登山道の状況、走破タイム、観られる植物、ガイドの質、天候対策などなど、細かな話をずーーーっとしていました。
はまると何事もマニアックになるのですね。

2016/10/25

カメラの前で話をしてくださり
ありがとうございました!



タカラベルモントさんのイベント「TWBC」を収録・編集するのは、今回で4回目です。
最初に収録したのは、今から10年近くも前になります。
その時の内容と今回の内容を比較することはできませんが、エキシビジョンやセミナーを拝見して実感として感じるのは、スキャルプやスキンケアに関連する展示が多くなったことと、サロンの特長の打ち出し方が多様化してきたということ、そしてITの活用がさらに進化してきたということです。
10年はひと昔と言いますが、改めてこの10年の変化を感じる機会となりました。
来場された美容師の皆さんに展示やセミナーを観ての感想をいっぱいお聞きしました。
ご協力、ありがとうございました。
感想を喋っていただいた皆さんは、未来の自分の美容に対してすごく真剣でした!

2016/10/18

入店半年のメンバーと
食事を共にする



地方の美容学校を今年卒業し、都内の美容室に就職した4人の若者と先日お食事会を開催しました。
私が定期的に情報交換会に訪れている学校の卒業生ですので、いわば”教え子”。社会に出て半年がたち、元気にやっているのかな?と、その様子を知りたくなり集まってもらった次第です。
現場で直面する課題がいろいろとあり、学校時代よりも大人の顔になり、大人の話ができるようになっていたのは頼もしい限り。
共通の話題は、やはりお金の大変さ。
給料から家賃・光熱費・通信費を引くと、いくらも残らず、さらに4人中2人は奨学金の返済がこの10月から始まるということで、さらにやりくりが大変になるとのこと。
かと言って、ネガティブになるのかというとそうではなく、だからこそお客様に支持されるようになって、結果として売上を上げていくんだというポジティブ意識全開の4人でした。
このメンバーと定期的に情報交換していきたいなと感じた夜でした。

2016/10/12

休日の夕食を共にした
S女史



先日、オーナー美容師S女史が自宅に遊びに来てくれました。
若いスタッフの仕事に対する意識、これからの美容に対してのスタンス、技術トレーニングのあり方など、多岐にわたる話を脈絡もなく、矢継ぎ早に展開し、最後に私が作った料理をきれいに食べて帰られました。
まだ技術者になる前から彼女のことを知っているわけですが、彼女はサロンの仕事も撮影の仕事もずっと自分自身で組み立ててきました。
そう、彼女は自分で仕事を創り、自分の道を自分で切り開いてきた人なのです。
そういう彼女の見識からすると、美容の現状には不満なこと、情けなく思うこと、変だと思うことがいっぱいあるのだと思います。
彼女は、私にこうして欲しいなどという話は一切しません。
ただただ心にたまっていたものを、穏やかに「○○ってどう思います?」という感じで吐き出されていきました。

2016/10/4

化粧品における
大人の事情



先日、原料メーカーさんのお話が聞ける勉強会にこっそりと参加させてもらいました。
その中でわかってきたのが、”効く”成分が化粧品の中に配合されてきているということです。
何となくそのような気がしていたのですが、やっぱりそうだったのかという感じ。
ただここで問題になってくるのが、薬事的に化粧品の”効く”範囲が決められているということです。
つまり“効く”のに”効く”とは言えない場合がある。
何じゃそりゃ!と言いたくなるのですが、いろんな大人の事情や社会の変化があり、そのような現状にあるようです。
効かないのに”効く”と告知するのは虚偽なのでそれはいけないことなのですが、なんだかな〜と思う今日この頃です。

2016/9/27

多くの人の手で
スパされてみて



これまで数十人の方にヘッドスパをしていただきました。
時にお客様として、時に練習台として。
カットやカラーと違って、スパは毎日でも受けられます。
カットやカラーは最低でも1か月くらい空けて施術してもらいますから、自分の頭で毎回違う人に担当してもらうという無謀な目標を立てたとしても、自ずと数に限界が生じます。
しかし、スパだとお金と時間の問題をクリアすれば、数多くの人に担当してもらうことが可能になります。
で、いろんな方に自分の頭を触ってもらって感じることは、当り前のことなのかもしれませんが、一人ひとりの技術が違うということです。
またやってもらいたいという手もあれば、そうでもないという手もある。
前者の手を持つ人は、スパ比率も高い。
当り前と言えば、当り前のことなのですが…。

2016/9/20

当り前への疑い



今まで当り前のこととして何の疑いも持たなかったことを疑ってみる。
最近、このことがすごく重要だと感じています。
例えば、ベースカットはウエットで切るとか、スライスは真っ直ぐ取るとか、何気に当り前と思っていたことを疑ってみる。
そうすると、新しい発見が必ずあります。
何もカットの話だけではありません。
他の技術にしても、なぜこういうふうにやっているのかを改めて考えてみると、ただ思い込みでそうやっているだけで、明確な理由を持っていないことに気づいたりします。
明確な理由がないということは、何となく作業をしているということに他なりません。
この2週間、そういうことに気づかされる日々を過ごしておりました。

2016/9/6

初見の美容師さんと
話をする



初めてお会いする美容師さん十名近くとお話する機会がありました。
細かな話もありましたが、全体的には「美容師としてこれからどう生きていけばいいのか?」といった人生相談的な話が多かったような気がします。
少子高齢化と人口減少、なり手不足が実感できるようになり、今までのようにはいかないという思いが皆さんの中にも出てきているようでした。
かくいう私も、このような時代を初めて体験しているわけで、経験に基づいたアドバイスなどできるわけもなく、一人ひとりのお話をただただお聞きするだけでした。
皆さんのお話を聞いて感じたのは、店の繁栄、イコール大規模化という思考は前の時代の思考なのではないかということです。
今、そして未来へとつながる思考として、どういう思考を持つのか。
そこのところが大切になってきていると思うのですが、皆さんはどう思われているのでしょうか?

2016/8/30

台風VSトマト



先週襲来した台風が家庭菜園で育てていた真っ赤なトマトをバタバタと地面にたたきつけていきました。
それでも、トマトの根っこは踏ん張り続け(支柱は飛ばされているのにもかかわらず)、新しい実をつけ始めています。
台風も、トマトも、自然の力は本当にスゴイです。
台風VSトマトのこの勝負、一見トマトが相当痛めつけられたように感じますが、地面に落とされたトマトはやがてその場で発芽するか、もしくは鳥に食べられフンとして落とされた先で発芽するわけですから、トマトにとってもメリットがあるわけで自然界の仕組みのすごさも感じます。
地面に落ちたトマトのうち、腐ってないものは私が食しました。
そのお礼にもう一度支柱を立て、茎を結びつけましたが、またまた台風がやってきております。
皆さん、ご注意あれ!

2016/8/23

前回の問題の
答えの発表です



バタバタしていて、更新が遅くなりました。
申し訳ありません。
さて、前回の問題、年間40回美容室に通われているお客様とは?の答えをさっそくお伝えすることに…。
答えは、Bの30代の超ロングヘア。
腰ぐらいまで伸びています。
このお客様、どういうメニューをご利用になるのかというと、
ストパー→トリートメント→リタッチ(またはフルカラー)→ヘッドスパといったサイクルで、毎回メインのメニューを変えて利用されるのだそうです。
つまり、上述のサイクルを10回繰り返して、年間40回になるわけです。
ま、これほどの優良顧客はめったにいないのかもしれませんが、キレイになるためのいろんなメニューがあるということが、サロンの利用率を高めていくには重要かと、改めて感じた次第です。

2016/8/2

年間で40回美容室に来店される
お客様に関する問題です



お客様の来店サイクルが長期化していると言われています。
2か月に1回以上の利用客(女性)は、40%を切っているという調査データもあります。
そんな状況の中、先日とあるサロンで、1年間で40回、そのサロンに通われているというお客様にお会いしました。
最初、耳を疑いました。
4回を、40回と言い間違えたか、私の聴こえ間違いではなかったのかと…。
いいえ、その方は間違いなく40回でした。
水商売をされている方で、毎日セット&アップを利用されるという方ではありません。
それなのに、40回も利用されるのです。
約9日に1回利用される計算です。
ここで問題です。その方は下記のどれにあてはまるでしょうか?
@70代のベリーショート
A50代のミディアムヘア
B30代の超ロングヘア
正解は、次回の更新で。

2016/7/26

ヘアスタイルの写真



今や、ヘアスタイルの写真は世の中にあふれてかえっている。
しかし、心揺さぶられるような写真って、最近見たことありますか?
専門誌とかを見ても、グラフィック的に何かを見せようとしているのかもしれないけど、肝心のヘアスタイルになぜか何も感じない。
何かを広告しようとしているのであれば、グラフィック的に表現している意味がまだわかる。
でも、何かを広告しているわけではない。
ヘアの作り手の仕事を紹介している?
となると、美容師の仕事というのはグラフィックをきれいに創ることなのか?
最近、このあたりの問題を何度も何度も考えています。
で、やっぱり何かがおかしいと感じ始めています。
そして、そのおかしさとしっかりと向き合った時、ヘアスタイルの新しい表現が生まれると信じています。

2016/7/20

最近の質の高い
ノンアルビールを飲みながら



先日、とある美容室のオーナーご夫婦とスタッフの皆さんと、関東のとあるビーチでバーベキューをさせていただきました。
ある程度食事が進んだところで、スタッフによる余興というか、芸というか、ま、お笑いパフォーマンスみたいなものが始まりました。
無理やりやらせているのではなく、どうやら各々がアイディアを練り、勝手にやっているものらしい。
これが、シュールなものから自虐ネタまであり、かなり面白い。
自分自身をみんなの前で表現する。
なんだか大切なことだよなって、思ってしまいました。
バーベキュー後、車を運転しなければならず、ずっとノンアルコールビールを飲んでいたため、冷静にそんなことを感じた次第です。

2016/7/12

新規客は
想定外が起こりやすいと思うのですが…



予約の段階でメニューを確認する。
このことが当り前に普通に行われているわけですが、これってどうなんだろうと思うこともあります。
ずっと担当しているお客様で、前回の施術から今の髪の状態が想定できるのであれば問題ないでしょう。
しかし、まったくの新規でいらっしゃって、髪質の困難性が高かった場合、予約通りのメニューを行うと、リスクが高くなることもあると思うんです。
お客様の回転がスムーズになるように、メニューを確認することで、時間管理をする必要があるのはわかります。
このあたりの、新規客へのリスク管理と時間管理、皆さんのサロンではどのように工夫されているのでしょうか?
新規客が来てくれたわけだし、せっかく複合メニューを予約してくれたんだから、そのまま提供すればいいんだよ、とお考えでしょうか?
新規客ほど、ライフスタイルを理解するのも大変だと思います。
新規客対応の工夫を知りたいなと思う今日この頃です。

2016/7/5

視たことあります?
「奇跡のレッスン」



休日の夜、何気なく見ていたテレビ番組にぐいぐい引き込まれてしまった。
その番組はNHK BSでたまに放送している「奇跡のレッスン」。
世界トップレベルの指導者が日本に来て、子供たちに1週間の特別レッスンを行い、その模様を紹介している番組らしい。
世界トップレベルの指導者によるレッスンといっても、上目線で指導するわけでも、最新テクノロジーを用いるわけでもありません。
子供たち一人ひとりのスキルを見極めながら、試合で大切になる意識や感覚、何のための練習なのかを子供たちがわかるように伝えながら、トレーニングをしていくといった内容です。
いわゆる”コーチング”技術の啓発のようにも思えるのですが、スポーツやアートなど身体を使って表現するものをレッスン対象としているため、言葉のやり取りだけでは上達しないスキルのトレーニング法を紹介しているように、私には感じます。
身体のあらゆる感覚を使って表現するという意味では、美容もそうではないかと思うのですが、美容のトレーニング法は進化しているのでしょうか?

2016/6/28

本物を写す写真とは?



写真のデジタル技術の進化はすさまじいもので、そこにあったものがないようにもできるし、なかったものがあるようにもできるようです。
ヘアスタイルにしても、撮影した後の加工で、髪の色を調整したり、人間の骨格バランスを変えたりすることが簡単にできるらしい。
そうなってくると、そこで表現されているものは一体何なんだということになる。
つまり、そこに写し出されているものは美容師の仕事なのか?という疑問です。
表現されているバランスや色、質感は、美容の実の仕事から離れ、虚となっている、としか私には思えません。
結果がキレイになるのだから、それでいいでしょうという考えがはびこっているのだと思いますが、美容のワザで結果のキレイを出したものではない写真は、誰に何を伝えたいのでしょうか?

2016/6/21

日帰りの予定が
泊りになった夜



先日、あるメーカーの社長さんに連れられて山梨の美容室にお邪魔しました。
昔からの蔵を改装したサロンで、社長に案内されなければ間違いなく通り過ぎていたと思うくらい、外見からは美容室だとわからない造りです。
そこのオーナー美容師Hさんと夜遅くまでお話させていただいたのですが、質の高い仕事を目指し、実際に展開している人がこういうところにもいらっしゃるのかと驚かされました。
仕事が思い通りにならないことを環境のせいにはしない。
お客様のキレイとしっかりと向き合うことが何よりも大切。
情報発信する前に、発信するべき中身を磨くことが重要。
そんなことをいつも心の底で考えているような男性美容師です。
その日、日帰りで帰ってくる予定だったのですが、深酒となり、終電を逃し、深夜まで宴会は続いたのでした。

2016/6/14

社長になったAさんと
10年ぶりの飲み会



先先日、若い頃に美容専門誌でよく仕事を一緒にさせていただいた美容師Aさんと10年ぶりに酒を飲みました。
還暦を迎えたという彼は、今でも現場に立ち、かなりの数のお客様を担当しています。
歯に衣着せず、いろんな問題をストレートに言うのが彼の特長で、それは今も変わっていませんでした。
「○○○はくだらない」「△△△という仕事の仕方は意味がない」
などなど、久しぶりにAさん節を堪能させていただきました。
以前と変わったことが一つありました。
サロンのいちスタッフだったのが、社長に。
何か変わりました?の問いに対し、「全体を見なければならないし、決裁権を持って対応しなければならないけど、仕事の本質は変わらないかな。だって、やれないこと、やりたくないことはやらないし…」
なるほど…。
次回、また飲みながら、ヘアカラーの課題を話し合うことになりました。

2016/6/8

対話が直球的な
異文化女子会



先日、韓国の女性美容師数名と飲む機会がありました。
よく言われていることではありますが、やはりはっきりと、ストレートに自分の意見を言います。
もちろん何を言っているかは通訳を介して聞いているので、本当のところどのくらいの言葉の強さなのかはわかりません。
でも、何となく鋭く、強く言っているように聞こえてきます。
いわゆる女子会だったわけですが、日本の女性美容師さんの女子会とは違います。
男子と酒を飲みながら激論する。どちらかというと、それに違い感じ。
でも激論の後はすごく仲良くなったのですが…。
ヘアカラー、カット、スパ、消費者ニーズ、少子高齢化社会などなど、話のテーマは多岐にわたりました。
状況的に日本と似ているところもあり、似ていないところもあり、日本の美容の現状を考えるうえでも、すごく面白い時間でした。
また飲みに来るので、次回も会いましょうという話になったのですが、今度どなたか一緒に参加しませんか?

2016/5/31

新たな研究テーマ



およそ25年前に私にカットのいろんなことを教えてくれた”先生”から久しぶりに電話がありました。
「ヘッドスパを勉強したいんだけど…」
50代後半に突入している”先生”美容師がなぜにこれからスパを学ぼうとしているのか?
そんな興味を抱いていろいろと聞いてみると、どうやら”ある種”のスパ技術をマスターすると、カット技術の見直しやら再検証につながるかもしれないという思いを持っている、ということがわかってきました。
なるほど、これは面白そうです。
スパ技術とカット技術のシナジー効果。
これは新たな研究テーマとして面白そうです。
しばらくこのテーマで、いろんな人にあたってみたいと思います。

2016/5/24

ちょっとずつ、確実に



先日、スパスクールでスキルを磨いている人たちとお話をする機会がありました。
全員美容師で、サロンではスパ以外にも、カット、カラー、パーマのいわゆるデザインメニューも普通にされている方々ばかりです。
少し前までは、真剣にスパに取り組む技術者を探すのは、かなり困難なことでしたが、私の周りでは少しずつ増えてきて、数十人の顔が浮かんできます。
提供するヘアスタイルはもちろん大切。
その上で、お客様の頭皮に対しても責任を持ちたいという意識、そしてそのことを具体化していく技術が少しずつですが、確実に広がっているなと感じます。
ブームで広がったものは終息も早い。
地道に広がったものはしっかり定着する。
そんなことを思う、今日この頃です。

2016/5/17

一週間先の予約が
取れない店



予約が取れないと言っても、美容室の話ではなく、居酒屋さんのお話。
その地域を訪れると毎回通っていたその居酒屋さんが、今年とうとう一週間先の予約も取れなくなりました。
接客が特別いいわけでも、店舗空間が格別なわけでもありません。
普通の居酒屋です。
昔のブラウン管テレビが置いてあって、それで店内に放送を流しているので、昭和感たっぷりです。
なぜ、そんな店が人気なのか?
それは、そこでしか食べられない絶品メニューが一つあるからです。
そのことがSNSで拡散。
さらに予約が取りにくいという情報も一緒に拡散し、予約取り合戦が生まれ、現在の状況になった次第です。
他にないというのは、恐ろしい強さを発揮するものですね。
その店は、どこの何という店かって?
これ以上、情報の拡散はできません。

2016/5/10

お免許を取得しても
サロンで働かない



美容師免許取得者の数は年間で19000人ほど(平成27年)なのですが、学校関係者の話によると、免許を取得しても美容室に就職しない人が増えているのだそうです。
実際に就職した人は1万人を切っているのではないかという話もあるほど…。
美容室に入らない人はどこに就職しているのかというと、化粧品メーカーがわりと多いとのこと。
なぜにそういう選択になるのかと、学校の先生に伺うと、給料の問題が大きいとのことでした。
美容室側からすると、お客様がついていない人に多くの給料を払えるわけがないのですが、そのことがますます就職先としての美容室離れにつながっているようです。
別の視点では、美容学校の費用を奨学金でまかなっている生徒が増えているようです。
彼らは、社会に出ると同時にローンの返済をしなければなりません。
それゆえ、給料が取れるところへ、という流れになるのは無理なきこと。
なぜにこういう社会になってしまったのでしょうか?

2016/4/26

お客様の安全確保は
誰がするのか?



パッチテストの重要性とサロン現場での対応法に関する講習会が開かれているという話を、知合いの方が教えてくれました。
割と地味な話だけれども、すごく重要なことかなと思った私は、その講習会を開催している人にたどり着き、先日、その講習に参加させていただきました。
いいです!
法律的意味合いだけでなく、お客様に対する責任や実際の事例なども踏まえて話をしてくれるので、分かりやすいし、リアリティがあります。
話をしてくださるのが元美容師(男性)だけあって、サロンの現状も理解したうえでの説明もしてくれます。
その講習で彼が話していた「眼の前のお客様の安全確保ができるのは美容師しかいない」という言葉は心にかなり響きました。
この講習に興味のある方は、下記のURLにアクセスしてみてください。
http://e-b-a.jp/

2016/4/19

有本さんからの電話



4月16日の未明に届いた有本さん(SSA主催)からのメールで、いわゆる”本震”が熊本を襲ったことを知りました。
熊本と言えば、水が美味い、美味しい食材がいっぱい、温泉が豊富でリーズナブル、風光明媚、そして多くの学びと出会いを与えてくれた場所。
18日現在、水道・ガス・電気のインフラがまだ復旧していない地域も多く、交通インフラに至っては復旧の見通しすら立っていないようです。
ただただ心配するばかりなのですが、先ほど有本さんとお電話で話をさせてもらいました。
かろうじて被災から免れたサロンで寝泊まりしながら、近所の人のために水を確保したり、ガスコンロを使って煮炊きしているとのこと。
さらに、自分で水道管を直したり、近くの橋が崩落したため、食材や水を運ぶために川をゴムボートで渡ったり、とか?
励まそうと思っていたのに、こちらが励まされた感じです。

2016/4/12

30代が学びの始まり?



30代男性美容師3名(うち2名は経営者)と飲み機会がありました。
3人に共通するのは、今すごく勉強しているということ。
ケミカル系やカット等の講習やスクールに掛け持ちで習いに行き、休日のすべてをスキルアップや基本の見直しに費やす人もいました。
なぜ30代になって、そういうことになるのか?という話になりました。
20代は、勤めているサロンで学んだり、そこでやらなければならないことに追われていた。
でも、お客様の満足度を高めるためには、そこで培ったスキルだけでは足りない。
自分自身の独立を考えるようになった時、そのことに気付いた。
だから、30代の今、生き残りのために勉強している。
皆さんの声をまとめると、大体こんな感じだったかなと思います。
教育システムの充実をうたっているサロンに美容学校生が多く就職する傾向にありますが、気づきがあってこそ初めて自分のための習得が始まるんだなと、そんなことを感じた次第です。

2016/4/5

60代後半男性美容師の指に
“スパダコ”発見!



先日、美容歴が45年を超える男性美容師さんと飲む機会を頂戴いたしました。
私が若い時に大変お世話になった大先輩ですが、今も現役。
以前は、何店舗かのサロンを経営されている時期もありましたが、現在は一人で現場に立たれています。
40年以上通い続けるお客様もいらっしゃって、毎日予約がびっしり入っています。
当然、すべてのメニューを一人でこなします。
カット、カラー、パーマ、セット、トリートメント、シャンプー、そしてヘッドスパも。
その指を見せてもらいました。
す、すごい!
第一関節のところにタコができているではないか!
その場で命名したのですが、これぞ”スパダコ”。
シャンプーやスパをずっとやり続けてできたタコのような、関節の変形のようなものです(ちなみに痛みはないとのこと)。
国宝級の遺産ということで、写真に収めさせてもらいました。


命名、スパダコ

2016/3/29

ワザ向上を目指す
オーナー美容師たち



先日、スパスクール”AI BEAUTY INSTITUTE”の授業にお邪魔して、収録をさせていただきました。
ほとんどの方がオーナー美容師。
もちろん自分の時間とお金を使ってスパ技術を向上させたいという人たちが受講されていますから、取組みの真剣さは半端ない感じ。
先生の動きを真似、自分の動きを確認、そしてメモを取る。それを何度も繰り返していました。
やっぱり美容の仕事はワザが大事なんだなと改めて感じた次第。
そんな受講生数名に”受講理由”を聞いてみました。
「他店との差別化をしたいから」
「スパあってのヘアデザインに、時代が変わってきていると思うから」
「メニュー化には本物の技術の修得が不可欠だと思ったから」
なるほど。彼らは地に足をつけて、この時代を乗り越えようとしています。
収録した模様は、近日配信予定です。

2016/3/22

もうすぐ
10歳の誕生日



2006年4月、ちょうど10年前に、このBjHab Video Magazineは始まりました。
当時、プロのための美容情報を制作・配信する仕事だと言っても、美容師さんがパソコンで動画を観ますかね?とも言われたりした。
10年を振り返ると、時代の変化の激しさに改めて気づかされます。
動画はパソコンではなく、スマホで観られることのほうが多くなっています。
少子高齢化と人口減少が、リアルなこととして社会を覆い始めています。
髪のカタチをつくるだけの仕事から、スキンケアや毛根にまで責任を持つ仕事にトライする人たちが徐々に増えてきています。
美容サービスの質の多様化も、現実的にかなり進んできたのだと思います。
どの美容室に行っても、同じ質のサービスが受けられるわけではないということが、消費者も段々とわかってきた10年だったのではないでしょうか。
私自身の変化ということでは、よくわからない部分があるのですが、新しい出会いがあって、それが新しい学びにつながっていったし、それが今も続いている。
そんな10年だったような気がします。

2016/3/15

アルコール摂取と
インフルエンザ



情けない話なのですが、先週、2年連続でインフルエンザに罹ってしまいました。
気のせいか、昨年よりもインフルのパワーはアップしていて、全身で抗原抗体反応の壮絶な格闘が行われたような感じがいたしました。
病み上がりの最初の日にお会いした美容師さんに、そんな話をいたしましたところ、その美容師さんは人生の中で一度もインフルエンザになったことがないとのこと。
彼は、40代の後半。
その年代で本当にインフルエンザに罹ったことがない人なんているのか?
というか、そんな人が目の前にいる。
どうすれば、罹らないのか?
特に、日常生活の過ごし方の中で彼と私に大きな違いはないように感じたのですが、一点明確な違いがあるとすれば、彼はアルコールを摂取しないで、私はほぼ毎日摂取しているというぐらいか。
この差は大きいのでしょうか? ま、アルコール摂取はそう簡単にやめられないと思いますが…。

2016/3/8

理美容師の両資格が
本当に取得しやすくなるのか?



昨年6月30日に閣議決定された規制改革実施計画の中に、美容師法、理容師法に関する規制の見直しが含まれています。
その中で、既に厚労省の局長通知で変更されていることがあります。
何が変更されたのかというと、美容師がカッティングを行ってもいいということと、理容師がパーマを行ってもいいということ。
はぁ?という感じでしょ。つまり美容師は男性に対するパーマを伴わないカッティングは本来できなかったということです。
現状追認という感じで、変更された感は否めないのですが、実は規制の見直しが検討されているのはこのことだけではありません。
その一つが、理容師または美容師のどちらかの資格を持っている人が、他方の資格を取得しやすくするというもの。
つまり、美容師資格者が理容師資格を取る場合、これまでよりも取りやすくしようという検討が現在行われているわけです。
その検討会の議事録はネットで観ることができます。
そこでの議論、注視していきたいと思います。

2016/3/1

「地方で暮らすことを考える」
セミナーに参加してみた!



先日、島根県川本町が東京で開催する”Tターン・Uターンセミナー”なるものに参加いたしました。
いやいや、私がTターンを考えているわけではありません。
BjHab番組にも出演していただいた中島さん(Re:facora)が、Tターン体験者としてそのセミナーでお話をされるということでしたので、リアルな体験談をお聞きしつつ、半年ぶりの再会を果たそう!ということで出かけた次第です。
この手のセミナーには行ったことがない私。
どんな種族の方々が集まるのか、内心ドキドキしておりました。
行ってみると、30代前後の方々が多く、私が一番年長者かもという感じ。
しかも、女性が案外多い。
しかもしかも、着飾るというよりも、インナーからのキレイを大事にしていて、その結果が表面に現れているという方が多いような感じ(そういうキレイをどう計測するのかと言われても困るのですが…)。
都会のインナーキレイ女子が、自然豊かな場所で生活することでどんなライフスタイルを得ようとしているのか、すごく興味がわきました。
でも、その日はそんな取材をすることなく、セミナー終了後、中島さんとお食事に行ったのでした!

2016/2/23

毛母細胞を生み出す
毛包幹細胞



前回、肌系の専門書を求めに書店に行ったという話をしましたが、何を調べたかったのかというと、その一つが幹細胞です。
幹細胞というのは、正確ではありませんが、超わかりやすく言うと、いろんな細胞に分化することができる基の細胞といったところでしょうか。
で、髪の毛を作りだしていく毛包の幹細胞がどこにあるのか、ということが近年になってわかってきたということで、それを学びたかったのです。
毛髪に関する基礎知識はもうわかっている、なんてことを言っていると、新たな知見に出会うこともなく、古い時代の見識のまま今を観て、語ってしまう。
それって、怖いですねぇ。
しばらくは勉強の日々が続きそうです。

2016/2/16

八重洲ブックセンター本店7階で
ひとり興奮する



肌のことを基本的なことから勉強したいと思い立ちました。
で、それ系の専門書を探すなら、八重洲ブックセンターの八重洲本店しかあるまいと、久しぶりに出かけました。
肌系の専門書は家庭コーナーなのか、それとも婦人書コーナーなのかと探し回ってみるも、なかなか見つかりませんでした。
しょうがないので、店員に聞いてみると「7階です」とのこと。
そこはなんと、医療系の単行本や雑誌を中心に扱っている売り場。
一見難しそうな本ばかり並んでいるのですが、よくよく探してみると、スキンケアに関する専門書だけでなく、ヘアケアの最先端本や、マッサージやアロマセラピーに関する書物も数多くそろえられていました。
「こんな売り場、見たことがない!」
興奮を抑えきれず、2時間ほど物色。
4冊ほど厳選し、購入いたしました。
最近はネットでの本の購入が増えているようですが、ナマの本を実際に見て、ページをなめまわして購入するというのは、なかなかいいものだなと再発見した次第です。

2016/2/9

オーガニックを熱く語る
女性美容師



先日、オーガニックやアロマセラピーにこだわり、美容室を運営している女性オーナー美容師・Mさんとお会いしました。
私の認識では、オーガニックというのは農薬を使わない栽培を基にした食の在り方から始まり、その思想が化粧品のほうにも少しずつ入ってきているという感じです。
食のほうでは、日本でもオーガニックの基準が定められてきているようですが、化粧品のほうでは、日本独自の基準がまだ定められていません。
そのような状況の中で、お会いした方がどういう理想を描いて、オーガニックを軸としているのか、大変興味がありました。
彼女の答えは、2つです。
一つは、持続可能な(サステイナブル)美容を提供していきたい。
もう一つは、美容室で提供できるキレイの幅を拡げたい。
彼女へのインタビューを収録しております。動画配信、少々お待ちくださいませ。

2016/2/2

始まっているぞ!
サロン主催のお客様向けセミナー



知り合いの美容室でお客様向けのセミナーを展開しているサロンが少しずつ現れてきました。
日常のメイクアップ、アロマセラピーの基礎知識、子供のための食育講座といったテーマでお客様に情報提供をしていたりします。
サロンにもよりますが、セミナー参加費は大体1000円前後。
セミナーでお出しする茶菓子代をいただくという考え方が主流のようです。
このセミナー活動、お客様のキレイに対してもっと情報提供していこうということなのですが、本当の狙いは「集客サイトに頼らない顧客づくり」にあります。
お客様が友達を誘ってセミナーに参加すれば、直接的なプロモーションを行わなくても、サロンの魅力を感じ取り、誘われたお友達は優良な顧客になる可能性があるというわけです。
ただ、どんなテーマでもいいから、とにかくセミナーを開けばいいと考えているのではないようです。
自分たちが美容において大切にしていることと、お客様の悩みとが合致するようなテーマを探しているようです。

2016/1/26

新潟でお会いした
2人の女性美容師



髪に対しても美容師としてお客様のキレイを実現していきたいけど、髪ではない領域でもお客様のキレイのために何かをやっていきたい。
そういう想いを持っている女性美容師がけっこう存在しているのではないかと、最近感じたりします。
既に動画で配信しているRe:facoraの中島さんもそうでしたが、先週新潟のサロンさんにお伺いした時も、そういう想いを持ち、その想いを少しずつカタチにされている女性美容師お二方にお会いいたしました。
髪のメニューだけを提供していくのか、それ以外の領域に踏み出していくのか、これはどちらが正しいという問題ではなく、生き様として何を表現したいのかということなのかもしれません。
私がお会いした、新しい領域を模索中の女性美容師には共通の特徴があります。
それは、新しいメニューを提供したいお客様の顔が見えているということ。
あのお客様のためにこういう技術が出来るようになりたい、このお客様のためにこういうメニューを準備しておきたい。
顧客の具体的な人を思い描きながら、その人のキレイのために、新しい領域にトライしているような気がします。

2016/1/18

いざ雪深き新潟へ



東京だけで暮らしていると、人口減少が進んでいるということを実感しにくいのですが、地方に行くと実感することが多くなりました。
空き家が増えている、学校が統合されている、街の賑わいが失われているなど、いたるところで感じます。
いずれ都市部にも減少の波がやってくるわけですから、戦争以外で初めて起きている人口減少時代という大変な時代とこれから本格的に付き合っていくことになります。
人口も経済も右肩上がりが当り前という昭和に育った脳みそは、かなりの意識改革をしないとヤバいんだろうなと、そんなことを考える今日この頃。
そんな漠然とした思いを持ちながら、今週、新潟の郊外都市にあるサロンさん2軒にお伺いし、お話を聞いてきます。

2016/1/12

進行する物忘れ、
まったくひどい物覚え



最近、物忘れが激しい。
先日も、ある美容師さんから「この前お会いした時に言われていた○○の話にはドキドキしました」と言われたのですが、その○○の話が思い出せない。
もちろん言ったのは私であり、何かを言ったこと自体は覚えているのですが、その言った内容が記憶の中で曖昧になっているのです。
ネットで調べてみると、この症状は加齢に伴う物忘れであり、認知症ではないらしいそうです。
つまり、言ったこと自体は覚えているのが物忘れで、言ったこと自体忘れているのが認知症なのだそうです。
もう一方で、物覚えもかなりひどい状態になってきています。
毎年、多くの美容師さんとお会いするのですが、一回会っただけで顔と名前が一致するということが、段々とハードルの高いものになってきました。
そんなことが出来る能力は神技と思うくらい。
でも、二度お会いしたら、顔と名前は一致します(自慢にはなりませんが…)。
そういうわけで、そういう症状をきたしている人間だとご理解の上、本年もお付き合い頂けると幸いです。

2016/1/5

新年早々
ある美容師を想い出す



12月の怒涛の忘年会のせいか、年末から年始にかけて風邪をひいてしまい、本当に何もしない、何もできない正月を過ごしてしまいました。
本来ならば1カ月後に迫ったマラソン大会(10キロの部)に備えて、走り込みをしなければならないのですが、セキが治まらないためまったくできず「なんだかなー」とぼやくばかり。
というわけで、かなりテレビを視ることになったのですが、思わず引き込まれてしまったのが落語家・立川談志のルポルタージュ番組(ドラマじゃないよ)。
2007年にNHKが放送した「立川談志 71歳の反逆児」という番組が再放送されていたのです。
中でも、弟子の弟子が”二つ目”というランクになるための試験の実際映像がすごかった。
いろんな課題、難題を矢継ぎ早に弟子たちに投げつける談志。出来ない弟子たちを罵倒する談志。
その迫力と、その根底にある情熱は視てもらわないと伝わらないのですが、その映像と重なるように、ある美容師のことを想い出してしまいました。
あっ、最後になりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

2015/12/22

もし長崎に行かれるのであれば



先日、所用で長崎に行ってきました。
滞在している間、一日時間が取れたので、観光に行くことに。
ただし有名な観光スポットではなく、穴場的なところはないかと考えたあげく選んだのが「遠藤周作文学館」。
今は長崎市に組み込まれている地域ですが、長崎駅からバスで1時間以上かかるので、普通の観光客がめったに訪れない辺鄙なところにその文学館はあります。
なぜそこに遠藤周作の文学館があるのかというと、その地域は隠れキリシタンの里で、彼の代表作「沈黙」はそこを舞台に描かれているからなのだそうです。
文学館の前には東シナ海がどーんと広がり、景色もいいし、展示してあるものもいい。
こんなにスゴイところなのに、なんであまり知られていないのだろう?と不思議に思うくらい、凄くいい。
「沈黙」を読んだのは何十年も前なので、詳細は忘れてしまったが、その舞台となった場所は想像以上に畑になるような土地が少なく、今一度読んでみると文章の意味が前とは違うように感じるかもしれないと思った次第です。

2015/12/16

忘年会における
2大テーマ



12月に入り、忘年会が続いております。
皆さんと飲んでいて今年話題になることが多いテーマは「少子高齢化」と「集客」。
40歳前後のオーナー美容師が言うには、ヘアカラーの9割がグレイカラーということで、サロン利用者の高齢化が現実のものとなっている感じがいたします。
地方では少子高齢化が人口減少とともに進行しているので、過疎地域を中心に美容室がないエリアが急増していくのも、遠い未来の話ではないのかもしれません。
そうなると、美容室を利用したくてもそこまで行く足がないという人も増え、移動美容室なるものも増えていくかもしれません。
そんなことを思っていた矢先、介護美容や移動美容室の製作にも携わっているという美容師さんと出会いました。
彼の話は実際の経験に裏付けられているので大変興味深かったです。
何かの機会に紹介できればいいなと思っております。
「集客」の話については、また、別の時に。

2015/12/8

複雑化する社会は
人間にやさしいのか?



知り合いが運転免許の更新で試験場に行った時の話。
新しい免許証が出来るのを待っていたところ、一人の高齢者(男性)が突然わめき始めたそうです。
「そうなんだったら、もう免許なんかいらんわ!」
その知り合いが言うには、その男性が高齢者となり、免許の更新手続きに必要なモノゴトが増え、複雑になったことに対してやりきれなくなり、そのような発言になったそうです。
分かるわー、この男性の気持ち。
公平性だとか、安全性だとか、そういうことは大事だと思います。
その一方で、それを担保するために社会はどんどん複雑になっていく。
人間がつくった複雑な社会に、人間として順応できるのか?
私にはとてもその自信がなく、いつか、なにかの局面で、同じようにわめいてしまう気がいたします。

2015/12/1

定休日が水曜の理由



先日初めてお会いしたオーナー美容師Oさん。
都内にある彼のサロンは水曜が定休日ということで、その理由を尋ねてみました。
朴訥なしゃべり方と雰囲気を持つ彼の答えは「美容師さんに来てもらいたいから」。
「美容師さんに?」
「美容を辞めたいと考え始めている人に来てもらいたいんです」
「えっ?」
「こんな僕でも、美容を楽しくやれているということを知ってもらいたいから…」
その後の会話の中で私が何となく感じたことに過ぎませんが、有名店で働いた経歴がなくても、お客様としっかり向い合っていれば道が切り開かれる。
そういうことを感じてもらいんじゃないかと、感じた次第です。

2015/11/24

落語と美容



出張で飛行機に乗るときは、機内オーディオサービスの落語をいつも聞いています。
乗り込んでから着陸するまで、ずっと。
たまに笑いがこらえきれず、隣の人から変な目で見られることもありますが…。
同じ演目でも、落語家によって展開される情景は変わってきます。
話の筋や落ちが同じなのに、不思議なものです。
落語の導入部にあたる枕が違うということもあるのですが、本筋に入っても落語家によって違う味わいが醸し出されてきます。
微妙な言い回し、声のトーンやスピード、間が影響を与えているのか、描き出される人間模様が違ってきます。
カットやスパ技術も、本質的にそのようなものなのではないかと感じることがあります。
同じような技術を提供されても、施術者によって心地よさや上手さが違うように伝わってくる。
“芸”の仕事とは本来そういうもので、どんな教育をしても同じものを提供できない、と考える今日この頃です。

2015/11/17

地方独自進化論



昨日、福岡で開催されたセミナーに参加いたしました。
テーマは「人口減少時代のサロン経営」。
うーん、私が教えてもらいたい立場なのですが、話をしてほしいということなので、これまでに出会ったサロン様の事例を基にいろいろと考えてお話させていただきました。
その中で自分なりに行きついた仮説は「都市中心部とそれ以外のエリアでは同じ進化をしない」ということです。
少し前までは、東京中心部で起きていることがやがて地方に拡散していくという幻想を多くの人が持っていたと思うのですが、その幻想が消滅しつあるのではないか。
それに気づいた地方の美容師さんの中で、自分の顧客や地域に合った技術やサービスの進化に取り組み始めた人がいる。
最近、そんなふうに思い始めているのですが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?

2015/11/10

赤い右脳11月は勉強月間?



先日、スパの勉強会に参加させていただきました。
いろんな方のお話を聞かせていただいたり、技術を拝見させていただいて、やっぱりスパは技術が大事なんだなと改めて感じました。
その勉強会、40名ほどの方が参加されていたのですが、その方々は技術を高めることの重要性にすでに気がついています。
だから、わざわざ勉強会に参加されたのだし、そこに気づいているということはきっと今よりも上手になるし、それがお客様にも伝わるようになり、結果として売上にもつながっていくのだと思います。
気づき…、これがあれば自分を変えられると思うのですが…。
あの、ガリレオ・ガリレイの言葉
「人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ」
今月は、いろんな勉強会がまだまだ続きます。

2015/10/27

赤い右脳



先日、とある健康診断を受けました。
それは、微弱電流を通電させ、身体のいろんな部位の細胞の状態を調べるというもの。
どうしてそういうことが出来るのか、また実際にそんなことが出来るのかなど、私にはさっぱりわかりませんが、5分間ほど電流を通された後、各部位の状態がパソコン画面に表示されました。
臓器はもとより、血管、リンパなど部位別に状態が表示されるわけですが、正常な値よりもおかしな数値を示しているところは色で表示され、その色が濃ければ濃いほど正常値よりも大きくずれているということになっているようです。
で、検査の結果は、ほぼ全体的に問題がなかったのですが、画面上で赤く染まり、ちょっと正常とは違うと表示された部位が、なんと右脳。
医師曰く「こんな状態でよく眠れますね」
本人「???」
何に右脳を使っているのか、左脳を使って考えている今日この頃です。

2015/10/20

美容室の宣伝広告費



数十年前、私が美容の世界と初めて出会った頃、そこと今を比べると、いろんな変化があります。
中でも、最近思うのは、美容室が支払う広告費に関して。
昔は、近所にチラシを配るということはありましたが、今ほど宣伝広告にお金を使うサロンはなかったと思います。
オーバーストアや少子高齢化、新規客争奪の激化など、様々な要因があると思いますし、宣伝すること自体が悪いわけではないので、社会構造の変化に伴って起きていることと理解するようにしています。
ただ、一つ心配していることがあります。
宣伝を行うにはそれなりのお金と時間がかかります。
そのお金と時間が、自分のスキルを磨くためのお金と時間を削って用意されているのだとしたら…。
多少、未来が不安になります。

2015/10/13

ゆずの話



ゆずと言っても、ミュージシャンではなく果物の柚子の話です。
数年前に庭に植えた柚子が今年は大豊作で、たった一本の木に少なく見積もっても200個近くの実がなりました。
休日には、焼いたサンマに搾った柚子をかけて消費したりしているのですが、とても消費しきれません。
なので、近所の人や知合いに配っているのですが、そうした方々から蜂蜜に漬け込むと美味しいと言われ、今度トライしてみようかと思案中でございます。
ミカンよりも小ぶりな柚子ですが、実に占める種子の割合はミカンよりも多い感じがいたします。
だから、この種子、邪魔だなと思ったりするのですが、ネットで調べると、柚子の種子油にはメラニンの生成抑制やアレルギー性皮膚炎の症状緩和の効果などが、研究報告されているとのこと。
おっ、種子で商売でもしてみるか、などと浅はかなことを考えてみましたが、一本の木ではねえ…。

2015/10/6

11月、京都、福岡、東京で
ナマ話いたします



セミナーとかで直接話をするなどという機会はあまりなく、どちらかというとそういう機会は避けて通りたいのですが、来月11月、3つもそういう機会を頂戴してしまいました。
一つは、AI BEAUTY INSTITUTEさんが主催する「REAL SPA STUDY」(11/2、京都開催)というスパに関する勉強会。
あと二つは、タカラベルモントさんが主催する「人口減少時代のサロン経営」(全国9か所で開催されるのですが、私がお伺いするのは11/16の福岡、11/24の東京)というセミナー。
うーん。どちらも業界のテーマとして重要なだけに、今から緊張しております。
逃げて何とかなるんだったら、そうしたいぐらい…。
ま、そんなことも言ってられないわけで、お時間のゆるす方、直接情報交換もできますし、緊張した顔も見れますし、ぜひお越しくださいませ。

2015/9/28

まぼろしか、ひらめきか



カットの技術理論はほぼ出尽くしている。
私自身、何となくそんなふうに思っていたのかもしれません。
でも、ある美容師のカットをナマで観て、その考えを捨てました。
その人の仕事を観て、まだまだ整理したり進化させたりすることが出来るし、それが必要なんだって感じました。
まだ上手く言えないのですが、骨格や髪質などの素材的条件がまちまちであることにどう向き合うのか。
そこに真剣になることで、なにか違った景色が見えてくるかもしれない。
そんなことを感じた次第です。

2015/9/24

なんだかなー、
好きになれないなー



あまり楽しくない話です。
ネット上で、自分がつくっていないヘアスタイルの写真を自分がつくったかのように掲載することが行われているようです。
誰かがネット上にアップした写真を勝手に使ったり、あるいはヘアスタイル写真を購入できるサイトから素材を入手して掲載したりと、やり方はいろいろなようです。
ウ〜ン。この問題について、あるオーナー美容師と議論しました。
「一般誌でも自分がデザインのベースをつくっていないモデルをスタイリングしただけで掲載したり、コンテストでもそういうアプローチをしている人がいたりするんですよ。結局目先の結果を出すためには何でもアリという考え方なんでしょう」
そんな話になり、二人でため息をついてしまいました。
こんなことをやっていて、本当の、本物の結果が生まれるのでしょうか?
美容の仕事はビファアとアフターの間にあると思うのですが、皆さんはどう思われます?

2015/9/15

人口3900人の町の
美容室への旅B



さて、前々回からご紹介しております島根県川本町のサロンにお邪魔し、そこのオーナー美容師・中島さんからお聞きしたお話は、動画として来月にはご紹介する予定です。
人口減少や少子高齢化が進む中で、彼女がされている取組みの中には何かのヒントがあると思い、今回お邪魔したわけですが、彼女が大切に考えていることは美容師としてどれも当り前のことのような気がしました。
一人ひとりのお客様のキレイになりたいという気持ちと向い合う。
お客様のキレイを実現するための技術を真剣に習得する。
その技術は、過疎が進んでいる地域でも最先端のものを準備する。
当り前のこと?
でも、目先の売上や、結果がすぐに出るノウハウ、成功のシステムを欲しがる時代の中では、その当り前を実行する気持ちが薄れているような、そんな気がいたします。

2015/9/8

人口3900人の町の
美容室への旅A



今回お邪魔したかったサロンは、川本町というところにあります。
そこのオーナー美容師は、中島さんという30代の女性。
お伺いする前から電話やメールでやり取りしていたので、元気で、人当たりが良くって、ポジティブパワー全開の人、っていうイメージを持っていたのですが、実際にお会いして、まさにそう、いやまさにそれ以上という感じの方でした!
旦那様と二人の子供を抱えながら、一人でお店を切り盛りされています。
彼女にお会いしたいなと思った一番の理由は、カット・カラー・パーマ・ヘアケアといった髪に関連するメニューだけでなく、スパ・ネイル・マツエク・着付けといったメニューまで、たった一人で展開しているということにありました。
医者でいうと、外科・内科・産婦人科といったすべての科を一人でやりますよという感じがして、どんな人がどんなふうにやっているのか、この眼で確かめたいと思った次第です。
実際にお会いして、一目で、この人ならできると、そんなオーラが伝わってきました。
続きは、また…。

2015/9/2

人口3900人の町にある
美容室への旅@



先日公約した通り、少子高齢化と人口減少が進む地域に出店された美容室を拝見し、そのオーナー美容師さんのお話をお聞きするため、旅に出てきました。
早朝羽田を飛び立ち、到着したのは島根県の出雲空港。
そこで軽自動車を借り、目的地へ向かいます。
行く先は、人口3900人の町。
1970年代には、7000人以上が住んでいた町が人口流出・減少により、当時の6割以下になっているのですが、その町に昨年オープンし、順調にお客様をつけている美容室があると聞き、訪ねることにした次第です。
山また山の道を走ること、約2時間。
その道中は、コンビニどころか、商店もありません(2時間走って見つけたコンビニは実際に1件でした)。
山間の開けたところには田畑が広がり、それが終わると林間を進むという感じで、本当に美容室取材に向かっているのだろうかと不安にもなってきます。
道の駅もなかったので、トイレ休憩することもなく、ようやく目的地へ到着!
この続きは、また。

2015/8/25

スキューバダイビングの話



「ゆっくりとした深い呼吸をし続ける」
スキューバダイビングを安全に行う上で大切になることがいくつかあるのですが、意識して上記のような呼吸をするということもかなり重要なスキルです。
言葉にすると簡単なことなのですが、海の中では時に予期せぬことが起きて、あわてたりすることがあります。その時もゆったりとした深い呼吸をし続けなければなりません。
なので、自分がパニックになったり、一緒に潜っている仲間がパニックになりそうな時は、まずは動きを止めて落ち着かせるということが重要になります。
そのことを行わず動きを続けると、呼吸が浅くなり、ますますパニックの方向に向かい、最悪は水中でレギュレーターを自分ではずすという行動に出たりします。
仕事で予期せぬことが起きたり、トラブルが発生した時、このスキューバスキルを思い出すようにしています。

2015/8/19

地方が発信源となる
テーマがあるはず



この秋、少子高齢化時代と美容業界というテーマで、何回か話をすることになりました。
どんな話をしたらいいのか、たまに悩んだりする日々を過ごしております。
都会だけを見ていると、若年層の人口流入があり、少子高齢化の影響が少しずつしか見えてこないところがあるのですが、地方の中核都市ではないエリアでは少子高齢化と人口減少がダブルできて、その現実がいたるところで見えてきます。
そういう意味では、少子高齢化時代の美容というのは、都会ではなく地方が発信源になるのかもしれない。
ならば、少子高齢化と人口減少が顕著に表れているエリアで新しい美容を志しているサロンを実際に見に行こう。
そんなことを思い立ち、行動に移すことにいたしました。
第一回目は、中国地方の某所。今月末に行ってきます!

2015/8/4

デジカメはいろんな意味で便利なのだが…



20年近く前にスキューバダイビングを始めた時、水中での撮影はアナログカメラでした。
フィルム撮影ですから、現像するまでどんな写真が撮れたのかわかりませんし、1回のダイビングで撮れるのは36枚まで。なので、一枚一枚を慎重に撮ったものです。
月日は流れ、デジカメ全盛の時代。その場でどんな映像が撮れたのかわかりますし、撮れる枚数もほぼ無制限に。
しかも、素人でもそこそこの写真が撮れちゃったりして。
こうなってくると、飛躍的に水中映像が世の中に出回ってきて、めずらしさというか、価値というか、そういうものが低下してきます。
ヘアスタイルの写真も、デジカメ時代になり、同じようなことが起きているような感じがします。
画像加工技術も進化して、キレイな写真が世の中にあふれています。
でも、それってヘアをつくっている人の技術の進化を表しているのでしょうか? そんなことを考える今日この頃です。

2015/7/28

飲み屋での話題が
集客問題に…



暑くてぐったりする日々が続いておりますが、先日も、とある飲み会に参加させていただきました。
たまたま若手オーナー美容師が多くいらっしゃって、話は”集客問題”になっていきました。
あるオーナーは「ネット広告に頼らざる得ない」と話し、あるオーナーは「そこから抜け出さないといけない」と話し、幅広くリアルな話をお聞きすることができました。
その場の感じでは、若いスタッフを抱えているサロンほどネット広告への依存度が高く、スタッフをあまり抱えていないサロンほど依存度が低い感じでした。
“この人でなければ”という価値をまだお客様に実感していただけないから、告知を行い、集客をしなければならないとしたら…。
その前に、取り組むべきことがあるような、そんな気がいたします。

2015/7/21

売れている人のスパは
やっぱり技術が違う



カットやカラーのデザインメニュー以外に、ヘッドスパやフェイシャルのメニューに取り組んでいる美容師が、本当に少しずつではありますが、私の周りでは増えてきています。
その多くは、アシスタントが行うメニューという位置づけではなく、技術者が行うメニューとして取り組んでいきたいと考えています。
とはいっても、業界全体で見た場合、彼ら彼女らのような考え方はまだまだ少数派なのかもしれません。
先日、某所で開催されたスパの技術セミナーを覗きに行きました。
そこで改めて感じたのですが、サロンで数多くのお客様にスパを提供している美容師の技術はやっぱりスゴイです。
簡単に真似ができないレベルの技術です。
システムを導入すればスパメニューを展開できるという考えは、間違っている。
それを確信した次第です。

2015/7/14

情報スルー



先日、美容とは直接関係のない、とあるセミナーに参加いたしました。
手元にその時の資料がないので、おぼろげな話になってしまいますが、今や1年間で発信される情報量はものスゴイ量だそうです。
ま、何となくそんな気がしていたわけですが、人類が誕生してから2007年までに書かれた情報量と、2011年1年間で生み出された情報量を比較すると、後者が1700倍も多いと言われると、いったいこの先どこに向かって行くのだろうかと不安にもなってきます。
自分がキャッチした情報というのは、全体のごくごく一部。
大量に情報をスルーしているわけですが、そうでもしないと、落ち着いて生きていけない気もいたします。
少人数で、直接会って話をする。
なぜだか、そういう機会をもっと大切にしていきたいと思う今日この頃です。

2015/7/7

“オヤジの遠足”改め
第2回”大人の遠足”開催



先日、美容師さん数名と”大人の遠足”を敢行いたしました。
行き先は幹事さんにお任せしていたのですが、豊かな自然もあり、文化度も非常に高いN県M市。
自然の中を4キロ歩いたり、こだわりの食事を出してくれるレストランやプロフェッショナルぞろいのバーに行ったりと、普段の仕事ではあまりご一緒しない環境で皆さんと同じ時間を過ごさせてもらいました。
環境を変えるということは、やっぱりいいことだなと思いました。
出てくる言葉が違いますから。
それが新鮮だし、違う視点で話ができますし、当り前と思い込んでいた概念が揺さぶられます。
いつも同じ環境でコミュニケーションをとっていると、使う言葉が決まってきて、その言葉の呪縛から考え方が抜け切れないでいるのかもしれない。
そんなことを感じた旅でした。
来年も”大人の遠足”敢行予定。幹事のYさん、よろしくお願いいたします。

2015/6/30

理美容業の在り方?
見直し?
って?



内閣府なるところが、規制改革に関する様々な議論を進めています。
私も常に関心を持ってチェックしているわけではないので、どういう議論を踏まえてこんな話になっているのかなど、詳しくは分かっていないのですが…。
内閣府の資料として、先日(6月16日)、「規制改革に関する第3次答申〜多様で活力ある日本へ〜」が公表されました。
その中で、具体的な規制改革項目として、理美容サービスの利用者ニーズに応える規制の見直しが挙げられています。
柱は、出張理美容に係わる規制の見直し、理美容業の在り方に係る規制の見直しです。
すぐに見直されるわけではないのですが、後者の見直しはある意味多くの理美容師に影響を与えるかも、というものです。
お時間があるときに、内閣府のホームページを覗いてみては?
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/publication/p_index.html
上記にアクセスすると、第3次答申が見つけやすいと思います。

2015/6/23

MTBS



最近、有名で有るとか無いとかに関わらず、知り合いの美容師さん方々は月曜火曜が忙しいらしく、「飲みに行きましょう!」と声をかけてもなかなか遊んでくれません。
聞くところによると、いろんなセミナーや会合が入っていたり、勤めている美容室の行事が入っていたりするのだそうです。
昔も、月曜火曜にいろんな仕事的用事が入っていたとは思うのですが、今ほどではなかったような気がします…。
この現象というか、症状に対し、月曜(Monday)、火曜(Tuesday)、忙しい(Busy)、症候群(Syndrome)の頭文字をとってMTBSと、個人的に名づけたのですが、皆さん、最近ちゃんと休めていますでしょうか?
休んでいても、感動することがあったり、発見することがあったり、勉強になることがあったりします。
ただ、休日の場合、そういうものを自分で探しに行かなければなりませんけどね。

2015/6/16

トゲトゲ攻撃をくらう



家庭菜園で今年初めて挑戦した野菜がいくつかありまして、その一つがキュウリ。
暑い夏には身体をクールダウンさせるものがあってもいいか、ということで試した次第です。
先日、無事に丸々とドデカク一本めが実ったので、収穫しようとしたところ、「イタタタタターッ」という憂き目に。
そう。キュウリの表面に無数のトゲができていて、それに気づかず、素手で収穫しようとしたのでした。
スーパーで売っているキュウリしか知らないと、こうなってしまうというののまさに見本を演じてしまったわけです。
それにしても、スーパーのキュウリは何故トゲがないのでしょうか? 品種改良? それとも流通の段階で抜いている?
でも、本来のトゲは持っていてほしい! だって自分を守るために備えた身体的機能なのだから…。
と、指の痛みに耐えながら、思った次第です。


写真では見えにくいが、実際は多くて、しかも強固なトゲでした

2015/6/9

アイロンとパーマ



先日、とある化粧品製造会社の社長さんとお話させていただく機会がありました。
パーマの今後の隆盛についてご意見を伺ったところ、ひと言「絶望的だ」と言われました。
その方の分析によると、カールデザインを消費者が好まないわけではなく、カールを楽しむならアイロンで、という考えというか習慣が広がっているのだそうです。
皮肉なものです。
この十数年、アイロンで出したような質感をどうパーマで出すかということで技術などが進化してきたわけですが、じゃあ、その日だけのカールをアイロンで出せばいいじゃんということになってしまったとは…。
ウ〜ン。日々のスタイリングがラクという原点に戻ることが大切なのか、逆にアイロンでは出せない質感を開発する必要があるのか、パーマを救うカギはどのあたりにあると、皆さんはお考えでしょうか?

2015/6/2

お客様に読んでいただく
オリジナルファイル



「美容室のシャンプーと一般のシャンプーは何が違うのか?」
「ヘアカラーの褪色の仕方とは?」
「寝る前に髪を乾かした方がよい理由とは?」
先日お邪魔した美容室の客待ちに、以上のようなタイトルのファイルが7〜8冊ほど置いてありました。
どれも髪や肌に関する、とてもシンプルな疑問です。
中を拝見すると、それぞれの疑問に対して、スタッフ自身が自分たちの言葉で答えていました。
プロとしての知識を、お客様にも伝わるような言葉で…。
店販商品の宣伝は一切ありません。
これって、簡単なことのようだけど、本当の本当に知識を理解していないとできないことだし、お客様への想いがなければできないことだと思うんですよね。
だから、こういうファイルがさりげなく置いてあるだけで、この美容室は仕事に真面目で、お客様に誠実だなって、感じます。
ちなみにこのお店、一切の広告を打たなくても、常に混んでます。

2015/5/26

久しぶりに唸ってしまった
プロの仕事



先日AサロンのO女史に担当していただき、カール&カラー技術の動画収録を行いました。
その収録現場に、彼女は黒髪の毛束で色出ししたものと、ヤク毛の毛束で色出ししたものをそれぞれ十数本、持ち込んできました。
収録で使用してもらったカラー剤は、彼女にとって初めてのもので、どういう色味が出るのか、そしてどのくらいのリフト力を持っているのかを自分でしっかりと理解しておきたい。そうしないと、イメージ通りのカラー表現ができないということで、使用する可能性のあるカラー剤を事前に毛束実験してきたのだという。
彼女は、ベテラン技術者で、名前も売れています。
けれども、眼に見えないところで、プロとして必要なこと、確認しなければならないことを当り前のように自分で行っているわけです。
普段使用していないものを使用するという機会はなかなかないと思いますが、久しぶりにプロの仕事というか、プロの志というか、そういうものを見させてもらいました。

2015/5/19

スパの取組みに対する
“熱さ”の違い



私の知り合いには、美容室のメニューとしてスパがしっかりと定着しているところがけっこうあるのですが、全体的にみるとそういうサロンは超少数派なのかもしれません。
彼らに特徴的なのは、髪のプロとして畑である地肌のケアメニューが不可欠だと本気で思い、オーナーをはじめ、ヘアデザイナーである技術者もスキンケアの技術や知識の習得に取組んでいるということにあります。
先日も、山陰の美容師数名と情報交換する機会があったのですが、いくつかのサロンがその取り組みを進めて、結果も出されていました。
そう言えば、私の知っている範囲ですが、都市部よりも地方(あるいは郊外)のほうがスパへの取組みに真剣で成功しているところが多いような気がします。
これは気のせいではなく、何らかの背景があって実際にそうなっているのでしょうか?
みなさんのご意見をお聞かせ願えると幸いです。

2015/5/12

「美容師」ならば
同じ仕事ができるという幻想



人に職業を問われた時、いつも私はすぐに返答ができません。
類似の職業もあまりなく、真面目に説明すると長くなり、それも面倒くさいので「会社員です」で済ませることが多くあります。
BjHabをご覧になられている多くの皆さんは「美容師です」とすんなり応えられるので、説明が簡単でいいなとちょっぴりうらやましく思うこともあります。
でも、最近いろんな美容師さんと話をしていて、目指す仕事のレベルというか、プロとしての意識というか、実際に重視しているメニューというか、そのあたりのことが多様化してきて、「美容師」という一つのレッテルで職業を区分けされるのもどうなんだろう?という思いも抱いたりします。
医者は「医師」という国家資格では一つにくくられていたとしても、それぞれがいろんな専門分野を持っていて、その専門分野で職業が呼ばれたりもしますよね? あるいは、下手な医師のことを世間が「やぶ医者」と呼んだりしますよね?
やがて美容もそうなったりするのでしょうか?

2015/4/28

苗の差別化?



今年も、家庭菜園における夏野菜の植付け作業が無事に完了しました。
植付けする苗はホームセンターで買ってくるのですが、この苗ビジネスにも「えっ、あの会社が?」というぐらい、いろんな有名企業が乗り出してきています。
同じ野菜でも何種類もの苗が売られていますから、正直どれを購入すればよいのか迷います。
「初心者でも簡単に育てられます!」「収穫量がこれまでの1.5倍」「カロチン含有量が○倍」「乾燥に強い」などなど、いろんな宣伝文句に心揺れながら決断しなければなりません。
しかし、これまでの商品との差別化を常に考え、新商品の開発を行っていくという日本のエネルギーというか、細やかさというか、それはスゴイものですね。
家庭菜園の苗という領域ですら、新たな提案をこれほどまでに打ち出してくるのですから…。
ま、そんなことも感じつつ、汗だくで畑を耕し、畝をつくり、植付けを行い、水を与えた次第です。

2015/4/21

情報価値の高いヘアスタイルとは?



ヘアスタイルそのものの情報量は、四半世紀前と比べて、おそらく何万倍に膨れ上がっているのではないでしょうか?
ネット上の情報も加えると、感覚的にですが、何万ではきかないかもしれない。
ヘアスタイル画像がこれだけあふれてくると、当然情報価値というのは低下するはずですが、情報量はまだまだ増えていきそうです。
誰でもが情報発信をできるIT環境が整い、消費者にダイレクトに情報を届けられるようになったこの十数年の進化は、改めてスゴかったなと感じます。
一方で、情報価値の高いヘアスタイルとは何かを、考えたくもなります。
これだけ情報量が増え、価値の多様化が進んだ時代には、そういうデザインが存在しえないのか。
時おり、そんなことを考えたくなる今日この頃です。

2015/4/14

パーマに関する
世代間の認識の隔たり



先日「’50年代以降のパーマデザインの変遷」を学ぶセミナーを収録させていただきました(来月配信予定ですので少々お待ちください)。
かなりいろいろな気づきがあったのですが、’60年代まで、下手すると’70年代中頃まではセットをしやすくするためのパーマだったのではないかと強く感じました。
セットを前提としない、パーマのかかり上がりが仕上りデザインになることが日本で本格化したのは’80年代になってから。
各世代がどの時代に青春期を過ごしたかを考えるのは興味深く、青春期の時代背景がその世代のライフスタイルに影響を与えると思っているのですが、今の70代はセットを前提としたパーマ時代を長く過ごしているため、そのことにあまり違和感を感じないのではないでしょうか?
逆に60代よりも下になるほど、それを違和感と思ってくる。
だから、パーマに関して、60代と70代の間に大きな認識の隔たりがあるのではないか。
セミナーを拝見してそんなことを感じた次第です。

2015/4/7

複雑化・高度化するパーマ技術に思うこと



縮毛矯正やヘアカラーの専門店は存在しても、パーマの専門店が存在しないのは、パーマがパーマだけでは成立しないからだと思います。
カタチとして意味を持つ以上、カットとの関係が重要になり、さらに毛髪や薬剤の知識も必要になってくるのですから、パーマは究極の複合技術だと言えるのかもしれません。
昔からそうだったのかというと違うような気がします。
80年代は、流行のパーマデザインがハッキリしていたので、パターンでパーマを提供できたし、ダメージケアに対する要求も低かったので、複雑な技術でも高度な技術でもなかった。
技術の複雑化や高度化は、消費者ニーズに応えるカタチで進んできたこともあるので、否定するわけではないのですが、美容師であれば誰もがパーマを提供できるということがなくなる可能性が膨らんできます。
高度医療は、限られた医者しかできないように…。

2015/3/31

家庭菜園と美容施術の共通項



家庭菜園を始めてかれこれ4年目を迎え、春の植付けのための畑づくりを進めています。
健やかな毛髪を育てるために頭皮環境を整えることと同じように、畑づくりは重要で、しっかり耕して土に日光を当てることで殺菌したり、栄養を加えたり、土のpHを調整したりと、スキャルプケア同様の手間と労力をかけなければなりません。
きちんとした土壌を整えたうえで、植付けを行うわけですが、ここでもう一つ考えておく必要があるのが”連作障害”の問題です。
同じ種類の野菜を同じ場所で続けて作ると生育が悪くなるのですが、それを"連作障害"と言います。
ですから、ここ数年、どこに何を植えたのかを確認したうえで、植える場所が重ならないように、どこに何を植えるのかを決めていかなければなりません。
過去のお客様のカラー履歴を踏まえた上で対応を考えるカラー施術とよく似ております。

2015/3/24

パブリック一人勝ちの
カラートリートメント



BjHab番組でも紹介している塩基性染料等を使ったカラートリートメント。
とある方にお聞きしたのですが、パブリックでのその市場がついに300億円を超えたのだそうです。もちろん右肩上がり。
一方で、カラートリートメントメニューに取り組んでいる美容室はかなり少ないような気がします。
いつぞや、20店舗近いサロンさんが集まっている席で尋ねたところ、カラートリートメントをメニュー化しているところは一割もなかった。
この温度差は何から来ているのでしょうか?
僕にはまったく理解ができない。
カラートリートメントはお手軽で、ホームカラーとして扱うものと最初から決めつけているような気がしてなりません。
キレイにムラなく染めるにはプロのスキルが必要になってきますし、色の持続性や色味チェンジのことを考えると、さらにプロのスキルが発揮されると思うのですが…。
なぜ美容室提案のカラートリートメントは広がっていかないのでしょうか?

2015/3/17

基本を学びたいという人は
どんな人?



先日、ヘアサイエンスの基本の基本を学ぶセミナーを覗きに行きました。
そのセミナーはちゃんとした受講料を払わないと参加できない講習。
自分のお金と時間を使ってどういう人たちが参加しているのか、そこに興味があり、お邪魔した次第です。
基本の基本を学ぶのですから、入店1〜2年ぐらいの人が多いのかなと思っていたら、若い方で入店4〜5年。なかには、美容歴10年以上の方もいて、全体的にイメージしていたよりもかなり上の世代という感じがしました。
何人かにお話を伺ったところ、実際にお客様を施術するようになって思い通りにならないことが出てきて、それで基礎から勉強しようと思ったという声が多かったです。
つまり、施術のやり方を覚えれば美容の仕事は何とかなると思っていたけれども、やり方の積み重ねだけではお客様の満足は得られないということに気づいた人たちが参加されていたわけです。
彼らの気づきは素晴らしいなと感じた次第。

2015/3/10

私は客として幾度となく
“通知”に違反しております



3月4日の日経新聞をご覧になられましたでしょうか?
1978年に厚生省(当時)が出した局長通知なるものが活きていて、それによると美容師が髪を切れるのは女性客だけで、男性客のカットができるのはパーマなどの「美容行為の一環」の場合だけだという(つまり美容師はカットのみの男性客はできないという通知)。
日経新聞は<規制 岩盤を崩す>という企画の中でこのことを取り上げているので、時代に合わなくなっている規制としてこのことを取り上げています。
はあ?という感じですよね?
おそらく、美容と理容の業の線引きをどうするかという議論の中で、1978年当時の判断として一応出したものだと思います。
そもそも"通知"や”通達”というのが法律とどういう関係にあるのかというところもかなり???なのですが、理美容双方の現場サイドが様々な視点で声を上げる時が来ている気がします。

2015/3/3

状況証拠ではかなり黒、
いやいや”白”髪を示しております



私ごとの話ですが、ここのところ妙に頭皮が痒い。特に側頭部が…。
毛穴に汚れが詰まり気味か?と思い、頭皮をかかないように入念に毛穴の汚れを浮かせていくイメージ(あくまでも素人のイメージです)でシャンプーしても、
なかなか痒みが治まりません。
こらえきれずに掻いてみたところ、フケが出るわけでもなく、何なのかな?と不思議に思っておりました。
ある日、新生部が伸びてきたからそろそろヘアカラーをしたほうがいいかなと思い、鏡でその新生部を確認してみたところ、ガガーン。
いつの間にか白髪が増えているじゃ、あ〜りませんか。
特に側頭部。トップの髪がオーバーラップしていて、白髪の増殖に気付かなかった…。
ここで、考えるわけですよね。痒みと白髪の増殖には関連性があるのかどうなのかということに。
状況証拠だけでは何とも言えないわけですが、この問題、どなたか分かる方いらっしゃいますでしょうか。

2015/2/24

5年ぶりの再会



先日、美容学校を卒業して5年目という方々と話をする機会がありました。
美容学生の頃から知っていたメンバーで、久々の再会。
早速、今どんな壁にぶつかっているのかを聞いたところ、圧倒的に多かったのが”集客”の悩みでした。
5年目ですから、技術者なりたてか、その一歩手前という立場なのですが、新規客が十分に来ないので実践経験を積めない、売上も上がらないという悩みです。
あわせて、彼らが働く店の立地条件を聞いたところ、都市の中心部で働く人ほどこの悩みが増える傾向でした。
だからどう、ってこともないのですが、美容を志す人が減少し、引く手あまたの状況で就職していった彼らの、リアルな5年後と向き合うと、自分一人では何ともできない、時代の大きな流れを感じざる得ません。

2015/2/17

スパに本気で取り組むなら…



スパというのは、つくづく技術の仕事だと思います。
しっかりとした技術があるのかないのかで、お客様の反応が全然違ってきます。
先日、スパの技術セミナーに来ている受講生と話をする機会があったのですが、きちっとした技術を学ぶようになって、今までとの技術の違いがダイレクトにお客様に伝わり、お客様のほうからスパの要望が自然と出てくるようになった、という話を数多く聞きました。
ここで重要なのは、しっかりとした技術とは何なのかということだと思います。
どういう流れで技術を行えばいいのかといったマニュアル的な作業では、きっとないのでしょう。
間であったり、感覚であったり、手わざであったりが重要となる仕事なのですから、身体を使って、口伝で学ばなければ習得できない技術。
見学させていただいたスパの技術セミナーで、そんなことを感じた次第です。

2015/2/10

就”職”と就”社”



定期的に美容学校生と話をする機会があるのですが、ここ数年感じることは就”職”というよりも就”社”という意識が強くなっているような気がします。
つまり誰の元で技能を身につけるかということよりも、どこの会社に入るかということが重視されているということです。
実際に、どこどこのサロンに入りたいと希望を言える人は多いのですが、誰々の元で働きたいと公言する学生は皆無の状況です。
美容界だけがそうなっているのではないのでしょうが、本来職人的な仕事なわけですから、もう少し誰々の元で職能を身につけたいという就職動機の人がいてもいいのかなと思うのですが…。
人の持つセンスや技術でデザインを提供する仕事なのに、就職先を考えるときに目標となる人の名前が出てこないというのは、どういう社会背景があって起きている現象なのでしょうか?

2015/2/3

ランニングにおける近況



ランニングを始めてかれこれ10年ぐらいになるのですが、最初のうちは年数を重ねるうちに短くなっていったタイムが、ここのところ伸び悩みを見せております。
それどころか、足首痛など、以前は起こらなかった現象が起きたりして、これまでのイケイケどんどんとは異なるステージになっています。
年齢が年齢だけに、今までとは違うスタンスでランニングと向い合わなければならないと頭では分かっているものの、以前の快調に走っていた頃の残像が拭い切れず、無理をしてしまう。その結果、身体が故障してしまう。そんな感じです。
右肩上がりで伸びていた頃のやり方に固執し、現状を見きれていない結果、何かを失ってしまう。
そんなことにならないよう、自分の心身とよくよく相談しなければ…、と思う今日この頃です。

2015/1/27

進化している補聴器



先日、母が購入を検討している補聴器の説明を受けに同行しました。
その世界も値段がピンきりで、下は2〜3万のものから上は50〜60万のものまで。
それにはいろんな理由があるようで、もちろん性能も違ってきます。
驚いたのは、その小ささ。着けていることがわからないようにしたいという要望に応え、バッテリー、マイク、アンプ、スピーカーなどが5ミリ×15ミリぐらいのサイズに収められています。
もっと驚くのは、各人の聴力に合わせ、補聴器の聴こえ具合をパソコンで微妙にコントロールできるということ。
つまり、一台の補聴器で聴力の変化に細かく対応できるのだそうです。
スゴイな〜、知らない世界でいろんな進化が起きているのですね。
難聴のために耳から脳に入ってくる情報が少なくなると、脳への刺激が減るために脳の活動が鈍ってくるとのこと。
ただ、世の中にあふれている聞きたくない情報を自動的にカットしてくれる補聴器は無いようでして…。

2015/1/20

技術や知識を組み立てる能力



先日、オーナー美容師T女史と話をしていて、スタッフ教育の話になりました。
技術や知識を身につけていくカリキュラムは大切だけど、それだけではお客様に対応できないのが現状。何故かというと、お客様のために身につけたものをどう統合していけばいいのかを考えられる人が少ないから。だから、技術や知識を組み立てる力を伸ばしていくカリキュラムが必要になっている。
ざっくりまとめると、以上が彼女の現状認識であり、スタッフ教育に関する大きな方針です。
彼女が経営するサロンは、それほど大規模なサロンではなく、潤沢に就職希望者が集まる店ではないのですが、人材育成こそがお店の魅力づくりの根幹だと考えています。
美容師の成り手が少なくなり、求人を出してもなかなか応募が来ない状況の中で、スタッフ育成の考え方や具体的な取り組みをリアルに伝えていくことが大切になってきていると感じました。

2015/1/13

年明け早々に
熱い話と熱い頭



本年始業早々に、新年会と称し、オーナー美容師Nさんと飲んでおりました。
話の大半は、彼の熱い話です。
彼はそれほど遠くない未来に50歳を迎えるのですが、現在の自分の弱点を明確にし、それを克服するための計画を立て、それを着実に実行する一年にしたいと語っていました。そして、自分の弱点を明確にされていました。
自分の弱点と向い合う。これこそ、なかなかできることではないですよね。私なんかは、つい見て見ぬふりをしてしまいがちです。
そんな彼の熱い話を聞き、自分への反省を加えながら自宅に帰りしばらくすると、自分の頭が今度は熱くなってきました。
耳の痛い話を聞かされたせいなのか?
翌日も熱さが治まらなかったので病院に行くと、インフルエンザとのこと。
とほほ…。
流行っているようです。ご注意あれ。

2015/1/6

今年のテーマは”タッチ”!?



先日お寺の住職さんと話す機会があったのですが、人間が生まれてきたとき、すでに触感があり、それから眼が見え、耳が聴こえてくるとのこと。
そして、死ぬときはその逆で、まず耳が聴こえなくなり、眼が見えなくなり、最後まで残るのが触感、というようなお話をされていました。
なるほどなと思いつつ、現世ではこの”触る”ということを大切にして生きていないのではないかと思ったりもしました。
ま、むやみに触ると、セクハラで訴えられるということもある世の中ですから、何にでもとにかく触るということは推奨できませんが、触れて感じる、触れて伝えるということがコミュニケーションの本質なのではないでしょうか?
そんなことを感じた、今年の正月、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
本年も、よろしくお願いいたします。

2014/12/22

まだまだ続く、忘年会



またまた美容師忘年会に参加させていただきました。
今度は、不定期的に撮影会を行っているメンバーとの忘年会。
女子1名、オヤジ3名に、なぜか部外者の私が加わり、実験的な撮影会を行っているのですが、反省会という名目で飲んだ次第です。
その席で、みんなと深く考え込んでしまったのは、そもそもどういうジャンルのものとしてヘアスタイルを撮影していくのかということ。
今って、キレイなヘアスタイルでしょ?をアピールする”ヘアカタログ”的ジャンルのものか、洋服のトレンドビジネスに依存した”ファッション”的ジャンルのものかに撮影が大別される、という既成概念にとらわれ過ぎているのではないか?
美容師が表現するジャンルとして、そのどちらでもないものを目指してもいいのではないか?
じゃあ、そのジャンルって一体なんなんだ?
そんな話となり、深く考え込んでしまった次第です。
かなり酔っても、意外と真面目に本質的な話をしております。

2014/12/16

俺なんかまだまだ”ひよっこ”
と感じた忘年会



前回は20代の美容師と情報交換(実は飲み会)した時の話をしましたが、その飲み会の一週間後、今度は60代の現役美容師が集まる忘年会にお呼ばれいたしました。
肌ツヤは前の週のメンバーと比べてはいけません。
でも、キャリアを積んだ現役だけに身体や言葉からあふれてくるエネルギーは強烈でパワフル。
人生の様々な荒波を乗り越えてきた分、経験に裏打ちされた懐というか眼力というか、そういったオーラがビシバシと伝わってきます。
美容師として何歳まで現場に立てるのかということを悩んでいる人もいるかもしれませんが、そこにいらした方々(男性も女性もいらっしゃいました)は、命尽きるまででしょう、という感じ。
いろんなお話を聞かせていただいたのですが、皆さん、お客様のために今でも新しい技術や知識を身につけようとされています。
長く美容を続けられる秘訣は、これなのかもしれませんね。

2014/12/9

久しぶりに若い世代と交流会



先日、入店して3〜5年の若い美容師十数名と話をする機会がありました。
新規に入客できる機会が減ったり、安売り店とどう差別化するかなど、仕事を取り巻く環境が厳しい世代なのですが、話をしてみて感じたのは、エネルギーと未来が彼らにはあるということ。
人生後半戦の下り坂にいる私からすると、うらやましいくらいに十分にあります。
そのエネルギーを使って、どう未来を切り開いていくかは、彼ら一人一人の問題なのかもしれませんが、もっとワクワク、のびのびと成長していけるように、その世代より上の大人として自分がちゃんとした背中を見せているのかというと、かなり心もとなく思えてきます。
前の時代から受け継いだものがあるから今がある。
今に生きる人は、次の時代に何を渡せるのであろうか?

2014/12/1

カラー技術は進化している?



ヘアカラーのセミナー等をされている美容師さんと先日話をしていて「既染部をトーンダウンする際に6%オキシを使う人がまだまだ多いんですね」という話が出てきました。
要は、髪のダメージを抑えるために、3%オキシや低アルカリのカラー剤を使うケースで、新生部に使った6%オキシのカラー剤をそのまま使う人が結構多いということです。
想像ですが、カラー施術を行う際に2つ以上のカップを用意して塗り分けていくのが面倒臭い、1カップで時間差で対応したほうが簡単で速いでしょう、という空気がけっこう支配的になっているのかもしれません。
でも、これでいいのでしょうか?
プロフェッショナルカラーとホームカラーの違いを訴えていくとき、どれだけ髪の負担を軽減できるかも大きな柱だと思うのですが…。
日本に本格的なヘアカラーが定着し始めて、20年。
ヘアカラー技術は本当に進化したのでしょうか?

2014/11/25

早いもので、もうすぐ一年



昨年11月27日、実は、都内の病院に入院していた植村隆博氏へのインタビューを行い、その模様を映像に収録していた。
いつか、どこかでその映像を公開しようと思ったわけではないし、今も考えていない。
とにかく映像に記録しておきたい。その想いで収録した。
インタビューは翌週にも行う予定だったのだが、それが実現することなく、彼は逝ってしまった。
来週12月1日発売の「しんびよう」1月号に、そのインタビューの一部を文字化したものが掲載されることになった。
私が文字化したのだが、時間が経っても色褪せぬ彼の言葉が紹介されていると思う。
それから、12月1日(月)、16:00〜18:00、DADA CuBiCさんのサロンで、彼を偲ぶちょっとした集まりが行われることになった。

2014/11/18

人の距離とヘアスタイル



オーナー美容師T氏が言った言葉をご紹介。
「都会と地方とでは人と人の距離が違う。その距離が都会はすごく近くて、地方ではそんな近さで人を見ない。だからヘアスタイルづくりも変わってくる」
この見識、なかなか凄いなって、最近思っております。
私も東京と地方をわりと行ったり来たりしているのですが、東京に戻ってくると、普通の生活の中における人との距離感が圧倒的に近いと実感します。
道を歩いていても、電車やバスに乗っていても、そう感じます。
T氏が言わんとしているのは、距離感が近いと、色にしても形にしても微妙なニュアンス的な違いが見えてくるけれども、距離が離れるとそれが伝わりにくいから、多少オーバー目に表現する必要があるということ。
こういう切り口のデザイン話は本当におもしろいと感じる今日この頃です。

2014/11/11

言うことが多くなった
「アレアレ、ソレソレ、コレコレ」



先日、SSAの筆記試験なるものを受ける機会がありました。
ベーシックコースの最終日に、どのくらい毛髪やケミカルの基礎知識が身についたかを確認するために行っているテストらしいです。
別の用事があり、その場に行ったのですが、何となく、それとなく、そのテストを一緒に受ける状況になってしまった次第。
結果はというと、良くもなく、悪くもなく。
問題が何を聞こうとしているのかもよく分かったし、その答えがどういう感じのものかもよく分かっていた。
ただ、その言葉が思い出せないのである。
そう、今回の試験でわかったのは、私の、健忘症が進行している可能性が高い、ということだったのかもしれません。

2014/11/4

彼の携帯番号とアドレスは
ずっと登録したままなのだが…



12月1日。早いもので、彼がいなくなってから、もうすぐ一年になる。
彼と約束したことが、まだ何もできていない。
向こうの世界で、きっと、間違いなく怒っているはずだ。
前に進まなければ…。
前に進むためにも、その日、彼こと植村隆博さんの話をしたいし、聞きたいというメンバーが何人かいた。
その話をDADA CuBiCさんに話したところ、その日が月曜日で定休日なので、数時間だけサロンを開放してくれることになった。
詳細が決まりましたら、またこのコーナーでお知らせいたします。

2014/10/28

スタバがなくても良かったのに…
と思う鳥取にて



先日、山陰の美容師二十数名と情報交換をする機会がありました。
人口減少と少子高齢化がすでにかなり進行している地域で、そのことと関連した将来的不安も少なからずお聞きしました。
そう言うと、かなり深刻な顔をした人たちが集まったようなイメージがするかもしれませんが、逆に皆さん、明るくポジティブな人ばかり。
なんでそんなに元気なのかと尋ねたところ、ある女性の方が言われました。
「このあたりは、たくさんお金がなくてもそこそこ豊かに生活できるもの…」
なるほど…。
貧富の格差が拡がっていると言われています。
実は、その格差というのは都市部ほど深刻なのではないか。
あるいは、都市部ほど豊かさの価値が収入と連動しているのではないか。
彼女の言葉から、そんな思いがわいてきました。

2014/10/21

チャリンコ旅番組



決まったテレビ番組を見ることがほとんどないのですが、某国営放送のBSでやっている「にっぽん縦断 こころ旅」は、その時間家にいれば見ることが多い、今日この頃です。
俳優の日野正平さんが、視聴者から寄せられた手紙に書かれてある「こころの風景」を訪ねに自転車で旅する番組です。
世界遺産的な場所でもなく、旅行業者がおススメしたい場所でもなく、視聴者が自分の思い出の中で記憶に残っている場所を、チョイワル風だけど人間味のあるオヤジが訪ねる、というのが番組の魅力になっています。
私もその魅力にまんまとハマっているわけですが、何故にハマるのかということを考えたりしてしまいます。
イメージ戦略であったり、インパクトのある情報に疲れ始めていて、普通の話がリアルに気持ちよくなり始めたんじゃないだろうか。
あるいは、齢をとった分、そういう心の変化が生まれたんじゃないかとか、いろいろ感じたりしております。

2014/10/14

小さな取組み 始まる



いずれ詳しく紹介することになると思いますが、数名の美容師さんとワークショップ的な撮影会を行っていくことになりました。
所属するサロンが異なる美容師が集まり、設定したテーマのもとに同じ空間でヘアスタイルをつくり、それを撮影していくという取組みです。
ネコの毛も切れない私はとりあえずそこにいても何の役にも立たないのですが、なぜかその場にいさせてもらえることになりました。
なぜこんなことを始めたのか?
いろんな経緯があって始めるに至ったのですが、何かに束縛されていない環境で大人がデザインを真剣に学び合う、表現し合う、そして語り合う。そういう場を求めていた人たちが自然と集まってきたような感じがいたします。
とっても小さな小さな取組みです。
何の野望もございません。
でも、ワクワクしております。

2014/10/7

どんな人にもショートを提案!?



前回書いた”大人の遠足”。そこで開かれた飲み会で、オーナー美容師Tさんがこんな話を披露してくれました。
「”どんなスタイルが私に合います?”とお客さんに聞かれたら、どんな場合でもショートを提案するようにしています」
ずっとロングのお客様でも、結果的に短くはしないだろうなと想定されるお客様でも、問われると必ずショートを提案するのだそうです。
その意味を問うと、気分が変わり髪を短くしたいと思った時に自分を思い出してくれるし、そして何よりも自分自身はショートを切るのが大好きだから、と彼は言います。
まずはお客様の希望に沿うカタチでスタイル提案を行うというのが、昨今の常識なのかもしれませんが、常識通りに振る舞うとみんなが同じになってしまう。
彼は自分らしくあるために常識と闘っている。そう感じた次第です。

2014/9/30

大人の遠足で
我思う



先日、オーナー美容師5名と”大人の遠足”に出かけました。
行き先は、岡山県の瀬戸内海に浮かぶ犬島。
美術館があったり、集落の日常の中にアート空間があったりする島で、ご興味のある方は是非。
わたし的に面白かったのは、普段は美容にどっぷりと真面目につかっている大人達とぷらぷらと散歩できたこと。
しかも会話が“うわ〜っ”とか”スゲー”とか”あっち〜”(その日は天気が良かった)といったほとんど幼児レベルの言葉か、”ビール飲みてー”といったアル中レベルの言葉でほぼ成立してところが面白かったかな。
たまには頭を柔らかくしておかないと、周りの人や社会がよく使っている言葉に脳が支配されてしまい、思考が均一化・平均化してしまうなと、アル中の一人である私はそう強く思ったのでした。

2014/9/22

目標の美容師がいない
未来を背負う学生たち



久しぶりに美容学校に行き、生徒と話す機会を持ったのですが、目標の美容師を定めている人はかなりの少数派で、圧倒的多数は美容師として目標にしている人がいませんでした。
これは何を意味しているのでしょう?
どこのサロンで働きたいかという考えはあっても、誰々のようになりたいという意識は希薄なのか。それとも、自分が理想としている美容師像が現実社会ではなかなか見つからないのか。はたまた、現場での仕事をしっかり見て、その人の考え方や生き方にまで触れたわけではないから、目標というレベルの人を設定しにくいのか。いや、目標がもっとはるかなところにあるから現状の中に目標をつくりたくないのか。
みなさんはこの状況、どう思われます?
ただ、目標の人がいないことがおかしいとは思いません。なんでかなぁ?

2014/9/16

久しぶりに
若い美容師さんとの飲み会



先日、20代の若手美容師数名と話をする機会があったのですが、少子高齢化を自分にのしかかってくる問題としてとらえている人が多くいらっしゃいました。
それだけ、現実のサロンの中で、自分よりも年上のお客様に接することが多い、あるいは自分よりも若い世代のスタッフがなかなか入ってこない、という状況が進んでいることが伝わってきます。
少子高齢の状態は、誰がどうあがいてもしばらく続きます。
しかも、誰も体験したことのない社会構造の大変化。
これまでに成功した経験やハウツー、発想ではとても切り抜けられないという想いが段々と強くなってきています。
ただ、話を聞かせていただいた若手美容師は、悩みを抱えながらも、もっと上手くなりたい、もっとお客様に喜んでもらいたいと、高みを目指していました。

2014/9/9

12月1日の過ごし方



当り前のように9月に入った先週、オーナー美容師Kさんと久しぶりに飲みました。
話題は、昨年12月1日に逝ってしまった彼の話に。
時が経つのは早いものです。あれから9か月が過ぎ、3か月も経たないうちに1年が過ぎてしまうのですから。
Kさんは言いました。
「業界は表面的には動いているけれども、僕の心の中と本質的な部分では、あの日から止まったままなんだ」
いろんなところでアクションを起こしているKさん。その彼にしても、止まったままなのか…。
そんな驚きを感じながら話を続けている中で、12月1日をどう過ごすかという話になりました。
彼のような人たちと同じ時間を過ごしたい。ふと、そんな想いが湧き上がってきました。

2014/9/2

商品陳列棚がないお肉屋さん



ある人の紹介で、肉屋さんに行きました。そこは美味しい肉を売っているということで…。スーパーじゃない肉屋さんに行くのは何十年ぶりかも。
地図を片手に行ったのですが、なかなか見つかりません。探し当てた店は、道路から奥に入った一軒家の庭先にあり、小売もするけれども飲食店への卸がメインの店でした。
恐る恐る中に入ると、肉の陳列棚が一切なく、肉をカットする機械と肉を包装する機械が並んでいるだけの部屋。
本当に小売しているのか心配になってきたところに、ご主人が登場。
ご主人の話によると、奥の冷凍庫に商品が保管されていて、注文が入ると、必要量の肉をカットし(スライスとかもしてくれる)、売ってくれるのだそうです。おいてある肉も、生産者の素性がはっきりしている肉ばかり。種類も部位もある程度のものは用意されています。
ご主人曰く、スーパーと同じものを、同じ売り方で売っていたのでは差別化ができない。なるほど!
お肉のうんちくをしばらくお聞きした後、こだわりの豚もも肉を薄くスライスしてもらいました。

2014/8/27

美容師Tさんとの対話の中で



先日、かなりの繁盛サロンの代表美容師Tさんと久しぶりにお話する機会がありました。
その中で、インスタグラム(無料の画像共有ソフト)を使った集客が凄いんだという話をお聞きしました。
特別に撮影をするのではなく、サロンのお客様のヘアスタイルを、許諾を得て撮影し、それをアップするケースが多く、それを見たお客様の知り合いが新規として来店されることが多いのだそうです。
早速そのサロンのHPからアクセスしてみると…、スゴイの一言です。
何がスゴイのかというと、そのヘアスタイルの多さとクオリティです。
頻繁にアップしているから、最近サロンで提供している等身大のヘアスタイルがわかる。そして、その質が高い。
新しい情報発信のツールがいろいろと出ていて、それを使わない手はないのですが、そこで表現されている情報の鮮度と質が大切なんだなと、改めて感じさせられた次第です。

2014/8/19

ヘッドスパの技術力
言葉にするのは難しいけど…



BjHab番組でもスキャルプケアのメニュー提案を行っていることもあり、自分の頭をやってもらう時も美容室でスキャルプマッサージをお願いしています。
カットと違って、いろんな人の技術を気軽に体験できるというのがこのメニューのいいところというか特徴で、実際にいろんなお店で、かれこれ10人ぐらいの施術を受けたと思います。
当然、またこの人にやってもらいたいと思うこともあれば、そうでもない時もあるのですが、その差って、やっぱり技術なんですよね。
どういうシステムを導入すればスパが成功するのか? と、聞かれることもあるのですが、スパ比率が比較的高い美容師の仕事を見たり、そういう人にスパを実際にやってもらったりすると、やはり大事なのはシステムよりも技術だなって感じてしまいます。
メニュー表にスパを掲げていても、スパメニューがちっとも広がっていかないという悩みを持たれている方。そういう方には、上手いと言われている人の技術をまず体感することをお勧めします。

2014/8/5

O女史とのよもやま話の中で…



先日、都内の面貸しサロンで働くO女史とお会いしました。
彼女は、親の介護をしたりリハビリの送り迎えをするため、親の住む田舎と東京を行ったり来たりしているそうです。
そのため、毎日働けないということで、面貸しサロンに勤めているとのこと。
美容は手に職をつけるわけだから、どこの地域でも仕事ができる。だから、田舎で美容を始めたら?
と、これが実は現実的な話ではなかったりするようです。
彼女の田舎もそうなのですが、全国平均よりも20〜40代の人口割合が少なく、地域の人口減少もすでにかなりの勢いで進んでいる地域であったりすると、開業に二の足どころか三の足も踏んでしまいます。
そもそも美容とは人が集ってくる地域でのみ繁栄する業なのでしょうか?
やはり、美容のチカラで地域に人を呼び込むというのは難しいのでしょうか?

2014/7/28

腰痛治れど、財布が痛い(泣)



先日、久しぶりに腰を痛めてしまいました。
原因はわからないのですが、体勢を変えるだけで痛みが生じるという感じ。だから歩くだけでも痛かったです。
前回、病院に通ったけど痛みが治まらず、最終的に鍼灸で治したという経験から、今回は速攻で鍼灸院へ。
2、3日で痛みが引き、今はすっかり元の状態になりました。
それはそれでよかったのですが、鍼灸に通うと保険がきかず、今度は財布に痛みが発生します。
調べてみると、まったく保険がきかないわけではないのだが、保険がきくようにしようとすると、数々の困難が生じ、結果、自己負担が多い現状になっているのだそうです。
鍼灸は客観的な治療効果の判定が困難というのが大きな壁になっているのですが、保険がきく医療や薬は治療効果の判定が明確ということなのでしょう。
なんだかなー。

2014/7/14

少しずつ、じわじわと



いろんな美容師さんと話をしていて、もう一度きちんとした技術やスキル、知識を身につけていこうという動きが、少しずつ、じわじわっとだけれども、始まっているような気がします。
いくつかの学びの場に行って、参加者の話を聞くと、それを強く感じます。
売れるスタイルはこうだとか、客単価を上げるシステムはこうだとか、その場しのぎのハウツーを積み重ねてもちっとも幸せにならない、と思い始めた人たちが、自分をしっかりと表現するための基礎をつくろうとしているようです。
美容師Uさんがよく言っていた言葉を思い出します。
「急がば回れ」
お客様への提案もスキルや知識の幅の中でしかできないから、提案力を高めるためにも何が必要なのかはハッキリしているでしょう、と、飲み屋でよく言っていました。

2014/7/8

カットの
マニアックな話で盛り上がる
オヤジの会



カットやヘアデザインの話を肴に飲む酒が美味くて楽しいと感じたのは、いつ以来だろう。
先日突発的に開催された、オーナー美容師Iさんと同じくオーナー美容師Nさんとの飲み会は、そんなお酒となりました。
お二人とも、ヘアデザインの観方やカットに対する考え方が、専門的で、深いのはもちろんなのですが、人間の行動や志向性にまでも掘り下げて考えている。だから、楽しくて面白かったのだと思います。
どちらも25〜30年以上のキャリア。私も含め、完璧にオヤジ達の飲み会です。
誰からも相手にされていませんし、自分をいまさら売り出す気持ちもないオヤジ達が、経験の中で築き上げたヘンな確信を、酔いにまかせて語り合う。
最高です! 最近、こういう場への参加が少なかったかも。
新しくて居心地の良い場を発見したオヤジ達は、再会を強く約束して、3時ごろ散会しました。

2014/7/1

小さくても、多様な世界へ?


私の個人的な知り合いに、小さなサロンのオーナー美容師さんが増えています。
10年前と比べると、軽く10倍は増えていると思います。
これは、たまたまの偶然なのか、私の動きがそういう方々との出会いにつながりやすいのか、はたまた時代の何かが働いているのか、よくわからない部分があります。
ただ、出会いの場所は、何らかのスキルを学ぶところだったりするので、自分自身の美容に新しい何かを加えたいと考えている人と出会っているのだと思います。
彼らが自分の美容に加えたい何かというのは、一人ひとりが実に様々です。考えの深さや方向性が多様性に富んでいます。
それに比べると、10年前はみんなが同じ方向に向いて次のことを考えていたような、そんな気もしてきます。

2014/6/24

ワザとスベと書いて、技術


先日、とあるサロンで、スキャルプマッサージのトレーニングを拝見しました。
技術というのは、どんなにプロセスを整理しても、やはりマニュアル通りには伝わらないものですね。身体つきが一人ひとり違うというのもあるし、身体の動き方のバランスというか、ボディタッチにおけるクセというものがそれぞれの人間にはあって、だからこそ自分とは違う人の技術を習得していくのは難しいなと改めて感じました。
それに、盗みたい技術というのは、その分野の第一人者が持っている技術。第一人者が試行錯誤のうえ培ってきた技術というのは、プロセスでは解説しきれない部分が重要だったりするから、お手軽に一日二日で身につけられるはずもない。
そんなに手間暇がかけられないから、簡単で、早くて、効率的な教育が求められているのかもしれませんが、その行く先は低料金の仕事ということにならないか?と思う、今日この頃です。

2014/6/17

人に会いに、旅に出るか


最近、ある一人の美容師のことが気になっています。20年以上前、私にカット技術やデザインのことをいろいろと教えてくれた人です。
なぜ、今また気になっているのか。周りに左右されず、自分自身と向い合って自分の美容を表現してきた彼。その眼には今の美容がどう映っているのか、聞いてみたくなったのかもしれません。
彼は、いまでも、とある地方都市で美容を営んでいます。どんな日々を過ごしているのだろうと思い、ネットで探してみたのですが、まったく見つかりません。
ネット上に自分をさらけ出すことに、あまり興味を持たない。彼はそういう人だったかもしれません。
これは、直接会いに行くしかないなと思う、今日この頃です。

2014/6/10

久しぶりに、彼の話


先日、年に一度勝手に開催している、仕事抜きの、美容師数名との旅行に出かけた。目的地は、今年も○○○島。
いつも一緒に行っていたけれども、闘病でここ数年行けなかった彼の魂を、今年は連れていくことができた。
一緒に乗った船、一緒に潜った海、一緒に飲んだ居酒屋、泥酔して横たわったビーチ。それらは何も変わらないけれど、変わらないからこそ、かえって、彼がいなくなってしまったという現実が襲ってくる。
一緒に旅した人たちと今年もいろんな話ができた。くだらない話、お腹が痛くなるくらい笑える話、そして、彼が起こした出来事や語った話。すべては、明日の仕事には何の役にも立たない話だが、まばゆいくらいに輝いていて、楽しい時間。
たまにこういう時間がないと、生きてるという感じがしない。
生きてる心の中でこそ、彼もまた生きていると、そう思いたくなった。

2014/6/3

異なる夢が共生するサロン
を目指すS女史


先週、アジアビューティーエキスポに行ってきました。目的は特になかったのですが、知り合いの女性美容師Sさんのセミナーのチケットが手に入り、それを聞きたいと思った次第。
テーマは「離職率が低いサロンの取組み」。彼女の店は現在20名が在籍しているのですが、この8年間で店を辞めたスタッフは1名なのだそうです。
話の中で一番心に残ったのは、夢のあり様が異なるスタッフが共生できる店を目指しているという話。少しだけ具体的に言うと、売上を重視するタイプ、デザインを重視するタイプ、働くことそのものに意味を持ちたいタイプではそれぞれ異なる夢を持っていて、それら異なるタイプが夢を実現できるよう、いろんな取り組みを行っているという話でした
彼女曰く、自分がサポートできない夢は実現させることができないから、その範囲のスタッフが集まっているだけなのかもしれないけど…。
でも、彼女の話は、雇う側は雇われる側の夢と正面から向き合っているのかという話にも聞こえ、こういう人の話をもっと多くの人に知ってもらいたいなと思った次第。BjHabに出てもらえるだろうか?

2014/5/27

いつの間にか増えていた
ヘアカラー専門店


ご存知の方も多いと思いますが、ヘアカラー専門店が増えているようです。その多くは、基本メニューが全体染め、根元染め、部分染めの3つで、大体3000円以下で提供。ホイルワークをしないというのも特徴で、オプションメニューとしてトリートメントがあるぐらいで、徹底的にメニューを絞り込んでいます。
サービスの特徴としては、カウンセリングの後に料金をいただき(自販機でチケットを購入するカタチが多い)、カラー施術、オートシャンプー、お客様自身によるセルフドライという流れで行うところが多い感じです。
業界側からの視点でいうと、賛否両論いろいろあるかと思いますが、お客様側からの視点でいうと、今までのサロン料金よりも安くなったと思うか、ホームカラーよりも少し割高だけど、自分で染める手間が省けたと思うか…、そのあたりかなと。
どういう施術を行っているのか、わからない部分もあるのですが、中には、新生部と既染部でオキシを使い分けているところもあり、いずれにしても、社会全体の二極化が進む中で、カラーメニューのあり様も多様化しているようです。

2014/5/20

毛髪診断力を身につける
トレーニング法とは?


髪のコンディションの多様化が言われ始め、随分経つかと思いますが、曲げたり、伸ばしたり、染めたり、脱色したりする技術や製品も多様化していますから、毛髪診断できちんと状態を見極められる能力がより重要になっていると思います。
先日、主にケミカル知識を学ぶセミナーにお邪魔したのですが、毛髪の診断力や対応力を高めていくための勉強に、多くの方が参加され、取り組まれていました。
診断による現状把握があり、そして目標の仕上りがあって初めて、必要な技術は何かになるはずですから、毛髪診断力をしっかり身につけることは最初の入り口として重要ですよね。
その能力、これまではどちらかと言うと、多くの髪を触っていく経験の中で身につけていくという感じだったと思います。それも大事かと思うのですが、診断力を身につけるトレーニングとして何かいいアプローチはないものでしょうか?

2014/5/14

芽かきしながら我思う


家庭菜園歴が4年目に入っていますが、この時期になると「芽かき」という作業を行います。中心の枝と横に伸びる枝の間に「わき芽」というのが出てくるのですが、それを取除く作業です。
本やネットで野菜の育て方を調べると、「芽かき」をするように書いてあるので行っているのですが、多分そうしたほうが実が大きくなるんだろうなという意識しかなく、なぜこの作業が必要なのか、本当のことはわからずに行っています。
その意味をしっかりと理解せず、何となくやっていることって実に多いような気がしませんか? 話が極端に大きくなってしまいますが、現代社会って、そういうことで成り立っているとすると、ちょっと怖いような気がします。
成功するためのノウハウ、失敗しないためのノウハウが優先され、原理が後回しにされてきたから、こうなったんでしょうね。
そういう観点から言うと、美容の仕事はどうなっているのでしょうか?

2014/5/7

かくいう私も
よぼよぼダイバー


趣味でたまにやっているダイビング。その世界でも、お客さんの高齢化が著しいように感じます。
私が通っているダイビングショップでは、ほとんどが40〜50代で、20代のお客様はほとんど見かけません。潜った後の休憩中の会話はというと、体力の衰えや病気の話が多く、ここは病院の待合室?という感じ。
そういう話ばかりだと、たまにいる若い世代にとっては息苦しく、その場から抜け出したくなるのもわからなくもない。また、ダイビングに関する会話も、経験のある人ばかりだからレベルが高すぎて、若い世代はついてこれないことになる。
以前、車に興味を持たない若い人が増えているということで、自動車業界も興味を持ってもらうためのイベントを開いているというニュースを見たことがありますが、ただでさえ人口が減少している若年層。その世代にどう興味を持ってもらうのかの取組みが、いろんな業界でさらに活発化していくのでしょうか?

2014/4/30

ヘアカラー手帳は
何故できぬのか?


10年ほど前から、”ヘアカラー手帳”なるものが必要なのではないかと、多くの方々と話をしてきました。
それは、ヘアカラーをするたびに、染めた日付と、どんなタイプの、どんな色味とレベルのカラー剤で染めたのかをその手帳に書いて、お客様に持っておいてもらうというものです。
お客様が自分で染めた場合も、同様に書いてもらう。
サロンでカラーするときにその手帳を持ってきてもらえば、履歴がわかり、残留ティントの判断もより正確に行うことができるし、プロの美容師は過去の履歴も踏まえてカラー施術を行っているということを、消費者にアピールすることもできる。
それが、この”ヘアカラー手帳”の狙いなのですが、このことを実践しているというサロンの話をほとんど聞いたことがありません。
これは、この発想のどこかに欠陥があるからなのでしょうか?
それとも、別に何かの理由があるからなのでしょうか?

2014/4/22

目標の美容師がいない
と言う生徒たち


美容師としての目標の人がいない。先日、美容学校にお邪魔した際、生徒に、目標の人は誰?と尋ねたところ、大多数の答えがそうでした。
この現状を受けいれ、どうしてそうなっているのか、背景をいろいろと考えてみました。
どの組織に就社するかは興味があるが、誰のようになるのかはあまり興味がない。情報化社会と言われているけど、人を深く知れる情報がない。そもそも目標を探すための情報収集をしていない。生徒の理想像が多様化しているが、だからこそ自分の目標を探すのが困難になっている。目標の人を設定すると、その枠組みの中でしか将来を考えられなくなるから、あえて目標をつくらない。目標となる人が現れたらいいなと思っているが、自ら動いてそういう人を探しに行かない。
いろいろと考えてみたのですが、目標がいないと言う彼らだけにその責任があるようには思えません。皆さんの考えはいかに?

2014/4/15

頭皮から顔に向かうは
自然の流れか?


カット、カラー、パーマの仕事もしながら、スパやフェイシャルの技術も身につけて、すべてのメニューを自分で提供することを実践している美容師、あるいはそれを目指している美容師が、私の周りに何人かいらっしゃいます。
おそらく、かなり少数派だと思います。トータルビューティーを提供しているサロンは増えていますが、その多くは役割を分業化させて、トータルを成立されているのだと思います。
どちらが良いということではないのですが、お客様の気になることを全部自分で解決したいという女史が、案外、目立たぬところに潜んでいるのかもしれません。
先日、そういった少数派の方々に、なぜフェイシャルまでやろうと思ったのかお聞きしたところ、「自然な流れ。だって、お客様が私にやってほしいという感じなんだもん」とか「ヘッドスパの満足度を高めていこうとすると、顔と頭の皮膚はつながっているから、どうしても顔に行ってしまうの」といった声が返ってきました。

2014/4/8

降る桜 80年代は 遠くなりにけり


今年の美容学校の2年生は、その大半が1994年生まれです。その生徒さん方十数名と先日話をする機会があったのですが、80年代の流行だとか、髪型だとかを全く知らないんですね。
もちろん生まれる前の話だから、生で観たことはないでしょうけど、僕なんかの世代は自分たちが生まれる前の時代の流行とかを、人の話だとか、雑誌や本だとか、そういうもので見知っていたと思うんです。
それがない。テクノカットも、サーファーカットも、聖子ちゃんカットも、ソバージュも、概念カテゴリーとしてまったく通用しない。
こんなデザインだったのよと説明を試みたものの、やればやるほど、生徒の眼差しがタイムマシーンに乗ってきた変なオヤジを見るような感じになってきて、実は自分がおかしいんじゃないのかという気分になりました。
横や同質とはつながりやすいが、垂直や異質とはつながりにくい。そんな時代なのかなと感じつつ、ひどく孤独感に襲われた次第です。

2014/4/1

秘密の植物、秘密の海岸


長かった冬がやっと終わり、春がやってきたという感じですが、この時期になると、毎年、休みの日に、とある植物を採取しに、とある海岸に出かけます。
何のために採取するのかというと、食べるため。
この食物、まずスーパーとかでは売っていないのですが、軽く茹でて食べると少し苦みがあるものの、かなり美味しい。ちなみに漢方では解熱や鎮咳薬として利用されているそうです。
昔は、日本各地の海岸に自生していたようですが、海岸線の開発が行われたり、採取しつくされたため、近年、自生地が著しく減少しているのだそうです。
だから、その植物の名前も、私が採取しに行っている場所もお伝えすることができません。
訳あって伝えられない情報って、世の中にいっぱいあるんだろうなと感じつつ、その植物が絶えないように、間引くように採取しなければならないなと思う、今日この頃です。

2014/3/25

女子会で出た女子会話で交された
頭皮の臭い


先日参加させていただいた美容師の女子会で出た話。ある方がいろんな仕事をしている女子会に参加したところ、女子の頭がくさいという話で盛り上がったそうです。で、その場でお互いの頭皮の臭いを嗅ぎ合ったところ、実際に臭くて、もんどりを打って倒れたそうです。
その話が気になり、ネットでいろいろ調べてみると、某化粧品メーカーが20〜30代女性の頭皮の臭いを臭気測定器で測った話が出てきました。
それによると、シャンプーをして24時間後の頭皮が「59」という数字で、その「59」という数字がアメリカザリガニの約6倍ということで、ネット上では妙な盛り上がりを見せておりました。
この数字の真偽はわかりませんが、私が興味を持ったのは、臭気測定器なるもの。そういうものを実際に見たことがなく、どういう構造のもので、値段はいくらぐらいで、本当に頭皮の臭いをある程度正確に測れるのかも含め、そちらに興味を持ちました。どなたか、ご存知の方、いらっしゃいます?

2014/3/18

15年ぶりの再会


先日、広尾でサロンを経営されている美容師Sさんと、15年ぶりに再会し、飲みに行きました。
若い頃、悩みや夢を語り合った彼が、このサイトにたどり着き、私を発見してくれたのが、再会のきっかけです。
15年の間、いろんなことがあったようです。描いていた夢でかなえられたこともあった。予想外のことが発生し悩みの淵に沈んだこともあった。
不思議なのは、そんなことを感じながらも、目の前にいる彼は、15年前とあまり変わらなく見えます。
美容という仕事への感謝と情熱が昔と変わらないから、そう見えたのかもしれません。
そんな彼の眼には、私はどのように映ったのか…。
間違いなく、白髪とシワは増えているのだが…。

2014/3/11

久しぶりに
女子会潜入


久しぶりに、全員女子美容師だけのお食事会に参加させていただきました。
経営者あり、スタッフあり、地域もばらばらの総勢7名でしたが、結構話が盛り上がるものでございます。
旦那のこと、家庭と仕事のバランス、女子だから気づくお客の変化、理想とするサロンワークのあり方など、男子の集まりではあまり出てこない話がえげつないくらいにリアルに出てきて、隅っこでほったらかしにされていた私は赤面するやら、興奮するやら、勉強になるやら、という感じでございました。
こういう場で話される女子の本音というのは、いわゆる”公式”の場ではめったに現れてきません。これは”公式”なるものが、男子の空間、もしくは男子も関わる空間であって、その空間に元来馴染むものではないからでしょう。
じゃあ、男子が女子の本音を聞くにはどうすればよいのか? 自分の中にある男性をすべて消し去るしかない。そのように思う、今日この頃です。

2014/3/4

順調に育っていた
ホウレンソウが…


例年にない、太平洋側での大雪の影響で野菜が高騰していますね。
私の家庭菜園でも、収穫間近だったホウレンソウに影響が出ました。
それまで緑濃く順調に育っていた葉っぱが、まだらに褪せた色味になってしまいました。スーパーに並んでいたら、誰も手に取らないだろうなという色味です。
捨てるにはもったいないので、バターで炒めて食べてみると、メチャ旨っ!
そうなんですよね。見た目が悪いと商品価値がないからって、味と関係なく捨てられていくか、流通に乗りにくいということで、生産地で消費されているんでしょうね。かくいう私も、スーパーでは見た目がいいものを選んでいますから…。
この現状から考えるに、サイズや形がそろったものが野菜だという認識をする都会の子が増えているのかもしれませんね。

2014/2/25

自己投資における
地方と東京の格差


先日、とあるセミナーでお会いした豊橋の女性美容師Sさんは、家賃6万円、3DKのアパートに旦那さんと暮らしているそうです。
東京の中心部に自転車で通えるところだと、ワンルームでも10万円ぐらいするなと言ったところ、かなり驚かれていました。
地方と東京の格差は、どの視点から考えるかで景色が変わってきますが、給料から家賃を引いた額は、明らかに地方のほうが高いのではないでしょうか?
若手美容師にとって、これが何を意味するのかというと、自分の技術や知識を高めるために自分のお金を投資できるかという視点では、都会で働く人のほうが厳しく、地方の人のほうが可能な環境にあるということになります。
現実、東京で開催されている有料のセミナーやアカデミーに行ってみても、地方の方のほうが多く、都心部の人が少なく感じるのは、そういう背景があるからなのでしょうか?

2014/2/18

たった一度の出会いなのに
時おり思い出す彼


十数年前、美容師Uさんと初めて一緒に旅行に行ったのが屋久島でした。
泊まるところも観光したいところも決めずに、とにかく行き当たりばったりの旅。
そこで急きょダイビングをすることになり、現地で予約を入れて、その店に行ってみると、なんと、理容室に併設されたダイビングショップがあるではないか。そこのご主人Nさんに話を聞くと、ご自身が理容師であり、ダイビングのガイドもされているとのこと。
「この辺のお客さんはみんな朝が早いから9時ごろまでに床屋の仕事が終わっちゃう。だから、その後の時間を使って潜りの仕事をしているんだ」と言われていました。
Nさんとお会いしたのは、その時一回きりで、その後お会いすることも連絡を取り合うこともなかったのですが、ここ数年、なぜか彼の生き方を思い起こすことが多くなっています。何故なのでしょうか?

2014/2/12

開業ラッシュなの?


今、美容室の開業ラッシュなのだそうです。それほど景気がいいわけでもないのに何故?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆる”カリスマブーム”の時に美容師になった人たちが30代を迎え、その世代の開業が増えているのだという。
先日、とある集まりで、その世代で1年ちょっと前にサロンをオープンしたオーナー美容師と話をする機会がありました。
マーケットの縮小、オーバーストア、美容師志願者の減少の中で船出をした彼は「自分たちがこれまでやってきたやり方では上手くいかないと思う。でも、じゃあどうすればいいのかがはっきりと見えてこない」ということで、いろんな場所に出かけ、情報交換をし、ヒントを探しているようでした。
別の機会に、オーナー美容師10年目のKさんにこの話をしたところ「魅力ある仕事をして料金を上げる。僕にはそれしかできない」と言われていましたが…。

2014/2/4

白髪を活かすヘアカラー
いたしました


先日、久しぶりにブリーチをしてもらいました。
金髪にしたかったわけではなく、白髪がかなり目立ってきたので、白髪と黒髪の差を少なくしてから色を被せたほうが自然かなと思い、2プロセスで染めてもらった次第。
やっぱり1プロセスのカラーよりも色が主張していて、自分自身で言うのもなんですが、若くなった感じがいたします。
ブリーチは、ベッタリ塗るというよりもコームで梳かすという感じで素早く自然に塗られ、しかも放置時間も短くて、これはグレイ世代への提案として”あり”じゃないかと思いました。
ダブルカラー、イコール、若い世代のカラーという既成概念に自分自身がとらわれていたなと、反省した次第でございます。

2014/1/28

Kさんと10キロレースに参戦!


先日、とあるマラソン大会に出場しました。10キロの部ではありますが、4年連続の参加です。
この大会、今年は1万人以上が出場。しかも、フルマラソンのほうが圧倒的に参加者が多いということで、ランニングブームも行くところまで行っているなという感じです。
ブームは女性が引っ張るという方程式通り、女性の参加者が本当に目立ちました。
今年は、日曜日の営業を休んで美容師Kさんが初参戦。美味しい空気を激しく出し入れしつつ、頭の中が空っぽになるくらいに激走し、2人とも無事完走しました。
記録はというと、Kさんは自己ベストを更新。私は、昨年よりも1分遅れということで、年齢にともなう記録向上の難しさを痛感。
そんなこんなではありましたが、レース後にKさんとお風呂に入り、ビールを飲んだ時間が最高でした。

2014/1/21

白髪を活かすヘアカラー
いたしました


先日、久しぶりにブリーチをしてもらいました。
金髪にしたかったわけではなく、白髪がかなり目立ってきたので、白髪と黒髪の差を少なくしてから色を被せたほうが自然かなと思い、2プロセスで染めてもらった次第。
やっぱり1プロセスのカラーよりも色が主張していて、自分自身で言うのもなんですが、若くなった感じがいたします。
ブリーチは、ベッタリ塗るというよりもコームで梳かすという感じで素早く自然に塗られ、しかも放置時間も短くて、これはグレイ世代への提案として”あり”じゃないかと思いました。
ダブルカラー、イコール、若い世代のカラーという既成概念に自分自身がとらわれていたなと、反省した次第でございます。

2013/12/26

彼の話 その6


6回にわたって書き綴った彼の話。まだまだお伝えしたいことがあるのだが、とりあえず今回で小休止。
彼こと、植村隆博さんは12月1日、逝ってしまった。
若かりし頃、ロンドンに旅立っていくときも彼は私に置き手紙を残していったのだが、また今回も置き手紙を残して…。
2014年1月28日(火)13時〜15時、「VOICELESS」と題した、彼を偲ぶ会が東京青山葬儀所で行われる。
植村さんの希望により、彼をご存知の方、彼に会いたい方はどなたでも来場できる。
問い合わせ先は、(株)アーバンフューネスコーポレーション 03−5144−0673

2013/12/24

彼の話 その5


「まだまだ、やりたいことがあった」
時代を駆け抜けていった彼が、私に漏らした言葉だ。
「何を?」という言葉が出てこなかった。
「ヘアデザインを極めようと一生懸命に頑張って、その成果が出てきている人たちが活躍する場。そういう場がどんどん削られている」
今年の夏、私にそう訴えてきた彼の言葉が頭をよぎり、彼が何とかしなければと悩んでいた問題の大きさに比べて「何を?」という言葉が軽すぎるように感じたからだ。
その問題に対して、彼はどう向い合い、何をしようとしていたのか?
あるいは、私に何をするように言おうとしたのか?

2013/12/20

彼の話 その4


彼が、公称で、唯一の趣味だと言っていたのが、スキューバダイビングだ。
私もいろんな海で、一緒に潜らせてもらった。
ダイビングに関しては、彼は最初からうまかったわけではない。
耳抜きができなかったり、海底が見えないところでパニックになったり、いくつかのトラブルを起こした。
悪い言い方だが、こちらとしては、そんな時に彼の本質的な人間性が見えたりして、少なからず楽しんでいた。
そんな彼に、なぜダイビングを続けてきたのか、聞いたことがある。
「だって、陸上では見ることができない、配色や模様のパターンが海の中にはいっぱいあるじゃないですか。それが創作にも活きてくるし、楽しくて、楽しくて…」
彼は、そう答えた。
そうだったのか、あなたは海の中でもヘアデザイナーだったのか…。

2013/12/20

彼の話 その4


彼が、公称で、唯一の趣味だと言っていたのが、スキューバダイビングだ。
私もいろんな海で、一緒に潜らせてもらった。
ダイビングに関しては、彼は最初からうまかったわけではない。
耳抜きができなかったり、海底が見えないところでパニックになったり、いくつかのトラブルを起こした。
悪い言い方だが、こちらとしては、そんな時に彼の本質的な人間性が見えたりして、少なからず楽しんでいた。
そんな彼に、なぜダイビングを続けてきたのか、聞いたことがある。
「だって、陸上では見ることができない、配色や模様のパターンが海の中にはいっぱいあるじゃないですか。それが創作にも活きてくるし、楽しくて、楽しくて…」
彼は、そう答えた。
そうだったのか、あなたは海の中でもヘアデザイナーだったのか…。

2013/12/17

彼の話 その3


「自分の時間とお金を投資しない限り、本当の実力が身につくことはない」
彼と最後に話をした時に、彼が残した言葉だ。
この考え方は、彼の仕事のスタンスとして、かなり前から首尾一貫していたことだ。
すごく安い値段で、大勢の人を集めるような”技術セミナー”の仕事を依頼されても、彼は引き受けることがなかった。
技術教育や人材育成は、マンツーマンでなければきちんと伝わらない。そして、自分の、ある程度の時間とお金を犠牲にしない限り、受講者は本気で学ぼうと思わない。
この確信だけは、常にぶれることがなかった。
なぜぶれることがなかったのか?
それは、彼自身がそうやって学んできたからに他ならない。

2013/12/12

彼の話 その2


彼との約束で、いくつか果たせなかったものがある。
その一つが、一緒に落語を観に行くということ。
あまり人に言うなとクギを刺されていたのだが、時間があるときなど、彼はひそかにイヤホンで落語を聞いていた。
扇子と手拭いというごく限られた道具と話術だけで、演者のワールドをお客に堪能してもらうという仕事と、ハサミとコームという小さな道具と作り手のセンスだけで魅力あるカットデザインを創作しお客様に喜んでもらう仕事に、彼はどこか共通点を見出していたのかもしれない。
どちらの仕事とも、同じ道具を使っていても、上手い人と下手な人がいる。
彼は、その違いが何から生まれるのかということに興味を持っていたし、誰がやっても同じようになるわけではないからこそ、落語もカットデザインも好きだったのではないだろうか。

2013/12/6

彼の話 1


一流の選手は毎日練習しているのだから、凡人であるお前はそれ以上に練習しなければならない。
彼は、そういう家庭に生まれ、育ったそうだ。
ケンカに負けて泣いて帰ってくると、家に入れてもらえなかったこともあるという。
そんな彼は、ある程度のところに満足してしまうような、ソコソコ主義がはびこる今の風潮に対し、強い怒りすら覚えていたはずだ。
実際に、ソコソコの仕事でどれだけ売上を上げられるかというだけの美容になってしまったら「僕は美容をやめる」と、彼は言っていた。
デザインや技術、知識において、高みを目指していった彼は、その高みから見える景色の美しさ、面白さ、楽しさを、多くの美容師に観てもらいたい、感じてもらいたいと、思っていたに違いない。

2013/11/26

名古屋の
とある女性美容師さん


齢をとり、人生の峠も越えたかなと思うようになると、それまでの考え方や生き方、やり方を変えにくくなるのでしょうか?
そのスタンスは人によって違うのでしょうが、豊富なキャリアがありながら、また新しい目標に向かい、自分の何かを変えようと実践している人を見ると、その人が素敵に思えてきますし、元気もいただきます。
先日お邪魔したスパのセミナーで、相当なキャリアの女性美容師がゼロから理論と技術を習得している姿を拝見させていただきました。
教える側は、自分の娘ぐらいの世代。でも、自分のお客様にもっといいものを提供したいという想いで、セミナーを受講されています。
素敵ですねえ。
自分も、最初から不可能だとあきらめるのではなく、トライしていかなければならないなと、そう思わせるエネルギーをいただきました。

2013/11/19

私の場合、まずモミアゲから
白髪が気になってきます


前々回にも紹介した、とある市場調査(首都圏の女性を対象)の続きです。
そのデータによると、45〜54歳の52%が、55〜64歳の59.7%が自宅で白髪染めをしています。
25〜34歳のホームカラー実施率(オシャレ染め)が18.3%ですから、そこと比較すると約3倍の人が行っていることになります。
白髪をホームカラーで対応している人の中には、サロンカラーとサロンカラーの間にされる方も含まれています。
私もその白髪世代なのですが、サロンカラーの間に自分で染めたくなる気持ち、わかります。
ヘアスタイルはまだ気になっていないんだけど、この生え際で主張し始めた白髪、何とかしたいと思う時があるのです。私の場合は、そこで我慢をして、ヘアのカタチが気になってくるまで、ちょっとだらしない感じのままでいるのですが…。
こういった悩みを持っているお客さんって結構いると思うのですが、皆さんはどういう提案やメニューの工夫でその悩みに応えていますか?

2013/11/12

17年ぶりに再会した夜


先日福岡にお邪魔した時に、17年ぶりに、ある女性美容師と再会しました。
当時はスタッフとして頑張っていたのですが、今やオーナー美容師として成功されていて、スパやフェイシャルといったメニューもしっかりと定着させているようでした。
この間、結婚もされ(旦那さんも美容師です)、子供も3人授かったそうです。
しかし、彼女、よくしゃべる。サロンのこと、提供しているメニューのこと、売上のこと、顧客が美容室に望んでいることなどなど、こちらが聞いてもいないのに機関銃のように言葉が打ち出されてきて、昔からこうだったかな?と思う始末。
きっと、家庭だけでなく、サロンのことも女性のアンテナと実感をフルに活かして進めてこられたんだなと思います。
母性は強し。組織的な展開はできないかもしれないけど、その人からあふれてくるワールドで美容を表現できる。そんなことを感じた夜でした。

2013/11/5

ヘアカラーの実行率と
メーク意識


あるスキンケアメーカーが行った、女性の化粧や美容に関する実態調査をインターネットでたまたま見つけたのですが、それが結構興味深いものでした。
15〜24歳、25〜34歳といった感じで、64歳までの各世代ごとに、調査結果をレポートしているのですが、その中にヘアカラーをしているのかしていないのか、しているとしたらサロンカラーなのかホームカラーなのか、または白髪染めなのかオシャレ染めなのかというデータが掲載されていました。
それによると、若い世代ではサロンカラーのほうが多いのですが、40代後半から上になるとホームカラー(白髪染め)が逆転しています。
それから若い世代(15〜34歳までの世代)では、ヘアカラーをしていない人も結構な割合でいるのですが、メークが好きな人ほどヘアカラーの実施率が高く、メークが好きでない人は実施率が低いというデータもありました。
どの世代のどういう人たちにどんなヘアカラーの提案を行っていくのか。ヘアカラー比率を高めるためのヒントが、この実態調査にはあるような気がいたします。

2013/10/29

レッドキャビアを
そもそも知らなかった私


ウソや大げさな表示など、消費者をだますような表示を禁止している法律が「景品表示法(正確には、不当景品類及び不当表示防止法)」です。
どこかのホテルが、普通のネギなのに”九条ネギ”を名乗ってメニューに掲載したり、内容と違う表示がかなりあったということで問題になっていますが、あれは明らかに景品表示法違反ではないでしょうか?
同法では品質や内容が実際よりも著しく優良であると誤解される表示を禁止しているわけですが、これに該当するのではないかと…。
しかし、この景品表示法、時間のある時に少し勉強してみるといいかも。というのは、表示の範囲というのが幅広く、容器ラベルや広告だけでなく、チラシやポップなどのディスプレイ、看板、メールなどでの表示も含まれていて、つまり、美容室が行っている様々な表示も景品表示法と無縁ではないからです。
それにしても”トビウオの魚卵”を使っていた”レッドキャビア”なるものが、そもそも”マスの魚卵”だったとは…。

2013/10/22

募集すれども
なかなか来ない人材


先日、とあるサロンの臨店講習にお邪魔する機会がありました。そこには、まだアシスタントの若い美容師達がたくさんいました。
一方で、スタッフの募集をかけてもまったく来ないと嘆くオーナーもたくさんいらっしゃいます。
採用希望者が来るところには来るけれども、来ないところには来ない。同じ美容業界といっても、ここでも二極化が進行しているのが現状なのでしょう。
働き手が集まるサロンに特長的なのは、やはり情報発信力の高さではないかと思います。サロンの規模や立地条件というよりも、いろんなツールを使って知ってもらうためのアピールをしているということが、共通点のように思えます。
そういう意味では、採用に関して時間も知恵もお金もかけているのですから、そういうところに人が集まるのは当然のことかと思います。
お金には限界がありますから、サロンのアピールを知恵と工夫でどうしていくかがポイントになるかと思うのですが、そのあたりの取組みで一定の成果を出しているサロンさんの話をぜひ聞いてみたいと思う、今日この頃です。

2013/10/15

収穫がまだまだ続く”金時草”


趣味の家庭菜園で今年初トライした野菜が金時草です。
九州では水前寺菜、沖縄ではハンダマと呼ばれていたりする野菜です。
先端のやわらかい茎葉を収穫し、短時間塩ゆでし、ポン酢系のもので食べるとすごくおいしいです。
6月下旬ぐらいから収穫が始まったのですが、切っても切っても次の茎葉が伸びてくるから、10月に入った今でもまだ収穫ができていて、苗の購入代の元手はすっかり回収。費用対効果の点でも大満足です。
この金時草、葉の片面が紫色なのが特徴で、ポリフェノールの一種、アントシアニンが含まれているのでそういう色なんですね。
この成分は強い抗酸化作用を持っているので血糖値を抑えたり、またβカロチンも多く含んでいるので活性酸素を抑えるなど、とても身体に良さそうな野菜なのです。
プランターでも育てられそうですので、興味のある方はお試しあれ。

2013/10/8

東京おススメ路線バスの旅


お金があまりかからない東京での遊び方でおススメなのが、路線バスを使った気ままな小旅行です。
私的におススメなのが、渋谷と五反田を結ぶ路線(東急バス)。山手線だと8分で行くところを、約40分かけて走っています。
路線沿いには、大鳥神社、目黒不動尊といった神社仏閣もあれば、目黒の高級住宅街や超こだわり家具屋通りもあれば、林試の森という樹木あふれる公園もあれば、TOC(東京卸売りセンター)という安くショッピングを楽しめるところもあったりします。
1日乗車券(500円)を購入すると、何度でも乗降り可能なので、リーズナブルに丸一日かなり遊べます。
東京なんちゃらツリーからの上目線からではない、東京を発見できます。お時間のある時、ぜひお試しくださいませ。

2013/10/1

ただ今子育て奮闘中の
ステキな方々と


先日、スパの技術セミナーにお邪魔させていただきました。
受講者は圧倒的に女性美容師さんが多く、そういう雰囲気自体がなぜか新鮮に感じられました。
セミナー終了後、情報交換会を開催。
そこでわかったことなのですが、子育て真っ只中の方が何名かいらっしゃいました。
その方々に共通するのは、実家もしくは実家近くに住んでいて、いざというときは親に子供の面倒を見てもらっている。家に近いサロンに勤めている。夕方は早めに上がらせてもらっている。そういった感じでした。
働ける時間が限られているので、仕事の価値を高めて、お店の売上に貢献していきたいという思いがあるようです。
お話を聞いていると大変だなと思うこともあるのですが、目の前の彼女たちは明るくて、パワフルで、楽しくて、魅力的な人たち。
絶対にスパ売上が伸びる、と感じた次第です。

2013/9/24

略して"カラトリ"って言うのかな?


ヘアカラートリートメントの売上が特に通販で伸びているそうです。
新聞でよく広告を打っていますから、見かけたら、じっくりと読み込んでみてください。
ほぼ100%、グレイヘア対応の商品。で、こういうケア成分が入っているという文字はよく目立つのですが、どんな染料で染めているのかはよく見ないとわからないし、なかには、よく見ても結局書いていなかったりします。
ですが、ほとんどの場合、塩基性染料が主に使われているようです。
プラスの電荷を持っていて、髪のマイナス部分にイオン吸着するわけですね。
このカラートリートメント、サロン用としても発売されていますが、どういう活用法があるのか、あるいはどういうメニュー化が可能なのか、只今調査中でございます。
工夫されているところがあれば、ぜひお話をお聞かせいただきたく、ご連絡いただけると幸いです。

2013/9/17

こだわりのあるヘアデザイン


「追及して創られた、こだわりのあるヘアデザイン。その生きる場所が失われている」
これは、皆さんもご存じの、ある美容師さんがつい最近発した言葉です。
サロンワークでは、そこまでのクオリティを求めなくても、仕事ができてしまう。
こだわりのあるヘアデザインが発表できる出版物や機会が求められなくなってきている。
そういった意味が冒頭の言葉には込められています。
デザインは時代と添い寝しなければならないもの。なので、今の時代を表しているのかもしれませんが、言葉を発した人はため息交じりでした。
この言葉、皆さんはどうお感じでしょう?
私は、そういうヘアデザインが生きる場所をどう作ればよいのか、思考が始まりました。

2013/9/10

迷った時に戻るところ


何のために情報発信をしているのか?
もちろんBjHabの場合、スポンサーが伝えたいと考えていることをわかりやすくお伝えすること、それが大きな柱になっています。
そのことが前提になりながらも、一つひとつの動画を制作していく中で、表現の仕方に迷いが生じたりします。例えば、この映像は使うべきなのか、カットすべきなのかと…。
そのときに改めて考えを巡らせるのが、冒頭の、何のために情報発信をしているのか、ということです。
自分の頭で考え、自分の手で確認し、自分の足で立っていこうと考えている美容師さんの役に立ちたい。
そのための情報発信、あるいはそこにつながるための情報発信でありたいと、どこかで思いながら、収録や編集作業をしております。
そういう視点で見た場合、これはおかしいのでは?というご意見がございましたら、ぜひお聞かせいただきたく、よろしくお願いいたします。

2013/9/3

美容学校生の就職先


定期的に、とある美容学校にお伺いして情報交換させていただいております。
先日、来年卒業する生徒さんたちとお会いしたのですが、その多くが就職先が決まっていたしました。
就職先リストを見ると、有名店か、企業化したサロンで埋めつくされています。
別の言い方をすると、生徒さんがそのサロンを知るという意味で、情報発信力を持っているサロンと言ってもいいかもしれません。
美容師を目指す人自体が減少傾向にありますから、小さなサロンが美容学校生を採用することの難しさを改めて実感させられます。
ただ、本当に採用を考えているのであれば、他のサロンと何が違うのかを明確にして何らかの情報発信をしていく必要があると思います。
そうしないと、就職先の候補にもあがらないというのが現状のようです。

2013/8/27

残暑を乗り切る
おススメ料理


暑すぎた夏。食も細くなりがちでしたが、それではパワーが生まれてこないということで、今年我が家で大活躍した料理が「麻婆ナスソーメン」。
つくり方はいたって簡単。市販の麻婆ナスの素を使って普通に麻婆ナスをつくる。あとは、ソーメンを茹でて、これまた市販のソーメンつゆを容器に入れるだけ。これで、準備OK。
ソーメンつゆに麻婆ナスをお好みの量を入れて、それにソーメンをつけて食べてみてください。
麻婆ナスのちょっとした辛みが食欲を増進。一口すすると、この組み合わせ、ありでしょう、と唸るはずです。
普通のソーメンではあっさり過ぎて、逆に食が進まないという人にもおススメ。
厳しい残暑の折、お試しあれ。

2013/8/20

東京湾、侮りがたし


今年の夏はとにかく暑い日が続いているので、近場の海へと遊びに行きました。
遠くまで出かけず、近場で遊ぶ。同じことを考える人が多いんですね。海は大混雑でした。
その海なのですが、東京湾の出口付近だからなのか、すごく透明度が高かった。15メートル先が見えるほど。
生活排水の処理技術の向上? それとも最近大雨が降っていないから?
理由はよくわからないのですが、ここは沖縄かと思うほど、すごく海がキレイなのです。
ならばシュノーケリングということで飛び込んでみると、キスやヤガラ、ボラ、カワハギといった魚にまじり、熱帯魚系の魚もいるではないか!
うーん、結局、地球温暖化なのか?
そんな疑念を持ちつつも、キレイな海を堪能させていただいた夏休みでした。

2013/8/8

技術の良し悪しは
スピードも含め語られている?


5日(月)、Bond Cutting Academyさん主催の「公開授業」に参加してきました。
6サロンの刺激的でためになる話が聞くことができ、私自身が非常に勉強になる「公開授業」でした。
その中から、switch(福岡)の田中さんの話を少しだけご紹介。
彼はカットを展示していたのですが、仕上げまでが実に速い。それでいて、デザインがかっこいい。どうしたらそうなるのかもお話してくれたわけですが、なぜそうしているのかがやはり興味深かったです。
彼曰く。同じデザインになるんだったら速い方がまた来てくれる。速い方が1日に多くのお客様に対応ができる。
実際のサロンワークでも、カットで30分(シャンプー、仕上げ込)、カット&カラーで1時間30分が目安なのだそうです。
なるほど。そこで思いました。カットやカラーが速いと、ついでにスパやトリートメントもしてくれる…。欲を出しすぎ?

2013/7/30

夏のランニングは
いろんな汗が出てくる


休日のランニング、続けております。
今年の初め、迷った末にランニングウォッチなるものを購入したのですが、GPS機能がついていて、ただタイムが計れるだけでなく、1キロごとのラップや、パソコンにつなぐとピッチや歩幅、今日どこを走ったのかなども教えてくれます。
タイムがわかる、数字がわかると、マジになる。これが恐れていたことなのですが、年甲斐もなくやはりそうなってしまいました。
そんな夏のある日。早朝だからといつものペースで走っていると、目まいのような、気持ち悪さのようなものが襲ってきました。
湿度が高くて、身体の温度が十分に放出されていない。そう、熱中症の一歩手前ですね。
その場で走るのを止め、日陰でしばらく休息しましたが、何事もやり過ぎは良くないと反省。
気象と自分の体調を考えたペース配分を心掛けます。


先日のランデータ。

2013/7/16

8月、灼熱の京都で行われる
公開授業


急な話なのですが、8月5日(月)、京都で『1日だけの大人の美容学校』というテーマでBond Cutting Academyさん主催の公開授業が開催されることになりました。
BjHabの番組にも出演していただいたことのある、switchの田中征洋さん、UMiTOSの砂原由弥さん、PAGEの村井克彦さんも授業を行います。その他に、Girl loves Boyの大久保美幸さんや、Bondの西田斉さんも担当するということなので、盛りだくさんというか、私も勉強しに行きたいという感じです。
っていうか、私、その公開授業のナビゲーターを仰せつかっております。
その教室で、普段BjHabをご覧の皆様とも情報交換ができたら、幸いです。
公開授業の詳細と、申込み方法は、下のPDFをクリックしてご確認ください。

2013/7/9

朝営業について


最近、お店の始業時間を早めようか検討しているという話を立て続けにお聞きしました。どのサロンも都市部にあるサロンです。
話は共通しています。
比較的年齢が上のお客様は朝型の生活だから、8時にオープンしても予約が埋まる。しかし、若いスタッフが担当している若い世代のお客様はやはり夕方以降がメインなので、両世代に対応するとなると結果労働時間が長くなり、それで朝営業に踏み切れない。
といった感じです。
実際に朝営業を始めたサロンにお話を聞くと、ニーズが高く昼までにお客さんが2回転する、という声も聞いたりします。
もちろん客層によっても判断が変わってくるでしょうし、シフト制での対応が現実的なのかもしれませんが、それもまた別の問題をクリアしなければいけないでしょうし…。
しかし、こう暑い日が続くと、朝の涼しい時間が貴重です。

2013/7/2

検索ワード
「美容室 変える 理由」


先日、京都で様々な世代の美容師さんと話をする機会がありました。
テーマは「リターン率アップ」。
このお題をいただいた時に、何の話をしたらよいのか、さっぱりわからず、毎日のようにリターン率アップ…と、呪文のように唱えていました。
で、リターン率を上げたいということは、普通に考えると当たり前なのですが、失客が多くて悩んでいるということなんだな、と気がつきました。
それでお客様が美容室を変える理由を調べてみようと思い、<美容室 変える 理由>というワードで検索してみると、お客様のナマの声が出てくるわ、出てくるわ。
<美容室 かえ>まで入力すると、その後の言葉が自動的に出てくるので、このワードで調べている人が結構いるのかなとも思います。
出てきた情報をいろいろと読んでみたのですが、厳しくもあり、そんな仕事じゃお客様もあきれるよなという話もあり、こういう不満もあるのかという話もあり、という感じです。
とても楽しい気分にはなりませんが、お客様の視点で物事を考えてみたいときにはお勧めの検索ワードかもしれません。

2013/6/25

次回予約を入れていただくために

先日撮影で訪れた美容室でのお話。
営業後に収録しましょうということで、営業終了間際にお邪魔したところ、最後のお客様がちょうど仕上るところでした。
お帰りになられるまで客待ちでお待ちしていたのですが、そのお客様、お会計の時に次回の予約をされて帰られました。
その店は、次回予約をすることで割引があるわけではありません。お客様メリットで言えば、自分の都合のいい日時を抑えられる、ヘアスタイルの何かが気になり始めたころにやってもらえる、というぐらいか…。
当然サロンメリットはかなりあるわけですが、次回予約を入れていただける関係になるまでに、どんなことをされてきたのか、興味がわいてきました。
撮影後に、そのあたりのお話を聞かせていただいたのですが「大切なのは”結果の満足”と”居心地の良さ”」と言われていました。
なるほど。

2013/6/18

スパ後のシャンプー

先日、スパのお客様比率が8割もある美容室にお邪魔しました。
ちょっとした空き時間があったため、そこでシャンプーをしてもらうことに…。
そこで体験させてもらったのは、スパではなく、シャンプーであったのにもかかわらず、シャンプーがスパっぽい!
言葉で表現するのがすごく難しいのですが、むやみに地肌をこすらず、でもツボにはしっかり入り、気持ちのいいところは長めに押されている感じのシャンプーと言えばいいでしょうか。
やっていただいたスタッフの方に「これはスパ後だけに行うシャンプーですか? それともすべてのメニューで行っているシャンプーですか?」とお尋ねしたところ、後者だとのこと。
なるほど、これが普通のシャンプーだったらスパへの期待が高まるでしょうね。
でも、こうも思いました。スパ後のシャンプーがこれまでと同じシャンプーだったら、そのシャンプーの印象が残ってしまい、今までと変わらないと思われるから、シャンプーが進化してきたのかもしれないと。

2013/6/11

新規開業サロンにお邪魔して

先週、この1年以内に新規開業された、2つのサロンさんにお邪魔いたしました。
集客が厳しい時代ですから、新規オープンしてもすぐに軌道に乗るわけでもなく、どちらのサロンさんも最初は大変だったようですが、安売りや値引きに走らずに、今は順調に経営されています。
2つのサロンさんには共通点があります。
昔からの住民と新しい住民が混在する場所に出店されている。夫婦二人で始められている。奥様と旦那様が違う持ち味を持っていて、そのバランスがいい。
ご本人が読んだら、違うと怒られるかもしれませんが、ある種アバウトさが必要な部分は奥様が主導権を持ち、しっかりとした裏付けが必要な部分は旦那様が担当しているというか、そんな感じです。
小さなサロンは、お客様にもそのことが伝わってしまう。それが、実は、一番の魅力なんじゃないかと感じた次第です。

2013/6/4

病院と美容院

40代以上の美容師さん達と集まると、病気の話をすることが多くなりました。
自分自身、あるいは周りに病気を患っている人が増えてくる世代なので、自然とその系の話題が出てきます。
なかでも最近よく出てくるのは、同じ病でも病院によって対応が違うという話。
こういう病気になったら○○治療がいいんだけど、どこの病院でもやってくれるわけではないとか、だから心配な病気はセカンドオピニオンを求めたほうがいいとか、そういう話が皆さんから出てきます。
要は、病院という同じ看板を掲げていても、やっている中身はかなり違っていて、そのことを人々がわかり始めているというか、そのことが社会にバレ始めているという感じなのではないでしょうか。
先日も、とある美容師さん達との集まりでそんな話になったのですが、この”病院”のところを”美容院”に置き換えた場合、いま、どういう状況にあるのでしょうか?

2013/5/28

モミアゲの白髪 その2

4月上旬のこのコーナーで、モミアゲの白髪の話をしました。
私は美容室に行くと、必ずカットとヘアカラーをしてもらうのですが、2週間ぐらいたつと、モミアゲの白髪が目立ってしょうがないという話。
カットとモミアゲ以外のカラーは何の問題もないのですが、モミアゲはなぜか成長が速く、そして白髪が密集しているので、一番最初にそこが気になるというお話でした。
そんな悩みに対し、北の美容師O女史からメールをいただきました。
彼女の話では、私と同じような意見を持つお客様が結構いるらしく、そういう方には“気になる部分だけこれで染めて”とヘアカラーの店販をしているのだそうです。
フルチェンジは美容室で行うけど、ちょっとした気になる部分は自分でやってもらう。サロンは、そのサポートを、アドバイス&店販というカタチで提供する。
こういう考え方でヘアカラーを見なしてみることも大切じゃないかと思った次第なのですが、皆さんのお考えはいかに?

2013/5/21

とあるコマーシャル

美容室で、お客様が「このシャンプーで(洗って)」と担当美容師に言うテレビCMをご覧になられましたでしょうか? ネットで見ることもできます。
もちろんパブリックシャンプーのコマーシャルです。
お客様側がシャンプーを指定するという表現に、様々な複雑な思いがしてきますが、斬新と言えば斬新な表現です。
そのCMの商品が、ホームページでどのようにアピールしているのか、見てみました。
そこで出てくる言葉をいくつかご紹介しましょう。
“オイルクレンジング””イオンコンプレックス テクノロジー””フィットセルティック テクノロジー”などなど、プロフェッショナル市場と変わらない言葉が使われ、それぞれの意味や効果をわかりやすく解説しています。
う〜ん。
一人ひとりに合ったケア情報の提供。そこに向かって進んでいくしかないと感じる次第。

2013/5/14

どなたか、お教えください!

お客様が自宅で使用するトリートメントカラー。このカテゴリーの商品売上が特に通販で伸びているのだそうです。
髪のケアをしながら染めていくということで、白髪染めをうたっているものが多いですよね。
トリートメントカラーはほとんどの場合、HC染料や、塩基性染料(プラスの電荷を持つ)が使われているわけですが、使用回数が増えるほど、濃く染まっていきますよね?
ということは、トリートメントカラーをご使用のお客様の中には、色味が薄くなってサロンに来店される方もいらっしゃると思いますが、がっつりと色味が残ったままサロンにいらっしゃる方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんです。
で、その後者のお客様が色味を変えたい、あるいは明るくしたいという要望だった場合、その期待に応えるのは結構難しいと思うのですが、みなさんは、そのようなケースでどう対応されていますか?
ふと、かなり気になり始めたものですから…。

2013/5/7

今年が国際キヌア年って
なんのことや?

キヌア、またはキノアという穀物をご存知でしょうか?
私もつい最近まで全く知らなかったのですが、南米アンデス原産の穀物で、アミノ酸のバランスがよく、最近健康食品として注目されているのだそうです。
なかでもほかの穀物と違うのは、麦などに含まれるグルテンが含まれていないということ。
このグルテン、人によってはいわゆる小麦アレルギーを引き起こすということで、そういう人でも摂取できるグルテンフリーの穀物としても、キヌアが注目されているようです。
グルテンによって引き起こされる反応異常は、セリアック病と呼ばれています。
この病気、日本ではあまり耳にすることがないのですが、アメリカでは急増しているという話もあって、キヌアが注目されているのかもしれません。
今年は、国連が定めた「国際キヌア年」で、それと関連して日本でもキヌアの勉強会があると知り合いが教えてくれました。ちょこっと参加して来ようと思います。

2013/4/30

久しぶりに本のお話

齢をとると、若いころは気にしなかった身体の内側からのキレイに興味が出てきます。
そういうこともあって”酵素”関係の本を読むようになったのですが、なかでもおススメなのが「『酵素』の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか」(鶴見隆史著 祥伝社新書)。
どんな食生活をすると若々しい身体を保たれるんだろうと、煩悩いっぱいのスケベ心で読み始めたのですが、期待以上に面白い。
酵素自体の話もわかりやすいのですが、それと関連して、肌が弱酸性に保たれている理由、実は内臓も弱酸性に保たれていて、その理由と健康との関連がなるほどー、という感じ。
人間が消化・代謝活動を行っていくうえで、酵素はなくてはならないものなのですが、食事で酵素を補給することも大切で、そのためには加熱したものではなくて、生食が大事なのだそうです。
単細胞の私は、さっそく生食の割合を増やしております。

2013/4/23

こんな製品は、夢のまた夢?

テレビを見ていたら、音が静かな掃除機が紹介されていました。
それによると、モーターが製品本体とくっ付いているのでモーターの振動が全体に伝わり余計に音が出ていた仕組みだったのを、本体内部でモーターを宙吊りにすることで音を抑えているのだそうです。
なるほど、スゴイ、と感心しつつ、ある製品のことが頭をよぎります。
そう、ドライヤーです。
美容室での使用では、早く乾かせるということが大前提となりますが、静かさを求めるサロンも増えてきているのではないでしょうか?
私はそのあたりの情報を持ち合わせていないのですが、とにかく静かで早く乾かせるみたいな製品ってどこまで開発が進んでいるんでしょう?
モーターとファンによって発生させた風が熱源を通ることで温風が生まれる。そもそもその仕組みから離れて考えないと、そのような製品は夢のまた夢なのでしょうか?
どなたか、お詳しい人、いらっしゃいませんか?

2013/4/16

美容学校生からの質問

定期的にお邪魔している美容学校で、学生からこんな質問を受けました。
「新規客ばかりのサロンとリターン客ばかりのサロン。就職するサロンとしてどちらがいいですか?」
その時は、新規客ばかりのサロンってあるのだろうか?と思ったのですが、現実的にあるかどうかは別にして、この究極の選択は案外奥が深い感じがします。
技術力やコミュニケーション力をしっかり身につけようと思ったら、リターン客の多いサロンで学んだ方がいいかなと思います。
しかし、リターン客ばかりとなると、それは先輩技術者のお客様であって、自分が経験する機会が少なく、経験値を優先するのであれば新規客の多いサロンがいいということになってきます。
そういうこともあって、現実的にはリターン客をしっかり確保しながら新規も少しずつ増やしているサロンが理想的だとは思うのですが…。
上述の学生の質問。皆さんだったら、どう答えますか?

2013/4/9

サロンの重点的取組みが「食育」

身体の中からキレイになり、エネルギッシュに仕事をするためにも、季節の食材をバランスよく食べる。
これがなかなかできないんですよね。忙しいという理由をつけて、お弁当で済ませちゃうことが正直な話、多いです。
先日、都内の、とあるサロンにアポなしでお邪魔したのですが、そこはお店の重要な取組みの一つとして「食育」を掲げていました。
具体的にどんなことをしているのかというと、栄養士の資格を持つスタッフが季節の食材で毎日昼食をつくりバランスの良い食事をとっていたり、スタッフ全員で田植えや稲刈りなどの農業体験をしたりしているのだそうです(自分たちで収穫したお米を昼食で食べているらしい)。
「バランスの良い食事が感性を育てるし、農業体験はクリエイティブ脳を活性化させます」と、サロンオーナー(女性)は言われていました。
「食育」と「美容」を強引につなげるつもりはないのですが、キレイの基本は食事だよなと感じ、できる限り食事は自分でつくろうと思った次第です。

2013/4/2

モミアゲの白髪

個人的な話ですが、白髪が急速に増えてきました。
正確には、徐々に増えていたのかもしれませんが、ずっとヘアカラーをしていたため、なかなか新生部に目が行かず、気がつくと、いつの間にこんなに…となったような次第。
私の場合、モミアゲの白髪がとくに目立ちます。
ヘアカラーをして、2〜3週間でそこが気になってきます。
量的に多いということのほかに、かなりの硬毛撥水性のせいか、染料の浸透が浅く、モミアゲの白髪が目立ってくるという感じです。
全体のスタイルや色味はまったく問題がないのですが、そこだけが気になるという状況が必ず訪れます。
そんな時に思うのです。サロンカラーとホームカラーの両方をされているお客様にはこういう人もいるんじゃないかと。
ある部分だけ気になってきたから、自分で染めちゃえと…。
私は自分で染めず、しばらく我慢するという対応をしているのですが、何かいい方法はないでしょうか?

2013/3/27

熊本での出会い、
ありがとうございました!

BjHab番組にも出演していただいているSOENの有本さん。彼は、毛髪や毛髪関連製品の知識を高めていこうという志を持って、SOEN SCIENCE ACADEMYを期間限定で運営しております。
先日、その3期生の最終回があるということで、熊本のサロンにお邪魔いたしました。
スゴイというか、アカデミーの受講者が全国から来ていることには驚きました。
関東や東海、関西、そして南は沖縄からも…。
月曜日丸一日勉強していますから、日曜日の最終便で熊本に入り、火曜日の朝に帰るという人も結構いらっしゃいます。
それだけの労力、そしてお金と時間を使って勉強しに来ているわけですから、無駄なく全部を吸収して帰ろうという意識が、受講会場のサロンに強烈に漂っています。
自ら動いて勉強することが、お客様との信頼関係につながる。そのことに改めて気づかされました。


UFOキャッチャーもこれなのか…

2013/3/19

専門的で魅力的な
ランニンググッズ

ランニングが空前のブームです。
市民マラソンの参加応募者も右肩上がりですし、本屋に行くとそれ系の多様な雑誌が目立つ場所に並べられています。
かくいう私も6年ほど続けているのですが、お金をかけずに痩せたいという思いから始めた次第。
ということは、同じようなことを考えている人が多いということなのか?
確かに大会に出なければ、走ること自体にお金はかからないのですが、ブームとなればビジネスが魅力という装いをまとってやってきます。
シューズ、ウェア、小物アイテムが、ランナーの目的や実力、好み、走る条件別に細かく取り揃えられ、購買意欲をそそってきます。
私もその誘惑に負けて、いろいろと買ってしまっているのですが、多様化しているニーズに対して細かく、専門的に、しかもオシャレに商品開発しているところは、さすが日本マーケットと感じてしまいます。

2013/3/12

トイレ考


先日北関東のとあるサロンにお邪魔したのですが、そこのトイレがすごい。
何がって、広くって、キレイで、気持ちがいいのだ。ここで暮らせると思えるぐらい。
さらに、洗面台には、綿棒や化粧用コットンが置かれていました。
お客様が化粧直しできるようになっているわけですね。
そして、バリアフリーになっていて、年配客も段差を気にすることなく利用できるようになっています。
トイレは売上を上げるスペースではないから縮小傾向になりますが、ここまでの配慮がされていると、サロンでお客様に気持ち良く過ごしてもらおうという想いと熟慮が伝わってきます。
HPやクーポン雑誌でサロンスペースを紹介する際、トイレを紹介することはなかなかないと思いますが、実はサロンの顔なのかもしれませんね。

2013/3/5

事務所移転のお知らせ


諸事情があり、事務所移転となりました。
移転にあたり引越し作業をしていたのですが、昔の資料やら頂いたお手紙やらが出てきて、それを読んだりして、なかなか作業が進みません。
2005年末に長年勤めていた出版社を辞めこの事務所に来たときは、ほぼ手ぶらだったのですが、7年もいるといろいろと溜まってくるものですね。
でも、一番溜まったのは、人との出会いでしょう。
ゼロから始まった名刺入れのファイルも、4冊目に入りました。
もちろん、新事務所に大事に持っていきますよ。
これまでの事務所は来づらい場所にありましたが、新事務所は渋谷、恵比寿、代官山から歩いてこられます。
狭いマンションの一室ですが、お近くにお寄りの際はぜひお越しくださいませ。
パソコンや携帯のメールアドレスは変わりません。
お越しの際は、メールでご連絡のほど、よろしくお願いいたします。

2013/2/26

鴨南蛮、プラス白飯の新発見


先日、所用で九州の実家に帰ったのですが、その時立ち寄った蕎麦屋で。
鴨南蛮を注文すると「プラス100円でご飯を入れられますけど?」「はあ?」「あとからご飯を入れられます」というやり取りをお店スタッフといたしました。
どうやら鴨南蛮のそばを食べた後、汁を少し残した状態でそこにご飯を入れるらしい。
そんな食べ方をしたことがないというか、そんなメニュー提案を受けたことがないので、その提案に乗ることにしました。
そばを食べ終わったころ、一膳の御飯と刻みネギ、ゴマが運ばれてきました。
それらを残った汁に投入。全体を馴染むようにほぐした後、口の中に投入。
美味い!
カモの脂とそばつゆのダシが程よく米に浸みています。
実家からさほど遠くない蕎麦屋での新たな発見。
その発見ができた喜びと、このような食べ方はどのあたりで広がっているんだろうという興味がわいてきました。
皆さんのお近くで、このような食べ方をしているところってありますか?

2013/2/19

水道水が日本一美味しい
と言われている街で


先日、山陰の美容師さんの集まりにお邪魔する機会がありました。
何度かお伺いしたことのあるこの集まり、いつも圧倒的に女性が多い。
スタッフ十数名全員女性というサロンの方々や、美容で子供を育て上げ、その子供(女性)がまた美容を目指している母子も複数名いらっしゃったりして、都会の美容師さんの集まりではあまり見られない光景が、そこにはあります。
話の内容は都会とまったく変わりません。技術やメニュー、薬剤の話から、集客、人材育成といった話まで、多岐にわたって情報交換。
ですが、何かが違う。良い悪いではありません。
女性脳と男性脳の違い。地域ごとによる特性。それらがある以上、美容はもっと多様であっていいのではないか、いや、すでに多様に向かって歩き始めているのではないか。
いろいろとお話を聞かせてもらう中で、そんな思いがしてきました。
集まりの会場は米子市。日本一美味しい水道水なのだそうです。うちこそ日本一というところがあるとは思いますが…。

2013/2/12

常磐線に乗って


先日、シャンプーのお湯を特殊なお湯に変換する装置を拝見しに、我孫子市にあるMさんのサロンにお邪魔いたしました。
突然の訪問にもかかわらず、快く受け入れてくださいましたMさん、ありがとうございました。
で、お伺いする際に乗った電車が、上野発の常磐線。
縁あって、30年近く前にはよく乗っていた電車なのですが、最近は乗ることもなくなっていました。
初めて乗ったのは、18歳の時。車窓に映る私はすっかりおじさんになっておりますが、その時は、今のような仕事をやることになるとは微塵も思っていません。
何せ、パソコンや携帯をイメージすらできなかった時代ですから。
初めて乗った時、採れた野菜を都会に売りに行く背負子のおばさん達がいっぱいいたなぁ…。
時代の変化に思いをはせた小旅行でした。

2013/2/5

熱燗をしこたま飲んだ夜


東北のとある街と東京にサロンを構えるオーナー美容師Tさん。
彼とはもう15年位の付き合いになるのですが、全然変わりません。
いつも自分の足で情報を探して確認し、いろんな人の話に謙虚に耳を傾け、お客さんのためになることを吟味して着実に実行する。
魅力的だけど不確かな情報に踊ることもなく、一歩一歩進んでいく。
そんな感じの人だから、サロンの売上は数十%伸びたということはないけれども、確実に毎年数%ずつ伸びてきたそうです。
人が人に対して地道に行う美容という仕事は、本来こうでなければならないのではないか。
急ぎ過ぎると、結果を求めすぎると、土台が脆弱になるから結果的にさまようことになるのではないか。
先日久しぶりにTさんと二人きりで飲んで、そんなことを感じました。

2013/1/29

初めて参加した
医療セミナー


先日、クリニックが主催するセミナーに参加しました。
とある細胞が成長因子の作用を促進させるということで、その効果を解説してくれるセミナーです。
中でも一番関心があったのは、発毛・育毛に関する部分。
紹介された臨床では、やはり発毛・育毛にも効果があるようでした。
医療分野でも、発毛・育毛の部分で研究開発の競争がグローバルに起きているようです。
いや、他分野の研究開発をしていたら、発毛・育毛でも使えるということがわかってきたのかもしれません。
いずれにしても、いろんな産業がアンチエイジングの分野に関心を持ち、ビジネスとして取り込もうと考えています。
髪は自己を表現できる素材でもあるけれども、身体の一部でもある。
そのことを痛感させられるセミナーでした。

2013/1/22

好きこそ、継続のチカラ?


健やかな心身があってこそ、お客様にいい仕事ができる。
では、健やかな心身の源となるものは?
それは、食でしょう。ということで、毎日スタッフの昼食をつくっている男性オーナー美容師がいます。
彼も、毎日サロン現場に立ち、忙しく仕事をしていますから、いつそんなことをする時間があるの?とお聞きしたところ、営業が始まる2時間前にサロンに行き、手早く調理をし、温めたり、チンすれば、各自が仕事の合間に食べられる状態にしておくのだそうです。
スタッフが夜練するときにも、毎回ではないけれども、つくったりするのだそうです
大変ですね、とお聞きすると、「調理が好きだから、大変だと思ったことがない」とのこと。
毎日どんな料理を作られているのか、ブログにアップしてほしいとお願いしたのですが、今のところ、まだ始まっていません。

2013/1/15

5分18秒


上の数字は何かというと、私の、10キロ走った時の1キロごとの平均ラップライムです。
陸上選手は、だいたい3分ぐらいで刻んでいくので、それに比べるとかなり遅いのですが、素人高齢者の私にとっては青色吐息状態でようやくカバーできる数字です。
なぜこの数字がわかるのかというと、誰かがタイムウォッチを持って計ってくれているからではありません。
GPS機能が付いたランニングウォッチというのがあって、それを使うと、自分が走った距離やラップタイム、はたまた消費カロリーまでがほぼ正確に表示してくれるのです。それを使って計測してみたのが、上記のタイム。
いやはや便利になったもんだなと思いつつも、便利の裏側には落とし穴があると、人生のいろんな局面で学習済みなので、早くもこの装置の弱点に気が付きました。
それは、タイムが気になって、変化している周りの景色に気が付かなくなることです。

2013/1/8

年の初めに
数十年ぶりの行動


前日の天気予報で天気が良さそうということで、急きょ、海から上る初日の出を観に行くことに。
こんな行動は、高校生の時以来か。
まだ暗いうちに、関東のとある海岸に到着。
遠い水平線から徐々に朝焼けが広がってくるのですが、それですぐにお日様が出てくるのかというと、そうではなく、かなり時間がかかる。
朝焼けの広がりとともにだんだんと周りの景色が見えてきたのですが、その磯だらけの海岸に数百人も来ているではないか。初日の出を観るためだけに。
朝焼けタイムが40分ほど過ぎたころに、ようやく太陽の先端が現れました。
あちこちで手をたたく音が聞こえます。
思わず私も手をたたき、お願いごとを。
というような正月を過ごしたわけですが、今年もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。


拝むまで寒さで震えていました

2012/12/27

多くの出会いに感謝!


2012年、最後の更新です。
今年も多くの出会いや再会がありました。
美容師さんの話は、悩みにしても、夢にしても、アイデアにしても、お怒りにしても、すべてがリアルで、私にとって財産となるものばかりでした。
ありがとうございました!
話を聞かせていただいて感じるのは、いろんな問題が噴出してきているということです。
人材不足、市場構造の変化、流通、多様化するニーズへの対応など、どれも小手先で何とかできるものではなく、本質的な対応が迫られるものばかりです。
そういう状況に対して、自分が何ができるのかはよくわからないところが多々あるのですが、自分らしく美容で何かを表現している人と出会い、このBjHabで紹介していけたら、変革のヒントになるのではないかと思っております。
来年も、多くの出会いを求めて動いていきたいと思いますので、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

2012/12/25

超エネルギッシュな
現役じ様の会


60代現役男性美容師。私にとっては大先輩となる方々が4名も顔をそろえられた忘年会に参加させてもらいました。
お店がいい時もあり、そうでない時もあり、いろんな修羅場をくぐり抜け、今なお現場でお客様との時間を過ごされているのだから、ひと言ひと言に含蓄があって面白い。
話が上から目線ではなく、面白いのは、お客様、つまりは人とのつながりを大切にされてこられたからなのかもしれませんね。
宴もたけなわの中で“物忘れがひどくなった”という話になりました。
「どんな時にそれを感じますか?」とお聞きしたところ、「お客様の頭洗ってて、ワンシャン目なのかツーシャン目なのかわからなくなった時」「2剤塗布を何度したのかわからなくなった時」という答えが返ってきました。
ねっ、面白いでしょう?
皆さん、今なお美容に熱く、またお会いして話をお聞きしたいなと心から思えました。


こんな60代見たことない!
見た目が危なさそうに見えるが、美容をこよなく愛するおじ様達です

2012/12/18

熱燗=オヤジは
方程式なのか?


先週、40人近い美容師さんが集まった忘年会に参加させてもらいました。
その席で、15年位前からお付き合いのある、滋賀県のオーナー美容師・O氏と久しぶりに再会しました。
そこでの積もる話をご披露したいわけではなく、そこで見た状況を一つ。
酔いが回っていたので、正確ではないのかもしれませんが、その場で熱燗を酌み交わしていたのは、そのO氏と私だけだったように思えます。
忘年会には若い世代もかなり参加されていて、フレッシュなエネルギーが充満していたのですが、O氏と私の空間だけが昭和の香りがぷ〜ん。
実際冷静に考えると、その忘年会での年長さんは、O氏と私だったかもしれません。
昔から熱燗が好きだったわけではないのですが、なんででしょう?
この齢になって、急に熱燗が大好きになりました。
Oさん、また飲みに行きましょう!

2012/12/11

A君と行った四国松山への旅


先日、美容師A君と一緒に四国松山に出張しました。
めったに来れない場所なので、仕事の前に道後温泉本館に行ってみようということに。
夏目漱石の小説にちなみ「坊ちゃん泳ぐべからず」の札が掲げられているとのことだったのですが、見つけられずに湯船へ。
その湯船、通常よりも深く、確かに泳ぎたくなる。
やってみるかと思った瞬間、A君と目線が合い、「いい大人が何をやってるんですか!」と言われそうだったので断念。
帰りに温泉街を歩いていると、今治タオル専門店があり、立ち寄ってみました。
安い中国製品に押されていたけれども、付加価値の高いタオルをつくるようになって生き返ったという話を聞いていた今治タオル。
オーガニック綿花だけでつくったタオル、抗菌作用がある竹の繊維を使ったタオル、めちゃくちゃ肌触りや吸水性がいいタオルなどがあり、確かにスゴイ。
「窮すれば通ずですなぁ」とA君に話しかけようと思ったら、彼は向いの和菓子屋さんで物色中でした。


裏側から見た道後温泉本館

2012/12/4

外国籍の方から教わった日本語


美容師さんではないのですが、両親とも外国人で、でも家族で日本に住んでいるという方と話をする機会がありました。
子供の頃からいろんな国で生活してきて、いくつかの言語を話せるようなのですが、日本語が一番好きで、落語を聞くのも大好きだと言われていました。
「特に好きな日本語とかってあります?」とお聞きしたところ、間髪入れず「じんわり」という答えが返ってきました。
“じんわり(物事がゆっくりと少しずつ進行していくさま)”
なるほど。Slowlyでは表現できない何かが”じんわり”にはあるような気がしますね。
強制的な動きではなく、自然な動きと言えばいいでしょうか。
あるいは、無理やりな表現ではなく、自然な滲み出しと言えばいいでしょうか。
結果を早く出そうと焦った時、わかってほしいと喋りが速くなった時、この言葉を唱えてみようかな。

2012/11/27

そろそろ忘年会シーズンですが


先日、福島でサロンを経営されている若手美容師お二人とお会いする機会がありました。
お一人は震災の半年ほど前に、もう一人は今月に開業されました。
予想不能だった出来事の数々やお客様の変化といったお話を聞かせていただきました。
彼らとお会いしたのは、都内の、とある勉強会場。
毎月、スキルをアップさせるために通っているのだそうです。
勉強後の飲み会では、さらに質の高いサービスを提供していきたいし、将来的には美容とリンクしたビジネスも展開したい、と熱く語っていたお二人。
今度、時間を見つけて、彼らのサロンにお邪魔したいなと思った夜でした。

2012/11/19

持ち込みカラーでの施術


自宅の、新聞の折込み広告に入っていた美容室のチラシ。
そのサロンは、お客様が自分で市販のカラー剤を買って持ってくると、カット&カラーを2500円で提供するのだそうです。
このメニューが成立するということは、こういうサービスを求める消費者がいるということなのでしょう。
自分で染める代わりに誰かにやってもらい、しかも風呂場も汚れないからお得だよね、と考える消費者がいらっしゃる。
なので、このことを否定しません。
プロとして行うカラーとは何か? そこを真剣に考え、お客様にアピールしていくことが本当に大事になってきていると思います。
デザインの視点で、薬剤操作とダメージの視点で、色のコントロールの視点で、もっと伝えなければならないことがあると思うのですが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?

2012/11/13

スタイリングに関する
ショックなお話


いかにも美容室に行ってきたというスタイリングが嫌で、店を出て、店が見えないところまで行ったら手櫛で直す。
こんなことが行われていたのは、25年以上前の話かと思っていました。
当時はカット&ブローで、自分ではそこまでボリュームや毛流れをつくらないという感じで仕上られ、それが嫌だなと思った人がそれを直したりしていました。
さすがに今の時代、そんなことはなくなっているだろうと思っていたところ、先日、とある若手消費者グループと話をする機会があり、そこで聞いてしまいました。美容室から出ると、スタイリングを直すのだと…。
技術は昔のような仕上げではないようなのですが、要は、普段自分がしているスタイリングよりも過剰に仕上られ、それが嫌なのだそうです。
男女とも、複数人そういう声をあげる人がいました。
提供した側としては、創ったデザインのアレンジの幅を伝えたいということもあるのでしょうが、それもお客様の好みやこの後の予定が前提のはず。
なんだか、軽いショックを受けておりますが、皆さんのご意見、お聞かせください。

2012/11/6

積み重ねる中で


美容師Uさんと最初に出会ったのは、もう25年近く前のことかもしれない。
今では、すべてのことを包み隠さず相談できる一人です。
当然ながら、最初からそういう関係であったわけではありません。
お互い若かったですから、自分はこういうことをしたいという思いはあったものの、それを実現する技量もなく、術もわからず、もがいていたのだと思います。
それから、お互いにいろんな体験をし、一緒に仕事を積み重ねる中で、私にとってはかけがえのない一人になっていきました。
20年というと、途方もなく長い時間と感じるかもしれませんが、振り返るとあっという間のように感じます。
一つひとつの仕事をちゃんとやっていく。
彼との関係を未来も続けようと思うと、結局そこに思いが至ります。

2012/10/30

ケミカル施術と
トリートメント


科学技術などの進化があり、パーマやヘアカラーといったケミカル施術で髪が傷まなくなったとしたら。
先日、とあるメーカーの社長さんとそんな話をしておりました。
傷まないのだから自信を持って提案できるし、お客様の利用も高まる。
そう。そこに向かって行かなければならない。
ただその場合、トリートメントのあり方に対しても考え方を変えていく必要があると、その社長さんは言われます。
ケミカル施術でどうしても傷んでしまうので、プラス、トリートメントという提案。それ自体がありえなくなるから、トリートメントのあり方そのものを見直していく必要があると。
ケミカル施術で傷まないという技術革新がいつ達成するのかはわかりませんが、少なくともプロ側が与えるダメージを少なくするということは、トリートメントメニューのあり方と関連してくるわけですね。

2012/10/23

人と出会う秋が
まだまだ続く


今年サロンをオープンさせたというご夫婦3組と、先週、とある場所でお会いいたしました。
新規客がつきにくい時代に立ち上げられ、営業的に順調なことばかりではないようですが、皆さん一歩ずつ階段を上られている感じです。
共通しているのは、夫婦二人で切り盛りする小さなお店であるということ、そして都心から少し離れたところに出店されたということ。
無理な投資をせず、着実に進もうとしています。
それから、情報交換できる場所に積極的に足を運んでいるというのも、共通しています。
皆さんとまさにそういう場でお会いしたわけですが、小さいサロンだとあまり情報が入ってこないという問題を、自分の足と眼でカバーしようとしています。
素晴らしい!
そういう方々にお役にたてる番組作りをしていかなければ…。出合った3組のサロン、ぜひ見に行こうと思っています。

2012/10/16

入店3年目の子と
飲んだ夜


秋めいてきて、直接的な仕事抜きに、美容師さんとお会いする機会が続いております。
先日も、人を介して、入店3年目という方(女性)にお会いしました。
真面目です。うん十年前、今の彼女と同じころの私は、もっといい加減でした。何となく生きていたような気がしますし、先のことなど何も考えていなかった。そういう人間でも、時代が許容してくれたのかもしれません。
彼女は美容を続けていきたいと思っているのですが、悩んでいました。
会社から示されている目標数字。組織の中で自分より若い世代にやっていかなければならない役割。まだお客様の期待に応えきれていないスキル。
昔よりも、若い世代に求められていることが確実に高くなり、シビアになってきているんだなと感じました。
もしも、私が今の彼女の立場だったら…。
きっと何かを捨てるだろうな。そんなことをつぶやいた夜でした。

2012/10/9

刷り込み完了は
二度目の出会いで


先週お会いした、栃木のR・A君と熊本のY・A君。
ご両人とも、私にとって二度目の対面。にもかかわらず、大変失礼な話、顔と名前が一致するようになったのは、今回の二度目からなのです。
これは、私の記憶力の低下と、案外人見知りする性格に原因があると思われます。
今回よくよくお話を伺うと、お二人とも情報収集に前向きで、小さいサロンながら代表として魅力的なお仕事をされていますし、何よりご本人たちが魅力的です。
一度っきりの出会いで終わっていたら、せっかくのいい出会いを無駄に終わらせるところでした。
ということは、二度目の出会いがないために、せっかくのいい出会いを育てられなかったということが、私にはいっぱいあるのかもしれません。
う〜ん。

2012/10/2

女性美容師9名に
ひとり私は囲まれて


先週、スパ売上が全体の3割を占めている美容室の仕事を拝見するため、とあるサロンに突然お邪魔しました。
素材からキレイにするということにこだわる女性美容師が経営するサロンです。
売上も好調ということで、その秘密を探るべく、潜伏取材をしようかなと思ったところ、先客がすでに来ておりました。
その先客とは、私も存じ上げている、別のサロンを経営する女性美容師です。その方が、自分のところの女性スタッフ4名を引き連れて、なんとお客としてそこのスパを経験しに来ていらっしゃったのです。
対応するサロンは女性スタッフ4名ですから、貸切状態です。
お客側と施術側に分かれておりますが、女性美容師9名の中に、私がポツン状態。
お客側の美容師は施術を受けながらノウハウやアプローチ法を遠慮なく尋ね、施術側の美容師は惜しみなく情報を提供していました。
男性美容師諸君に、この現場を見てもらいたかった。女性美容師は、女性ならではの美容を取り戻すため、動き始めています。

2012/9/25

20年ぶりの飲み会


彼がアシスタント、私がペーペーの編集だったときに、よく飲んでいた美容師さんと超久しぶりにお会いし、酒を飲みました。
彼は現在、東京白金に店を構えるオーナー美容師になっていて、会う前はすごく変わっていたらどうしよう、話が合うかな…などと心配していたのですが、不思議なものですね。過去の濃密な時間を話しているうちに、20年があっという間に埋まってしまいました。
それが可能だったのは、二人にとっての師匠が同じだったからかもしれません。
今でも、岡山で美容をやっているIさん。
20年前は東京で美容をやっていたI氏の存在は、彼にも私にも大きな影響を与え、その後の人生を大きく変えていきました。
そんな心の師匠がいるということは、なんだか、いい感じですよね。改めてそう感じました。
20年前は、朝方の4時、5時まで飲んでいたのですが、二人とも齢をとったんですね。0時前に、20年ぶりの飲み会はお開きとなりました。

2012/9/18

“芸”域の仕事を見て


先日、京都で開かれたセミナーでヘッドスパの技術を観る機会がありました(この模様は10月に動画配信する予定です)。
そこで感じたことなのですが、やはり本当に上手い人の技術というものは、マニュアルとか映像とかでは修得できないなと。
今ここをこうやっているのは、お客様がこういうことを気にしていて、こういう結果を出したいから。そういうことの積み重ねで技術ができていると言えばいいでしょうか。
そう。マニュアル技術ではなく”芸”ですね。
“芸”の修得には経験や環境、時間が必要なのかもしれません。なので、全員が修得できるものではないのかもしれません。
でも、今"芸"の域に達している人も、最初は見よう見まねや、マニュアルから入り、とりあえずやってみるから始めたのではないでしょうか。
そんなことを感じた夜でした。

2012/9/11

とある番組を見て
思い出した美容師のこと


先日、テレビで、四国で一番化粧品を売っている店が紹介されていました。
量販店でも、チェーン店でもない、見た目は普通の化粧品店。
売上の秘密は、定期的に無料のメイクレッスンを開き、お客様を徹底的に教育していることにあるのだという。
この番組を見て、ある女性美容師のことを思い出しました。
彼女は、営業前に一日一人限定で無料のメイクレッスンを開いていました。
しかも、お客様が普段使っている化粧品を持ってきてもらって。
内容としては、肌や顔に合ったメイク法のアドバイスがメインなのですが、結果として彼女もかなりの店販売上を上げていきました。
店販を売るつもりは全くなかったと彼女は言っていました。
メイクは毎日のことだから、そこで役立ってもらいたいという思いで始めたと言います。
サロンならではの店販のヒントがここにあるような、そんな気がしています。

2012/9/4

今年の夏は
トマト三昧


家庭菜園で作っているトマト。
段階的にちょっとずつ実がなってくれるといいのですが、露地栽培で作るとできるときは一気にできるので、困ってしまいます。
自分たちだけでは消費しきれないので、ご近所さんや知合いに配ることとなります。
家庭菜園を始めるまではあまり考えていなかったのですが、季節に関係なく、スーパーで欲しい野菜が手に入るというのは不思議なことです。
便利といえば便利だけど、季節に合わせた食生活をしてきた先祖たちとは随分と離れた存在になっていると思うと、少し複雑な気持ちもしてきます。
ともあれ、自分で作ったトマトはやっぱり美味しい。
京都大学が今年発表した研究によると、トマトに含まれる成分が血液中の脂肪の増加を抑えるとのこと。
せっせと食べているのだが、私の体重を抑制する効果は今のところ見られていません。



トマト煮として胃袋に収まりました

2012/8/28

同じ業種でも
意識の格差は広がっている


店販に関しても二極化が進んでいるようです。
店販に積極的に取り組んでいるサロンと、まったく取り組んでいないサロンとの二極化が。
先日、とある場所で、店販に関するサロン調査の報告会に参加させていただいたのですが、そこで感じてしまいました。
店販に対して消極的なサロンさんというのは、根っこが同じです。店販の提案が”失客”につながると考えています。
こういう考えになってしまうのは、”情報”を伝えるという意識よりも”モノ”を売るという意識が先行しているからだと思います。
どういうホームケアなり、ホームスタイリングをすると、ラクなお手入れでキレイになるのかという情報を伝える。あるいは、お客様の素材には何があっているのかという情報を提供する。
サロン店販の意味は情報にこそあると思うのですが、報告会に参加して、こんなにも意識の格差があるのかと驚いてしまった次第です。

2012/8/21

小さな規模の魅力とは?


ここ数年、定期的に美容学校にお邪魔しているのですが、生徒の就職希望先、あるいは実際に就職するサロンは圧倒的に大型サロンが多くなっているようです。
先生にお聞きしても、東京に限らず、地方の都市部への就職希望の場合でも、その傾向にあるそうです。
会社として雇用条件がしっかりしているとか、教育システムがしっかりしているとか、そういうことを優先しているのであれば、サロン規模の大小はあまり関係ないと思うのですが、要は規模に”安心感”を感じる生徒が増えているということなのでしょうか?
BjHabをご覧いただいている皆さんの中には、小さなサロンさんも少なからずいらっしゃると思いますが、求人を出しても、なかなか来てくれないという状況があっちこっちで起きていると思います。
小さなサロンだからこその魅力をアピールしていくことが大切かと思うのですが、何かそういった取り組みをされていましたら、ぜひお教えください。

2012/8/10

暑い夏に
爽やかな清涼感を頂きました


8月6日、京都に行ってきました。
Bond Cutting Academy主催の公開授業「ハサミのちから」を観るのが目的。
今年は「子育て世代の女性を美しく」をテーマに、コンテストと4つの授業が展開されました。
授業は、Bondの西田さんのほか、3名のゲスト、大久保美幸さん(girllovesboy)、砂原由弥さん(UMiTOS)、村井克彦さん(PAGE hair design)が担当されていたのですが、これがすごくいい。
何がって、それぞれが自分らしさを前面に出しているから。
どうやってお客様を獲得するか、あるいは売上をあげていくかということに意識が行きがちな日常の中で、忘れかけてしまうこと。
“美容を通じて自分は何を表現したいのか”
4人の方々は違う視点で語られていたのですが、それぞれに自分らしさがあり、忘れかけていたことを掘り起こしてくれました。
多くの人に観てもらいたかったなと、心から思いました。

2012/8/7

ポイントカードと
来店頻度の向上


最近、九州のオーナー美容師O氏とメールのやり取りをしています。
その中でのテーマの一つが、ポイントカード。お客様が来店されるたびにポイントをつけて、貯まると何らかのサービスを提供するというカードだ。
顧客の囲い込みが一番の狙いかと思っていたのですが、O氏とやり取りする中で、彼は来店頻度の向上を一番に考えているようでした。
期間を決めて、何回来てくれたらこういうサービスをするという使い方です。
来店サイクルが伸びている状況の中、来店頻度を高めていく工夫は重要かと思うのですが、私は、スタイルチェンジを行うデザインメニューだけで来店頻度を高めるのには限界があるように思えます。
というのは、来店頻度が高い、イコール、デザインの持ちが悪いということになりかねないからです。
主力のデザインメニュー以外のご利用で、どう来店してもらうか。そこに鍵があると思うのですが、皆さんのお考えはいかがでしょうか?
このテーマ、また書きます。

2012/7/24

なぜか、ナス


6月に襲来した季節外れの台風でダメージを受けた家庭菜園の野菜たち。その後、自らの力で回復し、収穫の時期を迎えております。
今年初挑戦したのがナス。昨年ゴーヤが獲れすぎて、毎週食べているうちに飽きてしまい、その代役として指名した次第。
特に好きな野菜だったわけでもないのですが、自分で作るとやっぱり美味しい!
それに、使える料理の幅が広い。浅漬けから、煮びたし、麻婆ナス、野菜カレー、みそ汁の具まで使えるから、毎週食べても飽きがこない。
ナスそのものに強烈な個性がないから何にでも合わせられるのか、何に合わせてもそれと馴染みながら自分らしさを出していく強烈な個性を持っているのか、その辺りのことはわかりませんが、齢を取ると食べ物の好みが変わっていくことだけは実感しております。



獲れたてナス御一行様

2012/7/17

積んだ経験は
普段の仕事に滲み出る


最近、15年ほど前に出会った美容師さんと立て続けに仕事をする機会がありました。
UMiTOSの砂原さんとSOHOのかあこさんです(撮影した番組は7月24日から配信予定)。
本当にたまたま出会った人と、時を超えて再会すると、運命の不思議さを感じます。
話をすると、お二人とも、いろんなところで数々の経験を積まれてきたことがはっきりと伝わってきます。仕事の上でも、プライベートの上でも。
少しずつ重ねてきた経験が、スタイルを創る手の中にも、話をする雰囲気の中にも表れていて、とにかく自分を打ち出したいというよりは、自分のやっていることが何かの役に立っているのかという視点で自分を視ている。そんな感じがいたしました。
この15年の、自分の成長のなさを恥じるばかりです。
砂原さんは、Bond Cutting Academyさんが8月6日、京都で開催するセミナーに出演されるとのこと。ご興味のある方は是非。

2012/7/10

パーマでも
ストランドテスト?!


先日、とある勉強会でタンパク変性毛が話題になりました。
サロンで、いくらタンパク変性しないように気をつけても、他店で施術されてきた新規のお客様で、タンパク変性しているのかしていないのか、その見分けが難しい場合がある。
その場合、どうすればよいのか? という話題です。
触診や問診でタンパク変性している可能性があると思っても、100%の確信がなく、お客様はパーマをかけてというので、トライし、失敗し、失客につながったこともある、という人もいらっしゃいました。
確信がない場合は、その旨お客様に説明して、ストランドテストを実施させてもらうことは難しいのでしょうか?
確かにその分時間がかかりますが、失敗を防げますし、お客様に納得してもらう意味でも大切かなと思ったりします。
自宅でのスタイリングも合わせると、診断で分かりにくい髪が増えているのではないかと思うのですが、そういう髪質に対して、皆さんはどう対応されていますか?

2012/7/3

美容師3名と潜入した
とある見本市


先日「国際 化粧品開発展」なるものに行ってきました。わかりやすく言うと、化粧品の原料や容器などの見本市です。
おもにメーカーや販社向けの見本市ということで、開催されたのが水〜金曜日。
美容サロン的に行きにくい曜日設定になっているのですが、どうしても見に行きたいという美容師3名と潜入いたしました(別に誰でも入れるので”潜入”にイリーガルな意味はありません)。
すぐにサロン向けの製品になるかどうかはわかりませんが、面白いものがいろいろとあり、御三方はいろんなブースで質問をされていました。
ヘアケア、スキンケア、エコ、オーガニックといった切り口から、新たな素材や材料が開発されています。
日本の開発力ってやっぱりすごいなと思う一方で、この見本市、月曜日、火曜日にも開催してくれればいいのに、と感じた次第。

2012/6/26

季節外れの台風で


6月は、植物がグングンと成長する時期。
私の家庭菜園でも、春植えの野菜たちが順調に伸びていたのですが、先日季節外れの台風が襲来。茎が折れたり、葉っぱがしなったり、茎を支える支柱が倒れたりして、かなり痛めつけられました。
その姿を見ると、かなり凹みます。
土づくりから始め、成長の様子を見ながら肥料を与えてきたわけですから、手塩にかけてきた時間までもが奪われたような気がします。
でも、本当の問題は私にあったのかもしれません。
風の強い場所にあった野菜選びをしたのか? 強い風が襲っても大丈夫なような対策をしたのか?
たかが家庭菜園でも、学ぶことは多いです。
うちの野菜たちですが、根っこは無事でした。ダメージを乗り越えて、再び成長に向かってくれるかどうかは、彼らの生命力と今後の天気次第というところでしょうか。

2012/6/19

節電の夏を前に
交わしたメールのお話


蒸し暑い季節になってきましたね。今年は全国的に節電の夏になりそうですが、そんな折、北の友人・O女史からメールが来ました。
「夏用の涼しいクロスとかってあるんですか?」
たまたま周りに居合わせた美容師さん数名に伺ったところ、そういうのは聞いたことがないとのこと。
彼らの話によると、昨夏、お客様に涼しさを感じてもらおうということで、保冷材のようなものをタオルに巻いて、椅子の背もたれに置いたりしたそうなのだが、効果が一時的で、お客様の服が濡れたりするのでイマイチだったそうです。
そんな話をO女史に報告しつつメールのやり取りを進めると、結局のところ、椅子を比熱の低い素材で覆うと少し快適になるのではないか?という話になりました。
で、彼女が思いついたのは、イ草でできた椅子カバー。なるほど、確かに涼しげで、気持ちよさそう。
その後、彼女が試してみたかどうかの連絡はございませんが、皆さんのサロンではどのような節電対策を考えていらっしゃいますでしょうか?

2012/6/12

超お久しぶりの
美術館探訪です


千葉県にある「ホキ美術館」に行ってきました。ここは、写実絵画専門美術館です。
これ、写真じゃないの?っていうぐらい、超写実的な現代絵画が並んでおりました。
人物でいえば、肌に浮かび上がる静脈や細かなシワ、硬くなった角質、一本一本髪の毛(ヘアカラーの色味も)がリアルに描かれています。
静物でも、グラスやパンの切れ端が超リアルです。
誰もが携帯やデジカメで写真が撮れる時代に、なんでここまで写実にこだわる人がいるのかと思う一方で、そういう時代だからこそ、絵の具で再現したいと情熱を傾ける人もいるのかなと思ったりして…。
絵のディテールを超アップで観てみたのですが、面白いですねー。
アップで観ても、筆の存在を感じさせません。筆やその使い方による質感の特徴がわかっているからこそ、その存在を消せるんでしょうね。
スゴイっす。

2012/6/5

とある”おでん屋”で議論した
カラーメニュー


サロンカラーもして、ホームカラーもする。
このタイプのお客様が結構いらっしゃるということで、そのホームカラーをサロンでやってもらおうという狙いの取り組みが始まっているようです。
先日も、オーナー美容師数名と話をしていたのですが、皆さん「家でもカラーをしているお客様は生え際や分け目の新生部が気になっているけれども、ヘアスタイル全体はまだ満足しているから、結局気になる部分の対策として自分で染めている人が多い」と分析。
であれば、その気になる部分だけのヘアカラーを、トータル約30分で、リーズナブルな価格で提供できれば、自分で染めなくなる。と考え、そのメニューを実践。サロン利用回数の向上、不必要なダメージの抑制という結果を、すでに皆さん出しているとのことでした。
さらに共通していたのは、このメニューは、自サロンでフルカラーをやっていただいたお客様限定のサービスであるということ。
前回のカラー施術が次のカラーに影響を与えるという情報と一緒にこういったメニューを提供していけば、サロンカラー定着率が高まっていくと思うのですが、いかがでしょうか?

2012/5/29

来年度の採用面接が
そろそろ始まったようですが


ここ数年、美容学校にお邪魔して、生徒さんたちといろんな情報交換をしているのですが、彼らの就職希望先は企業型の大規模サロンか、いわゆる有名サロンが圧倒的に多い状況です。
彼らの話を聞いて感じるのは、労働条件や教育システム(教育内容ではなく、あくまでもシステム)、撮影の仕事の有無などを重視して就職先を決めるという人が多いということ。それが背景としてあるようです。
もう少し各サロンが展開している仕事の内容も気にしてみたら?とも思いますが、いろんな要因の中でそこまでの情報収集ができていない現状があります。
それではいけないということで、その学校では生徒さんたちにいろんなサロンを見に行くように指導し実践をしているのですが、行けるサロンには限りがあります。
情報化社会と言われていますが、結局少ない情報の中で就職先を決めているのが現状のような感じがします。

2012/5/22

昭和の創業


最近、街中で「昭和○○年創業」という看板に立て続けに出会いました。
その雰囲気からして「老舗ですよー」ということをアピールしているようなのですが、○○の数字が40年代だったり、50年代だったりするので、その時代に生きていた私からすると、それって古くないじゃん、と思ったりしてしまいます。
一方で、よくよく考えると、この20〜30年って激動だったような気がします。
30年前は、パソコンも携帯もなかった。経済では、バブルがやってきて、それがはじけ、リーマンショックとやらがやってきた。そして、昨年…。
そう考えると、「昭和○○年創業」も、すごいなーと思えてきます。変化の激しい時代を生きてきたのですから。
そういう意味では「老舗ですよー」ではなく、「変化に対応しています」とか「何とかやっています」とかのアピールなのかもしれませんね。
美容におけるこの30年は? いろんな変化もあったけど、根っこの部分はそれほど変わっていないような、そんな気もする今日この頃です。

2012/5/16

大阪開催の
とあるセミナーで

先日、クレンジングマッサージのセミナーを撮影するため、大阪に行ってきました。
100名を超える美容師さんが受講されていたのですが、ざっと見渡した限り、8〜9割が女性。
そのセミナーの前に某所に立ち寄り、新パーマ剤のテストの模様を拝見していたのですが、そこはほぼ男性の集まりだったので、同じ美容の集まりでもテーマによってこんなに参加者の男女比が違うのかと、改めて実感した次第です。
マッサージのセミナーを拝見して、スパメニューをサロンに定着させていくには技術が大切だな思う一方、その技術はマニュアルでは伝えきれないなということも痛感いたしました。
落語家が師匠に稽古をつけてもらいながら上達していく。そういう感じの習得方法しかないのではないか。そして、スパ技術に限らず、どんな技術でも本来はそうなのではないか。
そんなことが頭をよぎる、セミナーでした。

2012/5/8

グビグビ付き
商店街めぐり


今年の私的GWのテーマは、元気な商店街めぐりでした。
大型商業施設があちこちにできたということで東京も混んでいたようですが、それには踊らされず、昔から今に至るまでずっと元気な商店街に行ってみよう!と思った次第。
で、選んだのが「武蔵小山商店街」と「戸越銀座商店街」(単に家から近いというだけなのだが…)。
全国的にシャッター商店街が増える中、この2つの商店街、めちゃ混んでました。
ぶらぶらしては気になる店に入るということを繰り返していると、小腹がすき、そこに焼き鳥の匂いが…。
その店、テイクアウトもできれば、店先で食べることもできるらしく、ビールとともに注文することに。
グビグビしながら歩く人を見ていると、幅広い世代が来ていることに気付く。
お年寄り、若い男女、子育て世代、悪がきども混じっている商店街。
いいなぁ、こういうのって、と感じるのは何故なんでしょう?


店先での、昼から宴会。
これで千数百円。

2012/4/24

サロン利用時間帯の
二極化?


都内に店を持つ若手オーナー美容師A氏によると、最近、朝に予約を入れるお客様が増えているのだそうです。
特に昨年の震災以降、その流れが顕著になってきたそうで、それで、営業開始時間を1時間繰り上げて、9時オープンを検討中とのことでした。
かくいう私も、近年朝型生活となり、めっきり夜が弱くなってきております。
年を取ったからそうなったのかどうかはわかりませんが、もしそうであるならば、高齢化が進むにつれ、朝型人間が増えるということ?
先述のA氏は、朝希望のお客様が増えているからと言って、夕方からのお客様が減っているわけではないので、終業事案は早められない。結果、労働時間が長くなる。その対応をどうするかが目下の悩みと言われていました。
皆さんのサロンではいかがですか? サロン利用時間に関するニーズの変化って感じますか?
出勤前に美容室に行きたいというニーズがあったりして…。

2012/4/19

スタッフ専用の
シェアハウス


定期的にお邪魔している美容学校での話。
一人の男子生徒が就職先について、東京のサロンにすべきか郷里のサロンにすべきか悩んでいました。
希望は東京だが、これ以上親に負担をかけられないので迷っているというのだ。
要は、東京だと給料のほとんどが家賃で消えていくので、しばらくは親の仕送りが必要となる。でも、学校に行かせてもらっただけでも負担をかけさせてしまったので、もう無理。だから実家から通えるサロンも検討している。という状況のようです。
アシスタントの、都市部での一人暮らしの経済的問題…。
京都にある、とあるサロンさんではこの春、スタッフが住む寮として一軒家を借り上げました。
今どきの言葉でいうと、スタッフ専用のシェアハウスという感じでしょうか。
家賃の負担を軽減するというだけでなく、普段の生活の中でもメンタル面をサポートしていくという目的もあるようです。
今度、実際に見に行こうと思っています。

2012/4/10

ただいま
白髪比率上昇中!


私事ですが、最近、頭の両サイドが時折かゆくなります。
炎症を起こしているわけでも、フケが出ているわけでもないのに、かゆいのです。
美容室でクレンジングをしてもらっても、その後かゆくなったりもしました。
何でだろう?と思っていたら、最近、両サイドの白髪が妙に多くなってきました。
これって関係性があるのかと思いネットで調べてみると、諸説あるようですが、白髪とかゆみの関係は明確にはわかっていないようでした。
って言うか、その前に、同じようなことを感じている人、感じたことがある人が多いようですね。
検索の際に「白髪とか」まで打ったところで、「白髪とかゆみ」という検索予測が表示されるぐらいですから。
私のほうは、まだかゆみが治まっていないので、これからも白髪が増えるという予測を持ち、白髪があるからこそできるヘアカラーを楽しみにしている次第です。

2012/4/3

モノになるには
ちょいと時間がかかるようですが…


最近始めた”アナログ的本探し法(なるべく既成概念を捨てて本屋をうろつきながら予想もしなかった本と出合う方法)”で、先日亡くなられた吉本隆明氏と、糸井重里さんの共著「悪人正機」(新潮文庫)をゲットしました。
これ、寝る前に読むのに最適なんですよね。今日一日で付着してしまった思考の垢を取り除いてくれるという感じで。
その中で”何ごとも10年やればモノになる”ということが書いてありました。
文脈的には、才能がなくてもとにかく10年やってみるとそれなりにモノになる、という感じでした。
10年かぁ…。
BjHabは、この4月で7年目を迎えましたが、まだまだということですね。
少しでも皆様のお役に立てるよう、進んでいきたいと思いますので、今後ともいろんなご意見をいただきたく、よろしくお願いいたします。
上の囲みでご紹介していますように、久々に番組の公開収録を行います。皆様と直接お会いして情報交換をいたしたく、たくさんのご応募お待ちしております。

2012/3/27

テクマクマヤコン
しわがキレイにな〜れ


美容室に必ずあるもの。そのうちの一つが鏡ですね。
でも、これまで私は鏡にまったく関心がありませんでした。先日、某所で、とある鏡を見るまでは。
その鏡だけを見て、最初は何も感じませんでした。ただ普通の鏡と比較して見ると、違いは明らかです。
映っている色味がリアルで、クリアなのです。
高透過ミラーというのだそうです。
通常の鏡はガラスに鉄分が含まれているため、実際の色よりも若干青緑っぽく見える。要はくすんだ感じになる。
高透過ミラーというのは、その鉄分を極力取り除いているため、色の再現性(演色性)が高い。ということなのだそうです。
リアルに映ったほうがいいのか、多少リアルじゃないほうがいいのかは、好みの問題かと思うのですが、私の目尻のしわは深く映っておりました。

2012/3/19

はまるかも…
アナログ的本探し

先日、所要で東京駅に行ったとき、少し時間があったので、久し振りに八重洲ブックセンターに行ってみました。
大きいビルの地下1階から地上8階までが、ぜ〜んぶ本屋です。
いいですね。何がいいのかと言うと、予想しなかった本と出合えるという意味で。
私もネットで本を買いますが、その場合、すでにその本の存在を知っていたか、こういう系の本がないかと検索してたどり着くわけですよね。
つまり、自分の既成概念が事前に買うものの方向性を大筋決めています。
巨大本屋でチラチラ眺めながら彷徨っていると、買うことを事前にまったく予期しなかった本と出合えたりします。
その本が、私の視線が自分に来るのをずっとそこで待っていたかと思うと、愛おしさすら感じてしまいます。変態?
このアナログ的本探し、しばらく続けてみようと思います。
第1回目では、文化人類学入門書と食に関する本をゲットしました。

2012/3/14

お知らせと近況報告

ご存知の方も多いと思いますが、配信開始後1年を経過した番組は、BjHab Video Magazineの下のほうにあるArchivesをクリックすると、その一覧をご覧いただけるようになっています。
そのArchivesが先週からリニューアルし、スポンサー別に過去の番組が探せるようになりました。
もちろん番組タイトルをクリックすると視聴もできます。過去の番組でも、なるほどと改めて勉強になることも数多くありますので、ご活用いただけると幸いです。
さて、私事ですが、先日人生13回目の引越しをいたしました。
引越し魔ではありません。諸々の事情でたまたまそうなってしまった次第。
環境が変わるとストレスもありますが、新しい発見があったり、これまでの習慣や当り前から逃れるチャンスでもあります。
そこで、チャリ通勤を始めました。自転車の交通問題はいろいろと言われている今日この頃ですが、街のディテールを見られるのがやっぱり楽しいです。

2012/3/6

最近の話題
その1


いろんなメーカーさんとお話をさせてもらうなかで、共通して出てくる話題がいくつかあります。
その一つが、店販問題。
店販にどれだけ力を入れていくのかは各サロンの決断の問題ですから、そこが問題なのではなく、店販用の商品がネットでも売られているという問題です。
ネットで買えば価格が安かったり、自宅まで配送してくれるということで、その利用者が確実に増えているのではないかと言われています。
サロンでホームケアの提案を受けても、その商品を買うのはネットで、というケースが広がりつつあるのだと思います。
ネット販売自体には何の問題もないわけですから、この現状、進むことはあっても、戻ることはないと感じています。
ネット販売にはできない、サロンならではの売り方。そこを模索していかなければならない時期に来ているような、そんな気がします。

2012/2/28

今春サロンに入る
彼らとの交流の中で


年に4回通っている美容学校の、今年度最後の授業が先日ありました。
授業といっても、生徒さんがいろんなサロンを取材したり、美容室で使っている化粧品の特徴を調べたりして、それをみんなの前で発表するというのがメインで、私自身のほうが勉強になっています。
狙いとしては、就職する前に、現場サロンが行っているリアルなことを少しでも知ってもらう。そういう意味をこめているのですが、どこまで伝わっているのかはわかりません。
ただ、生徒のレポートを聞いて感じるのは、サロンの多様化が進んでいるということ。このことは、生徒さん自身も感じているようです。
メニューとしては、カット、カラー、パーマ、トリートメント、スパと、どこもほぼ同じものを掲げているのですが、店のターゲットやスキル、商圏の特徴によって、メニューの中身やアプローチ法が多様化している、ということを痛感いたします。
多様化の中では、絶対的な答えの出し方があるわけではなく、自分で答えを探していかなければならないと思うのですが、そんな心配もしつつ、彼らとのこれからのつき合いも楽しみにしている今日この頃です。

2012/2/21

意識と身体で進行している
オジサン化


今年の冬は、ずっとヒートテックのタイツをはいています。
寒いからなのか、齢をとったからなのか。おそらくその両方で、手放せないアイテムになっています。
タイツと一般的には言うようですが、僕的にはどんなに素材が進化していてもやっぱり”股引き”であって、ついそう言ってしまいます。
2年前までは、股引き=オジサンという概念に頭が支配されていて、どんなに寒くてもはかなかったのですが、昨年一度装着してから、そんな概念はきれいさっぱりなくなってしまいました。
オジサン化することへの抵抗が無駄な闘いと、思った部分があるのかもしれません。
今年は、ほぼ毎日はいているのですが、すると、昨年にはなかった症状が出てきました。
実は足が乾燥してカサカサ。時にかゆかったりします。
これはタイツのせいではなく、肌のオジサン化のせいでしょうか?

2012/2/14

捨てるところがない野菜
別名スズナさん


家庭菜園のカブがこの冬は順調に育ち、野菜高騰の折、我が家の家計を救っています。
以前、種まきを春に行ったところ、アオムシ君に葉を食い荒らされ、全滅の憂き目に会ったのですが、秋まきで育てた今回は寒さでアオムシ君も現れず、豊作となりました。
季節によって、育てやすいものと育てにくいものがある。そんな当たり前のことに気づかされた次第です。
鍋に入れたり、浅漬けにしたりして食べているのですが、今回の発見は葉っぱが苦味もなく美味しいということ。
ごま油で炒め、そこにちりめんジャコを投入後、醤油をちょろっとかけて仕上げる。それだけでご飯二膳はいけます。
ちなみに、カブの根は、普段食べている部分の先っぽについているひょろ長いところ。食べている部分は茎で、そういう意味では大根より白菜に近いのだそうだ。だから熱の通りが早い。
なるほど〜。こういう学びは楽しいです。


徒歩数十秒で台所に到着

2012/2/6

学習指導要領なるものを
ながめてみて…


新潟の女性美容師Sさんから教えられるまで知らなかったのですが、中学家庭科の授業で”着付け”を教えてもいいということに、今年の春からなっているのだそうです。
ネットで調べてみたところ、平成20年に公布された学習指導要領に「和服の基本的な着装を扱うこともできる」ということが記載されたようです(必須ではないのでどのくらい深く行うかどうかは現場によるようですが…)。
原文の、その中学校家庭科の学習指導要領を読んで、確認してみようとしたのですが、この文章が読みにくい。
私の理解力・読解力の問題なのかもしれないが、国が出している文章は一般の人がわかりにくいように書いているとしか思えない。
それでも、柱立てだけ読んでみると、学んでいくことがものすごく多いことに気づきます。なんだって、衣〜食〜住と、もともと幅広い領域ですしね。
和服に若いうちから慣れ親しむことはいいことかなと思うのですが、指導要領に書かれていることって大人だってできていないことばかり。それが今回の発見です。
なんだかなぁ〜。

2012/1/31

全てを出し切って
52分40秒


関東の、とある地方都市で開催されたマラソン大会に出場しました。とは言っても、10キロの部ですが…。
関東全域から1万人以上の選手が人口5万人の市に集まるのですから、ランニングは空前のブームとも言えるし、町おこしに欠かせないアイテムになってきています。
あっちこっちでレースが開かれるようになると、今度は大会そのものの内容が比較・評価されるようになります。
実際に、出場者の声がネットに集められ、参加者へのサービス、コースの面白さや安全確保、設定されている制限時間、アクセスの利便性、情報提供のわかりやすさなどが評価され、主催者にはより魅力的な大会運営が求められることになっています。
真面目な業界は、なにやら似ていますね。
上記のタイムは、今年の私の記録。
始めた頃は上達が眼に見えるのですが、ある程度経験を重ねてくると上達が少しずつしか進まないと感じる今日この頃です。

2012/1/24

実のとこ
よくは知らない
ホームカラー


先日、オーナー美容師Kさんから、パブリックのヘアカラー商品について質問がありました。
聞いたことのない商品だったので調べてみると、業務用カラー剤では聞いたことがない着色の原理でした。
ついでに、ネット販売でどういうカラー商品が売れているのかを見てみたところ、どういうタイプのカラー剤なのか、良くわからないものがチラホラあるではないか。
今売られている、いろんなタイプのホームカラーがどんな原理で発色や着色するのか。その結果、サロンの技術や仕上りにどういう影響を及ぼすのか。
そういうことを教えてくれるセミナーを、あるいは人を、どなたか聞いたことありませんか?
サロンカラーの魅力をどう高めていくかを考えるには、ホームカラーの動向・傾向を知らなければならないと思ったものですから、そういうセミナーに行ってみたいのです。

2012/1/17

鍼灸初体験で
思うこと

前回書いてしまった腰痛の話。いろんな方にご心配をかけてしまいました。今は、ほぼ大丈夫です。
この間、人生で初めて鍼灸の治療院に行きました。
整形外科にも行ったのですが、とにかく早く治りたいということで、可能性があるところならどこにでも行こうという思いです。
結果、どちらがよかったのかという話をしたいわけではありません。
医者に行くと保険がきくけど、鍼灸治療院は保険がききづらい(まったく保険が使えないわけではないが使いにくい仕組みになっている)ということになっている。というのが、今回の発見。
日本と異なり、医療保険を民間会社が行っている国では、鍼灸への保険適用が行われているところもあるのだそうです。
税と社会保障の一体改革? はたして自分はどれだけの視野で全体がわかっているのだろう?

2012/1/6

ゆっくり歩いたときの
景色

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
2012年は、これまで以上にアナログ的な出会いを求めて動いていこう、と思っていた矢先、やっちゃいました。腰痛です。
齢うん十年を過ぎると、若いときには起きなかった症状が突如として起きてくるんですね。
素早い動きをすると痛みが出るので、ゆっくりと歩く。
そうすると、都会では多くの人が速く歩いていることに気づく。しかも、身体と身体がぶつかりそうな距離感ですれ違う。で、実際に当たると痛みが走るので、怖さを感じてしまう。
医者の話では、2、3日で治るということなので、腰痛はたいしたことはなさそうなのですが、日常の、普段気にも留めてないことを別の視点で見てみる。
そういうことも大切なのでは?ということに気づかされた、2012年のスタートです。

2011/12/20

“カマドーマ”に
またまた反省です!


若手美容師TクンとTサンの3人で密やかに行った忘年会でのお話。
Tクンが田舎の話をする中で「カマドーマという虫がいるんですよ。ゴキブリのような質感で、形はコオロギのような…」と発言。
それに対し「そんな虫、聞いたことも見たこともないよー。その土地ならではの何かの言い方か、Tクン、オリジナルのネーミングじゃないの?」と言いのけてしまった。
反省! ネットで調べてみると、これがいるんですね。
正確には、カマドウマ。漢字では竈馬で、古い日本家屋で竈の周りでよく見られ、背中の形が馬を連想させるので、その名前がついているのだそうです(ウィキペディア参照)。俗称で”オカマコオロギ”とも呼ばれているそうです。
年末に虫の話をするのをなんだかなぁと思ったのですが、自分の知らないことがいっぱいある、しかも、日本の、昔は当り前だったことでも知らないことがあるということに改めて直面し、やや重めのショック受け、ご報告した次第です。
しかし、Tクンが発音した”カマドーマ”のほうがかっこいいですね。実物を写真で見るとラブリーで、私は好きです。

2011/12/12

忘年会
反省すれど
我が身直らず


いつもの年より少なめですが、忘年会シーズンに入っております。
最近気づいたのですが、飲み会の場で、私よりも年上の人がいる機会が少なくなっています。
年齢のことなど気にせず、いろんな方と接しているため、そういうことを意識してこなかったのかもしれないです。
よくよく聞いたり考えてみると、その場の年長さんになっていることが多い。
それに気づいてから、もっと大人にならなきゃとか、ちゃんとしなきゃとか、そう思うようになってきました。
でも、どうしたらそうなるのかがわからない。
なので、振舞いとして、おとなしく飲むこととなる。
そうすると「大久保さん、今日は静かですね。飲みが足りないんじゃないですか」(美容師K君が言い放った実際のお言葉)と言われ、強引に飲まされる。
結果、いつものように調子こいてしまう。
反省です。”大人がちゃんとしていない”という言葉が、最近いちばん胸に突き刺さります。

2011/11/30

ラップをするのは
何のため?


当り前に行っていること。それこそ、時には何故?を投げかける必要があるのかもしれません。
ある美容師の奥様(彼女は美容師ではありません)が、ブログで”何故美容室では頭をラップで巻くのか?”と疑問を呈されました。
ラップと言えば、カラー施術。
ただ、私もヘアカラーを何十年もしてもらっていますが、カラー塗布後にラップをするところと、ラップをしないところがあります。
私自身は、カラー塗布後に熱を当てていた時代(今でも状況によっては熱を当てたりするのでしょうか? しかしカラー剤は自然放置が基本のはず)、薬剤の乾燥によるムラ染めを防ぐためにラップを巻いていて、今でも巻いているとしたら、その乾燥防止目的かと思っておりました。
そういう認識は私の勉強不足? 他の目的でラップを巻く意味があるのでしょうか?
どなたか教えていただけませんでしょうか?
ちなみにカラー時にラップを使わない人に聞いたところ、乾燥を防ぐのであれば水スプレーやCMCを吹き付けると言われていました。
なお、今回の話は、ヘアマニキュアではなく酸化染毛剤に限った話です。

2011/11/24

私がその年齢だった頃
もっと意識が低かった


とある美容学校に定期的にお邪魔している話を、このコーナーでもさせてもらっています。
先日、今年の春にその学校を卒業し、現在サロンに勤務している7名と飲む機会がありました。
21〜22歳の若い人と飲みながら話をするなんて、めったにないことです。
これはチャンス。どういう意識で、どんな生活をしながら働いているのか、いろいろとお話を聞かせていただきました。
詳細は、酒を飲みながら聞きだした話なので、書けないことも多々あるのですが、ほぼ異なる会社に勤めている彼らが定期的に集まって、いろんな情報交換をしていることだけでも、スゴイなーと思います。
”最近の若い人は…”という話は、いつの時代も言われる話。
ご一緒させていただいた7人は、お客様から必要とされる美容師を目指して動いている、そのように私の眼には映りました。
こういうポジティブな若い人と話をしていると、こちらが元気になり、寿命が延びるような気もするので、また飲みに行きたいです!

2011/11/22

衝動買い
微量の”自制”じゃ止められない


久し振りの、衝動買いへとつながる、あの闘い。
“欲望”と”自制”との闘いは、最近めったに起きなかっただけに、”欲望”が立ち上がり出陣したときから連戦連勝。
最後は、買ったからといって死ぬわけではないという訳のわからない言葉に、”自制”は白旗を揚げることになってしまいました。
で、何を買ったのかというと”OLYMPUS PEN Lite E-PL3”。マイクロ一眼カメラです。
一眼レフカメラのような画質を、コンパクトデジカメ並みの手軽さで撮れるだけでなく、純正のハウジング(水中で撮影するときの防水カバー)にダイバー目線の新機能が付いている点が決定打になってしまった次第。
手に持っているだけでかわいいし、久し振りに玩具を買い与えられた子供のような状態になっております。
製造会社自体はモノ作りと関係ないところでお騒がせ中なのですが、その時期に購入したことにも意味があると、訳のわからない言い訳を”自制”に言い聞かせております。

2011/11/17

その日の夜は
単なる酔っ払いでしたが…


「教える側のレベルが教わる側のレベルになってしまう」
先日開催された、DDA主催イベント「D1」の中の”未来会議”というコーナーで語られた言葉です。
イベント終了後、何人かの美容師さんと話をさせてもらったのですが、この言葉が印象に残ったという人が多かったようです。
話を聞いたのはキャリアのある人たちですから、教える側の立場として、言葉が深く心に入っていったのでしょうね。
脈々と続けられたことや伝えられたことがあるから、今の美容がある。
それを未来につなげていくには、自分たち自身がもっと魅力的になるしかない。
そんな想いが多くの人に宿ったような、そんな感じがした、今年の「D1」でした。

2011/11/15

久しぶりに参加した
女子会で


久しぶりに女子会なるものに参加させていただきました。
一人でサロンをされているO女史、フリーのF女史、スタッフとして働いているK女史。
年齢はわりと近いのですが、立場が微妙に異なる美容師です。
私以外全員女史のその飲み会で、自分でお店を持たない理由として、K女史が「二番手がラクだから」と発言。
これは違う考え方が飛び交い、壮絶なバトルになるぞと、身構え半分、期待半分の状態になりました。
ところが、皆さんあっさり同意。何で?
サロン経営するにしても、フリーでやっていくにしても、だから一番手であるという意識を持っていないというのが、他のお二人の意見。
別の仕事をやっている旦那さんが一番手で、私が二番手。
お客様や、一緒に仕事をやっている外部の人が一番手で、私が二番手。
そういう風に考えれば、身体や精神に力が入らず、ラクじゃん。という考え方をしているらしい。
ふ〜ん。やはり女史ならではの意識をナマで聴くのは面白い。
壮絶なバトルは、仕事話ではなく、恋愛話で勃発しました。おとなしく見守るしかできない私でした。

2011/11/11

「I was born to love you」


先日、出張で飛行機に乗った際、機内で楽しめる音楽チャンネルの中で”クイーン”の名曲の数々が流されていました。
“クイーン”がバンドを結成して今年で40周年で、それを記念してとのコト。
そうか〜。「ボヘミアン・ラプソディ」は中学だったなとか、「バイシクル・レース」は高校生だったなとか、自分の時間と重ね合わせながら聴いておりました。
そして気づきました。リードヴォーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなってから、ちょうど20年になることを。
1991年。バブルが崩壊して行った、あの頃だったのか…。
2011年。今年は、まだ終わっていませんが、記憶に残る年になってしまいました。
その年に、彼が歌う「I was born to love you」を聴くと、自分は何のために生まれてきたのだろうかと、ふと、そんなことも考えたくなります。

2011/11/7

手紙のような長文メール
出すのも頂くのも久しぶり


ヘアとエステの両方をやっているサロンは結構ありますが、両方をやっている人というのはなかなかいません。
私が知っている範囲でも、片手で数えられるぐらい。
目的が女性をキレイにするということでも、方向性がカタチの構築なのか、それとも皮膚細胞の正常化なのかでは、意識や思考が異なりすぎて、一人の中に内包しきれないのかもしれません。
キレイになるうえで食が大切になることも、いまや多くの消費者が認識しています。
自分らしくキレイになりたいと思っている人にとって、キレイになるための選択肢が広がっているのでしょう。
そういう意味で、美容の競争相手はまさに他産業なのでしょう。
鳥取のTさんとのメールのやり取りで、感じたことでした。

2011/10/31

革パンとの格闘


寒くなってきましたねぇ。
この時期になって、はき始めるのが革パン。
そろそろ準備をしなければと思い、ひっぱり出したところ、黒の革パンが迷彩色模様に変わっているではないか。しかも模様部分が薄っすらと積もった感じになっている。
何これ? 
正体は、カビ。ガーン!
クリーニングに出してビニールで覆っておけば大丈夫と思っていました。甘かった…。
あわてて外に持ち出し、ブラッシング(カビが舞い散るのでマスク着用が必要だが、頭が働かず喉を痛める羽目に…)。濡らしたティッシュでさらに落として、オイルを塗布。
湿度がカビの繁殖につながるのだから、保管するときに薄っすらオイルを塗布しておけばよかったのでしょうか?
革パン保存法、ただいま調査中です。

2011/10/25

ネット販売にはない
サロン店販の魅力とは


今年は、美容師さんとも、メーカーの方とも、美容室の店販についていろんな議論をしました。
なぜかと言うと、美容室専売品のケア剤やスタイリング剤を、インターネットで買う人が増えている状況にあるからです。
例えば、美容室で提案された最初のときは美容室で買うけれども、2回目からはネットで購入するという人が結構いるそうなのです。
他の分野の商品を、私もネットで買ったりします。
便利ですし、この流れが止まるとは思えません。
じゃあ、どうすればよいのか?という議論になってくるわけですが、この問題、皆さんはどうお考えですか?
ネットと同じ土俵で競争するのではなく、美容室にしかできない魅力をどう見出していくか。そういう考えを持って、動き始めている人たちがいらっしゃいます。
この続きは、また。

2011/10/20

ご飯のお供”梅の実ひじき”
おそるべし


お彼岸で、九州の実家に帰ったとき、朝ごはんに黒い海草にピンクのツブツブが混ざったものが出てきました。
それをご飯の上にかけて食べると、チョー美味い!
“梅の実ひじき”というものらしい。しかも、九州・大宰府のとあるお店が登録商標を持っている商品らしい。
帰りに空港でゲット。以来、家ご飯のときは必ず食べるぐらい、ハマッテおります。
仕事のときは、なかなか家ご飯というわけにはいかないのですが、休日は基本的に家ご飯です。
普通の生活、昭和の景色。
そういうものに惹かれるようになったのは、やはり齢をとった証拠なのでしょうか?


自作の朝食。栃木のMさんから頂いた雑穀、美味しかったです!

2011/10/14

奥様の“なぜ”が楽しい
情報交換会


数年来、親しく情報交換をさせてもらっている栃木の美容師・M氏。
実は彼の奥様(美容師ではなく栄養士)ともいろんな情報交換させてもらっているのですが、先日久しぶりにご夫婦そろってお会いすることができました。
いつもながらにハッとさせられるのは、奥様の一般消費者として美容を見る目線。主婦として、一児の母として、美容業界の中で当り前に行われていることに対して”なぜ”という疑問をぶつけてきます。
その疑問がかなり勉強になります。これまでも、美容室から出るゴミの問題や、プロフェッショナルとパブリックのカラーの違いなど、いろんなテーマの”なぜ”に対して情報交換してきました。
“なぜ(WHY)”よりも”どうしたら(HOW)”の議論が役立つという人もいますが、”なぜ”のほうが本質的なような気がする今日この頃です。
ご夫婦は、身体内部からの健康をテーマにしたカフェを併設した美容室出店に向けて奮闘中です。

2011/10/12

未来の担い手が抱える状況
への一考察


厚生労働省が発表した数字によると、来春高校卒業予定の求人倍率は0.68倍なのだそうです。
これは、生徒1人に対し採用を求めている数が0.68しかないということ。
このような就職氷河期になると、手に職をつけたいということで美容師志望者が増えると、昔は言われていましたが、昨今はその図式が当てはまらないようです。
求人倍率が低いけど、美容を志す人も減少している。
なぜ、このような構造になっているのでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
私は、今の高校生の親世代が格差社会の真っ只中にいることが大きな要因ではないかと考えています。
美容師になりたいけど、学校に行くだけのお金がない。それで断念している人が少なからずいるような気がします。

2011/10/7

クレンジングマッサージ
が上手い彼女の悩み


先日、N女史にクレンジングマッサージをしてもらいました。
ほとんどのお客様に提供しているだけあって、上手い。即効で眠りに落ち、なおかつ毛穴の脂質も除去してもらいました。
そんな彼女にも悩みがあるとのコト。
それは、技術が知らず知らずのうちに”我流”になっているのではないか、ということだそうです。
習得した元の技術がわからないうえに、ネコの毛も切れない私にはなんとも言いようがないのですが、”我流”なのかと”進化”なのかは表裏一体なのかも…と思った次第です。
こうすればもっと良くなると思い実践したことが、良い結果につながることもあれば、独りよがりの道に行くこともある。
でも、そのリスクを怖れるよりも、もっと良くなりたい、良くしてあげたいと思い、実践していくことのほうが素敵ですよね。
彼女が悩んでいること自体が、技術が”進化”しているということなのかもしれません。

2011/10/4

ディズニーシーもいいが
鴨シーにびっくりマンボウ


先日、知合いの美容師さんご家族と鴨シー(鴨川シーワールドのこと)に行ってきました。
そこの、1歳になるかならないかの娘さんにイルカやシャチを見せ、どんな反応をするのかを見に行こうという、実験反応見学ツアーです。
とは言うものの、私自身、鴨シーに行ったことがなく、彼らが飛んだりはねたりするぐらいのアトラクションだろうと高をくくっておりました。
反省です。
実際に見ると、大人が見ても大興奮。”ウオ〜ッ””すごっ”の連発です。
特にシャチのほうは、ショーとしての見せ場というか、構成もしっかりしていて、心からの大拍手を送らせてもらいました。
何事もイメージで語ってはいけない、実際に行って体験してみて語るべしと、改めて感じた次第。
1歳の子の反応? 見そびれました。きっと、大人ってこんなことで興奮するの?と反応をチェックされたかもしれません。

2011/9/27

自分で撮る人
増加中?


自分がつくったヘアスタイルを自分で撮る、という人が増えているようです。
しかも、サロンのHPにアップするという目的で撮影されている方が増えているような感じです。
先日、某サロンに営業前に伺ったときも、スタッフ数名の方がスタイルづくりと撮影をされていました。
スタイルは、営業で提案できるようなスタイルです。
お話を伺ったところ、ほぼ毎日のようにスタッフの誰かしらの作品がアップされるので、HPがいつも鮮度の高いスタイル提案がされているとのこと。
紹介や口コミでいらっしゃるお客様も、まずはHPで、どんな人がいて、どんなスタイルをつくるのかを確認してからいらっしゃる。
そういう背景があって撮影されているのですが、その撮影のコストを抑えるために”自分で撮る”ということでもあり、スタイルや似合せの理解を深めるためにも”自分で撮る”ということでもあるようです。

2011/9/20

年上美容師さんと
パワースポットにて


地元の女性オーナー美容師さんの案内で、出雲大社に行ってきました。
やっぱりパワースポットと言われるだけあって、すごい空間ですね。
60年に一度、本殿が造営されるということで、現在、本殿は工事関係の箱に覆われておりましたが…。
ただ本殿が囲われていてもパワーを感じるのは、神体が仮殿に移されているからだけではない気がします。
本殿の裏側に広がる深い森、神様が一度そこを通ってからやってくるという海、本殿からまっすぐ南に位置する大鳥居。
そういった周りの環境を含めた、全体としての何かが、パワーを出していると感じた次第です。
拝もうとしたとき、同行してくれた美容師さんが言いました。
「ここでは、自分がこうなりたいとか、自分のことをお願いしてはいけません」
見透かされたような気持ちになり、耳が赤くなっていきました。



拝んだ後、出雲蕎麦いただきました!

2011/9/13

離れた人とコミュニケーション
隣りの人とノーコミュニケーション


いろんな美容師さんと飲みに行くことが多いのですが、飲み屋に入って乾杯する前、あるいはその後、しばらくほっとかれるケースが最近増えてきました。
そう。”フェイスブック”タイム。
皆さんフェイスブックの情報を確認したり、アップしたりするので、携帯にかかりっきりになり、私が自然放置されるのであります。
これってどうなんでしょうかね!
久しぶりに会ったので、情報交換をいっぱいしようと思っていた気持ちが萎えてきます。
放置時間が長いと1液が過剰反応し、席を立ちたくなる気分にもなってきます。
フェイスブックを否定しているのでありませんよ。
直接会って、一緒に酒を飲んで、楽しい時間を共有しようという場で、各自が携帯と睨めっこ。
顔と顔を合わせた直接の会話ほど、価値の高いものはないと思うのですが、私は昭和の人間ということなのでしょうか?

2011/9/6

自分にできることは?


東日本大震災から半年がたちました。
復興への道程が長く、険しいことをますます実感しています。
被災地でもう一度立ち上がろうと、すでに動き始めている美容師さんの話も多くお聞きしますが、その一方で、被害が甚大な地域では、美容室を再建するにも街そのものの復興にめどが立たず、とても元には戻れない方々が少なからずいらっしゃいます。
BjHabをご覧いただけるのは、街があり、街に根ざした美容を明日も提供していこうと思えるから。
いま本当にサポートを必要としている方々には、BjHabの間接的な情報レベルのサポートがあまりにも無力であることを思い知らされました。
そこで、とりあえず「BjHab震災復興サポートネット」と「BjHab東日本大震災情報ネット」を休止することにしました。
私としてはBjHabを離れたカタチでいったい何ができるのか、改めて模索したいと思っています。
最後になりましたが、被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げるとともに、BjHabに様々な情報をお寄せいただきました皆様に、深く御礼申し上げます。

2011/8/30

お手洗いのお話


新潟のオーナー美容師・Yさんと東京のオーナー美容師・Mさんと、スタッフ教育について話をする機会がありました。
その中で、お客様とコミュニケーションが取れているスタッフは、カウンセリングが終わりプレシャンプーに入るときに「少々施術に時間がかかります。お手洗いは大丈夫ですか?」と声をかけたりすると、お二人とも言われていました。
なるほど。複合メニューになると、サロンでの滞在時間が2時間を越えたりする。特に今時期となると、冷房をきかせているので、こういう気遣いが大切になる。ということなのだそうです。
こういう気遣いというのは、マニュアル化しにいくし、状況にあった対応が大切になると、お二人とも言われていました。
声の大きさやスピード、タイミングを考えないと温もりのある表現にならない。だから、マニュアル化ができないんですと。

2011/8/23

2011年
あれから5ヵ月後の夏休み


朝5時前に起床。そして、気温が上がる前にランニング。太陽が高く上がってから走ると熱中症が心配ですから。
夕方。野菜の収穫。今年初トライしたトマトが順調に収穫を向かえ、一人ほくそ笑む。
福島から甥っ子、姪っ子たちが遊びに来た。震災後、初めて会う。
彼らを海水浴に誘い、ただただ遊ぶ。
以上が、私の2011年夏休み。
甥っ子、姪っ子たちがそれぞれ中高生になったせいだろうか、それともこの5ヶ月でいろんなことを感じたせいだろうか、彼らの眼が大人の眼に近づいたような気がしました。
皆さんの夏休みはいかがでしたでしょうか?

2011/8/18

23分の4 を
どう見る?


このコーナーで何度か書いていますが、定期的に、とある美容学校に行き、生徒さんといろんな話をしています。
ふとした疑問から「将来独立して、自分の美容室を出してみたい人?」と尋ねてみたところ、23名中、4人しか手が挙がりませんでした。
この数字、多いのでしょうか、少ないのでしょうか、それともそんなものなのでしょうか?
私的には、手に”術”を付けるのだから、もう少し多いのではないかと思っていましたが…。
どこの会社に入るのか。その会社はどんな制度を持っているのか。そして、会社は自分を生かしてくれるのか。
そういうことに関心が高くなる傾向を”サラリーマン化”というのであれば、確実に進んでいると思います。

2011/8/10

フィクションの
話ではありますが


休日に行った伊豆大島で、ゴジラに出会った。
もちろん本物ではなく、石像ですが…。
なぜその地にあるのかというと、そこが復活の地なのだそうです。
復活? ということは、本当(本当という表現もおかしいのだが…)に誕生したところはどこ?
そんな他愛もない疑問から、ネットで調べてみることに。
結果、場所については特定できなかったのですが、”海棲爬虫類から陸上獣類に進化しようとする中間型生物が度重なる水爆実験により安住の地を追い出され姿を現したもの”(ウィキペディア参照)が、ゴジラだったのですね!
し、知らなかった…。
ゴジラが、愛おしく思えてきました。


(キャプション)
南海のゴジラ

2011/8/2

収穫野菜の物々交換

休日に楽しんでいる家庭菜園。今年は豊作です。
昨年の失敗をふまえ、比較的虫に強い野菜を選んだことが功を奏したと、勝手に思っております。
ピーマン、万願寺唐辛子、シシトウ、ゴーヤ。無農薬でもすくすく育ちました。
実が生り始めると、少ない苗でなくても、多くの実を収穫できます。
我が家だけではとても消費できません。
保存食を作るという手があるのかもしれませんが、そのノウハウを知らないため、ご近所におすそ分けすることに。
すると、ご近所さんも家庭菜園しているので、違う野菜をそこでいただいたりして…。
こういう喜びを持って生活していた人々が、その土地から離れるということを想像すると、胸が痛い。

(キャプション)
今年の自信作たち

2011/7/26

パワフル女性美容師集団と
ガリガリ君ジュース

昨年に続き、鳥取県米子市に行ってきました。地元美容師さんと情報交換をするためです。
私がお会いした範囲ですが、オーナー美容師もスタッフも女性が圧倒的に多いエリアのように感じます。
お聞きしたところでも、子育てしながら美容を続けているスタッフの方も多いとか。
参加された女性の方々は、積極的というか、わからないことを明日に残したくないタイプというか、こちらが話をしている途中でもどんどん質問を投げかけてくれて、こういうことに関心があるのかと、こちらがかなり勉強になりました。ありがとうございます!
帰りの空港食堂で。
隣のテーブルが”ガリガリ君ジュース”なるものを注文していました。
出てきたものを見ると、青いソーダに、アイスキャンディーのガリガリ君が棒つきのまま放り込まれていました。
いろいろと視野が広がる一日でした!

2011/7/19

京都の暑い夏に
出会いを求めて

Bond Cutting Academyが、8月1日、京都で開催するイベント「ハサミのちから」。
先日、主催するアカデミーの代表、西田さんに改めてイベントの趣旨をお聞きしました。
彼が強調していたのは次のようなことでした。
“よそ行きの仕事ではなく、いろんな人の普段の仕事を見せたい。だからモデルは実際のお客様。
勉強の場、だから自分も勉強したい。
何が生まれるのかまったくわからないけど、過去よりも、未来のために何かをしたい”
なるほど。
私も、新たな出会いと気づきを求めてお邪魔いたします。いらっしゃる方、見かけたらぜひぜひお声かけください。
よろしくお願いいたします。

2011/7/12

訪問美容に関する
被災住民支援策

先日、東北の美容師さんから教えてもらうまで、そのニュースをつかみ損ねていました。
東日本大震災の被災住民支援の一環として、厚生労働省は理美容の規制緩和を通知しています。
それにより、被災地では避難所と仮設住宅を訪問して美容理容の営業を行うことが可能になり、一部地域では、すでに実施されているそうです。
対象は、自身で通常の営業が困難になっている、避難所か仮設住宅で生活している、の、いずれかに該当する理美容師とのこと。
しかし、厚生労働省のサイトって、なかなか目指す情報にたどり着きにくい!
やることが多岐にわたるのはわかるけど、このわかりにくさは何なんだと思ってしまう。
法網美容に関する規制緩和の通知は、下記アドレスからアクセスして、4月22日分のところをチェックしてみてください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001a8zc.html

2011/7/5

カラー乳化後のお湯の温度

先日、ヘアカラーをしてもらった際に、今まで気にもしなかったことが気になってきました。
それは、カラー剤を乳化して、洗い流すときのお湯の温度。
髪にまだ付着しているのだから、このときの温度はあまり高くないほうがいいのではないか?という疑問が生まれてきたのです。
熱いと、不必要に反応が進み、余分なダメージにつながる? どっちみちすぐに洗い流されるのだから気にすることではない? 温度が低すぎるとお客様が不快だから、それを配慮した温度設定が大切?
いろんな可能性が頭をよぎりながらも、このテーマに、今頃になって気づくのかと反省。
早速誰かに聞かねばということで、熊本のAさんに聞いたところ「うちはダメージを考慮して38〜39度で流している」とのこと。
皆さんのサロンでは、どうされています?

2011/6/28

ピーマン作りにいそしむ中で

無農薬で作る家庭菜園、続けております。
アオムシ君に食い荒らされた昨夏の反省をふまえ、彼が食べないであろう野菜を育てることに。
選んだのは、ピーマンと万願寺唐辛子。
この二つ、見た目だけでなく、育て方も似ています。
“芽かき”といって、茎から分かれた枝、その枝と茎の間から出てくるわき芽を摘む作業を行う必要があります。
わき芽を残しておくと、そちらに栄養がいってしまい、茎や実が大きく育たないので、”芽かき”が重要なのだそうです。
何を作るにしても、見えないところに手間ひまがかかっているのですね。
汗だくで”芽かき”作業を行いながら、仕事もそうでありたいと思う次第です。

2011/6/21

熊本の”彼”のスゴイとこ

今週から配信されている番組にも出演していただいている有本直幸さん。
彼の、ケミカルに関連する知識と技術力については、いまさら説明するまでもないと思うのですが、何度お会いしても、必ず次のテーマに向かって勉強しているところが、個人的にスゴイなと思うところです。
サロンワークもしっかり行い、講習で全国を飛び回る。さらに、いろんな人と情報交換をするため、夜な夜な飲みに繰り出す。
そんな生活の中で、いつ勉強しているのだろう。
やはり、できる人は時間の生み出し方が上手いということなのだと、自分に言い聞かせるしかない。
今回の番組でご紹介しているセミナーは、実際の内容の極々一部です。
7月26日にも、東京で番組収録を兼ねたケミカルセミナーがございます。上記のお知らせコーナーから、ぜひご応募ください。

2011/6/15

節電の夏がやってくる

段々と暑くなってきました。
海好きの私としては、通常ならばうれしい限りなのですが、今年は”節電”のことがあり、頭の中がどんよりとしてきます。
業界のメーカーさんでも、1時間出勤を早めたり、冷房設定温度を28度にしたり、秋の休日を夏に移動させて夏休みを長くしたりして、節電対策を進めるところがでてきました。
うちの事務所では、ドアを開けっ放しにして、極力エアコンを使わないようにしているのですが、この先さらに暑くなったら、外部の人と会わないときは短パンOKにしようと思っています。
美容室は大変だと思います。お客様に不快感を与えないで節電するには、できることも限られてくるのではないでしょうか?
夏の節電が全国に広がりそうな状況の中、皆さんの対応策をお聞かせ願えると幸いです。

2011/6/7

不可視光線の電磁波
その名は”紫外線”

少し前、”紫外線”をテーマにしたTV番組がありました。
紫外線というと、シミ・そばかすの原因になったり、活性酸素が活発になることで老化が進んでしまうということで、美肌やエイジングケアにとって大敵なわけですよね。
なので、UV対策や抗酸化成分を使ったケアが大切になる。ここまでは、多くの人が意識するようになっているので、さして新しい話ではないのですが、その番組では、紫外線が果たしているプラスの役割についても解説していました。
殺菌作用がある。免疫力や代謝を上げる。カルシウムとビタミンDを組み合わせて骨をつくる。
なるほど。とは言っても、浴び過ぎには注意が必要。
何事もバランスが大切なんだなと感じた次第。

2011/5/31

サロン主催
顧客向け情報セミナー

今年に入り、顧客向けに情報セミナーを始めたサロンさんが何軒かあります。
営業時間中や休日の2〜3時間を使って、キレイになるための、メイクスキルやヘアアレンジ法を伝えています。
お茶菓子を出して、その料金程度を参加費としていただき、少人数制で実施。対象は、顧客、もしくはその紹介者。セミナーでは、お客様が悩まれていることや知りたいことに対して応えていくカタチで、普段お客様が自分でできるようにスキルを伝えていく。これが各サロンさんに共通する内容です。
先日も、この取り組みをされているサロンさんとお話させていただいたのですが、セミナーの告知をするとすぐに定員が埋まるほど、お客様のニーズが高いのだそうです。
キレイになりたいという思いに応えていく。取り組みを進めているサロンさんは、そこと真剣に向かい始めているのかもしれません。

2011/5/24

ダブルスクール

高校に通いながら、その高校が提携している美容学校の通信コースを受けられる。ダブルスクールというそうなのだが、そういう学校が少し増えているという話を聞いたので、ネットで調べてみました。
すると、確かにある。
以前にもそういう学校がある、と聞いてはいたのですが、結構あるのですね。
それらの学校がメリットとしてうたっているのは、早く(高校卒業年に)国家資格を取得することが可能ということと、学費が安くすむということ。
不景気で、高卒での就職が大変だという話を聞くものの、手に職がつけられる美容を目指す人が増えているという話はなく、逆に減っていると言われています。
であれば、美容師へのなり方がいろいろあるということは悪いことではないと思うのですが、皆さんのお考えは?

2011/5/17

ソラマメ→お礼→ソラマメ

家の近くを散歩していると、区長さんの奥さんが畑仕事をしていました。
そこでしばし立ち話。
「ソラマメの収穫が終わったばかり。大久保さんも食べる?」
ということで、おすそ分けをいただくことに。
いただいてばかりでは申し訳ないということで、今度の収穫時は手伝わせてくださいと言ったところ「次はジャガイモだから6月だよ」とのこと。
土地に根ざした、こういうやり取りって、とても贅沢で幸せなことなんだと思うようになりました。
土地に根ざした生き方など、これまで一度もしてこなかったのに…。
大量のソラマメをいただいたお礼に、シャンプーを渡したところ、いただいた分と同量以上のソラマメを、またいただきました。

2011/5/10

商売…、笑売…、傷売…

オバー3人で切盛りしている食事処で。
カウンター横の壁に掲げられていた手書きの文章に、次のようなことが書いてありました(写真を撮らず、お酒も入っていたので、正確な文言ではありません)。
「好きで楽しくやっている”商売”は”笑売”…。好きでもないのに、いやいや”商売”
をしていると、周りから痛々しく見えるから”傷売”になってしまう…」
深いなー。
その店は、季節の地元食材を使った料理を、リーズナブルな価格で提供。
仕入れも自分たちの目で行っているから、食材がない場合は、そのメニューが無いと言い、その理由をちゃんと説明してくれます。
店舗規模を大きくするときに必要なマニュアルなど、この店にはないと思われますが、それよりももっと大切な何かを持っている、と感じた次第です。

2011/4/26

美容の世界だって
まだまだ広い!

先日、とある美容室で開催されたパーマセミナーにお邪魔しました。
講師の方は、40代後半の男性美容師。
云わば、私と同年代の方なのですが、お会いするのは初めて。
で、その方のセミナーは、とても勉強になります。何というか、パーマ理論をきちんと整理されているのですが、サロンワークの視点や自分で実験してみるということを大切にして、まとめているところがスゴイのです。
やっぱり自分で確認してみた情報こそ、プロが提供する情報なんだなと感じましたし、この世の中には、まだ会ったことのない魅力ある人々がたくさんいるんだなと、改めて認識した夜でした。
埼玉県のKさん、ぜひBjHabの番組にもご協力ください!

2011/4/19

大根を食べながら…

休日の趣味として、最近、汗しております家庭菜園。
この春、無事に大根の収穫を迎えました。先が二股に割れたのがあったり、細すぎる〜というものもありましたが、無農薬で育ったのですからどれもかわいく思えてきます。
放射能の影響があるのかないのか、我が家には測定器がないので、知る由もないのですが、豚バラ三枚肉と一緒に煮込んで、お腹の中へ。
この先、自分が何を選んでいくのか?
結局は、そこなんだなと感じた夕食でした。


細っ!

2011/4/12

これから美容を目指す卵たち

先週、美容学校の生徒、約50人と話をする機会がありました。
1991〜92年生まれの彼らは、カリスマブームも、なりたい職業の上位に美容師が選ばれていた時代も、まったく知りません。
何人かに、美容師を目指そうと思ったきっかけを聞いたところ、圧倒的に多かったのが、地元の美容師さんの仕事を見たり、話を聞いて、自分もこうなりたいと思った、という声。
学校の先生に聞いてみたところ、この現象は数年前から顕著になっているとのこと。
地域に根付いて魅力的な仕事をしている美容師が増えている?
若い世代が大きな夢よりも自分の納得感を大事にしている?
この現象の背景に何があるのかはよくわかりませんが、私が今回出会った生徒は、リアルな人との出会いの中で、美容という職業を選んだという人が多かった気がします。

2011/4/5

ハサミのチカラ

今年の冬は長く感じた。そして、忘れられない冬になってしまった。
そんな中、避難所で散髪ボランティアをしている人の話を、新聞やインターネットで見かけるようになった。
知り合いの中にはチャリティカットを行い、その売上を義援金として送っている人もいる。
共通するのは、散髪された側が喜んでいるということ。
ハサミのチカラって凄いなと、改めて感じる…。
猫の毛も切れない私は、お祈りをするため神社へ。
そこでは、桜が咲き始めていた。
日本の次の桜が咲くまで、時間がかかるかもしれないけど、きっと咲く。
そう祈った次第。

2011/3/18

BjHab 東北関東大震災情報ネット
開設のお知らせ

11日に東日本で発生した地震災害で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
原発の問題など、まだまだ予断を許さない状況にありますが、復興に向け、微力ながらでも活動を行
いたく、このたび「BjHab 東北関東大震災情報ネット」を開設することにいたしました。
美容師、及び美容関係者による、復興に向けた情報収集・情報交換の場としてご活用いただけると幸い
です。
被災地からの現状レポートやご要望、全国からの支援情報や励ましのメッセージなどをお送りくださ
い。
災害が深刻な地域ではインターネットも使えない状況にあると思われますが、被災地の声を見聞きし
た方がいらっしゃるかもしれないと判断し、開設することにした次第です。
皆様からの情報をお待ちしております。

2011/3/12

無題

社内で動画の編集作業中、その揺れはやってきた。
いつもとは明らかに揺れの長さと質が違ったので、すぐにテレビをつけた。
次から次にありえぬ状況が映し出されていく。
携帯電話がつながらない。福島の親類にも、茨城の妹にもつながらない。
家に戻り、アナログ電話で連絡を取り、ようやく無事を確認。それが当日の夜でした。
仕事のあるとき以外、私が、とある地方の海沿いで暮らしているということを知っている美容師の方
々から、多くの心配メールをいただきました。ありがとうございます。
被害がこれ以上拡大しないことを祈りつつ、震災で被害を受けた多くの皆さんに心からお見舞い申し
上げます。

2011/3/8

都内で体験できる
海外旅行

先日、ベテラン女性美容師1名と若手男性美容師2名とで、新大久保(山手線)に飲みに行きました。
なぜ新大久保なのかというのは特に理由がなかったのですが、いつもと違う場所で飲むのも良かろうと、繰り出した次第。
通勤で10年ほど、この駅を通過していたのですが、降り立つのは約20年ぶり。
げ、激変っす! 面影がどうとかっていうレベルじゃありません。
街が日本から韓国に変わっているじゃありませんか。
情報としては聞いていたけど、スゴイです。
電車に乗って海外旅行に来た気分になれるぐらい、料理屋さんはもちろん、食材屋も、カフェも、アイドルグッズ屋も、美容室も韓国です。
いろんな面白い発見があったり、異国情緒を味わえたり、街を歩いているだけでも刺激があります。
お金をかけずに海外旅行。お勧めです。


(写真キャプション)
飲み屋の入り口で発見

2011/3/1

オカマになりきって
わたしがインタビュー

ここ数年、女性美容師さん達と話す中で、少しずつ気づいてきたことがあります。
有名になるとか、最先端のデザインや技術を提供するとか、組織化した大型サロンを作るとか、そういうこととは別な何かを彼女達は大切にしながら仕事をしているのではないかと。
有名であることや、デザイン、技術、サロン規模というのを否定しているわけではありません。
女性として根源的に持っている何かを、視点や姿勢の中で大切にし、美容に取り組んでいる、という感じです。
根源的に持っている何かとは何か。それをテーマにした番組を不定期的に作ってみることにしました。
下記掲載の「旬感インタビュー/美容師 女の流儀」はその第1弾。3人の女性美容師に”女性ならではの視点”について、お聞きしています。

2011/2/22

ふた回りも齢が離れた
美容師の卵たち

若い人は、1年で本当に変わるものです。
このコーナーで何度か書いていますが、とある美容学校に年に数回行って、話をさせてもらっています。先日、その最終回があったのですが、そこでの実感です。
私のパートでやったことは、生徒さんにサロンに取材に行ってもらったり、いろんなシャンプー剤の成分を調べてもらったりして、そこでわかったことをみんなの前で発表する、というようなことです。
生徒さんよりも、私自身が勉強になることが多く、いい時間をすごさせてもらいました。
生徒にとって何が得られたのかはよくわかりませんが、最初に会ったときよりも、ずいぶん自発的に質問をするようになったので”変わった”という印象を受けた次第です。
この1年、自分は何かを変えたのだろうか? 彼らとの出会いは、自分にとっていい刺激になっています。

2011/2/15

札幌、初上陸

BjHabの撮影でなかなか行く機会がなかった北海道ですが、先日、初めて札幌に行ってきました。
BjHabの番組にも出ていただいたことのある、美容室ANTEnNAのオーナー美容師・松村さんが行うセミナーの模様を撮影に行った次第です。
セミナーの休憩時間に、BjHabをよくご覧になられている美容師さんと遭遇。どういうスタンスで美容をされているのか、お話をもっとお聞きしたかったのですが、撮影の合間ということで、突っ込んだコミュニケーションができず本当に残念でした。
翌日。1日3人の完全予約制で、一人で仕事をされている女性経営者のサロンを訪問。
ゆとりのある空間で、施術者とお客様が二人っきり。アピールしたり、反応したりするのは、生身の人間だけで、そのことを大切にしていくんだということがサロン全体から伝わってきました。
やはりナマのサロンを拝見させていただくと、美容のいろんな可能性に気づかされます。

2011/2/8

体調管理がなっていないと
チャンスを失う!?

体調管理がなっていない…。
先日、インフルエンザにかかってしまいました。後悔先に立たず、です。
そんな折、6〜7年お会いしていない女性サロンオーナーから突然のメールをいただきました。
「明日、時間あります?」
昔から何事に対しても積極的で、熱いハートを持って美容に取り組んでいた美容師さん。
HPやブログを拝見すると、さらにパワーアップされているご様子。
その近況を知るだけでも有意義と思ったのですが、インフルなのでお会いするのを断念。
体調管理の怠りが、出会いの喪失となってしまい、さらに凹んでしまいました。
さあ、完全復帰です。遅れを取り戻さなくては!

2011/2/1

57分32秒

先日、浦安にある、とあるサロンさんにお邪魔いたしました。
女性オーナーさんで、現在はお一人で仕事をされています。
お客様一人ひとりと向い合って、最初から最後まで。そういう意識がお店のつくりにも表れていて、小スペースに必要なものだけが配置されている感じです。
お店を出されて20年になるそうなのですが、もっといいものをお客様に提供したいという意識が高く、質問が矢継ぎ早に飛んできました。
その質問。どこかで聞いたことのある内容が多いなと思ったところ、その方、よくBjHabをご覧になられていて、番組内容を踏まえて質問されていたのでした。
一人で仕事をやっていると、情報があまり入ってこなくなったり、今までのやり方に固執しがちだったりすると思うのですが、彼女からはそういう印象をまったく受けず、柔軟にいろんなことを取り入れていこうというスタンスをビシバシ感じました。
そういう方に役立つサイトでありたいと、改めて感じた次第です。

2011/1/25

浦安にある
サロンを訪問して

先日、浦安にある、とあるサロンさんにお邪魔いたしました。
女性オーナーさんで、現在はお一人で仕事をされています。
お客様一人ひとりと向い合って、最初から最後まで。そういう意識がお店のつくりにも表れていて、小スペースに必要なものだけが配置されている感じです。
お店を出されて20年になるそうなのですが、もっといいものをお客様に提供したいという意識が高く、質問が矢継ぎ早に飛んできました。
その質問。どこかで聞いたことのある内容が多いなと思ったところ、その方、よくBjHabをご覧になられていて、番組内容を踏まえて質問されていたのでした。
一人で仕事をやっていると、情報があまり入ってこなくなったり、今までのやり方に固執しがちだったりすると思うのですが、彼女からはそういう印象をまったく受けず、柔軟にいろんなことを取り入れていこうというスタンスをビシバシ感じました。
そういう方に役立つサイトでありたいと、改めて感じた次第です。

2011/1/18

推定希望者
6200〜12400人?

とある美容学校の先生と、先日話をさせていただきました。
その先生の話によると、劇的に入学希望者が減っていて、高校生が200人いたとして、その中で美容師になりたい人は1〜2人くらいなのだそうです。
今年の成人人口124万人で計算すると、仮に200分の1だとすると6200人、100分の1だとすると12400人が入学希望者ということになります。
その数をどう見るのか?
一昔前の、なりたい職業の第1位だった頃と較べると、隔世の感がしますが、全員が美容室に就職しない状況も聞いていますので、それを踏まえると、上記の数字より少ない人数しか、新規採用募集に応えてこないということになります。
急速に少子高齢化社会を迎えているということも実感しますが、高校や大学を出ても就職先がないという状況の中でも、美容師へのなり手が少ないというのは、何か他にも原因があるのではないかとも思ってしまいます。
皆さんの考えをお聞かせ願えると幸いです。

2011/1/11

明るいカラーで
気分一新しました!

大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
齢をとると1年過ぎるのが速くなると言いますが、それを実感する年齢になってきました。
ふと鏡を見ると、白髪が増えている…。
そこで、年末にヘアカラーをしてもらいました。
白髪染めではないですよ。白髪を目立たなくさせるため、久しぶりに全体をアッシュ系で明るくしてもらいました。
しかも坊主に限りなく近いベリーショートに。
なので、このサイトに掲載されている写真とは程遠い雰囲気になっております。
明るいカラーにすると、やっぱり気分が変わりますね。
若々しくなるというか、アグレッシブな気持ちになるというか…。
というわけで、気分が一新したところで今年もいろんな出会いを求めて動いていきたいと思っておりますので、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

2010/12/28

2010年の
多くの出会いに感謝!!

2010年最後の更新です。
今年もBjHab Video Magazineをご覧いただき、ありがとうございました。
いろんな場所で「いつも見てます!」とお声かけいただいていますが、そこでお会いした皆様一人ひとりの顔を思い浮かべながら、番組制作をいたしております。
今年も、多くの出会いがありました。
美容に対する熱い想いをぶつけていただいたり、現状の悩みをストレートに打ち明けてくださったり、叱咤激励をいただいたり…。
一人ひとりの声に応えることは能力的に難しいことではあるのですが、いただいた声が私の財産になっております。
来年もまた、多くの出会いを求めて、動こうと思っております。その出会いにお付き合いいただきたく、よろしくお願いいたします!
2011年が、皆様にとって良い年でありますように。
最後にお知らせですが、次回更新時よりiPhoneでもBjHab最新番組が見られるようにするため、作業時間を少しいただきます。そのため、年明けの更新は、1月11日を予定しております。

2010/12/21

20代のピチピチ女史から
60代のツヤピカ先生まで

忘年会シーズンです。
お声をかけてもらえるうちが花(玉三郎さんのパクリです)ということで、いろんな飲み会に参加させてもらっています。
先日、ちょっと変わった忘年会がありました。
私以外、全員美容師さんで少人数なのですが、20代から60代まで、50代以外のすべての世代が集まっておりました。
育った時代が違うから当然理解しにくい話もあるのですが、それが面白い。
時代の中で求められているものが変わり、サービスの内容、人材の育成法などが変わってきたことを痛感させられます。
ここは生物多様性か?と感じるぐらいのメンバーだったのですが、何か根底に共通するものも感じました。
美容という仕事に対する情熱かもしれませんし、人としての素敵さなのかもしれません。
根底で共通するものがある人たちの集まりは、魅力に満ちています。

2010/12/14

トリートメント比率70%越え!?
山陰でのお話

先週、鳥取県米子市に行ってきました。目的は、梅雨時に行った、美容師さんとの情報交換会の第2弾。日帰りツアーです。
2回目となると、皆さんと私の間にあったバリアが取れ、よりお互いのことが見えてきた感じがします。
私のほうから見えてきた景色をひと言で言うならば”山陰は女性美容師が熱い”。
そのうちの一人、O女史の話。
彼女のサロンは、トリートメント比率が70%を超えているとのこと。どうやってその驚異的な数字が達成されたのか、お聞きすると、下記のような取組みをされているとのことでした。
講習会で学んだことをノートにまとめる→学んだことをサロンの仲間に話す→お客様にもわかりやすい言葉を使って毎朝ロールプレイングをする→営業のカウンセリングで実践する
売上を上げる特効薬は、普段の地道な活動、そしてお客様との信頼関係作りしかないのだと、改めて気づかされた次第です。

2010/12/7

止まっていてはいけない!
と感じた 出会い

いろんな機械を発明・開発してきた、まもなく70歳という方のお話を伺う機会がありました。
とにかく知識が半端なくスゴイ。機械だけでなく、化学のこと、人体のこと、いろんな分野に精通しているという”感じ”でした。
“感じ”というのは、私にはすべてを理解できるだけの知識がなく、想像するしかできなかった、という意味です。
その方の話を一つ。
脳も、血管も、肌も、繰り返し刺激を与えていくことが大切なんだよね。そうしないと、どんどん老化していくんだ。ボーっとしてばかりいて、脳を使っていないと、どんどん考える力が衰えていくんだよね。とのこと。
ヤ、ヤバイ(汗)。
このお方は、今もいろんなことを勉強されていて、化石燃料を大量に使わない飛行機を作りたいのだそうです。

2010/11/30

持つべきは
やっぱり友!

このコーナーで、手袋シャンプーのことを書いたところ、友人の女性美容師からご連絡をいただきました。
歯医者さんが使っている手袋で、お湯の温度も感じられて、シャンプー時にも髪がつれない、極薄のものがある、との情報でした。
彼女自身、シャンプーから仕上げまでの全てを行うため、手荒れを極力抑えたかったということ。そして、講習先のサロンさんで手荒れをしているスタッフを多く見かけていたということで、仕事に使える手袋を探していたのだそうです。
彼女からその手袋を分けてもらい、早速自分の頭で試してみることに。
お、おっ! 髪がつれない。というか、手袋で洗われている感じがしない。
この極薄のゴム手袋、ラテックスアレルギーの人は、そのままでは使えないので注意が必要なのですが、そうでない方はお試しの価値あり。
<歯科医師用手袋>で検索すると、いろんな種類があるようですが、100枚で、500円前後が相場になっているようです。

2010/11/22

自分で石鹸を作った美容師

先日、とある地方都市にあるサロンにお邪魔しました。
目的は、そこの若いサロンオーナーの、ヘアカラーに対する考え方をお聞きするため。
それはそれで、なるほどー、と唸らせる考え方だったのですが、それと同じくらいに唸らされたのは、オーナー自身が作ったという石鹸。
オーガニックにこだわり、天然の植物油を原料に作られている石鹸を店販商品として扱いたかった。で、扱う商品も決まっていた。ただ、その製品を理解するためにも、自分でも作ってみようと考え、実行したのだそうです。
原料も型取りする容器も、自分で調達、製作し、作ったのだそうです。
そう。そこまでやるか?という感じなのです。
でも、そこまで自分でやったからこそ、導入製品のことがよくわかったし、原料の配合バランスによって何が変わってくるかもわかったと、そのオーナー美容師の彼はニコニコしながら、話してくれました。
Sさん、またお話聞かせてください!

2010/11/16

ダイエット進行中
ただいま7キロ減

先日、久しぶりにお会いした美容師さんから「痩せました?」というお言葉をいただきました。
そうなんです。この4〜5年の間に、7キロほど痩せました。
別に病気になったわけでもなく、相当の気苦労をしたわけでもなく。
以前にも書いたのですが、この数年、休日に欠かさずランニングをしておりまして、その効果がようやく現れてきた次第です。
一部報道によると、日本のランニング人口は1400万人とか。
流行りに乗っていると思われるのは少し嫌なのですが、お金がかからないスポーツというのは、やはり継続ができます。
走っていて何が楽しいのかは人によって違うと思うのですが、私の場合は、走った後のご飯がおいしい! これに尽きます。
調子に乗って、来年1月、某地方都市で開かれるマラソン大会の10キロの部にエントリーしました。

2010/11/9

引き続き
手袋シャンプーについて

前回、ここで取り上げた手袋シャンプー。
数名の方から、メールをいただきました。「手荒れを辞める理由にするのはおかしい。美容を続けたいという想いが弱いのでは?」という手厳しいご意見もありましたが…。
ただ、メールをいただいた方ほぼ全員に共通するのは、ある時期ご自身も手荒れがひどく、手袋シャンプーをしていたということ。
皆さん工夫されていたのですね。
なかには、上司から手袋シャンプーを否定されたけれども、シャンプーの指名客を増やすという結果で、認めてもらった人もいらっしゃいました。
ある人からは、ゴムのラテックスアレルギーになる場合もあるから、手袋選びも大切になるというアドバイスもいただきました。
他業種で使われている、手の感覚とほとんど変わらない、超薄の手袋があるという情報を送ってくれた方もいらっしゃいました。
何か、おススメの情報が出てきましたら、このコーナーでお伝えしたいと思います。皆さんからの情報、お待ちしております。

2010/11/2

美容を辞める
ある理由について

手荒れで、美容を断念する。
この話を聞くたびに、手袋着用によるシャンプーがなぜ広がらないのだろうと思ってしまいます。
シャンプーで使っても、毛がつれない素材の手袋もあるようなのに…。
よいシャンプーを使えば手が荒れないという話になりがちですが、そもそも頭皮と手は違うということから解決策を考えていかなければならないと思うんです。
何が違うのか? 外部刺激から肌を守る皮脂量です。首から上、顔や頭皮は他の部位よりも多くの皮脂腺が存在し、大量の皮脂が補給されます。それがやがて過酸化脂質になるから、洗浄が必要なんですよね?
一方の手は、皮脂腺がなく、肌のターンオーバーから補給される脂質や汗腺からの水だけでのカバーですから、頭皮と比べると、皮脂がほとんどない。
お店で使っているのは、頭皮にいいシャンプーです。でも、頭皮と手はこう違うので、手袋でシャンプーいたします。この説明でも、お客様は手袋シャンプーを理解してくれないのでしょうか?
皆さんのご意見をお聞かせ願えると幸いです。

2010/10/26

キラ星が輝く空とは?

昨日。D.D.A.さんが主催する「D1」を見に行きました。
“スター育成プロジェクト”をコンセプトにしたこのイベント、その枠組み以上にいろんなメッセージが発信されていたような気がします。
若いスタッフの育成はどうあるべきか? そのために大人はどういう環境を用意すべきなのか? そもそも大人は魅力的な仕事をしているのか? 女性のやわらかな生き方が今の美容の有り様に十分活かされているのか? 美容室のブランドとは? 信頼とは?
そこまで深く掘り下げなければ、本物のキラ星を育成できない。主催者のそんな想いが伝わってきます。
帰り道。長崎から見に来ていた女性オーナー美容師Kさんとお話していたのですが、「私にいろんなことが投げかけられたような気がする」とおっしゃっていました。そして、現実と向かい合いながら明日からどういう一歩を踏み出していけばよいのか、ということに想いを馳せていました。
ご覧になられた皆さんは、どんな想いが湧き出てきましたか?

2010/10/19

公開収録
たくさんのご来場、ありがとうございます

先日、スパメニューが増大・定着しているサロンさんにセミナーに出演していただき、公開収録が行いました。
多くの皆さんに受講していただきました、この場を借りて御礼申し上げます。
そのセミナーの模様は、近日番組配信いたしますので、ここでは詳しく触れませんが、私が感じたことを一つだけ。
それは、スパも技術なんだ、ということ。
出演していただいたスパ比率の高いサロンさんは、今も更なる技術の向上を目指して、トレーニングを続けています。
一般的にカットでは、技術者になってからもトレーニングを行ったりしますよね? じゃあ、スパは?
ここにも、スパがなかなか美容室に定着しない原因の一つがありそうですよね?
1〜2回の講習を受けて、お店のメニューとして掲げたら、それでおしまい。ここに問題があるような気がするのですが、皆様のご意見は?

2010/10/12

感じたら動く
ミスター”ムーブ”

BjHabの番組にも出ていただいているswitchのオーナー美容師・田中さん。最近、いろんな場所で続けざまに数回お会いしました。
彼のサロンは福岡にあるのですが、福岡以外の、東京や関西でお会いしているというのがスゴイ。
新しい情報を自分の眼で確認したり、興味が持てそうな集まりがあるとそこにとりあえず身をおくために、いろんな場所に、積極的に行かれているんです。
誰かから聞いた話ではなく、ナマで見たこと、ナマで感じたことを大切にしているから、自分が動く。
スゴイです。あれこれ考える前に動く。そして動きながら考える。本当に頭が下がります。
来週も、都内某所で開かれるシークレットセミナーに参加されるそうです。
私も負けずに動かなければ!

2010/10/5

滋賀の空の下で

このコーナーでも書かせていただいた、美容師・浜田佳美さんの一周忌追悼イベント「HAMADA PUNCH」が、9月27日、滋賀県彦根市で開催されました。
アクセスが不便な場所にもかかわらず、200名を超える美容師が来場。
彼女が働いていた美容室”LIVES”には彼女が遺した作品の数々が展示され、お店の屋外駐車場では、彼女の生き方を振り返りながらトークとデモンストレーションが行われました。
自分は全力で生きているのか? 人に喜びを与えるということは? 当り前のことを行うということは? 意識を共有するということは? そもそも何のために仕事をしているのか?
イベントが進むにつれ、いろんな想いが湧き出てきたのですが、ご覧になられた皆さんはいかがでしたでしょうか?
来場された方々の眼が純粋で、キレイだった。それが一番印象に残りましたよね、浜田さん!

2010/9/28

先生の生き方
素敵です!

推定年齢60代前半の男性美容師。なぜ推定年齢なのかというと、私が美容専門出版社に入社したころ、その先生は撮影の仕事もバリバリされていて、そのころの年齢から想像すると、大体そのくらいだろうということです。
最近、その先生のサロンに何度かお邪魔する機会があったのですが、現役の美容師として現場で働かれています。
しかもお客様がひっきりなしに来店され、かなりの客数をこなされています。
地肌や髪に負担をかけない商材の研究開発もされていて、小さなサロンスペースの中で、すべてのお客様に聞こえるような大きな声で、何が肌や髪にいいのかという話をされていました。
ひと言で言えば、エネルギッシュ。とても60代には見えません。
何かにいつも挑戦していて、それをお客様にフィードバックしている感じ。
一つの生き方として、勉強になります!

2010/9/21

サロン現場から学校に入った
ある美容師さんの話

十数年お付き合いさせていただいている女性美容師Iさんと、先日久しぶりにお会いしました。
しばらく会ってないうちに、彼女は20年以上働いたサロンを辞め、美容学校の先生になっていました。
多くのお客様と現場で仕事をしてきた彼女にとって、生徒の、美容師をやっていくんだという意識の低さが歯がゆいと同時に、学校自体が学校の中だけで情報が完結し、現実の美容を知ろうとしないことにも、残念な思いをしているようでした。
その一方で、こんなことも言っていました。
皮膚細胞学とか、公衆衛生とか、今の自分ならサロンに役立つと思うことを、学校では教えていたんだなと。自分が生徒だったときは、それに気づかなかったけれども。
サロンが提供しているメニューという枠組みで、自分は美容を捉えていただけなのかもしれない、とも言われていました。
う〜ん、なるほど…。

2010/9/14

お掃除ロボの
可愛い動き

我が家にやってきたお掃除ロボット。これがなかなか優秀です。
壁にぶつかると方向を変え、部屋の隅々を掃除してくれます。人工知能が搭載されているらしく、同じ箇所にとどまらず、全体くまなくキレイにしてくれます。
家を出る前にスイッチを入れると、バッテリーが持つ間、お掃除をしてくれ、帰ってきた時には部屋がキレイになっているという具合。
久しぶりに、機械の進化に感動です。その動きの可愛らしさと不思議さに、結局ずっと眺めていることもあり、だったら自分でやれよという声が聞こえてきそう。
でも、やはり機械は機械。テーブルや棚の上は人間がやらなければなりませんし、液体汚れに対応できるわけではありません。
でもでも、それって機械の問題? 机の上に何でも積むクセがあったり、飲み物をよくこぼしたりする私の問題を、機械がクローズアップしているのかもしれません。

2010/9/7

ドキドキの公開収録
が続きます

先週、BjHab番組の公開収録を行いました。
わかりやすく話をしてくださったshantyの戸石さん、暑さ厳しい中、全国からお集まりくださった約40名の皆様、本当にありがとうございました。
普段ネットを通じてBjHabをご覧いただいている方々と、実際にお会いするというのは、ドキドキするものですね。
どきどきの原因は、やはりナマだからでしょう。
ナマというのは、一番リアルですから、隠しようがありません。
自分自身を隠しようがない。であるならば、ナマの皆さんと思い切って交流しよう!と思ったのですが…。
トークセミナーとその収録を進行していくため、すべての皆さんとお話ができず、申し訳ありませんでした。
今後もいくつかの公開収録が予定されております。出来るだけナマ交流を進めていきたいと思っておりますので、ふるってご参加ください。お待ちしております。

2010/8/31

彼女は
私の中で生きている

彼女が48歳の若さで逝ってしまって、もうすぐ1年。
斬新なヘアデザインをつくる創作活動を行う一方で、魅力的で、地域に根ざしたサロンワークを展開し、多くのお客様に支持されていた浜田佳美さん。
美容師としてどういうエリアで働こうとも、美容は美容を通じて自分を表現できる。私に、そのことを気づかせてくれたのは、彼女でした。
そんな彼女の強さと魅力に惹かれていた美容師の有志が集まり、彼女の一周忌追悼イベントとして回顧展とデモンストレーションを行うことになりました。
9月27日。場所は、彼女のエネルギーが今も溢れている美容室”LIVES”。
詳細とお申し込み方法は、下に貼ってあるPDFファイルでご覧いただけます。
私も、彼女に会いに行こうと思います。
場所が滋賀県彦根市になりますが、ご興味のある方はぜひお越しください。


2010/8/24

“気”は伝わる
と感じた夏の出来事

疾患的脱毛や加齢による薄毛のお客様に対し、その人に似合ったオリジナルウイッグを製作提供しているオーナー女性美容師・島田さんと、先日お会いした時のお話。
たまたま、抗がん剤治療をしていて、ウイッグをオーダーしたお客様がどんなデザインにするか、打ち合わせにいらっしゃっていました。
別室で行われていたため、コンサルテーションや打ち合わせがどのように行われたのか、見ることが出来なかったのですが、部屋から出てこられたお客様の顔は、これから出来上がるウイッグをものすごく楽しみにしている表情に見えました。
その感想を島田さんに伝えたところ、次のようなことをおっしゃいました。
「紹介で初めていらっしゃったし、脱毛も始まっているから不安だったと思う。だからこそ、提供する側が気力に満ち溢れている雰囲気を持っていることが大切。”気”があれば、お客様も安心するでしょ?」
猛暑に負けず、気力はアップさせておかなければ、と感じた次第。

2010/8/18

無事収穫にも
発見あり

既述のとおり、休日に家庭菜園を始めております。
アオムシ君との格闘話は以前このコーナーでも書かせてもらいましたが、どういうわけかアオムシ君に襲われず、家庭菜園一年生であり、週一農作業者の私でも、この夏収穫を迎えることが出来た作物があります。
ゴーヤ、オクラ、シシトウの三品です。
無農薬なのに、なぜ栽培できたのか? 私自身、まったくわかりません。
素人でも比較的育てやすい野菜だった。今のところ、そういう結論しか導き出せない状況です。
というか、理屈を考える前に早く食べようという気持ちでいっぱいいっぱい。
で、ほとんどを美味しくいただいたのですが、発見が一つ。オクラは10センチほどのサイズで収穫しないと、繊維が強くなって食べられなくなるのです。
週一農作業の私は、巨大化したオクラを最初は喜んだのですが、食べてガッカリ。
何事もちょうど良いサイズがある、ということを学んだ次第です。


撮影後、お腹のなかへ

2010/8/10

美容学校生のプレゼンで
私自身が勉強しております

このコーナーで何度か書いているので、既にご存知との方も多いと思いますが、とある美容学校の3年目の特別コースに定期的にお邪魔し、お話をさせてもらっています。
そのなかで、美容室がお客様の満足度を高めるためにどんな取組みをしているのか、実際に生徒さんにサロン取材をしてもらい、それを発表してもらうという場を設けました。
担当を決めて別々のサロンに行っていただいたので、実に多様な情報が集まり、生徒さんだけでなく、私にとっても勉強になりました。
そこで紹介された、あるサロンのお話。
そこは、ホームページに力を入れていて、それを見て来店される新規客が多いとのこと。そういう発表だったので、早速生徒さんたちとそのホームページを見てみました。
ひと言で言うと、お客様目線の情報発信。お客さんが知りたいこと、悩んでいることに答えるカタチで情報がつくられています。
なるほど〜。

2010/8/3

久しぶりの飲み会は
ちょっと真面目に

BjHab番組にも出演していただいたことがあるアンテナヘアリゾートのオーナー美容師・松村さん。彼と久しぶりに飲みに行きました。
どのくらい久しぶりかというと、今年彼が新店舗を出したという話も知らなかったぐらい。
その新店舗、メニューに関して面白い取組みをしています。
眉カットを含め、このサロンで提供する、一つのメニューはすべてこの料金。そして、個々のメニューを四つ組み合わせると、どのメニューをどう組み合わせてもこの料金、というシステムにしているのだそうです。
メニュー四つの組み合わせは、価格がリーズナブルに設定されていることもあって、圧倒的な支持を集めているとのこと。トリートメントやパーマのオーダーがバンバン入ってくるのだそうです。
最終的な価格が決まっているから、お客様もいろんなトライをしやすいし、スタッフも提案がしやすいということなのか?
私は、それよりももっと大きなテーマを投げかけているような気がします。お客様は美容室に何を買いに来ているのか? メニューなのか? それとも…。

2010/7/27

店販比率の高い
小さなサロン

都内某所にあるその店は、セット面3つ、シャンプー2台、スタッフ2名の美容室。
店全体をぱっと見た印象でいうと、”昭和”を感じる雰囲気です。
あるお話を聞きにお邪魔したのですが、その用件を忘れてしまうぐらい、そのサロンは店販がすごい!
営業中に2時間半ほど居させてもらったのですが、ほとんどのお客様がヘアケア商品を買われていきます。聞くところによると、シャンプーは8割超のお客様が買われていくそうです。
なかには店販商品を買うためにお店に立ち寄るお客様もいて、実際に私がお邪魔している間にも、そういうお客様が2名来店されました。
お客様がそこの店販商品に対して圧倒的な信頼を持っているという感じ。ここのじゃなきゃダメっていう感じ。
なぜそれが出来ているのか、もう少し調査が必要ですが、営業を拝見していると、ヘアケアやスキンケアの話をお客様にずっとされていました。しかも、長年通われているお客様に対しても。

2010/7/20

哀悼

私ごとの話で恐縮です。
数十年前。18歳のときに読んだ一冊の本。
『文明の生態史観序説』は、私に大きな影響を与えました。というか、その後、いろんな変節をたどりながら現在の仕事にたどり着いたのも、その本と出会ったからと言っても過言ではないかもしれません。
既成概念にとらわれず、書物からの情報に頼らず、フィールドワーク(現地調査)を重視し、テーマを追求していくスタンスは、私の中で理想であり目標となっているのですが、それもその本との出会いがあったからです。
著書は、国立民族学博物館の初代館長であり、民族学者・思想家でもある梅棹忠夫さん。
今月3日、亡くなられました。
自分も時代の中で生きているし、生かされている。
そんなことを改めて感じさせられる、今日この頃です。

2010/7/13

カラーがメニューに定着して
15年だが…

来週の火曜日(20日)、DADA CuBiCの吉村さんと”プロフェッショナル・ヘアカラー”をテーマに、公開の場でお話をすることになっています。
サロンカラーを取り組む環境は、厳しい状況です。だからこそ、その現実と背景にある課題について、いろんな角度から話をしてみよう、ということになった次第です。
思い起こすと、1994〜95年頃から急速に伸び始めたヘアカラーはその後すっかりと定着し、こちらから提案しなくても、予約の段階で当り前のようにお客様が希望されるになりました。
そのぬるま湯の環境に慣れてしまい、もっとお客様に伝えなければならないこと、もっと提案しなければならないことを怠ってしまい、今の厳しい状況を迎えているとしたならば…。
ヘアカラーについて、どんな提案や魅力、情報提供を、今改めてお客様にしたほうがよいのか。吉村さんの意見を聞けるのが、楽しみです。

2010/7/6

現在治療中の女性への
インタビュー

抗がん剤治療による脱毛のため、自分に合ったウイッグを美容師に作ってもらい、オシャレを楽しんでいる女性にインタビューする機会がありました。
彼女は、自分の体験をリアルに語ってくれました。
デパートに既成のカツラを探しに行った時の話。ネガティブな気持ちになった、そこでの対応。オシャレを楽しむということが与えるポジティブな気持ち。オシャレなウイッグを美容室で提供してくれるという安心感。
インタビュー中に、こんなに涙をこらえたのは、初めてでした。
涙が出そうになったのは、彼女の経験に対する同情ではありません。おそらく。抗がん剤治療の経過や、薄毛における悩みを、美容室のサービスで解消できる。その思いが、話を聞いているうちに確信に変わり、心が熱くなっていったからだと思います。
彼女は、自分の話を番組の中で紹介してもかまわない、と言ってくださいました。8月に配信する番組で、ご紹介する予定です。

2010/6/29

6月の花見は
日本原産なのである

先日のお休み。梅雨の晴れ間に、アジサイを見に行くことを思い立った。
家の近く、とあるところに、有名ではないアジサイポイントがあるという情報をキャッチしていたのだ。
30分ほど車を走らせ、現地(お寺)に到着。
小山全体がアジサイに覆われ、見渡す限り花盛り……のはずが、ない、というか咲いてない!
実は、そこのアジサイは日本古来の品種で、今、多くのところで咲き乱れている西洋アジサイよりも開花が遅いのだと、お寺のおばさんが解説してくれた。
なるほど。うん? そもそも、アジサイの原産国ってどこだ?
調べてみたら、なんと日本。西洋アジサイというのも、日本から行ったものが向こうで改良されて逆輸入されたものなのだ。
こんなことも知らずに齢をとってきたことへの恥ずかしさと同時に、アジサイが急に いとおしく思えてきました。
頑張れ、アジサイ。頑張れ、日本代表!



この斜面全体が日本品種のアジサイで
埋め尽くされるのは もうすぐ

2010/6/22

ゲゲゲの国へ
初上陸!

昨日、日帰りで鳥取県米子市に行ってきました。美容師30名ほどと情報交換をしませんか?というお誘いをいただき、お邪魔した次第です。
初めて行くところということもあり、どんな方々がいらっしゃるのだろうと、かなりの不安感を持っておりました。
会場に入ると、ポジティブで気力が充実してそうな女性が多いことにビックリ。あとでお聞きしたところによると、山陰地方は、経営者、店長、チーフクラス、スタッフ、どのポジションも女性が多いのだそうです。
美容って本来そうだったんだよなと思いつつ、いろんなテーマで情報交換させていただいたのですが、最初の予感がピッタリで、初対面の私に遠慮なく、様々な質問をしてくださりました。
予定の3時間があっという間に過ぎるくらい、活発で楽しいやり取り。またぜひお邪魔したいなと、心から感じました。
初めての鳥取の感想? 美人が多いなということでしょうか。


ゲゲゲの国ではタクシーの屋根にも目玉親父が…

2010/6/15

お客様にとっての
ゴールとは?

最近、どの"やり方"が良いのか、という質問を受けたり、そういう議論に巻き込まれたりすることがあります。
例えば、”○○パーマ”と”△△パーマ”ではどちらがいいのか、といった筋の議論です。
“やり方”というのは手段ですから、手段の良し悪しを語るには、目的が何なのかをはっきりしておかなければなりません。目的があやふやなのに、手段だけを議論してもあまり意味がないと、そう思う今日この頃です。
先日、BjHabの番組にも出ていただいているShantyのオーナー美容師・戸石さんと話をさせていただいたのですが、「結果として期待しているゴールは、人によって違うのではないでしょうか? だから、そのお客様にとってのゴールは何なのか、そこを理解したうえでの手段の選択が大切だと思う」というお話をされていました。
まさに。共感です。

2010/6/8

まだ見たことのない
特撮ヒーロー

唐突ですが“琉神マブヤー”って、ご存知ですか? 沖縄だけで放送された特撮番組のヒーローの名前です。
地元では大変な人気で、撮影会も頻繁に開かれているのだそうです。
最近、世界で通用する“インターナショナル”なものに対し、ある特定の地域で独自に進化し、その地域でのみ広がったものを“ガラパゴス(化)”というそうで、いろんな問題が生まれてくるそうなのですが、“マブヤー”のような文化の“ガラパゴス”はとても豊かな気持ちがしてきます。
そんな視点に立つと、日本の美容も、独自の進化に向かっているのでしょうか?
高度化・多様化したお客様ニーズに何とか応えていこうとして、新たな技術や対応法がこの数年開発されましたし、これからも出てきそうな予感があります。
世界に類を見ない美容の文化が育っていくのかどうかはわかりませんが、“マブヤー”のように人の気持ちを豊かにできればと思う、今日この頃です。

2010/6/1

我流ではなく
本物の技術を目指すには

先週、クレンジングスパの講習会があるということで、茨城県牛久市に行ってきました。
講師は、BjHab番組にも出演していただいている美容室アンティカさんのスタッフの方々。
スパ比率の高いサロンさんなのですが、スパの取り組みの背景やメニュー化のポイントについてお話をされていたときは、受講生もフムフムと聞かれておりました。
しかし、受講生の頭を使っての技術展示になった途端、状況が一変。このマッサージ技術はスゴイ! だから、スパ比率が高いのか! という空気に包まれていきました。
アンティカのオーナー・小針さんは、スタッフ全員でマッサージ技術を習得した後も、2〜3ヶ月に一度、教わった先生を招き、自分たちの技術が我流になっていないか、退化していないか、チェックしてもらっているのだそうです。
スパメニューを定着させるにはやはり技術が大切になる。本物の技術は、それを維持するのにも大変なエネルギーが要る。そんなことを感じさせられた一日でした。

2010/5/25

アオムシ君との戦い、
完敗です

前々回、家庭菜園でアオムシと戦っている話を書きましたが、ついに私の敗北です。
カブが、葉っぱの芯を残して、軟らかいところはすべて食べられてしまいました。その状態たるや、ダメージレベル5の毛髪のような感じ。その姿を見るなり、呆然と立ち尽くしてしまいました。
休日しか面倒を見てやれない。農薬を使わない。そんなスタンスで始めたので、こうなるかもしれないことはどこかで覚悟していたのですが、やはり現実として目の当たりにすると、自然のパワーの凄さにひれ伏すばかりです。
自然派、オーガニック、エコ、永続可能社会、どれも時代を象徴する言葉で、きっとその重要性はもっと高まっていくと思うのですが、私の個人的挑戦は、人間の完敗からのスタートとなりました。
負けの中で、発見したことが一つ。いわゆるハーブ系は、比較的育てやすい。プランターでも育つので、お試しあれ。

2010/5/18

残留ティントの問題。
問題になってませんか?

“ホームカラー”をする人が特にグレイカラーで増えていると、現場の美容師さんから聞くようになりました。
私も結構白髪が増えてきて、サロンで白にも色が入るようにヘアカラーをしてもらうのですが、ヘアスタイルはまだ気に入っているのに、伸びてきた根元の白髪だけが気になるときがあります。そういう状況のとき、私はしばらく我慢するのですが、サロンに行くほどではないからと自分で染められるお客様もいるのではないでしょうか?
そういうお客様が利用しやすいメニューの話をしたいわけではありません。
“ホームカラー”というと、市販の酸化染毛剤タイプを使用されていると思いがちですが、それ以外のタイプを使われているお客様が結構増えている、というサロンさんの話を聞いたりします。
ということは、残留ティントの見極めが複雑になり、イメージした色味を出すための対応もじつは難しくなっているのでは?
何のタイプの残留ティントが残っていて、それにどう対応していくか、あるいはそのことをお客様にどう説明していくのか、ということが改めてプロに問われている気がするのですが、皆さんのお考えはいかがでしょうか?

2010/5/11

理想を胸に始めた
家庭菜園での出来事

この春から、家庭菜園を始めました。無農薬でおいしい野菜を育て、それを自分で食べちゃうぞ、という自己目的型の理想を掲げ、即行動に移した次第。
そうはいっても、休日しか作業しないわけですから、比較的手間隙のかからない種類を選ぶなど、そのあたりは現実的に…。
農業はまったくの素人。なので、入門書を購入し、熟読。さっそく、実践。という感じで始めたにもかかわらず、ブロッコリーもカブもすくすくと育ち、ホッホーとその成長に目を細めた、、、その時。視界に飛び込んできた、懐かしい生物!
君は、アオムシくーん。よく見ると、一匹じゃない。あちらにもこちらにも。さらに葉っぱは食われた後の穴が目立ち始め、その葉をめくると、蝶の卵発見! ゲッゲー!
無農薬栽培が大変なのはこういうことなのか! 人間の体にいいものは、虫の体にもいいんだね! 体は緑色なのになんでアオムシなの!
など、いろんな想いが交錯する中、一匹一匹、手で除去いたしました。いいものを目指すとやっぱり手間隙がかかるんだなって、改めて現実を知った次第です。

2010/4/27

人間関係がいいって、
誰と?

昨年から、とある美容学校の3年目コースで話をするため、たまにお伺いしております。
先日も、この春に3年目になったという生徒さんたちと話をしてきました。初対面ということもあり、自己紹介ついでに、どんなサロンに就職したいのか、お聞きしました。
その中で割りと出てきたのが「人間関係がいいサロン」という声。
う〜ん。こういう美容学校生の声は、10年前にも、20年前にもありました。そのときは私も若く、人間関係が悪いより、いいに越したことがないよねと、相槌を入れておりました。
でも、何十年も同じ話を聞かされてくると、今はうなずけない私がおります。
スタッフ同士の人間関係が良くてどうするの? それよりも大切なのは、顧客との人間関係がいいサロンなんじゃないの?
私も齢をとったのでしょうか。
しかし、サロンが学校で行うプレゼンだけで、そのサロンのイメージを持ってしまうというのは気がかりです。

2010/4/20

ブランクを超えて
もう一度前へ、前へ…

東京の、とあるスクールで、全国各地から集まった十数名の美容師さんたちとお話をする機会がありました。
北は新潟、南は沖縄まで、実にいろんなところから来られていました。
いつもながらに感心するのは、自分の時間とお金を使って勉強しに来られているだけあって、自分のために、お客様のために、もっと上手くなろうという思いがとにかく強い。
その中のお一人と、その後にメールのやり取りをして知った話なのですが、その方は長いブランクを経て、美容を再度始めたため、基本からもう一度勉強し直しているのだそうです。
技術が進化し、お客様のニーズが多様化・高度化する中で、いったん離れた美容に戻るのは大変なことかもしれません。
ですが、ブランクの間に違う視点から美容を見てみたという経験もまた貴重なことだったはず。それを活かして、素敵な美容師になってもらいたいなと願う次第です。

2010/4/13

5年目の春

皆さんが住む街の桜は、いかがでしたでしょうか? 北のほうでは、まだこれからですよね。
BjHab Video Magazineが始まったのは、2006年4月。ちょうど桜の咲く時期でした。今年は5回目の桜。視聴者の皆様をはじめ、支えてくださった方々に感謝するばかりです。
5年目を迎えて、皆様のお役に立つ動画情報を制作・配信していく、ということは引き続き取り組んでいくわけですが、大切にしたいのは、やはり”出会い”だと思っております。
この4年の間に出会えた方々がたくさんいらっしゃいます。その皆様から頂いたエネルギーや言葉が、元気や行動、発想の源になっています。私一人では何も生み出せませんし、何も伝えられません。
そういう意味で、今年もいろんな方々と出会うため動き回りたいと思います。ですので、皆様のほうからも気軽に声をかけていただけると幸いです。

2010/4/6

脳裏に焼きついた
プロの“ワザ”

先日、横浜で開催された、とあるセミナーにお邪魔しました。そこでスゴ技の縮毛矯正施術を見させていただきました。
何がスゴイのかと言うと、作業にムダがなく、スピーディで、だからなのか、施術の動きがキレイなのです(仕上りもキレイでした!)。
髪の状態により1剤を塗り分けるため、根元、中間、毛先に別々の薬を塗るのですが、塗布に間違いがないように薬剤によって塗るコームの色が決められています。塗り始めと塗り終わりの時間のギャップが少なくてすむように、事前に塗布するスライスをダッカールで分け取っています。過剰にタンパク変性させず均一に熱を当てるため、アイロンは薄めのスライスで一回のスルーで決めています。
そう。すべての作業が徹底的に合理的だからこそ、キレイに見えるのです。
その方は、サロンで、最初から最後まで一人で縮毛矯正施術を行っているのだそうです。しかも、縮毛矯正のメニューだけで、予約がずっと埋まっているのだそうです。
この方、Kさんのプロフェッショナル・テクニックをいつか紹介したいと思うのですが…。

2010/3/30

魔法で育つ
なんて、あるわけない。

先日、DADA CuBiCの植村さんとトークセミナーでお話させていただいたのですが(その模様は4月6日より配信予定です)、その際、改めて感じたのは教育の難しさです。
私に近い年代の人は、カットの時代、パーマの時代、カラーの時代、ケアの時代があって、それぞれの時代の中で一つ一つを学んでいけたような気がします。
今は、すべての要素が複雑に絡み合い、すべてが大切になっているから、技術者デビューのときからすべてを高いレベルで修得できていないと、お客様がつかないのではないでしょうか?
では、どういう教育が必要となるのでしょう?
お客様の素材の状態が多様化し、ニーズが個別化していく中で、それに対応できるスタッフを育てていく。それを可能にする魔法のシステムなんか、あるのでしょうか?
そういうシステムを机上で考えているよりも先に、今までよりも育てることに情熱を傾けるとか、一人ひとりのスタッフと向い合う時間をつくるということが、まずは大切なんじゃないかなと感じる今日この頃です。
このあたりの課題、皆さんはどうお考えですか?

2010/3/23

もみ上げの伸び具合から
ふと思う

髪を切ってもらって3〜4週間すると、必ず気になってくる部分があります。それが、もみ上げ。
原因不明なのですが、もみ上げだけが他の部分よりも伸びるのが早く、しかも硬い毛質なので、他の部分はちょうどいい感じなのに、そこだけ違和感のある状態になってしまいます。
美容室に行って大きく変えてもらうまでにはなっていないけれども、ここだけ気になる。そんな状態ですから、しばらく我慢することになる。
でも、こういう状況は私だけのレアなケースなのでしょうか? 例えば、生え際の白髪だけが気になってきたとか、毛先だけが少し明るくなったとかパサついてきたとか、全体的には不快ではないけれども、あるところだけが気になるケースって、結構あるような気がするんです。
顧客向けのサービスとして、ちょっと気になっている部分に短時間で対応するメニューがあってもいいのかなと思ったりするのですが、皆さんのサロンではどういう工夫や取り組みをされていますでしょうか?

2010/3/16

体重計と
スキャルプクレンジング

休日。私事ですが、日課のランニングから戻ると、体重計に乗るのが秘かな楽しみになっています。
というのも、最近の体重計は進んでいて(というか、進化していることをつい最近まで知らなかっただけなのだが…)、体重計に乗るだけで、内臓の脂肪量とか、内臓年齢、骨密度といったデータを測定してくれます。
なぜそこまでのデータがわかるのか、その仕組みはさっぱりわからないのですが、以前計ったときのデータも記憶してくれるので、その変化までわかるようになっています。日本のモノづくりは本当にスゴイ!
内臓年齢が前回よりも4歳老けたとか、2歳若返ったとか、いい齢にもかかわらず、そんなことで一喜一憂しております。でも、この齢になったからこそ、身体も、見た目もやはり若々しくありたいと思ってくるんですね。
そういう意識からか、シャンプー前のスキャルプクレンジングを自宅でも始めました! もちろん、サロンさんで店販品を購入して。

2010/3/9

久しぶりに、真面目に
ヘアカラーの話を。

自宅でカラーをする人が増えているという話をよく聞くようになりました。昨年、例の”泡カラー”が売上をかなり伸ばしたわけですから、市場状況として、ホームカラーをする機会が増えているのは、おそらく事実なのでしょう。
こういう経済状況の中で、安くヘアカラーを楽しみたいという層が増えているのは必然なのかもしれません。
ただ、サロンカラーとホームカラーの違いを、消費者はしっかりと理解した上で、自分で染めているのでしょうか? 美容室でのカラーを、ムラなく染めてくれる、自分で塗る手間が省ける、ぐらいに思っているとしたら…。
お客様のメラニンの特性や残留ティントを踏まえた上でのカラーコントロール。既染部の明度やダメージ状態に合わせた低ダメージの施術。サロンではそういうカラー施術を行っているということを知らない消費者が、まだまだ多くいるような気がします。
まずはきちんと違いを説明して、その上でお客様に判断していただくということが重要だと思いますが、カラーメニューが定着して15年以上たつのに、違いをまだ説明し切れていない状況にあるのは何故なのでしょうか?

2010/3/2

40代後半の私と付き合ってくれた
21歳の卵たち

この1年、4回にわたってお邪魔した美容学校の3年目コース。先日、最終回の授業があり、生徒さんから感想文をいただきました。下記の言葉は、そこから抜粋したものです。
「美容師の仕事って、たくさんの努力が必要だけど、楽しいと感じた」
「お客様の悩みやなりたいイメージを考えた施術をやってみたい」
「薬剤知識をしっかり持っていないと、パーマは怖いですね」
「毛髪知識は難しい。でもそれを乗り越えて、お客様の不満を解消してあげたい」
「パーマ液や処理剤は使い分けが大切なんですね」
「技術って作業ではないんですね。だから楽しい」
「技術は常に開発されていく。置いていかれないようにしたい!」
「サロン現場でくじけそうになったら、喝を入れてください!!」
経験も少なく、見えている世界もまだまだ狭い生徒さんですが、彼らを評価する前に、彼らとこれから過ごしていく大人として、自分はどうなんだ?
これから美容を始める人たちと1年間付き合ってみて、そんなことを感じた次第です。

2010/2/23

胃痛を抑える
クスリが欲しいです…

某国営放送の「プロフェッショナル」という番組はこの春終了するそうですが、いつ、いかなるときも当り前のことを当り前に行える人って、プロだなって思うんですよね。
同じモノを作るのであっても、毎日変わる気温や湿度の中で同じものを作るのは並大抵のことではないし、同じサービスを提供するのであっても、相手や自分の気分が変動するのかで同じサービスを提供するのはかなり難しい。
仕事として対象にしている素材に対して熟知しなければならないし、人間の心にも熟知しなけれならないから、これでプロになったという到達感は、生きているうちには味わえないのかもしれませんね。
何でこんな話をしているのかというと、DDAさんのオプショナルクラス(3/8)で、植村さんと「美容におけるプロフェッショナルとは?」というテーマで話をすることになったからです。
その模様を編集してBjHabでも配信したい、と植村さんが言っているので、しばらくは胃の痛い日々が続きそうです。

2010/2/16

まだまだ寒いので
遊びに行かず、読書してます

地球温暖化に関連して、平均”気温”が何度上がったといった話はよく聞いたりします。
でも、平均”湿度”がどう変化しているのかという話は、あまり聞きませんよね。
じつは、自然が豊かな場所では昔と較べてさほど変化していないのですが、大都市では湿度が低下している、つまり乾燥化しているのだそうです。
自然が豊かだと、森や草、土が保湿の働きをし、降った雨の水分がしばらく保たれ、結果、湿度の高い状態が保たれる。一方、街がコンクリートに覆われてしまうと、素早く雨が河川に流されてしまうので、湿度がすぐに低下してしまう。そういうことで、都市部では、コンクリートに覆われる面積が拡大していく中で、徐々に湿度が低下しているのだそうです。
乾燥状態におかれた皮膚は、角層が厚くなり、バリア機能を高めていく。
といった興味深い話も載っている本が『賢い皮膚―思考する最大の”臓器”』(傳田光洋著 ちくま新書)です。
皮膚科学の最新の話が載っていて、とくにスキンケアに関心のある方に、おススメです!

2010/2/9

複雑だからこそ
シンプル整理が必要?

前回も取り上げた「右側問題」に関連して、最近、何人かの美容師さんとメールのやり取りをしています。
その中で今更ながらに感じるのは、パーマ施術はコントロール要素が多く、複雑だということです。
求めるウェーブの形状、髪質、根元と毛先でのダメージの異なり具合、仕上りウェーブの持続性など、それらの要素に対応して施術をコントロールしなければなりませんから、頭の中がこんがらがってきますよね。
奈良市のオーナー技術者・Hさんは、メールの内容から察するに、その複雑なコントロール内容をシンプルに整理されています。どういう方法で整理しているのかというと、この要素は施術の○○で対応する、別の要素は施術の△△で対応するといった具合に、要素別に施術の何で対応するのかを整理しているのです。
ニーズや髪質素材の多様化に対応していくには、対応の目的別に施術を整理しておくことが大切なんだなと感じた次第です。

2010/2/2

通称「右側問題」
いろんなご意見に感謝です

前々回、このコーナーで「パーマにおける右側問題」について書いたところ、メールや口頭でいろんなご意見・ご感想をいただきました。
「(そういう問題があることを)知らなかったのですか?」と言われたときは、少しへこみましたが、知らなかったことを知れたのだから幸せ!と感じる今日この頃です。
さて、皆さんからいただいたご意見なのですが、「ホット系で起きる現象」と言う人もいれば、「コールドでもたまに起きます」と言う人もいたりして、施術との関係性については調査が必要という感じですね。
原因についても、毛流やフィブリルの構造に起因するという説から、身体における左右のエネルギーバランスなんだという説まであって、実にミステリアスで、面白い!
思った通りにかからないのですから、あまり面白がってばかりいてはいけませんが、原因がはっきりしてないけれども、多くの人が感じているという現象がこの世にある。それって素敵だなと、思うんですよね。
最後になりましたが、「右側問題」を感じている人たちは、ロッド選定やスライス幅、塗布の順番を工夫して対応しているそうです。

2010/1/26

臭いが伝わらないのは
幸か不幸か!?

房総半島の先っぽに、死んだ鯨が打ちあがったというので、休日に見に行きました。死んでいるとはいえ、野生の鯨。どんなお姿をしているのか、見てみたい!と思った次第です。
ニュースで報じられていたためか、同じことを考えている人って結構いるんですね。冬の浜辺に100人ぐらいの人だかり。
そばまで行くと、鯨を浜に埋めて、身をバクテリアなどに分解させ、骨格の標本をつくるということで、その作業が始まっていました。
埋めるといっても適当に埋めるのではなく、骨格の部位ごとにある程度切り分け、どの位置の骨格なのかが分かるように並べて、埋めていました。何事も後のことを考えて段取り良く…。
いや、そんな話をしたかったわけではありません。
その場の、臭いです。死んでいますし、解体作業が始まっていますから、現場(特に風下)は強烈な異臭に包まれているのです。
映像にしても、インターネットにしても、今のところ臭いまでは伝えられない。当たり前の、そんなことを実感した次第です。

2010/1/19

右側って問題?

“右側問題”? 先日、とあるサロンさんにパーマ関連の撮影でお邪魔したときに、この言葉を初めて聞きました。
その場でお聞きしたところ、頭の右側のほうがパーマがかかりにくかったり、ダレやすかったりする問題を通称“右側問題”と呼んでいるのだそうです。
ネットで「パーマ 右側問題」で検索してみると、いろんなサイトでこの問題、書かれていますね。し、知らなかったー(汗)。
このことが科学的に事実なのかどうかはよくわかりませんが、ある程度の数の美容師さんがそう感じているようです。
これって、パーマのデザインやかけ方が進化してきたので表面化した問題なのでしょうか? どなたか、お詳しい方、いらっしゃいませんか?
ミステリアスだからこそ興味をそそる部分もあるのですが、この問題をクリアするには左右でロッド選定を変える必要があるのでしょうか?
??がいっぱいの独り言でした。

2010/1/12

多様化する美容室を
実感しないで就職する生徒たち

とある美容学校の3年目のコースに、定期的にお邪魔させてもらっている話はこのコーナーで以前にも紹介したと思います。
すでに生徒全員、就職先が決まっていますが、自分の就職先ではない美容室に取材に行き、そのサロンの特徴や考え方をみんなの前でプレゼンするという宿題を出しておりました。
昨年暮れ、その発表をしてもらったのですが、美容室のスタンスや考え方が多様化していること、サロンが魅力を高めるために新しい取り組みを行っていることに生徒は気づいたようです。
美容室に入店してからの離職率が高いと言われていますが、そもそも美容室のことをよく知らないで就職先を決めるという現状では、離職問題は容易に解決できないと感じた次第です。
美容学校に入ったときから、たくさんの美容室取材を行っていれば、もっと美容室のことを知って就職先を考えられると思うのですが…。
そんな取材をお願いされたら、皆さんのお店では快く受け入れてくれますよね?

2010/1/5

2009年
最後に訪問した美容室

昨年の大晦日、とある田舎町の、「こんなところに美容室があるの?」と思ってしまうような場所(海と山に囲まれています!)にある美容室に、お邪魔いたしました。
そこの二代目・女性美容師と昔仕事をしたことがあり、たまたまそばを通る用事があったので、お店をのぞきに行った次第です。
現在彼女は、東京での撮影の仕事と田舎でのサロンワークの両方をこなしながら、子育てにも奮闘中です。
公共交通機関を使うと東京まで3時間かかる場所ですから、それらの両立は並大抵なことではないはず。しかし、久しぶりにお会いした彼女はひと周りもふた周りも魅力がアップしておりました。
異なる環境の中で仕事に飛び回り、生活を送っていくというのは、肉体的にも精神的にもキツイのかもしれませんが、異なる環境の中で過ごすからこそ新しい発見があるのかもしれませんね。
おっと! 新年のご挨拶が遅くなってしまいました。
ご覧頂いている皆様、今年もよろしくお願いいたします!

2009/12/25

今年の出会いの全てに
感謝!

本年最後の更新です。2009年は皆さんにとってどんな年でしたか?
経済的な厳しさ。言いたくなくても、どうしてもこの言葉が出てきてしまいます。
そんな状況の中でも、私には、今年もハッピーなことがありました。それは、人との出会い。
今年初めてお会いしたのに美容への想いを熱く語ってくださった皆さん。直接お会いしたわけではありませんが、サロンの日常や取り組みをメールで伝えてくださった皆さん。出会えて、本当によかったです。
普段はインターネットで動画情報等の発信をしておりますが、出会った皆様一人ひとりの顔やメッセージを思い浮かべながら、番組の編集作業をしております。
悩んでいるときも、皆様との出会いが元気を与えてくれました。
感謝です。
来年も、たくさんの出会いを求めて動いていきますので、まだ出会っていない方々も含め、よろしくお願いいたします。
ではでは、よいお年を!

2009/12/22

忘年会シーズン
真っ只中!

名古屋のSさん、三重のMさん、恵比寿のYさん。皆さん若手オーナー美容師で、美容の話をし始めると止まらない、熱いメンバーです。
先日、彼らの忘年会に参加させてもらったのですが、スタッフ教育の話から魅力あるメニュー作りまで、いろんな話が飛び交っておりました。
しかし興味深かったのは、仕事と生活の拠点が離れている彼らが定期的に集まって、こうやって情報交換していること、そのこと自体です。
今年の初め、とあるセミナーで出会い、意気投合。悩みも含め、いろんな話ができるようになり、その関係を維持してきたのだそうです。
経験を積んでくると、悩みが相談できなくなる。ましてや経営者ともなれば、近くに相談できる人がもっといなくなる。でも、一人で悩んでいると、同じところを思考するばかりで希望の光が見えにくかったりもする。
そういう意味で、エリアを越えてでも、相談できる人がいるということは、とても大切なことなんだなと感じさせられた次第です。飲み会に誘ってくださった皆さん、次の情報交換会も楽しみにしております!

2009/12/15

極貧生活の中で編み出した
練習法「エアカット」

先月末の話ですが、とあるセミナーで、DADA CuBiCの植村さんの”ルーツ”を聞く、という機会がありました。私が、受講者の前で”公開取材”するというカタチで進められたのですが、そこで出てきた話を一つ、ご紹介します。
彼がロンドンで美容をやっていたときのお話。もっとカットが上手くなりたいということで、休日も含め毎日のようにモデルを用意して練習をしていたそうなのですが、それでも足りないと感じればウイッグで練習をしたそうです。しかしイギリスではウイッグの値段が高く、しかも極貧生活を送っていたので、何台も買えない状況だったとのこと。
そこで植村さんが編み出した練習法が「エアギター」ならぬ「エアカット」。
すでにカットしてあるウイッグを使い、実際のカット同様に丁寧にパネルを引き出し、ハサミをカットラインに合わせて空打ちをするという練習方法です。
うーん。モノが豊富にないという環境が人間を工夫に向かわせました。モノがないと嘆く前に知恵を使うことが大切なんですね。勉強になります!

2009/12/8

「取扱説明書」が読めない
それって、私だけ?

「取扱説明書」というのが、いつからあんなに分厚く、読む気が起こらないものになったのでしょうか?
先月末、無事に家の引越しを済ませたのですが、新たに購入しなければならなくなった器機がいくつかあり、それらの「取説」を見てグッタリしてしまいました。
製品が多機能になっていたり(おそらく生涯使わない機能もついている)、過去に起きた使用上の事故に対する警告を表示したりする必要があって、分厚くなっているのだと思われます。
結果、ずぼらな私はほとんど「取説」を読まず”きっとこうだろう”という勘で製品を使うことになります。
高度化・複雑化・多様化していく社会の中で、自分に必要なことをわかりやすく説明・アドバイスしてくれる人がいてくれたらいいなと思ったのですが、これはやはり甘えなのでしょうか?

2009/12/1

今までの歩みを聞きたくなった
三鷹の夜

その人が歩んできた道を知ると、その人の今がよくわかる。先日、東京三鷹のオーナー美容師・Tさんと飲み屋でお話させてもらったときも、それを強く感じました。
彼は、いわゆるケミカルに詳しく、全国で講習活動を行っています。彼のケミカルの話はサロン現場やデザインの視点が中心にあるので、とても分かりやすいのですが、自分で勉強したり実験したりして独学で知識を身につけてきたのだそうです。
なぜそういう努力ができたのか? 親の反対を押し切って美容の世界に入ったこと。美容室でアルバイトして美容学校の学費をつくった高校時代。安売り店でただ数をこなしていたときに感じた疑問。情報に惑わされ起こしてしまった施術の失敗。それらが肥しとなり、ウソのない仕事を目指したいと決意。その実現の一つとして、ケミカルを勉強していきました。
自分の意識をしっかりと持って行動すれば、どこで働いていても魅力的な仕事ができる。そんなことも感じさせられた夜でした。

2009/11/24

飲み屋で
またまた「食」の話題に…

先日、茨城の女性オーナー美容師さんと美容ディーラーの社長さんとお食事をさせていただきました。
洗浄効果があり、塩素を低減するシャワーヘッドの話から、なぜか「食」の話題になっていきました。つくば市に、安全性にこだわった野菜が並べられている農産物直売所があり、そこは値段がそれほど安くないのにもかかわらず、お客が集まっているのだそうです。誰が、どんな栽培方法で育て、いつ収穫したものなのか、そういったこともしっかり管理され、安全性が認められたものだけが並んでいるのだそうです。
そんな話の流れの中で、「安心」や「健康」に対する消費者の意識はかなり高いレベルにあり、それにどう応えていくかが、どんなサービスでも大切だという話になっていったわけですが、そういう意識のお客様に対して美容は何ができるのでしょうか? お話させていただいたディーラーの社長さんは、刺激性の低いケア剤を自ら開発中、とのことでした。

2009/11/17

髪を「足す」仕事
の可能性

BjHab番組でも紹介していますが、京都の女性オーナー美容師・島田さんは、薄毛や抗がん剤治療等による脱毛で悩んでいる人に、オーダーメイドのウイッグを提供していく活動を行っています。
既製品のウイッグを被せるのではなく、担当の美容師が似合うようにカットし、ボリュームをコントロールしていきますから、お客様の悩みを和らげるだけでなく、魅力を高めるヘアスタイルを提供することが可能です。
ただし、このサービスは提供する側に力量と経験が必要となります。
削ぎを主体にしたカットでは安定したフォルムになりにくいため、きちんとしたベースカットができなければなりません。また、提供する製品とサービスの価格や、お客様とのカウンセリングを考えても、ある程度の美容経験が必要となります。
誰でも、簡単にできるサービスではないのですが、お客様との長い付き合いの中で、どんな時でもその人のキレイを担当するという意味で、今後注目されるスキルではないでしょうか。

2009/11/10

季節はずれの
お引越し

今月はお引越しです。会社ではありません。自宅です。
十数年同じところに住んでいると、街に愛着を覚えてくるのですが、生活パターンそのものを変えたくなり、脱出することにしました。
荷物の整理をしていると、家の中に普段使っていないモノが半端なく多いことに気づかされます。
”買ったら積んどく”という私の悪いクセで有効に使われなかったモノ。単なる衝動買いで、今やなぜ買ったのか自分でも判断不能なモノ。捨てずに取っておくことだけに満足感を覚えていたモノ。そういったモノモノの噴出で、整理の作業がちっとも進みません。
生活パターンの何を変えなければならないのか、もう明白です。消費パターンでしょう。よいモノを選んで、ちゃんと、長ーく使っていく。そこを目指していきたいのですが、どうなることやら…。

2009/11/2

充電したいときに
会いたい人

京都のS女史と札幌のO女史と食事をしました。お二人ともオーナー美容師で、世代(40代と50代)とサロン規模、仕事のやり方が違うものの、周りの雑音を気にせずに自分が納得することをやっていこうという意識を強く持っています。
なかでも共通しているのは、お客様を素敵にしていくのは当然なのですが、そのことを通じて、お客様の心身の免疫力まで高めたい、そういう仕事に一歩でも近づきたいと思っているところです。
美容と免疫力。それは科学的な話ではないのかもしれません。でも、その人に髪をやってもらいたいのは、その人に会ったり髪を触ってもらったりすることで元気になれる、という部分もあるのではないでしょうか?
他人を元気にするには、それだけのエネルギーというか気というか、そういうものが自分にないとできませんよね。
だからお二人ともワガママなくらい元気です。私もた〜くさん、エネルギーをいただきました。

2009/10/27

反省の弁

普段の生活の中で「一度会う」というのは、実はたくさんあるのだと思います。
昨日も、愛知県のとあるサロンのイベントに参加して、多くの美容師さんと物理的にお会いしました。でも、「出会い」というレベルにまで、関係を発展させられませんでした。
とにかく会わなければ「出会い」は始まらないわけですが、会っているのに「出会い」まで行かないというのは、儀礼的に、仕事として人に会っているという意識が自分にあるからなのでしょう。
これじゃあ、いけませんね。生を受けた一人の人間として会わせていただいている、という感謝の意識をしっかり持っていれば、もっと言葉をかけられたし、そのことが「会う」を「出会い」に変換できたかもしれないと、反省しております。
と、かなり心を入れ替えましたので、BjHabをご覧頂いている皆さんも、どこかで私を見かけたときにはお声かけくださいませ。「出会い」に発展できるよう、いろんな話をしましょう!

2009/10/20

ダイエット効果は
ちょっぴりだけど…

3年ほど前から、休日にジョギングをしています。少しずつ距離を伸ばして、今では7キロほど走っております。
健康と食に関連した本を集中的に読んでいた時期があって、その中に、若々しい身体を維持するにはバランスよく栄養を摂ることも大事だけど、代謝を促進させることが重要で、そのためには運動が必要です、と書いてあったので始めた次第です。
というか、腹回り・首回りの肉が気になり始めたというのが、本当の動機です。
最初は、痩せるために走らなきゃと、苦難を自分に無理強いさせる感じでやっていたのですが、最近、気分が変わってきました。「走ることが気持ちがいい、だから走りたい」 そういう気分になってきているのです。
走っているときは、何も考えませんし、何も考えられません。そういう時間を持つことが気持ちがいいし、いろんなことを柔軟に受け入れていける精神になるような気がするんですよね。
以上、私が実践する、お金のかからない気分転換法でした。

2009/10/13

大阪で
“元気”をいただきました

とあるイベントの撮影で、大阪に行ってきました。関西のいろんなサロンさんが、サロンの魅力を高めるために取り組んでいることをプレゼンする、それがイベントの大きな柱です。
撮影取材をあっちこっちで行っていたので、一つ一つのプレゼンをじっくり聞けなかったのが残念だったのですが、実際にサロンで取り組んでいる裏の部分を、皆さん惜しげもなく発表していました。
その中のあるサロンのプレゼンに、しばし聞き入ってしまいました。それは、施術内容をお客様にわかりやすく解説している、というお話です。
この独り言のコーナーでも、ときどき取り上げているテーマですね。プロがお客様のために普通にやっていることが、案外お客様に伝わっていない。例えば、ダメージを抑制するためにひと手間加えていることが、お客様に知られていない。これはもったいない話ですよね。
情報をきちんと伝えることに意識を向けているサロンがあったということで、元気をいただけました。

2009/10/6

あなたには
「さよなら」と言いたくない

彼女と初めて会ったのは、15年ほど前。そこは、ある美容イベントのオーディション会場。出場を希望する美容師の一人だった。つくるデザイン云々の前に、彼女自身の存在が強烈で、美容師としてあまり見かけないタイプ、というのがその時の印象だ。
興味を覚え、しばらくして彼女が経営するサロンを見に出かけた。その店は滋賀県彦根市の、田んぼが広がり、旧家が立ち並ぶ、美容室の立地としてはおよそ考えにくい場所にあった。
美容室”LIVES”。当時の店は10坪もないが、モダンで、アート感覚にあふれていた。「美容室は日常とは違う空間でなければならない」と言う彼女は、自分自身が着る服にも気を使い、非日常性を演出していた。
デザインと仕事の質にこだわるため、完全予約制。お客様に十分なエネルギーを注ぐため、昼食時は店を閉め、しっかり栄養を補給。そういうスタンスが評判を呼び、1ヶ月以上先まで予約が埋まっていた。
彼女の存在とサロンは、私の常識を壊し、その後の考え方に大きな影響を与えた。
その彼女が、先週、47歳の若さで逝ってしまった。
浜田佳美さん、あなたが咲かせる花をもっと見たかった。

2009/9/29

超久しぶりの
“スロートラベル”

在来線の列車に乗り、旅をしました。飛行機でもなく、新幹線でもなく、車でもない旅って、いつ以来だろう? すぐに思い出せないほど、久しぶりです。
ゆったりとした鉄道の旅。いいですね。景色を堪能できる。揺れの中で眠りにつける。トイレが近くなることを気にせずにビールが飲める。最高です。
シルバーウィークとやらで月火が休みだったこともあって、美容師N氏とN女史の3人で旅に出たのですが、移動中でもこんなに話ができるのかと思うくらい、たくさんお話をしました。
“スロートラベル” 仕事で移動するときは効率を考えて、どうしても高速移動になってしまうのですが、効率を優先してしまうと、見えてこないこと、聞こえてこないこと、触れられないことがあるんだなって、改めて感じた次第です。

2009/9/18

試供品に添えられた
一通のお手紙

先日、埼玉の、とあるサロンにお邪魔したときに、シャンプーとトリートメントの試供品をいただきました。その場では気づかなかったのですが、自宅で袋を開けるとA4で6枚にも及ぶお手紙が添えられていました。
そこには、その製品が開発された背景などが、オリジナルの言葉で綴られていました。それぞれの製品特長も、配合されている一つ一つの成分をわかりやすく解説しながら、紹介しています。
これは、その製品を初めて使うすべてのお客様に渡すために作成しているものなので、印刷されているお手紙なのですが、ここまでの配慮がなされて開発された製品なんだということが強烈に伝わってきます。
サロン現場の中で口頭では伝えきれない情報の量と質を、その手紙はカバーしてくれています。製品や成分解説を自分の言葉で表現しているところも、信頼感を高めています。私は試供品をさっそく使ってみました。

2009/9/15

“ルーツ”を巡る
心の旅

最近定期的に情報交換をさせてもらっているS美容室のオーナー美容師Kさん。
彼は仕事の話に熱くなると、よく「僕ら、元理容師としては」という言葉を口にします。
どういう意味でその言葉を使っているのかは、私の推察の域を超えている部分もあるのですが、「今の自分があることの原点や出発点、そこでの気持ちに立ち戻って話をさせていただくと」と言っているように、私には聞こえます。
こうなりたい!とか、こうならなきゃ!!と思った“自分のルーツ”をたどってみる。この心の旅は結構面白いかもしれない。その“ルーツ”をたどっていくと、日々の仕事の中で忘れかけていたことを思い出したり、逆に新しい発想だって生まれてくるかもしれないですからね。
と同時に、もっといろんな美容師さんと対話し、その人の“ルーツ”を聞いてみたいなとも思いました。そうすると、その人の仕事に対する考えがもっと深く分かってくるような気がするんですよね。

2009/9/8

10年単位で振り返ると
気づく“変化”

先日、50年、美容室を経営されている女性とお話させていただく機会がありました。その方が20代で店を立ち上げられたのが、1959年。さすがに私も生まれておりません。
お聞きした中で記憶に残った話をご紹介します。60〜70年代、お店をアピールするチラシをまいたり、施術内容を踏まえ高い値段のパーマメニューをつくったら、同業者からクレームがあったのだそうです。推察するに、業界が同一メニュー・同一料金を前提として、サロン間での競争をあおる宣伝を良しとしなかった時代なのだと思います。
その方は、一般社会の目線に立ち、毅然と上記のことを行い続けていったのだそうです。当り前とされていることとは違う表現をしていくのは、いつの時代も大変ですね。そういう苦労をした人・している人が、自分の知らないところに結構いるのかもしれないし、昨日と今日とでは変化を感じなくても、10年単位で業界を振り返ってみると、いろんなことが変わってきたんだなと、感じた次第です。

2009/9/1

意識の低さを棚に上げて
言わせてもらうと…

このコーナーで「食育」の話を書いたところ、数名の美容師さんからメールをいただきました。食の安全性やバランスの取れた食生活、ひいては身体の内側からキレイになるということに関心のある方が多いのですね?
私はと言うと、関心がないわけではないのですが、普段の生活の中ではまったく実践がなされておりません。昼はスーパーかコンビニの弁当が多く、夜は短時間で済ませたいのでスーパーのお惣菜に頼りがちです。
他人のせいにするのは良くないと思うのですが、どこでどういうふうに育てたものを食材に使っているとか、含まれているタンパク質や脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどの種類と特長とか、そういうことが弁当やお惣菜に書いてあると、もう少し普段から気をつけると思うんですよね。
スーパーのチラシにしても安い値段のアピールだけじゃなくて、もっと売っている商品の中身の話を消費者に伝えるべきだと思うんです。プロの美容のアピールも、値段のアピールばかりじゃダメですよね。あれっ、話が脱線しました?

2009/8/25

忘れがちな
基本的な知識について

先日、とあるセミナーでパーマの話をすることに。パーマと言っても、ケミカルの難しい話をするのではなく(そんな話はできないし…)、基本的な原理を再確認しようということだったので、お引き受けしました。
アルカリ剤の役割とは? アルカリ剤の種類と特徴は? 還元剤の種類と特徴は? CMCって何? そんな質問を、ベテラン技術者の方々にぶつけながら進めていったのですが、きちんと理解されている方が想像以上に少ないことに、少し驚きました。
おそらく、何を使えばもっと上手くいくのかという意識で製品情報に接することが多く、理解の仕方が製品ごとの特徴とその仕上り感になっているのではないかと感じました。それはそれでよいと思うのですが、消費者の意識からするとどうでしょう? 基本的な知識というのは、それだけではお金を産み出しませんが、プロへの信頼という意味ではかなり重要になってきているような気がします。気のせいでしょうか?

2009/8/18

09夏、とある島での
酔っ払いの考察

夏休みを頂いて、国内の、人口九千人ほどの島に行ってきました。かつては観光客で賑わっていた島なのですが、タクシーの運転手によると、今は「半減以下」。廃墟となったホテルもあったりして、その話もうなずけますが、陸も海も、とてもきれいな島です。
そこのスーパーには、島外から運ばれた野菜の売場とは別に、島内で作られた野菜だけが並べられているコーナーがありました。「地産地消コーナー」と名づけられたその売場には、里芋、オクラ、唐辛子など、旬の採れたてがズラリ。夜、それらの旬野菜や、やはり地元で採れた魚をいただいたのですが、どれもかなり旨い!
こんなに旨い食材があって、きれいな島なのに、なぜ観光客が減ったのか? その答えを考えようとする一方で、いいじゃないか、減ったって…、減ったんじゃなくて適正化しただけ、だから旨い食材やきれいな環境が守られているんじゃないのか? 島酒に酔っ払いながら、そんな想いも…。いや、酔っ払っていたので、そこまで考えていなかったかもしれません。皆さんの夏の体験はいかがでしたでしょうか?

2009/8/7

「食」
それは内側からの”ケア”

オーナー美容師N氏の紹介で、食育指導士の資格を持ったアロマテラピストにお会いしました。彼女は、外側からのケアだけでなく、内側からのケアも提案していきたいということで、食育の勉強を行い、また今も勉強しているのだそうです。
実際のビジネスとしては、アロマテラピーがメインで、食育の提案はアドバイスや情報提供ということになりますから、それほど大きなビジネスにならないかもしれません。でも、外側から行う施術だけでは、本当のキレイに導くことができない。だから、日常生活の中で行っていただく「食」という”ケア”をアドバイスしていきたい。そういった彼女の想いは、とても自然な流れのように思えました。
さて、美容の場合はどうなのでしょうか? 健康な頭皮や毛髪をつくったり、年齢を重ねてもその状態を維持していくためには、やはり内側からの”ケア”アドバイスも大切になってくると思うのですが、皆様のお考えを聞かせていただけると幸いです。

2009/8/4

北国から現れた
O女史のサロンワーク

様々な出会いの中で、多くの美容師さんと情報交換させていただいているのですが、なぜか関東から西の方が圧倒的に多い。自分でも不思議だなぁと思っていたところへ、春頃に出会った、札幌の美容師O女史が先月東京に遊びに来てくれました。
初めてお会いしたときに、なかなか見かけないタイプの人と感じておりましたので、どんな感じで仕事をされているのか興味津々。で、お話を聞いてみたところ、想像以上のインパクトがありました。
その一部をご紹介すると、一人で営業されていて、完全予約制。一日に、三人しか受付けないのだそうです。「一人ひとりに集中すると、それが限界」と言うのだが、前のお客様と次のお客様の間に時間を空け、次のお客様のために空気を入れ替え、新たなアロマを焚き、自分のエネルギーも再充電するというのだから、徹底的に一人ひとりと向かい合った仕事をしています。結果、それが好きだというお客様がついて、結構先まで予約が埋まっているのだそうです。
美容という仕事には、いろんな表現の仕方があるんだなと感じると同時に、お店を実際に見てみたいなと思った次第です。

2009/7/28

教育カリキュラムに関する
あるコトバ

最近、サロンの教育カリキュラムについて、何人かの美容師さんと話をする機会が立て続けにありました。10年、20年前と較べると、どの分野も施術が高度化したり、個別対応が重要になってきているため、技術者になるまでに覚えることが増えてきている。結果として、技術者デビューまでに時間がかかる。そういう声が多くありました。
時間がかかるのはある程度しょうがないとする一方で、その問題点を指摘する声もありました。長い間、アシスタント業務をすることで、自分自身が結果に対してすべての責任を持って仕事をしていくという感覚が薄れていく。つまり、アシスタント慣れしてしまう、という意見です。
新規獲得が簡単ではない今、いい加減なレベルではデビューさせられないわけですから、このことはますます大きな課題となっていくと思われます。ある美容師さんは言いました。「どの分野もきちんとした原理を身につけることが重要。それは一見遠回りのようだけど、一番の近道だと思う」

2009/7/21

美容学校生 作成の
シャンプー剤レポート

以前にも書きましたが、今春から美容学校の3年目コースで定期的に話をすることになり、先日、その2回目にお邪魔しました。
前回に宿題が出してありまして、業務用・市販用のシャンプーの成分表示を調べ、それを踏まえて、その製品特長をわかりやすくプレゼンするということを、生徒さんにやっていただきました。重ならないよう全員別々の製品です。
界面活性剤はこういうタイプのものを使っていて、コンディショニング成分としてこういう効果を出すものを配合している、といった具合に、皆さんかなり詳細に調べ、レポートしてくれました。わかりやすくプレゼンするという部分では??というところもあるのですが、調べてきた内容はかなり専門性も高く、こういう資料があったら便利!というもので、レポートのコピーをしっかり頂いてきました。
培っていくヘアケアの知識を、お客様一人ひとりの幸せのためにどう使っていけばよいのか、そのあたりが次の課題になってきそうです。

2009/7/14

主婦Mさんとの
メールのやり取り

旦那さんが美容師で、その縁があって、時折メールのやり取りをさせていただいている主婦のMさん。彼女は美容師ではなく、一般消費者の方です。
最近、市販カラーとサロンカラー、というテーマで、何度かメールのやり取りをさせていただきました。その中で、プロ用カラーの2剤には低オキシタイプがあって、6%オキシが不必要な部分には低オキシを使用してダメージを軽減することができるということを、Mさん自身知らなかったし、彼女いわく、ほとんどの消費者が知らない、という話になりました。
お客様の髪を想って、プロが行っていることをお客様が知らないのであれば、情報提供が不足しているということになります。プロにとって当たり前のことでも、もっと伝えていかなければなりません。
ダメージを軽減できる施術なのに、面倒くさいから全部を6%で塗っていて、だから2剤の説明を怠っているとしたら? 私には、自分で自分の首を絞めているとしか思えません。憂鬱です。

2009/7/7

久しぶりに拝見した
有本さんの講習会!

先週、BjHab番組にも出演していただいている有本さん(SOEN)のパーマ講習会にお邪魔いたしました。パーマ施術が、コールド、クリープ活用、クリープ&ガラス化活用、ホット系と多様化している中で、お客様の目線でそれらの技術の特性を整理し、メニューの説明や提案をしていくことが大切だと、話をされていました。
具体的には、ウエーブの持続性や質感と関連付けた整理や提案ということだったのですが、もう一つ興味深い話をされていて、ホームスタイリングでお客さんがどのくらい変化させたいのかも、最適な施術を選択していく上で重要だと言われていました。
アイロンやブロードライによるアレンジのしやすさが、パーマの施術方法によって異なるのだから、その点も考慮して施術メニューの提案を行う必要があるということです。なるほど。お客様のホームスタイリングの仕方に合わせて、メニューの説明やアピールをしていくというのは、パーマに限らず、有効な方法かもしれないと感じた次第です。

2009/6/30

保存方法を変えたら
お米が美味くなった!

打ち合わせや撮影などの仕事、あるいは美容師さんとの情報交換会という名の飲み会が入っていない夜は、基本的に家で自炊をしております。20〜30代のときはまったくしなかったのですが、この3年半ほど続けています。
お米が大好きで、その都度炊いているのですが、夏になると保存状態が悪いのか、なぜか美味しく炊けなくなります。長期保存にならないように一度に大量に買わないようにしても、精米日を確認して購入しても、そうなります。先日、冷蔵庫で保存している人の話をテレビで見て、まねてみました。効果バッチリ! 美味しく炊けました!! 酸化して美味しくなくなるものは、やっぱり保管の仕方がポイントかもしれませんね。
そんな体験をすると、ふと思ってしまいます。消費者の、食に関する安全性や美味しさの知識や意識が高まってくると、頭や顔につける化粧品についても、安全性や効果に対する知識や意識が高まってくるのではないかと。皆さんのお考えはいかがでしょうか?

2009/6/23

ホームカラー派が
増えている?

ホームカラーをしている人が少し増えているという話を、最近あちらこちらで聞くようになりました。サロンカラーとホームカラーの違いをお客様があまり感じていないのか、気になる場所の根元リタッチだけなら自分でやりたいのか、酸化染毛剤タイプでも酸性カラーでもない市販のカラー剤(このタイプの新聞広告をやたら見かけるのは私の気のせい?)を使用している人が増えているのか、そのあたりの判断は、データが何もないので、なんとも言えません。
ただカラーリングというメニューを掲げていれば、お客さんのほうから「カラーをして」と言ってきた時代は終わったのかもしれません。お客様目線でメニューを見直したり、サロンカラーの魅力やメリットを伝えていくことがもっと必要になるような気がします。
サロンカラーとホームカラーの両方をしている人が増えているのであれば、低ダメージで思った色味を出していくためにも、カラー履歴の確認が重要になるわけで、一人ひとりのカラー履歴を正確につかむ方法を確立させて、その意味をお客様にアピールしていく必要があると思います。皆さんの考えはいかがでしょうか?

2009/6/16

年に一度の
とある旅行の旅先で

年に1回だけ美容師数名と旅に出る、ということをこの10年ほど続けています。基本的に休みの曜日が違うため、お互いの休日にちょっとずつ合わせる必要があります。なので、年に1回だけなのですが…。
先日、その旅行が開催されました。旅のルールはただ一つ。仕事の話はしないこと。掟を犯した場合は、千円の罰金です。
朝から思いきって遊び、夕方は陽のあるうちから飲み始めるという、極めて健全(?)な旅です。
旅先では、普段の仕事や生活の中では会わない人たちと出会うわけですが、参加メンバーの観察眼には驚くばかりです。あの年齢でああいう帽子を被るのは普通の人とは違うとか、一見普通なんだけどペディキュアにこだわっているところを見ると職業は○○かも知れないとか、実に細かいところを見ていて、想像を膨らませているのです。
ご一緒させていただいた美容師さんは、皆さんサロンワークでも超多忙な方々。お客様に支持されるということは、人を見る、ということから始まるんだなと痛感した次第です。

2009/6/9

飲み会の名は
「アラサー女性美容師の会」

30歳前後の女性美容師3名が集結した飲み会に参加させてもらいました。みなさん、お客様がしっかりついていて、お店でも重要なポジションについていたり、講習活動をされていたりする超タフな方々です。
彼女たちの話は、恋話の他、若手草食系男子スタッフへの怒り方、美肌の保ち方、組織系サロンにおける女性の役割、体系をキープさせるための夜の過ごし方など、実に多岐に渡って展開され、こちとらついていくのがやっとという状況。あれこれ自分が興味のある話に突き進み、聞いてみたいことは直球で聞いてみる、という感じで話題が展開していきます。
彼女たちに共通するのは、男の発想や理屈、社会の仕組みのようなもので自分を表現しないということ。仕事の話をするときも、遊びの話をするときも、女性としての自分を前面に打ち出しています。それがとても素敵で、こういう人たちがもっと増えてくると、業界がもっと魅力的になるのではないかと感じた次第。「アラサー女性美容師の会」という名の飲み会は、今後も不定期的に開いていくことになりました。頻繁に開くと、私の身と心が持ちません。

2009/6/2

改正薬事法のニュースを見て
思ったこと

紫外線が威力を発揮する季節になってきました。紫外線はお肌のシミの原因になるだけでなく、たるみやしわの原因にもなると言われています。紫外線の強い環境では活性酸素も活発となり、それが老化と関連しているとも言われています。また、毛髪ダメージにも影響を与えているという報告書を見たりもします。
最近、その辺りの知識をしっかり勉強したいと思ったりしませんか? ホームケアの提案や効果的な処理剤活用の説明を行う上で、どうもその辺りの基本的な知識が重要になってきているような、そんな気がするのです。こういう人(髪)には○○用とか、そういうパターンをいくら積み上げても、プロフェッショナルヘアケアはビジネスとして成立しないのではないか。時間がかかるかもしれないけど、知識の土台をしっかりと築くことが大切なのではないか。
薬事法が改正され、種類によっては、スーパーやコンビニで薬が買えるようになるというニュースを見て、そんなことを考えておりました。

2009/5/26

完治でも
3ヶ月毎の定期健診?

30年ぶりの歯医者通いが半年以上も続き、先日ようやく終了しました。治療が長引いたのは、それだけ歯の状況が悪かったということと、こまめに通えなかったということに起因します。
今回の歯医者通い、いろいろと勉強になることが多かったのですが、中でも説明がわかりやすく丁寧になっていることには驚きました。現在の状態、治療方針、治療の手順、その手順に従い今回と次回に何をやるのかなど、ふた昔前と較べると業種が代わったの?と思うくらい、お客様への情報提供に気を使っていました。医療の場合、そこまでサービスに気を使っても、完治するとそのお客様は来なくなります。その点は、美容より大変だと思います。美容の場合、いい仕事とサービスを提供して結果を出せれば、また来て下さる可能性が高いわけですからね。
そんな思いをめぐらせながら最後の治療を受けていると、最後に担当の先生がおっしゃいました。「大久保さん、今日で完治ですが、3ヶ月毎に、定期健診をしましょうね」 はぁ? その手でくるのか。定期健診と言われると、やらないよりやったほうがいいかなと思ってしまいます。お客を繋ぎ止めるのに、どの業界もあの手この手です。

2009/5/19

経験の有無と
吸収力の関係

とある美容学校が、2年制の卒業生が進学する3年目のコースを設けています。そのコースにお邪魔して、定期的に話をすることになりました。なぜに私が? で、何の話をするの? というのは、私本人も感じたことなのですが、ご指名なので、その第一回目に先週お伺いしました。
平成生まれ、物心ついた頃からパソコンやケータイが当たり前、減少し始めた美容志願者の世代。そして、私と四半世紀も年齢が離れている。そんなこんなで、生徒さんたちとお会いする前はかなり不安でしたが、会ってみると、素直で、学んでいくことに積極的な人たちばかりで、楽しい時間を過ごさせてもらいました。彼らの能力で、特に驚くのは、その吸収力。いろんな失敗や成功の経験をしてくると、それらが身体の中に詰まっていて、新しいことがなかなか入っていかない。若い人たちと時間を過ごすと、自分がそういう状態に陥っているのでは?と、強く感じさせられました。
あと数回、彼らとの交流が予定されているのですが、お互いの化けの皮がどうはがれていくのか、楽しみです。

2009/5/12

素人にはマネできない
美容職人の塗りワザ

先月、来週から配信される番組の撮影で、奈良市にあるサロンにお邪魔しました。そこのオーナー美容師さん自らが惜しげもなく見せてくれたワザが、スゴ過ぎです! 久しぶりに美容職人が持つ技術を見たという感じで、思わず唸ってしまいました。
どんな技術かというと、酸性カラーを地肌に付かないようにしながら根元ギリギリから染め上げる技術です。しかも、その塗りワザが超早い。こういう工程においても職人技って極められるんだなと感じながら、しばらく見とれておりました。
ホームカラーとの違いをアピールしていくことが、サロンカラーには求められていると思います。似合う色を提案したり、ダメージを抑制した施術を行うこともサロンカラーの価値を高めますが、素人にはマネできない塗りワザがあるということも、価値の一つとして大切だなと感じた次第です。19日より配信される番組で、そのワザをご確認ください。

2009/4/30

知識の骨格を強くする本

少し前にこのコーナーで紹介した本を読んで以来、科学系の本にハマっております。休みの日にそれ系の本を探しに出かけるのですが、科学系の本は売り場面積が少ないことに気づかされます。そこそこの規模の書店なのに、科学系のコーナーを設置していないところだってあります。これが世に言う「理科離れ」の、イチ現象なのでしょうか? 代わりに、すぐに役立つような(役立つように見せかけている?)ビジネス書のコーナーが幅広く陣取っています。
そういう環境下の中で発見したのが『アミノ酸の科学』(櫻庭雅文著 ブルーバックス 講談社)。シャンプーやトリートメント、処理剤、あるいはパーマ剤などにも配合されているアミノ酸。それがつながりタンパク質を構成するアミノ酸。以前から知っていたつもりだったのですが、やはり”つもり”でした。基礎から理解していくと、知っていたことも深みを増してくるという感じです。「美容効果とアミノ酸」という章の中では、ヘアケアやスキンケアと連動したアミノ酸の話も展開されています。明日からの仕事にすぐには役立ちませんが、知識の骨格を強くしてくれる本です。

2009/4/21

72歳現役女性美容師の言葉

先日、とある番組の収録でお伺いしたサロンのオーナー技術者は、72歳の女性美容師、現役バリバリの方でした。
自ら撮影にご協力くださり、インタビューに応じてくださいました。番組の本筋ではない話もいろいろとお伺いしたのですが、55年間の現役生活、47年のお店の歴史ですから、言葉の重みが深すぎます。
その先生から頂いた言葉の一つをご紹介。「新しいことをやろうと思ったら、半年とか、1年は続けなければダメ。お客さんはすぐにわかってくれませんから」。文字通りの、この言葉の意味もすごいのですが、この先生はまだ新しいことに挑戦しようとしている、そのこと自体がスゴ過ぎです。お話をさらにお聞きしていると、自分がキレイになること、自分のお客様がキレイになることに貪欲だからこそ、新しいことにトライされるんだなと感じました。
その先生にご出演いただいた番組は、5月に配信予定です。

2009/4/14

「悩み」や「課題」を言葉にする

先週のお話。このサイトの番組でもおなじみのDDAさんにお伺いして、DDAに通っていらっしゃる受講生の前で、DADA CuBiCの植村さんとお話をするという機会がありました。
テーマは「仕事上の悩みや課題について」。とはいっても、集まった美容師さんの悩みに答えるというのではなく、植村さんと私が最近悩んでいることを話して、それについてああでもないこうでもないと、みんなで話をするという内容です。悩みについて話すわけですから、明日からの仕事に役立つ話など少しもないのですが、なぜか皆さん熱心にお聞きになられていて、メモまで取られている方もいらっしゃいました。
何が皆さんの参考になったのか、よくわからない部分もあるのですが、自分にとってはすごくいい勉強になりました。なんとなくとか、漠然としていた悩みや課題を言葉にすることができたからです。言葉にすると、自分の目標や判断の仕方もクリアになってきます。その場に参加されていた皆さん、そういう意味でいい時間を過ごさせてもらい、ありがとうございました!

2009/4/10

若いスタッフに
こんなことをさせて、それでいいのか!

悲しい話です。そんな気分になりたくない人は、この先、読まないことをおススメします。
東京都内の、とある駅前の道端で、とある美容室の、おそらくアシスタントであろう若いスタッフが、段ボール箱に詰められた業務用ヘアケア製品を用意して「『○○○○○○(製品名)』販売中でーす」と、道行く人に声をかけているところを目撃してしまいました。
販売の仕方は自由なのかもしれません。でも、業務用の店販製品というのは、お客様の髪質や悩み、なりたい状態を確認した上で、提案し、販売するということが、美容のプロとして大切なスタンスなのではないでしょうか? やらされている若いスタッフが悪いわけではない。やらせている経営者の方、若いスタッフにこんなことをさせないで、もっと伝えるべきこと、教えるべきことがあるのではないのか! 消費者もプロとしての情報に期待しているから、上記のように声をかけられても誰も買わない。それは当たり前だと思うのですが、こういうことに怒っている私は変ですか? 皆さんのご意見をぜひぜひお聞かせください!

2009/4/7

ニュースにならない
桜の名所

北国を除くと、桜が満開になりました。BjHab Video Magazineも、4回目の春を迎えることができました。これも視聴者の皆様のおかげと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
さて、春の陽気に誘われて、私も近所の桜を見に行きました。そこは都会の小さな川沿いに、数キロに渡って桜が植えられているところなのですが、歩道しかないため、「花見宴会」ができないようになっています。だからなのか、ニュースにも取り上げられないのですが、小さな川に両側から覆いかぶさるように咲いているわけですから、歩いて眺めるだけでも最高! ということで、近所の人たちでごった返しておりました。有名な場所じゃないけど、近所の人たちに知られていて、愛されている。これも素敵なことですよね。
場所だけではないかもしれませんね。人にしても、仕事にしても、そういう存在が全国にはたくさんいるんだろうなと思えると、何だかハッピーに感じられる今日この頃です。

2009/3/31

生き様×科学=理系の名著?

ひと月ほど前にお会いして、その後もメールのやり取りしている静岡県三島のオーナー美容師Kさんと飲んでいたとき「最近読んだ本で、お勧めのものってありますか?」と聞かれました。その時、その質問に答えられないというレベルではなく、最近本そのものを読んでなかったことに気づき、ちょいとヤバイかもということで、以来、暇を見つけては読み始めました。
その中の一冊で『世界がわかる理系の名著』(鎌田浩毅著 文春新書)がかなり面白かった。ダーウィンやガリレオ、ニュートン、アインシュタインが書いた名著を、かなりわかりやすく内容紹介しているだけでなく、その科学者たちがどう生きたのか、その後それらの本がどう世界を変えていったのかについても解説しています。生きている間にはまったく評価されなかった本があったり、この人はあの有名な理論ではなくて、別のものでノーベル賞を取ったの?という発見もあったりして、理系の数式を知らなくてもぐいぐい引き込まれていきます。理系の名著だから、科学的な証明で構成されているのでしょうが、根底にその人の生き様があるのであれば、素敵ですよね? Kさん、遅くなりましたがこんなお答えでよろしかったでしょうか?

2009/3/24

帰省中に味わった
「落胆」話

先日、お彼岸ということもあり、帰省しました。田舎は九州の、とある地方都市なのですが、幹線道路沿いは昔の面影もなく、日本全国のどこの街にもあるようなショップがずらりと並んでおります。「どこの街も同じになってしまって…」と嘆くのは、たまにしか帰らない私の身勝手で、そこでずっと暮らしている住民にとっては、便利でリーズナブルになったということですから、なんとも言いようがないわけですが…。ただ、スーパーで売られているものが、都会のスーパーで売られているものと、その産地も含めて、あまり変わらないことにはかなり落胆しましたが…。
そんな中、地元の食材とその加工品だけを売っている直売所に行ってみたのですが、そこは大混雑! 地元採れたて、だから新鮮。生産者名が書いてある、だから安心。やっぱりこういうところに集まるんだよなと感心しながら、アイスクリーム売り場に行くと、そこは長蛇の列。そのあまりの長さにアイスを食べるのをあきらめましたが、その落胆は、なぜか気持ちのよい落胆でした。

2009/3/17

スタッフの7割が80年代生まれで
ビックリです!

先週、とある地方のサロンのスタッフさんと情報交換会を行いました。まずビックリしたのは、スタッフの7割が80年代生まれということ。80年代というと、ついこの間だったような気がする私は、時間の流れの速さと、老いに向かっている自分を実感した次第です。
80年代生まれの初級技術者にとって、仕事の悩みはというと、やはりお客様の獲得。お邪魔したサロンでもそのあたりに悩みがあって、仕事のクオリティを高めたり、メニューを見直したり、いろいろと試みているけれども、すぐに成果が出てこないので、さらに何をやればよいのかという議論になりました。
その中で感じたことなのですが、お客様の獲得というと、すぐに新規客へのアピールという話になりやすいんですね。「お客様を新たに獲得するんだから、新規客へのアピールじゃないか!」と言われるとそうなんですが、既存客との関係作りが先にあるんじゃないかなと思います。情報提供や提案にしても、アフターフォローにしても、既存客との間でまだまだやるべきことがあって、その延長線上にくちコミによる集客があるんじゃないかなと思うのですが、皆さんのお考えはいかが?

2009/3/10

客待ちでの情報発信
に関する一考察

最近、客待ちに置かれているものに関して思うことがあります。雑誌、お店のメニュー表、取扱商品のパンフレット、スタイルの切抜きをまとめたオリジナルファイル、近所のショップから頼まれたチラシ。大体そういうものが置かれていたりしますよね。それらは、雑誌を除くと、サービスする側が伝えたい情報、あるいはサービスする側の都合で置かれている情報であることが多いような気がするんです。
お客様が知りたいことに関して、美容のプロが情報提供していくという視点で考えると、客待ちに本来あってもいいものがあるような気がします。例えば、ホームケアやホームスタイリング、あるいは提供している技術の中でダメージの予防のために実施していることなどに関する情報を、お客様の悩みや疑問に応えるカタチで、自分たちで制作して用意しておく。そうすると忙しい営業の中で伝え切れなかったものが伝わり、お客様の信頼感やプロとしての評価も上がるのではないかと思うのですが、皆さんのお考えはいかがでしょうか?

2009/3/3

30歳で美容に転職した人が
いるらしい!?

先週、とあるディーラーさんのご紹介で、横浜のオーナー美容師さん数名とお会いしました。30代、40代、50代と、世代の異なる方々で、仕事への想いは一緒でも、微妙にスタンスが違っていて、面白かったです。
世代論ではないのですが、そこでの話で、興味深かった話を一つ。その場にいらっしゃった方の実話なのですが、10年ほど前に、当時30歳だった、美容師ではない方を採用し、美容学校に行ってもらい、美容師になってもらったのだそうです。その方は、今でも店長として働いていて、売上を上げているとのこと。
なぜその方を採用したのか、という質問に「その人はもともと眼鏡屋さんで働いていたんですが、お客様が悩んでいることや求めていることにきちんと向かい合って、最適な答えをいつも提案していました。だから、美容もできると思ったんです」と、オーナーは言われました。
例外的な話なのかもしれません。採用した方がたまたま手先も器用だったのかもしれません。が、その方と直接お会いして、お話をいろいろと聞いてみたくなりました。

2009/2/24

「若くない人材の確保」
を思う若くない私

いろんなオーナー美容師と話をしていると、若いスタッフが定着しない、あるいは募集をかけても人が集まらないという話が、頻繁に聞こえてきます。対策として、労働条件や教育の見直しを考えている方もいらっしゃいます。
それだけ美容師を目指す若い人材の減少が深刻化しているわけですが、日本の人口動態を考えた場合、目指す人が多すぎても困ります。数多くの人が技術者デビューを果たしても、若いお客様は減っているのですから、初級技術者が売上を上げていくことが今よりも困難になります。
そんなことを考えていると、若い人材の確保も重要なテーマだけれども、その上の世代の人材確保がそれ以上に重要なのではないかと思ったりします。来店されるお客様の中核が中高年になっていくのであれば、その世代に近い人材確保が大切になるのではないかと。美容師免許は持っているけれども、何らかの理由でサロン現場から離れている人って、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか? そういう方々が職場に復帰するのは大変なことだと思うのですが、そういう道があってもいいんじゃないかと思う今日この頃です。皆さんのご意見はいかが?

2009/2/17

「こんにちは!」と
「いらっしゃいませ!」

時折情報交換させていただいているSサロンのオーナー美容師Kさんが、飲み屋で語ったお話。Kさんは、今年1月に3店舗目を出店したのですが、その新店舗では、お客様が来店されたときの挨拶を「いらっしゃいませ!」から「こんにちは!」に、一つの試みとして変更しているのだそうです。
人と人との出会いがあって、そのかかわりの中で「キレイになる」という部分を任せていただいているのであれば、「こんにちは!」のほうがしっくりくるのでは、というのが彼の考え方です。
どちらの挨拶を選ぶかは、実に興味深いテーマですね。飲食店では「いらっしゃいませ!」のほうが多くて、そう言われたほうが活気があるような気がしますし、病院では「いらっしゃいませ!」はありえないですよね。美容室はどちらもありえるわけですが、「こんにちは!」と言われると「こんにちは!」と返せますけど、「いらっしゃいませ!」に対してはどういう言葉で返していいのか、少し戸惑うような気がします。皆さんのご意見はいかがでしょうか?

2009/2/10

プロっぽさが伝わってくる
小さな透明ボトル

先日、大阪郊外にある、とあるサロンさんにお邪魔いたしました。ヘアケアやスパメニューの取り組みについて、お話を聞くというのが目的です。
大規模店ではないのですが、かなりの種類のシャンプーを用意していて、しかもそれらを小さな小さな透明ボトルの中に入れていました。何のためかというと、それをカウンセリングのときに使うのだそうです。
お客様の髪質や今日の施術内容を踏まえ、その中から担当者がお勧めのものをいくつか選ぶ。そして、最終的にお客様に匂いを嗅いでもらって、今日使用するシャンプーを決めてもらうのだそうです。
う〜ん、、、素晴しい。ある程度の種類がある中から選ぶというのが、私に合ったものが選ばれているという感じがしますし、匂いには好みがありますから、その確認も怠らない。何よりも、同じ小さな透明ボトルに入れているところが、容器のデザインではなく中身で使うものを判断してます、という感じがして、プロっぽさが伝わってきたのですが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?

2009/2/3

家電量販店での出来事

海中にいることが唯一の趣味である私は、そのままでも水深10mに耐えられる、1200万画素のコンパクトデジカメが発売されるというので、量販店に見に行きました。
私の確認不足で、じつはまだ発売前。約1ヶ月後に発売されるということでした。念のためと思い、2つの量販店を回ったのですが、その対応の違いについてが、今回のテーマ。
A店は「まだ発売してないんですよ」と言って、パンフを渡すだけ。一方のB店は使用目的を聞いたうえで、今までの機種とは何が違うのかを細かく口頭で説明してくれました。まだ発売されていない製品について、パンフを見ずに、なぜここまで説明できるのか? きっと会社としていろんな取り組みをしていると思うのですが、お客の私がどちらで買いたいかは明らかです。情報提供はタダです。でも、それをどう行うのかが、信頼感や実際の購買につながってくる。そんなことを強く実感した次第です

2009/1/27

またも飲み屋で議論!
女性発想の仕事とは?

先日、とっても元気で魅力的な女性美容師数名と男性オーナー美容師2名が同席する飲み会に参加いたしました。そこでのお話。
美容室の規模がある程度大きくなると、どうしても組織化が必要となり、そうなると発想や考え方が男性化してくるのではないか、という話題になりました。そう言えば、特に80年代以降、サロンの組織化が進み、男性美容師が増えたこともあり、考え方とか取り組み方というのが男発想になってきたのかもしれない。そんな思いをめぐらせていると、女性発想の仕事の取り組み方とは?という話になっていきました。そこで、私が尊敬している女性美容師が言いました。
「自分がキレイになることに貪欲になることよ」
そうであると、キレイになるための投資や勉強をするはずだ。すると、そこで得たことをお客様にやってあげたり、伝えようというふうになってくるから、自然と自分のファンが増えてくる、と言うのです。なるほど。この考え方、かなり説得力があるし、男が及ばぬ領域かと感じたのですが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?

2009/1/20

繁盛歯科医研究レポート
――我、処理剤を思う

昨年11月より歯医者通いが続いております。30年間ほったらかしにしていたため、治すところがいっぱいあるらしく、すっかり常連客になっています。
歯医者はオーバーストアになっていて、つぶれてしまう医院が珍しくないほど過当競争なのですが、私が通っているところは繁盛医院で、予約を取るのもひと苦労。当然、常連客と化している私は、なぜこの歯医者が繁盛しているのか、現在研究中であります(そこまで大げさなことはしていないが…)。
本日は、その研究の一端をご報告。薬とか何かを歯に塗るときに、それにはどんな意味があるのか、あるいは刺激があるのかないのか、時にはそれ自体が何なのかを、作業をしながらわかりやすい言葉で説明してくれます。丁寧だなとか、自分ことを考えてくれているんだなということが伝わってきて、私は満足するんですよね。このことを体験しているとき、いつもカラーやパーマで使う処理剤のことを思います。今やいろんな種類の処理剤を使うようになっていますが、それを塗布しているときに、お客様にその意味とか役割とかをわかりやすい言葉で伝え切れているのだろうかと。皆さんの店では、そのあたり、どうされていますか?

2009/1/13

新年早々
飲み会三連チャン

先週、都内近郊で働く美容師さんたちと飲み会三連チャンでした。メンバーは毎回違ったのですが、話題は「お客様への情報提供」が多かったかな? 私が意図的にその話に振っていったということもあるのですが、美容室ではその情報提供が不足しているという話になっていきました。
お客様に塗布している薬剤についても、何のためにそれを使っているのかの説明があまりされていませんし、お客様がきれいになるために日常生活の中でやれることについても、アドバイスが不足していると思います。
説明やアドバイスは、無料で行える顧客満足を高めるアプローチだと思うんですよね。それをやらないで、新規客を取るためにクーポン雑誌に広告を載せるのって、筋が違う気がするんです。
飲み会ではその辺のこと、みんなで熱く語っていたのですが、作業することだけでなく、伝えることも、プロの仕事だと思うんですよね。

2009/1/6

正月休みに
スキンケアの勉強をちょこっと。

明けましておめでとうございます! と、新年のご挨拶をしてみたものの、昨年秋からの世の中の流れを考えると、明るくなれない気分がどんよりと心に潜んでいます。でも、そういう時こそ、自分ができることに集中して、前向きな気持ちでやっていこうと、そんなふうに思う今日この頃です。
話は変わりますが、正月休みに皮膚科医が書いたスキンケアの本を読んでおりました。肌に負担をかけないクレンジング法や、しわやシミを抑制するケア方法などをわかりやすく解説していて、すごく勉強になる内容です(頭皮ケアにはあまり触れていないのが残念ですが…)。
その先生が本の中で触れていたのですが、メークやスキンケアというのは、誰にも教わらず自己流でやっている人がほとんどなのだそうです。だから、間違ったことも行われていたりする。これはスキンケアに限らず、じつはヘアケアや頭皮ケアについても言えるのではないでしょうか? 子供の頃から自分でシャンプーしているけれども、ちゃんとしたケア知識を習ったことがない。当り前と言えば当り前なのだけれども、そういうお客様ときちんと向き合うことが大切になっているような気がします。

2008/12/24

今年一年のいろんな出会いに
感謝! 感謝!!

メリークリスマス! そして、今年最後の更新です。
歳をとるごとに、一年があっという間に過ぎ去る感じがします。
今年を振り返ると、30代の、若いオーナー美容師の方々と数多く出会えた一年でした。この2〜3年の間に独立をされ、いわゆる中心部ではなく、郊外に出店されたという方が特に多かったです。
美容バブルが終わった時期に独立されていますから、最初から経営が順調だったわけではなく、軌道に乗るまでに時間を要し、それなりの苦労も経験されている、という共通点がありました。
そんな皆さんと話をしていると、目の前のお客様にもっと喜んでもらいたいからスキルとサービスを磨いていくんだ、という当り前のスタンスを大事にしているように感じます。厳しい時代に生まれたけれども、着実なスタンスを持った新しい芽が、ぐんぐん成長されることを心より望んでおります。そして来年も、より魅力的になろうともがいている芽とたくさん出会っていきたい、と思っています。なので、お会いしたときは気軽にお声かけいただけると幸いです。
来年もよろしくお願いいたします!

2008/12/16

プロフェッショナル・ヘアカラーを
ちゃんとアピールできている?

先日、とあるメーカーさんと「プロフェッショナル・ヘアカラー」について議論をさせていただきました。市販のヘアカラーとの違いを、お客様にどうアピールしていくべきなのか、がメインテーマです。
そこで中心的な話題になったのは、プロカラーというのは、プロ用の製品と、それを使用しているプロのスキルの両方があってこそ成立するものなのではないか、ということでした。
現状、プロ用製品ということでは、低オキシや低アルカリのものが用意されています。しかし、それがあるからプロカラーが成立するのではなく、お客様の髪のコンディションやなりたいイメージに合わせてプロ用製品を使いこなすスキルと、そのことをお客様に説明できるスキルがなければ、プロカラーは成立しないのではないでしょうか?
髪の状態を判断して、必要な処理剤を塗布したり、カラー剤を塗り分けられていると思います。その当り前のことこそがプロのスキルであると思うのですが、そのことの意味をもっとお客様に伝えていくことがプロカラーのアピールになる、と私は思います。皆さんの考えはいかがでしょうか?

2008/12/9

暖かい心で
家路に着いた夜のお話

先日、とあるトークイベントに参加させていただきました。会場に集まった美容師さんからの質問に、オブヘアーの古里さんとDADA CuBiCの植村さんが答えるという内容で、私はそのコーディネイト役です。
その時の、最後の質問が記憶に残りました。内容は「悩んだり、壁にぶつかったときにどうやってそれを乗り越えてきたのか?」というものでした。その質問者は、入店して1年ぐらいの女性美容師で、住み込みで働いている方です。前向きに一生懸命やっているんだけれども、それでもくじけそうになる時がある、ということがリアルに伝わってくる、彼女の質問でした。
古里さんや植村さんからの答えは、会場の全員に伝わっていくような熱い話で、イベントが終わってからも「いい話でしたね」と何人もの美容師さんから声をかけられました。
最初から何かが上手くできて、ビジネス的にも上手くいったなんて人はどこにもいない。すべては一歩ずつの積み重ねで、それがやがて本物になる。その夜、そんな想いを胸に抱きながら、暖かい心のまま、家路に着きました。

2008/12/2

高い数字ほど暗くなるカラー剤?!
市販の話ですが…。

お客様がご自宅で使用しているヘア関連製品についても、知る必要があるのでは? という話を以前、このコーナーに掲載いたしました。
そのことを知らないと、イメージ通りの仕上がりにならない場合がある、というのがその趣旨です。
その話を受けて、ある美容師さんから言われました。「じゃあ、大久保さん、市販のカラーのこと、ちゃんと知っているの? 市販のカラー剤の多くは番号が上になるほど暗くなるんだよ」
はぁ〜っ? 知らなかったー(汗、タラーッ)。
調べてみると、確かにそうなっている製品が多い。つまり、業務用では1、2の低い数字ほど暗くて、6、7と数字が高くなるほど明るくなるじゃないですか。市販のカラー剤では、その反対になっているものが多いんです。1ほど、明るいんですよ!
お客様が自分で染めたカラーは7番だと言ったとしても、その製品名と、その製品がどういう考え方で番号を振っているのかを理解しないと、履歴がわかったことにならないんですね。

2008/11/25

福岡の“熱い”飲み会でのお話

先日、撮影で福岡に行ってきました。
switchの田中さんに出演していただく番組の撮影です。終わってから食事(正確には、飲み)に出かけたのですが、そこでの話はもっぱら「ヘッドスパ系メニュー」について。
リラクゼーションだけだったらサロンでやる意味がない、というのが彼の持論。美容室はやはり髪がメインなのだから、髪が明確に良くなるとか、結果としてボリュームが出るとか、そういう効果がはっきりとあって、それでいて施術が気持ちいいというメニューであるべきだという考え方です。なるほど。
美容室で行うスパは他業種が行っているスパと何が違うのか? お客様はそこのところを知りたいのに、そのことを意識してスパメニューに取り組んでいるのか、あるいはその説明がちゃんとなされているのか、そういうテーマを投げかけられた様な気がしました。
田中さんは、上述の考えに基づいて、新たなスキャルプケアメニューに取り組んでいくそうです。

2008/11/18

「D1」のお話

ご報告が遅くなり申し訳ありません!
BjHabの番組内でも告知していました、DADA DESIGN ACADEMYが主催する「D1」のファイナルイベントが10月27日に行われました。
全国7会場で開かれたオーディション通過者によるプレゼンテーションを行い、未来のスターを育てていこうというイベントです。
私も、撮影を兼ね、観に行きました。
サロンワークの延長線上にあるクリエイティビティを大事に育てていきたいという主催者側の想いと、何かをきっかけに仕事の魅力を高めていきたいという予選通過者の熱い気持ちが伝わってきた、というのが私の感想です。
観に行かれた方の感想はいかがですか?
バックステージで、通過者7名の様子を拝見していたのですが、ファイナルまでに同じ時間を何日間か一緒に過ごしてきたせいか、お互いを思いやったり、刺激しあったりして、とってもいい関係を築かれていました。
新しい出会いに飛び込んでいくということは、やはりいいものですね。

2008/11/11

30年ぶりの歯科通い

虫歯が悪化し、30年ぶりに歯医者に通っております。
老化の始まりか、今年は身体のいろんな箇所に不具合が出てきております。トホホ…。
歯科医院は数が多く、過当競争という話は聞いていましたが、その分、サービスは良くなっていると感じるのは気のせい?
土日や、夜遅くまでやっている医院が結構あって、仕事に影響を与えずに通えて、助かります。
歯医者さん的には大変になってきているのでしょうが、利用者にとっては便利です。
長年放置しておいたせいか、いろんなところが要治療となりましたが、まず診察を受けたあと、治療方針を説明されました。「まずはここの治療から始めます。というのはここがこうなっていて、このまま行くとこうなります。次にここです。これを放っておくと……」
『説明責任』を十分に果たすということが、いろんなサービスで当たり前になってきているということを強く感じます。

2008/11/4

ホームケアまでが
私の施術です!

パーマやヘアカラーにおいて低ダメージ施術を行いダメージを軽減しても、その後のホームケアでしっかりとサポートしないと、ダメージの軽減は完了しないのでは? 特にアルカリを使用した場合、アルカリ除去を行い、ペーハーを戻すには一週間ほどしっかりとしたホームケアが大切になると言われています。
そういうわけで、パーマ施術後用とか、カラー施術後用の店販ケア製品が各社から発売されています。ですから、そういったケア製品を買っていただくのが一番いいわけですが…。
最近情報交換させていただいている佐野市にあるD美容室では、パーマやカラーのお客様全員に一週間分のホームケア剤を渡しています。別の言い方をすると、パーマ料金、カラー料金の中に一週間分のホームケアが含まれているということになります。そこのオーナー美容師O氏の考えでは、ホームケアまでが私の施術です、ということなんですね。こういう取り組み、いかがでしょうか?

2008/10/28

市販製品のことを
どれだけ知っている?

BjHabの番組にも出演していただいている美容室SOENの有本さんが先日上京した折、数名の美容師さんと一緒に情報交換会をさせていただきました。
その中で彼は「美容師は髪のプロであるのに、市販製品のことを知らなさ過ぎではないのか」と、熱く語っておられました。ご存知の通り、ヘアカラーやヘアケア製品は市販でも数多くの製品が発売されていますが、どちらがいいとか悪いとかの前に、プロであるならば業務用だけでなく市販製品のこともしっかりと把握し、お客様に的確な情報を提供することが大切。ましてや、どんな製品を家で使われているのかが施術に影響を与えることだってある。というのが彼の主張です。
膨大な製品の中で、すべてを知っておくことは難しいと思うのですが、お客様が使われている製品を知っておく、そして調べてみる、ということを積み重ねていけば役立つ情報が蓄積されていくかもしれません。話は変わりますが、今日の新聞に植物系染料を使ったカラー剤の一面広告が出ていました。サロン施術にどのような影響があるのか、調べてみる必要があるかもしれません。

2008/10/21

お客様目線で考える
メニューの表現とは?

栃木の美容師M氏とお会いしたときに、地元で発刊されているクーポン系情報誌を見せていただきました。たくさんのサロンが広告を出しているのですが、他店との違いをどう打ち出すか、かなり苦労しているなと感じました。
新規客獲得に向けたクーポン系情報誌ですから当然割引情報が多いのですが、新たに導入したメニューやこだわって取り組んでいる技術メニューを紹介しているケースも目立ちます。
ただ読んでいて、そこでうたっているメニューの意味を一般の人がわかるのだろうかという疑問がわいてきます。別の言い方をすれば、うちにはこういうメニューが用意されています、の前に、なぜうちのサロンはこういうメニューが必要だと考えているのかが書かれていないし、書かれていても目立たないんですよね。
もう一つ。美容の場合、施術の種類がメニューの大きな柱になっています。それが常識になっていますが、お客様の立場で考えたらどういうメニュー表現がわかりやすいのか、そういう思いもわいてきます。

2008/10/14

奈良のサロンに
お邪魔した時のお話

二週間ほど前の話になりますが、関西出張の折に、以前からお邪魔したいと思っていた奈良のA美容室にちょこっと寄らせていただきました。小さいサロンだけどもケア関連の勉強をかなりされていて、お客様もしっかりついているという話を伺っていたので、どんなサロンなのか、百聞は一見にしかずということでお邪魔した次第です。
スタッフ1名がいるものの、基本的には技術者のご夫婦でされているサロンです。営業中にもかかわらず、施術の合間を縫っていろんなお話をしてくださりました。ありがとうございます!
そのサロンでは、カラー客の80%が「集中ケア」というトリートメントメニューをされています。いろんな勉強や提案をされた結果、それだけの支持につながっているんだろうなと感心していると、旦那様がこう言われました。「効果のある手間は丁寧に、が大切。塗布とか、拭き取りとか、そういうことが重要なんですよね」 なるほど!

2008/10/7

名古屋で開催された
本当の“ライブ”トーク

先週、あるメーカーさんのお招きで、DADAの植村さんとトークライブを行うというイベントに参加するため、名古屋に行ってきました。
植村さんからの提案があり、本当の“ライブ”にしようということで、当日来ていただいた方に悩みや質問に関して事前にアンケートをとり、そこに書かれているテーマについて話をするというイベントです。
台本もなく、ぶっつけ本番で話をしなければならないから、超ドキドキ。会場からの生の声もお聞きしながら進めていったので、どこに向かって話が進んでいくのかもまったく予測がつきません。結果、トークのテーマは多岐にわたることに…。でも、勉強になりました。ぶっつけ本番の話って、普段感じていることや考えていることしか出てこないんですね。だから、普段が大事なんだなって。
200名を越える来場者。その全員の悩みや質問を取り上げられたわけではないので、心苦しいのですが、私は勉強になりました!

2008/9/30

オリジナル「ヘアケア手帳」を
さっそく作ったサロンがあった!

以前このコーナーで「お薬手帳」の話をして、美容でも「ヘアケア手帳」のようなものを作れないのだろうかと書いたところ(9/3更新分)、早速作成したサロンがありました。京都にあるB美容室。
先日、そこのオーナー美容師・N氏にお会いして、作成した手帳を見せていただきました。お客様が使われているホームケア製品やアレルギーの履歴、それからサロン来店時に施術したカラー剤・パーマ剤・ケア剤の処方内容などを記入していく手帳です。それをお客様にお渡しすることで、仮に引越しなどをして美容室を変えたときにでも、手帳を提示することで履歴の確認が容易にできるようになっています。
N氏はまだまだ改良の余地があると言われていましたが、過去の施術履歴やホームケアをどうされているかがスタイルづくりに影響を与え、美容師はそこまでを考えて施術をしている、ということをお客様に知ってもらうことがまずは大切ですから、素敵な取り組みだと思いました。それにしても、このコーナーを見てからの反応・対応が早すぎるー。

2008/9/22

スキャルプケアメニュー定着
に向けた飲み屋での一議論

先日、福岡のオーナー美容師・T氏と東京の美容師・F女史と飲んでいた時のお話。スキャルプケアメニュー、いわゆるヘッドスパの話題になりました。導入をしてみたものの、しっかりと定着し、売上的にも成功を収めているところが少ないんじゃないか、じゃあ、どうすれば定着するんだろうという話になりました。
そこで出た主な意見をまとめると、下記の通りです。
1.アシスタントではなく、技術者が行うメニューとしての確立が必要
2.マッサージ技術は、それだけでお客様が呼べるぐらいのレベルにならなければならない
3.土日の忙しいときにも提供できる、短時間メニューを用意することが必要
4.スキャルプケアの必要性に関する知識を、毛穴汚れ除去の必要性レベルから、見直していかなければならない
5.シャンプーの役割を再確認し、剤選びに真剣になることが必要
ざっとこんな感じだったかなと思うのですが、皆様のご意見はいかがでしょうか?

2008/9/16

安近短の波が
来ているの?

都内から船で2時間弱の島で、ダイビングしてきました。それがダイバーだらけの大混雑。一つのポイントにダイバーが100人以上いるのです。
地元の人に聞くと、今年の夏以降、そういう状態が続いているのだそうです。ガソリン価格の高騰や景気の減速で、安くて・近くて・短期間の旅行、いわゆる安近短をみんなが求めているため、都会から近い遊び場は混んでいるのだとも言われていました。かく言う私も、まさに安近短を理由にそこに行っているのですから、納得という感じ。
世の中の大部分がそういう消費行動にシフトしているとなると、美容も、自分の仕事も無縁ではいられないわけですが、「安」は安心や安全の「安」でありたいと、お米のニュースを見ながら思った次第です。

2008/9/9

先週、各所で
人材不足の議論をしてました

前々回、美容を目指す人材の減少について書いたところ、お邪魔した各所でその話題となりました。「美容学校全体の定員充足率は6割程度らしい」とか「とある県では卒業生が数十人で、彼らの獲得競争が激しい」とか、又聞きではありますが、いろんな現状を聞かせていただきました。
目指す人材の減少は仕事における魅力の低下を示しているといった意見を聞いたりするのですが、その辺は、私にはわかりません。
ただ若年層の人口そのものが減少しているのですから、多くの若い人が無事に技術者になったとしても、今度は若い技術者がお客様をつけられないという問題が出てくるはずですし、そのことが既に顕在化していると思います。ですから、美容の魅力を若い世代に伝えていくことも大切だと思いますが、多くの作業をアシスタントに任せるシステムを前提にしている場合は、そのあり方そのものを見直す必要があるのではないでしょうか? 皆様のご意見はいかがでしょうか?

2008/9/3

「お薬手帳」をもらって
我思う

体調管理ができてなく、お恥ずかしい話なのですが、先日、扁桃腺を痛めてしまい数年ぶりに病院に行ってきました。診断を受け処方箋をもらい薬局へ行ったわけですが、今って「お薬手帳」なるものがあるんですね? 知らなかった! これって常識なの? 皆さんは知ってます?
知らない人のために。薬局で処方された薬品名を記載していく手帳で、記載は薬局のほうでやってくれます。で、次に病院や薬局に行くときにそれを持っていくと、今までにどんな薬を服用しているかがわかるから、医師や薬剤師にそれを見せることで、薬の相互作用や重複を防ぐことができるというふうになっています。さらに、どこの病院や薬局に持っていっても使えるという話でしたし、ドラッグストアで購入した薬やサプリメントに関しても自分で記入しましょうと呼びかけています。
どんな施術をいつ行ったのか、あるいはお客様のホームケアの仕方が、美容の施術においても重要で、時にはそれらの情報が不足しているために思った仕上がりにならない場合があるわけですよね? それを考えると、お客様の髪の履歴がわかる「ヘア手帳」があってもいいような気がするのですが、皆さんのご意見は?

2008/8/26

若いスタッフが定着しなくなった?

九州からオーナー美容師がお二人、弊社にわざわざ来てくれました。パーマやヘアケアなどについて、最初は話をしていたのですが、そのうち、スタッフがなかなか定着しないという話に…。
どちらのお店もかなりの繁盛店。スタッフ教育はしっかりしているし、労働条件もそれなりに整っているサロン。それなのに、特に若いスタッフが定着せず、美容自体を辞めていくのだそうです。この話、地域に関係なく、結構聞くようになりました。美容を志す人そのものが減り、せっかく学校を卒業しても現場で続かない。この原因というのは、きっと社会状況と絡み合っていて複雑なのかもしれませんし、消費者の、サービスの質の見極めが厳しくなっている時代の中では、安易な解決法もないのかもしれません。ただ、そうであるならば、業界への入り口はもっと入りやすくしたほうがよいと思うのですが、みなさんのご意見はいかがでしょうか?
いろんなご意見、お待ちしております。

2008/8/19

パッチテストについて

先日、皮膚科医の先生のお話を聞きに行きました。テーマは「加齢に伴う頭皮・毛髪の変化とケアの仕方」について。要はアンチエイジングのお話。スキャルプケアの話については業界の中でもいろいろと出ているわけですが、食生活などの生活習慣まで含めてケアの仕方をお聞きしようということで、専門医を尋ねたわけです。
その際、アンチエイジングとは直接関係のない話もいろいろとお聞きしていたのですが、その中の気になる話を一つ。
皮膚科でも皮膚に付ける薬は、人によってアレルギー反応の出方が異なるため、やはりパッチテストを行うのだそうです。で、パッチテストを行う場所なのですが、顔に付ける薬は顔で試すのだそうです。なぜかというと、手と顔とでは十倍以上顔のほうが吸収率が高いからなのだそうです。しかも、皮膚の表面で反応するのか、奥のほうで反応するのかもまちまちなので、3日間かけてテストを行うのだそうです。パッチテストの実施は、いろんな事情で軽視されがちですが、正面から向き合う時期に来ているような気がします。アンチエイジングのお話は近日配信予定です。しばらくお待ちください。

2008/8/5

パーマにおける
カタチの話

先日、パーマをテーマにした、とある講習をのぞきに行ってきました。ここ数年、剤だけでなく、原理そのものの進化がありましたから、そのあたりのことを中心に講習が行われているのかなと思ったら、どちらかというと「カットの構造とパーマの関係」をメインに展開されていました(薬剤に関する講義もされてましたが…)。
参加されていた美容師さんに話を伺うと、ダメージ具合や質感が変わってくるから、剤の知識も大事なんだけど、肝心のデザイン・コントロールがわかってないと自信を持って提案できないとのこと。
なるほど。最近、剤やダメージレスのことばかりが議論されがちなパーマですが、それらの議論と同時に、カット構造とパーマの関係も本来もっと議論されていいテーマなのですね。本日から配信しているWIS番組「植村隆博デザイン塾」では、そのあたりの、カットとパーマの関係の話も紹介されていますので、ご覧いただけると幸いです。

2008/7/30

カラー前にシャンプーしないことが
クレームになる??

ある美容師さんが最近体験した、お客様からのクレームのお話。そこのサロンでは、地肌のことを考えて、ヘアカラー前にはシャンプーを行わず施術を行っています。そのことを当り前に新規客に行ったら「何でシャンプーしてくれないの!」と激怒されたのだそうです。
普段当り前のようにやっていることでも、お客様にとってはその意味がわからないことが実は結構あるのではないでしょうか? 新規のお客様ならなおさらだと思います。天然の皮脂が頭皮を守ってくれると、お客様のためを考えてやっていることでも、そのことを事前に伝えておかなければクレームにつながる。反対に事前に説明しておけば、さすがプロ、ということになる。この視点で、いろんな施術や作業の説明の仕方を見直すことも大切になってきているような気がします。
その美容師さんと話になったのは、暑い中、汗だくで来店されたお客様への対応です。そういうお客様のカラー前、シャンプーはどうあるべきなのでしょうか? みなさんの現場での対応や説明の仕方をぜひお聞かせください。

2008/7/22

「中間水洗」は
価値ある仕事では?

仕事柄いろんなサロンさんにお邪魔し、お話を伺ったり、撮影をしたりしているのですが、サロンによってやり方というか、取り組み方が異なる技術を最近発見しました。それがパーマの「中間水洗」。
中間リンスのみで水洗を行わないところ、アプリケーターで水洗するところ、シャンプー台で入念にしっかり行うところなど、改めてよくよく見ると、極端に異なります。
基本的には、軟化・還元に使用したアルカリ剤や還元剤は、その役割を果たしたらできるだけ退場させたほうが良いわけですから、シャンプー台でしっかりと洗い流すべきだと思います。ヘアケアというと、髪に何かを加えるという意識に行きがちですが、役割を終えた不要のものをきっちりと取り除くということも、ケアにおいて重要なのではないでしょうか?
シャンプー台でしっかりと洗い流すのは手間だと思います。でも、その手間がなぜ必要なのかをお客様にわかっていただければ価値になると思うのですが、この考えは間違っていますでしょうか?

2008/7/15

堅実で安定を求める
時代の雰囲気?

美容師を目指す人が減っているとか、美容学校を卒業しても美容室に就職する人が減っている、と言われています。このテーマを議論するとき、いつの時代と比較してそう言っているのか、ということも重要な気がします。減っていると言う人は、おそらく美容がバブルだった時期、いわゆるカリスマブームの時期と比較して言われていると思います。
その一つ前の時代、社会全体がバブルだった頃、まだ少子化が本格化していなかったのに、美容師のなり手が少ない時期がありました。その時期と比べると、ただそこに戻っただけ、と言えなくもありません。
「ベネッセ教育研究開発センター」のHPで紹介している『なりたい職業ランキング』を見ると、中学生の女子では5位に美容師が入っているのですが、女子でも高校生になると10位圏外に去っています。ランキング全体の解説として、高校生になると堅実で安定的な職業を目指す生徒が多くなる、と書いてありました。堅実? 安定? 何言ってんだ!と思いながら、それを求める時代の雰囲気こそ、一番ヤバイと感じてしまいました。そういう雰囲気の時代に対し、美容は何を提案し、発信していくべきなのでしょうか?

2008/7/7

その成分はどこからやってきたの?

「フードマイレージ」という言葉をよく耳にするようなりました。食料がどれくらい遠くからやってきたのかを示す数字で、食料の重量×距離、で表されます。食料自給率の低い日本は、この数値が世界でダントツの一位なのだそうです。つまり、より多くの食料を、より遠くから運んでいるということであり、それだけ輸送エネルギーも使うわけだから、二酸化炭素の排出を促進させているということですね。
いや、この議論を深めたいわけではありません。こういう議論や認識、あるいは最近のうなぎ表示偽装の問題みたいなことがわかってくると、その商品、あるいはその成分はどこからやってきたの? と、問いかける消費者が増えてくると思うんですよね。間違いなく、消費者として自分は問うと思いますし。
美容室で使ったり、提案したりしている製品に関しては、どうでしょうか? そこまで消費者が問うてくることはないのでしょうか? 健やかになる、きれいになるという結果が、まず第一だとは思うのですが、みなさんのご意見はいかがでしょうか?

2008/7/1

訪問美容について

医療や介護施設でヘアカットなどの施術を行う訪問美容を志したり、それに従事している若い美容師さんが結構いらっしゃるのだそうです。その受け皿となる専門の会社や、訪問美容の業務を行っている美容室も、以前より増えているようです。また、美容だけでなく、介護の資格も取得して、訪問美容の仕事をしている人も増えているそうです。
先日、知り合いが訪問美容の会社に勤務していて、自分もそういう仕事に興味があるというオーナー美容師さんと話をさせていただきました。個人で訪問美容を始めていこうと思っても、関連施設への営業をしなければならないので難しく、専門に行っている会社に入って仕事を行っている人が現状多いのではないか、と言われていました。
キレイであることと生きるということが関連しているとも言われていますし、今後さらに重要視されてくる仕事だと思うのですが、健常者に行う美容と両方できる形で広がっていくのでしょうか? それとも専門分野として進んでいくのでしょうか?

2008/6/24

直接「会う」ことを
推進するぞっ!

BjHabを通じて知り合った美容師さんとは、時間の許す限り、直接お会いしてお話を聞くようにしています。情報発信は今のところデジタルで行っているわけですが、情報収集においてはアナログ的手法も大切だと思っているわけです。
先日も、横浜のオーナー美容師・Yさんにサロンでお話を聞かせていただきました。彼のブログを見る限りでは、ケミカルのことが詳しく、特にホット系パーマの施術にこだわりを持っているという印象を受けます。実際にお会いしてお話を聞くと、その印象も事実なのですが、「デザインのため、お客様のために、ケミカルの勉強をしたり、研究をしたりしているんだ」という想いが、表情や話し方から伝わってきます。やっぱり会わないと本当のところってわからないものだなと、あらためて感じた次第です。
交通費がウンとかかる遠方にはなかなか行きにくい、という現実はあるのですが、可能な限り、新しい出会いを求めて動いていこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。

2008/6/17

スキャルプケアの勉強
始めました

最近、時間を見つけては、頭皮の勉強をしております。関西のあるサロンさんから、頭皮ケアに関する情報交換会をやりましょう、とお誘いを受けたのが直接的なきっかけです。
脂性肌・乾燥肌の原因やケアの仕方を調べたり、育毛に踏み込んで情報収集しているうちに、まずはシャンプー、あるいはスキャルプクレンジングが一番重要で、もっと深く考えなければならないと思い始めております。というのも、雑菌が繁殖するような油分や汚れ、あるいは毛穴に詰まった過酸化脂質は取らなければなりませんが、皮脂を取りすぎてもいけませんから、それって簡単なことではありませんよね? 皮脂には外部刺激から肌を守り、肌の水分を保持する役割があるだけではなく、皮脂があることで肌の正常な新陳代謝が行われているようです。なので、すべての油分を取りきるのではなく、要らない油だけを取り除き、必要な油は残しておく。そういう理想のクレンジングを真剣に考えるときがきているのではないかと思うのですが、皆様のお考えはいかがでしょうか?

2008/6/10

「デリシャスオアシス」は
超ポジティブ・ソングなのだ

ひと月とちょっと前、とある島に行ったとき、毎日通ったお店で違和感があるくらい超ポジティブな歌を耳にしました。女性の声で「どんどん行こう♪どんどん行こう♪」というフレーズ。いろんな出来事が未来を不安に感じさせる時代に、あまりに元気でポジティブ過ぎるし、高度経済成長はもうないんだから、そんなに「行こう♪」と言われても…という気分が先立ち、違和感を感じた次第です。
でも、不思議なことがあるもので、毎日聞くうちに徐々に身体に沁みこんでいき、ついにはその歌なしではいられない身体に…。今では口ずさんでいる自分がいたりします。歌でこんな感覚になったのは久しぶりです。
そのお店の人に聞いて判明したのですが、その曲とは伊禮麻乃(いれいあさの)さんという沖縄の歌手が歌う「デリシャスオアシス」。歌の効果というのは人によって違うものなのでしょうが、後向きの気分になりそうなときに、いかん、できることから前向きにやっていかなければという気分に変えてくれる、そんな効果をその曲は、私という検体に与えています。

2008/6/3

GNHってなに、ナニ、何?

その国の経済活動水準を示す指標に、GNP(国民総生産)やGDP(国内総生産)というものがあります。ある一定期間に、国民、あるいはある地域が産み出した財やサービスの付加価値の総計で示されるのだそうです。
「そうです」と付けたのは、そういったことに特別な興味を持って生きてきたわけでもなく、その数字から何かが分かる能力があるわけでもないからです。
じゃあ、何でそんな話をするのかというと、先日深夜番組を見てたら、GNHの話をしていたからです。GNHというのは、1976年に当時のブータン国王が提唱した概念で、簡単に言うと、経済成長も重要だが、どれだけ国民が幸せになったかが重要だ、という考え方らしい(「らしい」はにわか勉強であるため)。Gross National Happiness(国民総幸福量)の頭文字をとっているのだそうです。
経済開発を行う際も、そのことが「幸せ」にどうつながるのかをよーく考えるのだそうです。
「そうです」「らしい」のオンパレードでしたが、その考え方に異常に反応した私がいたことは事実です。

2008/5/27

またこのテーマです!
プロフェッショナル・ヘアカラー
について――その3

前回の「独り言」のコーナーで書いたことに誤りがありました。<カラー剤を放置することで、過水の働きが弱くなる> どうやらこの部分が間違いのようです。
先日、あるメーカーの研究の方とお話をする機会がありました。その時に、前回書いた内容のことをお話したところ、「20分や30分、放置しても、オキシの濃度はそれほど変わりません。もちろん何時間も何日も放置すれば、下がってきますが…」とご指摘を受けました。
前回の話に戻ると、新生部用につくったカラー剤を放置することで、薬剤の働きを弱め、それを既染部用として使うという施術は、ダメージケアという観点では意味のない施術ということになります。オキシ濃度も、アルカリのパワーもさほど変わっていませんから、既染部のダメージを進行させる施術ということになります。
新生部と既染部とで、オキシ濃度やアルカリのパワーが違う薬剤をきちんとつくり分けて、塗りわけを行う。これは手間なことなのでしょうか? でも、その手間を当り前に行うことからしか、プロのカラーは始まらないと思うのですが…。プロのカラーはホームカラーと何が違うのか、もう一度そこから考えなければならない、と思う今日この頃です。

2008/5/20

プロフェッショナル・ヘアカラー
について――その2

ある若い美容師さんから、ヘアカラー施術について、こんな話をお聞きしました。新生部用のカラー剤をまずつくる。そして新生部に塗布。で、新生部を放置している間に、新生部用につくったカラー剤もそのまま放置。カラー剤を放置することで、過水の働きが弱くなる。その過水の働きが弱くなったカラー剤を既染部に塗る。そういった施術を周りが結構行うのだと、その美容師さんは言うのです。
う〜ん。放置して過水の働きが弱くなるということは、それだけカップの中で酸化重合が進むわけですから、毛髪内部で重合できず、思った色にならなかったり、色持ちが悪くなるのでは? だから、初めから低いパーセントの過水を使って既染部用のカラー剤をつくっておくか、ダメージの抑制を考えると、元の髪の明度や色味にもよりますが、低アルカリのカラー剤を使用するということが大切になるのでは?
ホームカラーと、プロのカラーは何が違うのか、もう一度その原点に立ち戻ったほうがいいと感じる今日この頃なのですが、皆さんのご意見を伺えると幸いです。

2008/5/13

プロフェッショナル・ヘアカラーの
アピールについて

最近、ヘアカラー・パブリック商品のテレビCMをよく見かけるのは、偶然なのでしょうか? ホームカラーを否定しているわけではありません。いろんな事情で、自分で染めたいというニーズは今後もあり続けると思いますし…。ただ、ホームカラーのPRを見るほど、プロフェッショナル・ヘアカラーは何を消費者にアピールすべきなのか、考えさせられます。
お客様に合った色のチョイスができる。デザインを活かした色使いができる。そういったアピールももちろん重要だと思います。しかし、それらは好みで左右される部分があり、決定的にここが違うと言える部分が欲しい。そう考えると、既染部用の低アルカリカラー剤があり、新生部と既染部を塗り分けることでダメージを軽減できるというのは、プロフェッショナルならではでないでしょうか?
本格的な既染部用カラー剤が発売されてから10年ほどたっていると思うのですが、サロンでのその使用は十分に進んだのでしょうか? そして、手間をかけて既染部用カラー剤を使う意味が、お客様にしっかりと伝わっているのでしょうか?

2008/5/7

とある島、荒れた海見て
我思う

ゴールデンウィークに休みをいただきまして、国内の、とある島に行ってきました。人口1700人ほどのその島は、あまり観光化されていない素朴な島なので、ここではシークレットにしておきましょう。すみません。
小さな島というのは、そこで消費される電気や水道、食料、生活品がどこから来ていて、消費されたゴミや下水がどこに行っているのかが、見渡せる、あるいは実感できる空間です。電気は島内の発電所から、日常雑貨や大好きなビールは週2便のフェリーから、魚は島周りの海から、シャンプーした水は道路わきの溝を通ってそのまま海へ、といった具合。実際にそれらを眼で確認できるところが、小さい島ならではですね。そんな島で過ごすと、その地域だけで必要なモノやサービスをまかなっていくということは不可能で、日本中、あるいは世界中とつながって今の社会が成立しているということを改めて感じさせられます。
いろんな手続きや対価を払うことでモノやサービスが海の向こう側からやってきて、だからこそ豊かな生活が送れるわけですが、大気の温暖化や汚染、海水面の上昇もエリアや国家を超えてやってくる。う〜ん。とりあえず自分が出すゴミの量を減らさなければと、荒れた海を見ながら思うのでした。


ここがどこかわかる人、いらっしゃいます?

2008/4/30

新製品導入に関する
素朴な疑問

新製品を導入したり、新製品を使った新メニューを導入する場合、実際にどんな手順を踏んでその検討を行っているんだろう? というのが、最近気になっています。
導入するのに、検証やら教育などの手間がかかりすぎたら面倒くさい。でも、毛髪素材が多様化する今、ある程度の実験やモデルテストを行わないと、自信を持ってお客様に提案しづらい。サロンによって考え方が異なると思いますが、具体的にどんな手順を踏んで導入するのか、いくつかの仮説を立ててみました。

1.良さそうな製品情報であれば営業に即導入
2.集合講習に行って良さそうであれば導入
3.集合講習で良さそうであれば臨店をしてもらい、その結果をふまえて導入
4.臨店をしてもらった上で、サロンでいくつかの実験を行い、その結果をふまえて導入

新製品の導入をトップダウンで進めていくサロンなのか、何人かのスタッフが協議しながら進めていくサロンなのかでも違ってくると思うのですが、みなさんのサロンではどういう勉強やテストを行って、新製品の導入を進めているのでしょうか? 一人ひとりが自信を持って使いたいと思ってこそ、製品がサロンワークで活きてくると感じているものですから…。

2008/4/22

韓国からやってきた
奥様美容師

先日、阿佐ヶ谷にある某サロンのオーナー美容師とお食事をする機会がありました。以前、とあるアカデミーの交流会で知り合い、ローダメージ施術に詳しく、その実践も行っているように感じたので、一度じっくりお話を聞きたい方でした。
お食事の前にサロン営業を見学。その中で、会話と仕事のテンポがずば抜けて軽快な女性を発見。お客様とのおしゃべりが途切れなく明るくて、しかも相手の話もしっかり聞かれている。それでいて手が止まらない。あとで知ったのですが、その方がオーナーの奥様で、しかも韓国から来られた方でした。お二人は、ともに美容師として勉強に行っていたロンドンで知り合い、ご結婚。奥様は、来日とともに日本の美容学校に通い、日本の美容師免許を取ったのだそうです。日本の美容師免許制度は、他国における免許を認め合っていないため、こういうケースの場合、大変ですね。
そのハードルを乗り越えて、サロンの売上も順調に伸ばしているお二人の夢は、韓国・ソウルに出店すること。日本で磨き上げたローダメージ施術とデザイン力で、夢をぜひ実現してもらいたいです!!


2008/4/15

化粧品分類
カーリング料について

前回、医薬部外品の全成分表示の話をしましたが、美容室で使用している商材は、基本的には化粧品か医薬部外品かのどちらかです。
すでに化粧品は全成分表示でしたから、今回の医薬部外品全成分表示を機会に、普段使用している商材について詳しく調べてみるというのもいいかもしれません。
ここ数年、パーマメニューで使用する、化粧品分類のカーリング料がいろんなメーカーさんから発売されています。医薬部外品のパーマ施術は、医薬部外品のカラリング(酸化染毛剤タイプ使用)施術と同日に行えないため、化粧品タイプのカーリング料が広がってきた、というのが大方の見方だと思います。化粧品なのか部外品なのかということを、あまり意識されない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は施術にも影響を与えています。例えば、化粧品分類の2剤はブロム酸タイプのみです。これは、過酸化水素水の配合が医薬部外品にしか認められていないからです。2剤の選択によって質感をコントロールしようと思っても、化粧品タイプではできませんから、中間や後処理で質感調節を行うことになります。

2008/4/9

医薬部外品の全成分表示が
本格的にスタート

今年の4月から始まる(あるいは終わる)、という話が何かと多かった。燃料の暫定税率期限が終わるとか、小麦・大豆等の値上げが本格化するとか…。どれも生活に直結する話なので、メディアニュースではその辺の話題が大きく取り上げられているわけですが、美容に関連することで、この4月から始まったことがあります。
それが、パーマ剤やカラー剤などの医薬部外品の全成分表示。
厳密に言うと、今年の4月から始まったのではなく、日本化粧品工業連合会の自主基準として、平成18年4月から始まっていたのですが、実施の猶予期間2年が設けられたため、その猶予期間が終了した今年から、ほとんどの医薬部外品製品が全成分表示となったわけです。
ですから、パーマ剤やカラー剤にどんな成分が入っているのか、調べればわかるようになっているはずです。ただし、化粧品の全成分表示と異なる点があります。「有効成分」と「その他の成分」が分けて表示されているということ。必ずしも配合量の多い順に表示されていないということ。この2点が、化粧品の表示の仕方と違うようです。

2008/4/1

パーマ談義に花が咲く……
のだけれども…

ここ数年で新しいタイプの還元剤が出たせいか、美容師さんとの飲み会となると、最近パーマ談義に花が咲くことが多い。先週、三連チャンで飲み会があり、残留アルコールがなかなか中和されなかったのですが、ず〜っとパーマの話でした。
その中でのお話。還元剤が毛髪のどの部分のS=S結合に作用しているのかが、パーマ剤や還元剤の種類によって違うのではないか、という議論が最近されているようです。何でそこまで考える必要があるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その辺のことがわかってくると、よりしっかりしたウエーブがより低ダメージでかけられるかも…ということにつながってくるのだそうです。もちろん毛髪状態や仕上がりのウエーブにあった薬剤選定ができての話なのですが…。
薬剤や原理など、いろんなことが進化しているんだなと思う一方で、そういう情報をきちんとしたところで学びたいと思った場合、どこに行けばいいのでしょうか? そういう場で最新の原理を学びたいなと思うのは、私だけ?



三連チャン飲み会の後、見上げると桜の花が…

2008/3/26

早いもので
もうすぐ2周年!

BjHab Video Magazineがスタートしたのが、2006年4月。もうすぐ丸2年を迎えます。この間いろんなことがありましたが、一番嬉しかったのは、やはりいろんな美容師さんと出会えたことです。
先日も都内某所で開かれた『パーマ情報セミナー』に参加したのですが、「BjHab、見てますよ!」と、数名から声をかけられました。継続していると、だんだんと広がっていくものなんですね。口コミパワーのすごさを改めて実感した次第です。
セミナーには、山梨、愛知、滋賀、新潟、沖縄など、遠くから来られた方もいらっしゃったのですが、「地方にいても、情報のタイムラグが少なくなったのがいい」という評価をいただきました。そういう声をしっかりと胸に刻み、製品やサロン現場の情報を、これからもリアルに伝えていこうと思います。そのためにも、現場の意見や感想が大切になります。出会ったみなさん、そしてまだ出会っていないみなさん、感想や疑問などをメールで送ってください。案外寂しがり屋なので、ホットなメールに励まされます。

2008/3/18

引き続き、アナログ的交流会
In 栃木

ディーラーさんのお招きで、宇都宮で開かれたセミナーに参加させていただきました。今回は、MINX代表の高橋さんとご一緒。久しぶりの再会で、いろんな情報交換をさせていただきました。サロン内に設けた薬剤研究チームの話が特に興味深かったのですが、スタッフを信じて、より良いメニューを作り上げていこうという姿勢に、ただただ感服です。
セミナー後、BjHabを通じて知り合った、栃木の美容師さん数名と、さらなる情報交換会を開催。というか、飲み会なんですけどね。酒の力を借りているからか、本質的な話が次々と…。現場で感じるお客様の財布のひも状況は? ケアメニューを定着させるには? 顧客につながるのは紹介客? パーマの原理が変わってきている? などなど。
やはり現場の情報はリアルなだけに、どれもが考えさせられるテーマ。もっともっとアナログ的な交流を行っていかなければ、と思う、今日この頃です。


交流会で初めて食べた「芋フライ」。これが案外美味!

2008/3/11

アナログ的交流会
In 高松

あるサロンさんと情報交換会をすることになり、高松に行ってきました。BjHabをスタートさせて、初めての四国です。
ほとんどのスタッフが20代。こちらは前の日のお酒が残りやすくなった40代ですから、話がかみ合うのだろうかと超緊張しておりましたが、皆さんの笑顔に助けられ、中身の濃い情報交換をすることができました。一番印象に残ったのは、サロンの社長の言葉。「利益を上げるのは何のため? 豊かな生活を送るため。利益を上げるには何が大切になる? プロとしての仕事」
たまたまのご縁があり、ほとんどの方と今回初めてお会いしたのですが、縁を大切にし、アナログ的な交流を行うというのは本当にいいものですね。日常の仕事の中で忘れかけていることを思い起こしてくれます。会のあと、酒場へ繰り出し、アルコールの力を借りた、更なる情報交換へ突入。日常とは異なる環境で、美容の話をしたり聞いたりするのは刺激的です。


高松でのお酒のシメはやはり讃岐うどん!

2008/3/4

実家のある街も
シャッター通り商店街

先日、所要で実家に帰りました。九州の地方都市・大村なのですが、そこのアーケード街に行ってみて、ビックリ。日曜日だというのに、開いている店が1割程度なのです。そう、全国的に広がっているシャッター通りです。
賑やかだったときを知っているだけに、その落差がすごすぎて、夢の中の景色を見ているようでした。交通網が発達して、より大きな都市にお客様が吸い取られていくストロー現象。郊外型大規模店の存在。よく言われている構造どおりのことが起きていました。
こういう街がいろんなところにあるというのは、日本中、同じ進化をしてきたから? それとも、街づくりを行政任せにしてきたから?
みなさんが美容を営まれている街は、元気ですか? その魅力を上げるため、何か取り組みをされていますか?


シャッター通り商店街の写真を撮ったのですが、誤って消去してしまいました。代わりに、同じ日に撮った満開の梅を…。

2008/2/19

久しぶりの毛束実験

先週、とあるメーカーの研究室にお邪魔して、毛束実験を行いました。あることを行ったときにヘアカラーの染まり具合や色素の浸透がどう変化するのか、ということを調べるためです。メーカーによる実験を見学させてもらうというカタチなので、ここで詳細なことを言えないのですが、カラーの毛束実験は久しぶりでした。
十数年前に、ティントの色味だとか、リフト力だとかを調べるためにやって以来だと思います。
実験を行うと、いろんな発見がありますよね。色味によって発色スピードが違うとか、色味によっては発色したように見えて、水洗すると流れてしまうとか…。人毛の白髪、ヤク毛、羊の毛など、塗る毛束によっても発色の仕方が変わってきます。キューティクルの状態、マトリックス空間の量などによって色味が違って見えるようです。奥深いですねぇ。
実験結果については、番組の中でご紹介できるといいのですが、しばらくお待ちくださいませ。


上段、下段とも同じカラー剤を違う条件で塗ったもの。違いがわかります?

2008/2/7

「長崎県美術館」は
よかとこです。

2月4日、ディーラーさんのお招きで、長崎に行ってきました。経営者や店長さん、100人ほどが集まるセミナーに参加するためです。長崎県は私が生まれ、そして実家のあるところなのですが、親不孝者であまり帰っておらず、久々の長崎でした。セミナーが開かれた場所は「長崎県美術館」。いつの間にこげん立派な建物ができたと?というぐらいおしゃれな美術館。長崎港が目の前で、美術館の中を運河が通っている。その運河の海水がまた透明できれい。お近くにお越しの際は、お立ち寄りあれ。
セミナーのほうは、銀座の美容室EGOのオーナー美容師・吉田さんと私の二人が参加。吉田さんがサロンで実践している教育の話は面白く、BjHabでも紹介したいなと思いました。セミナー後、最終便の飛行機で帰らなければならず、あたふたと会場をあとに。本当は集まった皆さんといろんな情報交換をしたかったです。これを見てくださっていたら、当日の感想などをメールいただけると幸いです。帰り際に「BjHab見てます!」と声をかけてくれた田中さん、番組のご感想などぜひ聞かせてください。

長崎県美術館正面玄関

敷地の中を運河が走る

2008/2/5

個別の悩みに応える
ヘアケアを目指さなければ…

1月はいろんなメーカーさんとお話をする機会がありました。今年はヘアケア元年か、というくらい、各社さんともヘアケアに力を入れ、ヘアケア関連製品の発売を予定しているようです。
美容室の売上を伸ばしていくには、ヘアケアへの取り組みが大切になってくるのは間違いないところ。ただ、ヘアケアに取り組めば簡単に売上が上がるものでもないと思います。所得格差、地域格差が進み、パブリック製品が付加価値の高い製品を発売している状況の中で、お客様は料金と結果に対してシビアになっているのではないでしょうか。だから簡単に売上にはつながらない。
結局のところ、どれだけ目の前のお客様と向かい合い、髪の悩みをつかみ出し、その悩みを解決する手段と情報を提供できたかが、美容室ならではのヘアケアであり、その積み重ねの先に売上がある、と考えるべきなのではないかと思ったりします。ヘアケアに関する悩みを解消していくには、メーカーさんがサポートする製品が不可欠。ただ優秀な製品があれば勝手に売上が上がるのではないと思うのです。個別の悩みに応える手段と情報を自分のものとしてお客様に提供すること、そこを省略してしまうとお客様の信頼は得られず、結果としてプロフェッショナルケアは定着しないかもしれません。BjHabも、個別の悩みに応えていくための手段と情報を、もっと提供していきたいです。

2008/1/22

アルミチューブのリサイクル
悩んでおります

最近、美容師さんと話をしていても、環境問題が話題になることが多い。地球温暖化問題がそれだけ身近になっているのかもしれませんし、何らかの形で環境問題に取り組んでいるということがビジネス面でもお客様へのアピールになってきているのかもしれません。
ただ現実的に取り組みたいと思っても、どうすればよいのかがわからないのが容器のリサイクルなんだと、ある経営者がおっしゃっていました。
調べてみたところ、美容室で廃棄される本数が一番多いのはカラー剤で使用されているアルミチューブなのだそうです。アルミ単体で見た場合、リサイクルが可能な素材で、アルミ缶などはリサイクル率が82%を超えています(平成13年度)。なので、キャップのプラスチックを除いたアルミチューブ単体だけであれば十分にリサイクルが可能なようなのですが、問題はチューブの中に残った残液。それを完璧に取り除くなんて至難のワザ。そのあたりも含め、アルミだけをどう分別回収するかの技術が進んでおらず、リサイクルが進んでいないところがあるようです。
ヘアカラーはお客様に提供したい大切なメニュー。だからこそこの問題をクリアしていかなければと思うのですが、どなたか良いアイデアをお持ちではないでしょうか?

2008/1/8

美容室のプロモーションに
今、何が求められているのか?

あっという間に年末年始も過ぎました。なので、新年のご挨拶は割愛させていただき、早速本題へ。年始のお休みの間、あるお医者さんの本を読んでおりましたところ、この数年間の間に、医師という同じ資格を持っていても、人によって手術スキルも提供できるサービス内容も異なることが社会に急速に浸透していった、という内容のことが書いてありました。
なるほどなぁと。テレビ番組とかでも、お医者さんが随分と出るようになって、そこでの話を聞いていても、人によって考え方やアプローチの仕方など、同じ専門分野でもかなり違うんだなと思っておりました。そして、そのことを社会が認識しつつあるのかもしれないですよね。
当然美容に置き換えて考えてみました。美容室であれば、どこででも同じクオリティのサービスが受けられると消費者は思っているのか? そんなデータを取ってみたわけではないのですが、おそらくそうは思っていないのではないでしょうか? ただ、美容室によって何がどう違うのかという情報が乏しくて困っているのでは…、という思いが頭をよぎりました。その仮説が正しければ、メニュー料金やキャンペーンなどの情報だけでなく、美容の仕事に関わる本質的な何かをお客様に伝えていくことが大切になってきていて、それこそ美容室のプロモーションとして今必要なのではないでしょうか。どういうスタンスで、どんなサービスを提供し、そのことを結果として出すためにどういう工夫をしているのかとか。このテーマについても、今年は情報交換をしながら、深めていきたいと考えています。

2007/12/27

今年のいろんな出会いに
感謝!感謝!!

いよいよ師走。まずは、全国からアクセスしていただき、お忙しい仕事の合間に番組をご視聴いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。
でも、今年ほど、浮かれた気分になれない年末はありません。美容業の足元を見ると、お客様の来店サイクルが伸びたり、なかなか客単価が上らなかったり、その一方でパブリックやドクターコスメ系とのヘアケア分野における競争が激しくなったりと、厳しい状況が続いております。マクロ的な視点では、やはり地球温暖化を抑制するためにCO2をどう削減するのかが気になるところで、美容に関連したところではゴミをいかに減らしていくかということも、課題として残っていると思います。
そんな晴れない気分がある一方で、このBjHabを通して美容師さんとの新しい出会いが数々生まれたことは、今年最大の喜びです。実際にお会いして、いろんな情報交換をしてくださった皆様、ありがとうございました。サロンの現状、薬剤の使いこなし、お客様からのクレーム、スタッフ教育の問題など、いろんなお話を聞かせていただき、またお話をさせていただきました。来年も、そんな機会を多く持ちたいと思いますので、今年出会えなかった皆様もぜひお声かけください。リアルなコミュニケーションの積み重ねが、現状の課題を解決していく上で、一番大切なことではないかと最近感じております。
08年は、1月8日より更新していきます。
良いお年を!!

2007/12/18

美容室で「初診料」を頂くことは
不可能なのでしょうか?

前回、あるタイプのヘアカラー製品を使って自分で染められたお客様に、酸化染毛剤タイプでカラーをすると、緑になるという話を書いたところ、数か所からお電話やメールをいただきました。こういう方法で前のカラーを落とせるという話もあったのですが、いくつかの点で、確認・検証してみなければならず、まだここでご報告できない段階です。今の段階で大切なことは、ホームカラーで染められているお客様がいらっしゃった場合、どういうタイプのカラー剤なのか、しっかり確認を取り、硝酸銀・硫酸銀配合タイプを使用している可能性がある場合、イメージ通りの発色にならないことをきっちりと伝えることだと思います。
先日、とあるセミナーで、BjHabの番組にも出演していただいているオブヘアの古里さんと「プロフェッショナル・ヘアケア」について、お話させていただく機会がありました。
その中で、上記のカラーのトラブル例も含め、お客様が普段どんなケア・カラー・スタイリングをされているのか、あるいは新規のお客様の場合、他店でどんな施術を受けたのかを十分に理解しないと、施術におけるトラブルが起きやすい環境になっているのではないかと、話をさせていただきました。病院でも、市販薬の使用の有無、他の病院への通院歴などを確認しますよね? 美容室でも髪の履歴が施術方法に影響を与えるわけですから、履歴確認を徹底させるために「初診料」というものを初めてのお客様からは頂いたほうがいいのでは?という提案を、そのセミナーではさせていただきました。このテーマについて、皆さんはどのようなご意見をお持ちでしょうか?

2007/12/4

硝酸銀、硫酸銀配合カラー剤で
白髪染めをされているお客様、要注意!

自分で白髪染めをしてきたお客様にヘアカラーをしたら、緑になってしまった。そういうトラブルに遭遇した美容師さんが増えてきているようです。先日も、とあるセミナーでお聞きしたところ、約3割の方が経験されていました。
以前、このコーナーで書きましたが、そういったお客様が使用されているカラー剤は、酸化染毛剤タイプでも酸性カラータイプでもありません。スタイリング剤のように髪につけ、光に反応して少しずつ染まっていくというタイプのカラー剤です。配合成分の特徴としては、硝酸銀、もしくは硫酸銀が配合されています。お客様がこのタイプのカラー剤を使用していると、サロンのカラー施術においてとんでもない色が出てきてしまったり、パーマ施術でも想定外の色が出てくるようです。ですから、ホームカラーをされているお客様のコンサルテーションは要注意です。お客様の中には、製品の特徴を知らずに使用されている方も多いと思います。「硝酸銀、硫酸銀が入っているタイプですか?」と聞いてもわからず「市販の白髪染めです」と答えるかもしれません。それを鵜呑みにして施術を行うと、トラブルになる可能性があります。
まずはそのタイプにはどういう製品があるのか、調べることが大切です(かなり多くの製品があります)。インターネットを使って「ヘアカラー 硝酸銀 硫酸銀」で検索をかけ、製品名を調べたり、製品の写真画像があればプリントアウトして「この中にお使いのものはありますか?」とお客様に確認することが大切です。その上で、思ったような色味にならないことをはっきり伝えることが重要です。この件につきましては、トラブルが増えているようなのでまた書きます。そういった髪への対応法は、ただ今調査中です。

2007/11/20

ヘアカラーはどこに向かって
進んでいくのか?

先日、とあるヘアカラー・アカデミー(東京)の打ち上げに参加させてもらいました。毎月1回、10ヶ月に及んだコースの打ち上げということで、充実感にあふれた講習生たちが参加されていました。サロン経営者、スタイリスト、アシスタントと、参加者の経験はまちまちなのですが、いろんな思いでヘアカラーを基礎から勉強したいと思われたみなさん。遠くから通われていた方も多かったのですが、沖縄から通われていた人がいたのにはビックリ! 1回の授業に参加するのに時間的に2泊3日は必要だし、往復の旅費も相当かかりますよね。でも、その本人の話をお聞きしていると、時間や距離じゃないさーという感じで、飄々としていらっしゃるんです。
そこに参加されていた皆さんが、自分の時間とお金で参加されていた。だから特別じゃないさーという感じ。
そんな方々と楽しい時間を過ごさせてもらったのですが、そんな中で、これからのヘアカラーはどう進化していくのだろうかとふと思ってしまいました。ダメージレスの方向に進化するパーマ。よりプロフェッショナルの方向に進化するヘアケア。では、カラーは?

2007/11/13

プロフェッショナルケアの
キーワードは
診断,判断,提案,説明?

最近、3人の美容師に「プロフェッショナル・ヘアケア」をテーマにインタビューを行いました。たびたびこのコーナーに書いていることなのですが、パブリックのヘアケア製品が高付加価値・高機能化してきています。わかりやすく言うと、髪のもとは頭皮だからそこも十分ケアしましょうとか、加齢による髪のうねりを低下していきましょうとか、ヘアカラーの後には専用のヘアケア剤が必要ですとか、そういう機能をうたって製品が発売され、実際にそういった製品が売れていたりします。つまり、パブリック製品がサロン専売製品に近づいてきているわけですね。
そういう状況の中で、美容室が提案する「プロフェッショナル・ヘアケア」はどうあるべきなのかということが、あらためて問われてきていると思うのですが、3人の考えは極めて共通項が多く、なるほど、というものでした。共通項を整理すると次のようになります。その人の素材を「診断」し、ライフスタイルや来店サイクルも踏まえて必要なヘアケア法を「判断」し、そのことを「提案」「説明」する。この考え、みなさんはどう思われますか?
その3人のインタビューをまとめた番組の配信は諸事情で先になってしまいます。申し訳ありませんが、しばらくお待ちくださいませ。

2007/11/6

緊急報告!
植村隆博さん(DADA CuBiC)
出演番組(NHK)について

NHKのBSハイビジョン放送に「アインシュタインの眼」という番組があるのだそうです(我が家はハイビジョン契約をしていないため、実際に見たことがありませーん)。いろんな分野のプロフェッショナルな技を、高速度カメラなどの特殊カメラで撮影して、そこに秘められた技の正体というか、極意というか、そういったものを紹介していくという番組なのだとのこと。
実はその番組が「ヘアデザインはこうして生まれる」と題して、美容師のカット技術に焦点をあて、その技を解明していくのだそうです。で、その番組に出演し、実際の技術を披露しているのが、BjHabの番組にも出演していただいているDADA CuBiCの植村さん。先日、スタジオ収録が行われたときの話をお伺いすると、比較的真面目に、一般の人にもわかりやすくカット技術を紹介している情報番組になっているのではないか、とのこと。
なんだか興味を持たせるようなことを書いておいて、誠に申し訳ないのですが、その放送日が、この文章を更新した本日(11月6日、22:00〜)なのです。ご連絡が遅くなってしまい、ただただお詫びをするばかりなのですが、11月7日の午前と、11月9日の深夜(10日午前)にも再放送があるようなので、興味のある方はぜひぜひチェックしてみてください。さて、ハイビジョンが見られない私は、どこにお邪魔して見せていただくか、ただ今思案中です。

2007/10/23

余ったカラー剤の量を記入する
「エコ・ノート」

大阪・高槻市にあるサロンの若手スタッフTさんと最近定期的に情報交換をさせていただいています。先日お会いした際に、お店で実践している「エコ・ノート」の話を聞かせていただきました。
ヘアカラー施術を行う際に、施術に必要なカラー剤の量を見誤ってしまい、カラー剤が余ってしまった。そういうケースの場合、つくりおきができませんから、必然的に廃棄ということになるわけですが、となると、必要以上に環境に負荷をかけてしまうことになります。そこでTさんが勤務するサロンでは、余ったカラー剤を必ず決められた容器に廃棄し、毎日その重量を測定し、「エコ・ノート」にそれを記入していくという取り組みを始めました。これだけの量が廃棄されているのだということを数字で示すことで、無駄なくカラー剤を使用し、廃棄量を減らす意識を持つということが狙いです。
ワンメイクの場合、カラー剤の適量を判断しやすいのですが、ホイルワークの場合、その判断が難しく、「エコ・ノート」をつけ始めた当初は月に500グラム以上の無駄が生じていたのだそうです。それが今では100グラム以下になったとのこと。排水問題などの大きな課題もあるわけですが、できることから始める、ということが大切だと再認識した次第です。

2007/10/9

気持ちのよ〜いクリームバス、
体験しました!

都内某サロンでクリームバスを体験させてもらいました。アロマ効果十分のクレンジングクリームを使った頭皮マッサージ、それに続くハンドマッサージ。仕事がらみで施術していただいているのも忘れ、これがかなり気持ちいい! 眠り込む寸前まで落ちていきました。バリのヘアサロンでは普通にメニュー化されているサービスということなのですが、実際に日本の美容室で行うとどうなんだろう?ということで、体験してみたわけです。実際に施術してくださったのは、メーカーの人で、バリにあるクリームバスの学校で施術法を身につけてきた方でした。
一番の感想としては、スペースに余裕のないサロンでもこれって出来るかも…。癒しも含めたケアメニューを導入していこうとすると、そのメニューを提供する空間をどうしようかということになり、それなりの投資ができるところでないと難しいということになりやすいと思うのです。でも、クリームバスであれば、鏡面で行える施術がほとんどですから、スペース的に小さいサロンでも導入しやすいメニューだなって感じました。隣でドライヤーを使うと、その音で気持ちよさも半減してしまうのでは?といった問題もあるかもしれませんが、予約の取り方等で工夫すれば、日本の美容室でももっと導入できるのではと思った次第です。

2007/9/25

栃木・埼玉の美容師さんと
情報交換会を開きました

少しずつですが、このサイトをご覧になっている、現場の美容師さんと情報交換会を開く機会が生まれてきました。先日も、栃木・埼玉のサロンさんに呼ばれて、20名ぐらいの前で最近の様々な動向についてお話をさせていただき、その後、情報交換をさせていただきました。やはり現場の方々と直接お話をするのはいいですねぇ。普段は、こうやってデジタルを使った情報発信を行っているわけですが、個々の想いや状況があって世界は成り立っているわけで、直接お会いするといろいろと勉強になりますし、また勇気もわいてきます。
その情報交換会で印象に残ったことを一つ。前にもこのコーナーに書きましたが、先に技術メニューがあるのではなく、診断やコンサルテーションが先にあって、だからこういう技術が必要です、という仕事にもっとしていく必要があるのでは?という話をぶつけてみました。みなさん、そういう仕事にしていきたいという想いを持ってらっしゃいましたが、ある美容師さんはこう言われました。ただ、それをきちんと実現していくには、お客様を待たせない予約の取り方をどうするかが課題になると。そうですよね。予約を取るときに、どうなさいますか?と、診断もせずに、技術メニューを選んでもらっているのが当たり前の現状。プロとして診断をきっちり行っていくには、予約の取り方も見直しのテーマになってくるのかもしれません。

2007/9/11

酸化染毛剤タイプでカラーすると
緑になる髪?!

大田区にある美容室の店長さんから「○○という製品を使って自分でカラーをしたお客様に、サロンでカラーをすると緑になるんですよ」という話を、ひと月ほど前にお聞きしました。その後、数人の美容師さんにお聞きしたところ、何人かはやはり同じ体験があるとのことで、急きょ調べてみました。で、わかったのは、市販で売られている白髪染めのヘアカラー剤の中に、酸化染毛剤タイプでも、マニキュアタイプでもないものがあるんですね。髪に塗って、自然光などの光にあたると少しずつ染まっていって、最終的にブラウンになるというものが…。
不勉強でお恥ずかしい限りなのですが、知りませんでした。そのタイプのカラー剤には、硫酸銀(もしくは硝酸銀)が配合されていて、それが光と反応して染まっていくようです。で、それを使用している髪に通常のカラー剤を使うと、冒頭の店長さんの発言どおり、緑になるとのこと。酸化剤が硫酸銀と反応して、そういう色が出てくるらしいのです。このタイプ、ネットで調べてみただけでもかなりの製品が発売されていて、しかも売れているようです。ホームカラーとサロンカラーを併用されているお客様に対し、どういうタイプのカラー剤を自宅で使用しているのか、しっかりとその履歴を確認しておくことはもともと重要なわけですが、私のようにそういったタイプの製品があるということを知らないと、確認のしようもないということで、取り急ぎこの場を借りてご報告している次第です。みなさん、知ってました?

2007/8/28

またまた、プロフェッショナル
ヘアケアについて

このコーナーで、以前にも書かせてもらったのですが、パブリック・ヘアケア製品の高付加価値化・高価格化が進んでいます。しかも、そういった商品が売れているのだそうです。ダメージ毛に対応したもの、加齢によって細くなっていく髪に対応したもの、あるいはスキャルプケアを意識したものなど、製品のうたい文句は「専門的」になってきています。そういった製品のホームページを見ていても、成分の解説をしていたりして「専門的」なケア情報とともに、製品PRをしている例が随分増えているような気がします。そういった流れの中で、美容室におけるヘアケア製品の店販はどうなっていくんだろうという声を、最近よく聞くようになりました。プロフェッショナル・ヘアケアをどう活性化していくという問題は、これからもいろいろと投げかけて生きたいテーマですし、現場の皆さんの声もぜひお寄せいただきたいと思うのですが、店販が先にあるのではなくて、専門的なケア情報を一人ひとりのお客様に渡していくことから始めなければいけないのでは?と思う、今日この頃です。

2007/8/10

技術の前に大切なことと
「植村隆博の目線と意識」

最近<技術売上>という言葉について、考えさせられます。何らかの技術を施したことに対して対価をいただく。これは当然なことなのですが、この言葉があるがために、<売れる技術>というのがあって、それを習得してお客様に提供していくことが売上につながるんだ、という考え方が普及してしまったのではないか? <売れる技術><流行りの技術>。確かに求められている技術が根本的に変わるときには、その習得なしに売上は上げられません。ただ、お客様ニーズに対し、より魅力を引き出したり、より素材に合った提案や施術を行ったりするのであれば、何の技術を施したのかの前に、なぜその技術を選択したのかが重要であり、そこに本来の価値があると思うのです。医療に例えると、どんな手術をしたのかの前に、診断が重要であり、そこにも価値(あるいは対価)が存在していますよね。DADA CuBiCの植村さんと、このテーマについて最近よく話をします。「カットにおいても、技術における原理・原則の理解と同じくらい、素材を見る力と素材に合った技術の選択が大切だと思う」という彼の言葉をヒントに、7月から配信している番組「カットにおける植村隆博の目線と意識」が制作されました。

2007/7/31

直接的な交流と情報交換を
行いませんか?

先日、とある美容師さんの集まり(セミナー)に招かれました。そこで「パーマやケアの最近のトピックス」について話をさせていただきました。場所は東京だったのですが、関西や北陸から来られている方もいて、50名弱ぐらいの方々とお会いすることが出来ました。丁寧にわかりやすい話が出来たのかという点では、十分ではなかったかもと反省しきりなのですが、私自身にとりましてはすごくいい時間を過ごさせていただきました。いろんな方々とお話をさせていただき、やはりサロン現場で真剣に取り組まれている人と交流し、情報交換を行うというのは、一番大切なことなんだと痛感させられた次第です。インターネットの普及は情報や知識を入手しやすくしたわけですが、だからこそ仕事の深みや信頼性を構築していくには、人と人との直接的な出会いが重要になってきている。今、そんな想いが強くなってきています。限られた時間の中で、参加されていたすべての人と情報交換ができたわけではありません。そういう方々とも、メールを使って情報交換が出来ればいいなと思っております。また、このサイトをご覧になっている方々とも、時間等の許す限り、直接的な交流の場をつくっていきたいし、そういう場があれば積極的に参加していきたいなと思う今日この頃です。

2007/7/17

情報を伝えることから始める
ヘアケア・ビジネス

「日常のケアやスタイリングがなければ、デザインは完結しない」 これは、7月17日から配信しているBjHab対談で、古里オサムさんが語っている言葉です。お客様自身による日常のケアやスタイリングがあってこそ、デザインは完結するのだから、ケアやスタイリングのアドバイスは重要だし、そこで何をどういうふうに使えばいいのかという情報を提供しないということは、プロとしての仕事を放棄している、と指摘しています。
何十億というお金をかけて宣伝し、量販店に並べられているパブリックのヘアケア製品。多くの消費者がそういった商品を購入されているのは事実なのですが、お客様の頭皮や髪の状態、美容施術の履歴、提供したヘアデザインの特性を一番理解しているのは、担当美容師に他なりません。それらのことを踏まえ、一人ひとりに最適なケア情報を伝えることから始めなければ、プロフェッショナル・ヘアケアはビジネスとして確立していかない。そんな熱いメッセージが、古里さんのやさしい語り口の奥から伝わってきます。

2007/7/3

ウィッグゴミの3Rは
どうすれば可能なの?

美容師Mさんの奥様から「エコについて」と題したメールをいただきました。奥様は美容師ではないのですが、時々BjHabをご覧になっているそうです。ありがとうございます。で、そのメールの内容を抜粋してご紹介いたします (このコーナーで紹介する件についてはご了解をいただきました)。
<練習に使うウィッグの処分についてです。……(自宅にも)たくさんゴロゴロしているのですが、聞くところによるとあれはゴミとして廃棄されてしまうとか……近年エコ運動が盛んですが、あれはどうにかリサイクルなど出来ないものですかね……美容業界はどちらかと言うとエコに対する意識が少ないように思いますがどうでしょうか?>
ゴミの3R<REDUCE(削減)、REUSE(再使用)、RECYCLE(再利用)>は、環境問題に取り組んでいく上で大きなテーマです。美容業界でも、パウチ容器の製品が増えていますから、エコへの取り組みが少しずつ始まっていると思います。しかし、ウィッグは簡単に解決できない問題ですね。どなたか、いいアイディアはありませんか? ウィッグではないけれども、お店で取り組んでいるゴミの3Rに関する情報でもかまいません。皆様からのメール、お待ちしております。ちなみに、小さなことですが、私は通勤バッグの中に買い物袋をしのばせ、スーパーでレジ袋をいただかないことを始めました。

2007/6/19

「きれいなブラウン」と
カラーにおける毛髪診断

先日、とあるセミナーで、カラーリストのお二人と話をする機会がありました。セミナー後、サロンカラーが急速に発展してきたこの十数年(厳密に言うと約12年?)を振り返りながら、ああでもないこうでもないという話をしておりました。
その中で記憶に残った話を二つほど。一つは、黒髪を前提にしたヘアカラーは、ブラウン、しかも「きれいなブラウン」をどうつくるかが大切になると、お二人とも力説されていたということ。一口にブラウンといっても、その色の範囲は広いですよね? カラーチャート等に添付されている色相関図を見ても、彩度の低い、つまりは濁っている部分のほとんどがブラウンですから、その中から「きれいなブラウン」を見つけるというのは、言葉で言うほど簡単なことではないと感じてしまいました。
もう一つは、どの製品もある基準となる髪の状態を前提につくられているということ。髪の太さやキューティクルの状態、タンパク質や油分の量。一人のお客様においても、部分によってそれらの状態は変わってくるし、一人ひとりにおいてはもっと違ってくる。ヘアカラーにおける毛髪診断を、もう一度きちんと整理することが重要なのでは?とおっしゃっていました。皆さんのご意見をいただけると、幸いです。

2007/6/5

毛髪科学や製品の進化、
みなさんはどうお感じですか?

栃木の美容師Mさんからメールをいただきました。以前、とあるアカデミーでお話させていただいた方で、近況報告を送ってくださいました。その中で「新しい機械や薬剤がかなりの勢いで出てきて、それによって毛髪科学も何年か前とは変わってきていることを感じています」というお話がありました。
そのことは、私もすごく感じています。毛髪科学自体の研究が進んできた。数年前の化粧品規制緩和により新成分が投入されやすくなった。低ダメージで毛髪の状態にあった対応をしようという機運が高まっている。などなど、背景にはいろんなことがあると思います。大元には、日本の美容師さんの勤勉性と品質へのこだわりがあるのでは?と思ったりもします。
薬剤や知識が進化する一方で、これまでのやり方や知識と異なることもあり、新しい情報に対する混乱や拒絶が起きているのではないでしょうか? しかし、お客様のある種の満足をかなえるために製品は進化しているはずで、そのあたりの視点を持って情報に接することが大切ですし、情報を取り扱う我が身としては、そういう視点を持って、なおかつわかりやすい番組を制作・配信しなければと思う今日この頃です。

2007/5/29

見て、体感してつくった
アーユルヴェーダの教科書

都内で数店舗のサロンを経営しているオーナー美容師Pさんと、お話をする機会がありました。彼は昨年、約2ヶ月間、インドに滞在していたそうです。目的は、アーユルヴェーダの習得。しかも、習い方がスゴイ。学校で教わるのではなく、実際に行われている技と考え方を学びたいということで、アーユルヴェーダの達人をお客として借りきったのだという。もちろん、滞在期間中ずーっと。自分が体感するだけでなく、目で見て学ばなければならないので奥様にもモデルになってもらったらしい。男性には男性が、女性には女性が施術するということで、二人の達人を拘束(?)したことになります。
Pさんの話によると、達人たちは口承伝達、経験伝達で技を習得しているため、マニュアルのたぐいを一切持っていないのだそうです。そのため、昼間に見たこと、体験したことを、夜に図や言葉にまとめて、自分でオリジナルの教科書(=マニュアル)をつくっていったそうです。その教科書を拝見したのですが、基本的な考え方や宇宙観から手の動きにいたるまで、びっちりと書き込まれていて、スゴイのひと言です。Pさんは、日本の美容室が行えるアーユルヴェーダを目指しています。

2007/5/22

プロが提供するヘアケアは
一般品と何が違うのか?

ヘアケアに関する情報があふれているということが、随分前から言われています。BjHabをご覧の皆様は、ネットでも情報を探している方ですから、ネット上でもヘアケアに関する多くの情報が発信されていることにお気づきのことと思います。そういった情報の中には、地肌ケアの重要性やヘアケア製品に配合されている成分の特性を紹介した情報などもあり、かなり専門的な情報を消費者が知りえる環境になっています。
先日お会いした、青山・自由が丘等でサロンを経営しているオーナー美容師Fさんは「実際にケアに関する専門的な情報を持っているお客様が増えていると思う。一方でプロのほうが追いついていないのでは」と言われていました。
一般品を作っているメーカーは、髪や頭皮の状態、なりたい質感に合ったヘアケア製品の提供に、もっともっと力を入れてくるものと思われます。そうなったときにプロが提供するヘアケア、あるいはヘアケア製品はどうあるべきなのか? この大きな課題が目の前に迫っていると感じる今日この頃です。

2007/5/8

本当に気に入ったお店は
他人に紹介しない?

このゴールデンウィーク中に、スキューバ・ダイビングを楽しんできました。数年来通っているダイビング・ショップがありまして、今回もそこでお世話に。少人数制で、手作りのランチが出るということで、人気が高まっているショップです。少人数制にこだわるのは、心のこもったサービスが出来なくなるから、とのこと。
このお店を利用している常連客の方々とお酒を飲みに行ったときの話。一人が「このショップのことは、他人にあまり言いたくないし、ネットでも紹介したくないよね」と言ったところ、ほかの皆さんも大きくうなずいておりました。なぜか? 今以上に人気が出てしまうと、さらに予約が取りにくくなるからなのだそうです。な〜るほど。
情報があふれている今、消費者は自分に合ったところ(あるいはモノ)をどう見つけるのかと同時に、見つけたお気に入りをどう守っていくのかも大事にしているようです。消費者にとって、美容室も、そういう情報になってきているのでしょうか? ご意見をいただけると幸いです。
私が通っているショップの名前ですか? もちろん教えられません。

2007/4/24

竹の子シーズンに
我、思う

先日、竹の子掘りに出かけました。田舎に住む小学生だったときに、近所の竹林で掘って以来、数十年ぶりです。掘り方を体が思い出すまでに少し時間を要しましたが、1本、2本と掘り返しているうちに、こうだった、ああだったと昔の記憶が思い出され、快調にゲット。
たくさんの戦利品を家に持ち帰ったわけですが、そこで問題が発生! 竹の子は灰汁(あく)抜きをしなければ食べられないわけですが、その方法が思い出せないのです。ヤバイ。早速実家に電話をし、ご指導を受けることに。米のとぎ汁で…、全部をむかずに…、頭も残して…、30分間ほど…、ふむふむ。というわけで、かなりの時間を要して無事にありつけました。
この話をオーナー美容師・Y田部氏にしたところ、「俺も灰汁抜きの仕方、忘れてたわ」とのこと。昔の人たちが当たり前のように出来ていたことを、けっこう出来なくなっているということを、あらためて認識した次第です。
世の中は豊かで便利な方向に進んでいるわけですが、齢40をとうに過ぎて、得体の知れぬ危機感がじわ〜っと広がってきております。
竹の子シーズンに
我、思う

竹の子三品

2007/4/10

基礎に自己投資する
バリバリの技術者達

先日、都内某所にあるアカデミーに撮影でお邪魔しました。撮影の合間(昼休み)に、月1回の授業で、10カ月のカットのベーシック・コースに参加されている美容師さん達とお話をさせていただきました。
聞くと、皆様遠くから通われているとのこと。新潟、栃木、石川、大阪…。お話は出来ませんでしたが、最も遠い人となると、沖縄、さらには韓国から月に1回通われている人もいるのだそうです。ベーシック・コースといっても、受講されている人は現場で技術者としてバリバリ仕事をされている方が多いそうで、日曜日の営業後に深夜バスに乗って上京し、授業が終わったらまたまた深夜バスに乗ってとんぼ返りし、そのまま営業に出ている人もいらっしゃいました。
通常の仕事をきっちりと行ったうえで、自分の時間とお金を使って自己投資をする。言葉で言うのは簡単だけど、それを実行するのはやっぱりすごい! お話をしていても皆様からエネルギーを感じました。お名前は聞きそびれたのですが、栃木からいらっしゃっていた方がBjHab Video Magazineをご覧になっていました。嬉しかったです!! 番組に対するご意見・ご感想など、メールでいただけるとさらに嬉しいです。

2007/4/3

加齢によるクセ出現について
メールをいただきました

このコーナーで「加齢によるクセが出現、原因は何?」と個人的な悩みを書き込んだところ、『あこがれのホイチョイ人生』様より早速メールをいただきました。
その概要を紹介いたしますと、彼(?)も同じ症状が起きているらしく、行きつけの理容師さんから次のような説明を受けたのだそうです。
「加齢で髪の毛に勢いがなくなり細くやわらかくなってくる。すると髪の毛が生えてくるところの毛穴の歪みに負けて、押しつぶされた状態で生えてくる。結果、扁平となり縮毛の状態を呈する」
なるほど。加齢により細くなるだけではなく、その結果クセ毛が生じる場合もあるのですね。確かに説得力があります。年をとると髪が細くなるとか、白髪が増えるという現象は確かに起きているわけですが、その原因となると、まだまだ未知の部分があるのだと思います。食生活やストレス、遺伝子等もきっと関わっているのでしょう。
アドバイスをいただいてから、自宅でのシャンプー・マッサージをより入念に行うようにしています。加齢の影響に対する精一杯の抵抗なのですが、ほかにどんな抵抗の仕方があるのか、ご存知の方いらっしゃいますか?

2007/3/27

加齢によるクセが出現
原因は何?

個人的な話ですが、ここ数年来、ずっとベリーショートでした。それに強烈なこだわりがあったわけではないのですが、タオルドライだけでも手早くスタイリングができるという魅力が捨てがたかったのです。
でも、さすがに飽きてきて、ちょっと伸ばしてみようかと計画。現在進行中なのですが、そこに予期せぬ出来事が! 30代のときにはなかったクセが、ネープに出現しているではないか! ずっと刈り上げていたから気づかなかった加齢による変化。髪の毛が細くなるという変化に対しては、頭皮をマッサージしながらシャンプーするといった予防を行ったり、いつかはそうなるという覚悟を決めていたのですが、さらさらストレートだった私にとってクセ毛はまったくのノーマークでした。
定期的に情報交換をさせていただいている美容師F澤女史に「どうしてこうなったのかな?」と相談したところ、「性格のクセが出てきたんじゃないの」と一言でバッサリ。どなたか、原因と対応の仕方がわかる人、いらっしゃいます?

2007/3/13

一緒にレベルスケールの議論をした
彼がブログを始めました

10年ほど前、とある雑誌企画の中で、黒髪におけるアンダートーンのレベルスケール(明度のものさし)をつくることになりました。ヘアカラーの黎明期でしたから、参考になるレベルスケールの基準がなく、ないならつくろう!となったわけです。
3人の美容師さんに集まっていただき、それぞれがリフトアップしてきた大量の毛束を比較検討。ああでもない、こうでもないと議論をして、15レベルのスケールを完成させました。そのスケールは、今評価してみても珠玉の出来で、髪色をコントロールする上で意味のあるものになっています。その時ご協力いただいた3人の内の1人が、皆さんご存知の西海洋史さんです。始まって間もない当サイトのBjHab対談にも快く出演していただき、プロフェッショナルカラーの課題をお話してくださいました。その西海さんがこのたび新会社を設立。どんな活動を行っていくのかは、今後少しずつ公表されていくようなのですが、新しい風を吹かせてくれるものと信じています。
西海さんのブログが立ち上がっています。

http://nishigai.weblogs.jp/nishigai_hiroshi/

2007/2/27

ご意見やアドバイス
お待ちしています!

BjHab Video Magazineをご覧の皆様、はじめまして! そして、いつも(たまに?)ご視聴いただき、ありがとうございます。美容のプロに向けて、役立つ情報を動画で配信していくサイトを立ち上げて、もうすぐ1年。おかげさまで数多くの、しかもバリエーションに富んだ番組を制作・配信することが出来ました。現場の仕事にお忙しい皆様ですから、2週間に1回、あるいは1ヶ月に1回、お手すきの時にご覧いただけると幸いです。
この「CP’s room」では、日常的な美容師さんとの交流や撮影現場の中で感じたこと、起こった出来事などをつれづれに書き込んでいきたいと思います。
番組を制作していて感じることは、パーマ剤やカラー剤、ヘアケア剤といったプロユース製品がますます高度化しているということです。そういう意味では、悩みながら番組制作をしているというところもありますので、皆さんからのご意見やアドバイスをいただけると、かなり嬉しいです。よろしくお願いいたします。

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